ホワイトタトゥーと通常のタトゥーは何が違うの?
ホワイトタトゥーはその名の通りに、白のインクを使ってタトゥーを入れたものです。通常のタトゥーであれば、黒や赤などのインクを使ってタトゥーを入れますが、ホワイトタトゥーは白のインクのみでタトゥーを入れます。海外のハリウッドスターやモデルが入れ始めたことによって、近年日本でも注目されています。そのホワイトタトゥーは通常のタトゥーよりもファッション性が高く、イメージも良いことからメンズ・レディース問わずに人気が高まってきているんです。
ホワイトタトゥーのインクの成分は?
ホワイトタトゥーのインクの成分には、主に炭酸鉛やルチル、二酸化チタンが含まれています。通常のタトゥーのインクの成分と同じで、顔料とグリセリンなどの溶液で構成されています。溶液はタトゥーのインクを均等に広げる役割と、顔料の感染予防をする効果があるんです。その効果によって、彫師も安全にタトゥーでインクを使うことができるんです。
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【ホワイトタトゥーを入れるメリット】個性を楽しめる
続いてホワイトタトゥーを入れることによっての、メリットについて紹介していきます。そんなホワイトタトゥーを入れるメリットの一つ目は、ファッションスタイルに個性を楽しめることができます。通常のタトゥーであれば、入れている人も多いですが、最近注目されたばかりなので、ホワイトタトゥーを入れている人が少ないことから、個性的におしゃれを演出することができるんです。
【ホワイトタトゥーを入れるメリット】目立たない
ホワイトタトゥーを入れる二つ目のメリットとして、通常のタトゥーよりも目立たないことが挙げられます。通常のタトゥーよりも、色が薄く目立ちにくいメリットがあります。ホワイトタトゥーは半透明で、体のどこにタトゥーを入れてあるのかわかりにくいので、タトゥーを入れて後悔しそうな方や、もともと隠したいと思っている方にもホワイトタトゥーはメリットになります。
【ホワイトタトゥーを入れるメリット】普通のタトゥーより影響がない
ホワイトタトゥーのメリットとして上記でもお伝えしたように、目立ちにくいので、通常のタトゥーよりも影響がないといえます。通常のタトゥーであれば、公共施設や就職の関係で、影響が大きいですが、自分から言わない限りは、目立たないのでタトゥーが入っていることをわからないことがあるんです。しかしそのホワイトタトゥーの入れ具合によっては、普通のタトゥーと同じように影響がでることもあります。
【ホワイトタトゥーを入れるメリット】体温が上がると浮き出てくる
ホワイトタトゥーは普段は見えにくいですが、お酒を飲んだり運動した時などに、体温が上がると浮き出てくるのも、ホワイトタトゥーのメリットです。通常のタトゥーであれば日常から目立ちますが、ホワイトタトゥーはもともと半透明なので、体温が上がった時などに、タトゥーを入れた形がはっきりと見えてきて、おしゃれに見られることが多いのです。
【ホワイトタトゥーを入れるメリット】クラブなど行くと魅力的に見える
ホワイトタトゥーは、紫外線でより見えやすくなる特性があり、ブラックライトなどで照らされているクラブなどにいくと、魅力的に見えるメリットがあります。タトゥーの彫りかたによっても様々な表情を演出することができ、通常のタトゥーでは味わえない幻想的な輝きを放つことができるんです。その為、自分にはどのデザインが合うのかを、あらかじめ決めておかなければいけませんが、入れたい箇所やサイズによって、クラブなどで誘惑的なスタイルを作り出すことができるんです。
【ホワイトタトゥーを入れるメリット】通常のタトゥーよりイメージが良い
ホワイトタトゥーを入れる最後のメリットとして、通常のタトゥーよりイメージが良いということも挙げられます。通常のタトゥーであれば、いかつい印象をもたれてしまいますが、ホワイトタトゥーは半透明であることから肌によく馴染みイメージ的にも悪く見られないことが多いんです。そんなこともあって、最近ホワイトタトゥーが注目され、入れる人が増えてきています。
【ホワイトタトゥーを入れるデメリットと注意点】時間がたつと綺麗に残らない
ホワイトタトゥーを入れるメリットもあるのですが、デメリットも多くあります。またホワイトタトゥーを入れる際にも、知ってかなければいけない注意点もあるので、入れることを考えるのであれば十分に理解しておく必要があります。そのホワイトタトゥーを入れる際のデメリットと注意点の一つ目は、入れ始めはとても綺麗なのですが、時間がたつにつれ、綺麗に残らないことがあります。通常のタトゥーよりも比較的に長続きせず、薄くなったり変色することもあるので注意が必要です。
【ホワイトタトゥーを入れるデメリットと注意点】肌が白いと目だたない
ファッション性が高いホワイトタトゥーですが、白いインクが使われるということもあって、肌が白いと入れているのか入れていないのわからないデメリットもあります。もともと目立たせたくない方は良いのですが、ホワイトタトゥーでおしゃれに見せたい白い肌の方は、その事を十分に理解しておく必要があります。
【ホワイトタトゥーを入れるデメリットと注意点】皮膚病のように見えてしまうこともある
ホワイトタトゥーは半透明の性質があるので、どの色でも吸収してしまい、変色する恐れがあります。変色してしまうと、あざのようになったり、皮膚病のように見えてしまうデメリットがあるんです。せっかくおしゃれでホワイトタトゥーを入れたのに、皮膚病のように見えてしまったら台無しになってしまうので注意が必要です。注意点として白インクは半透明の性質の為、緑や黄色にもなったりのシミになり取れなくなることもあるので、できるだけ日光に当たらない体の部分に入れたほうがいいのです。
【ホワイトタトゥーを入れるデメリットと注意点】彫師を慎重に選ばなければいけない
ホワイトタトゥーを入れる彫師を、慎重に選ばなければ、綺麗に残らないデメリットもあります。その為、ホワイトタトゥーをおすすめしない彫師も多いのです。それだけホワイトタトゥーには、技術と経験を必要とし、専門性が浅い彫師がやってしまうと非常に危険なのです。ホワイトタトゥーの入れ方には、型を使って入れる方法と、フリーハンドで行う方法がありますが、どちらも経験がないと白インクの明暗を損なってしまう恐れがあるんです。そうならないためにも、彫師を慎重に選ばなければいけない注意点もあります。
【ホワイトタトゥーを入れるデメリットと注意点】公共施設に入れないことが多い
ホワイトタトゥーを入れてしまうことで、温泉やプール、サウナなどの公共施設に入れないことも考えられます。たとえ通常のタトゥーとは違うといっても、そのような公共施設に入れないデメリットがあるんです。その理由として、不衛生だったり、周囲に不快感を与えてしまうことがあるからです。このようにホワイトタトゥーでも、周りからしてみればタトゥーと何も変わらない事から、公共施設に入れないが多いのです。
【ホワイトタトゥーを入れるデメリットと注意点】ジムの入会を断られる
ホワイトタトゥーを入れるデメリットとして、スポーツジムやクラブの入会を断られる恐れもあります。スポーツジムなどでたとえホワイトタトゥーを入っていることを隠して入会したとしても、露出が多いスポーツジムやクラブでは、隠し通すことは難しいです。それでもし発覚した場合は、すぐに退会させられることも多いのです。ホワイトタトゥーだけでなく、ファッションタトゥーがある場合は入会を拒否されてしまいます。
【ホワイトタトゥーを入れるデメリットと注意点】就職や出世ができなくなる
ホワイトタトゥーを入れるデメリットとして、就職や出世ができなくなる恐れもあります。ホワイトタトゥーは目立ちにくい特徴がありますが、通常のタトゥーと変わりはないので、もし会社にばれてしまうと、何らかの処分をうける場合があります。また入社時にはばれていなくても、数年たった後にばれてしまったら出世の道が断たれることもあるんです。それだけ会社としたら、ホワイトタトゥーであっても印象が悪いので、入れる際にはよく考える必要があります。
【ホワイトタトゥーを入れるデメリットと注意点】親族に結婚を反対されることも
ホワイトタトゥーを入れてしまった事で、親族や親に結婚を反対させることも考えられます。ファッションとしてはホワイトタトゥーはおしゃれですが、タトゥーを入れるということはそれだけ相手に悪い印象を与えてしまうのです。結婚をするということが、性格性を見られるので、たとえおしゃれで入れていたとしても信用することができない事から、結婚を反対されてしまうこともあるんです。親や親族に言わなければばれることはほとんどないのですが、もしばれてしまうと今後から性格的に信用されなくなってしまいます。
【ホワイトタトゥーを入れるデメリットと注意点】保険に入れないこともある
保険加入には制限があって、ホワイトタトゥーを入れてしまうと保険に入れないこともあるんです。その一番の理由として考えられるのは、B型やC型肝炎に感染している疑いがあるからです。たとえB型やC型肝炎にかかっていなくても、保険会社はホワイトタトゥーが入っているだけで、保険の加入を断ることがあります。もし隠して加入したとしても、病気などをした時にばれてしまうと、保険金が下りないので注意が必要です。保険会社は社会的なイメージではなく、疾病のリスクが高いことから保険の加入を断ることがあるんです。
【ホワイトタトゥーを入れるデメリットと注意点】病院でMRI検査が受けられない
ホワイトタトゥーのインクの顔料にもよりますが、磁性体を多く含むものであれば、病院でMRI検査が受けられないデメリットもあります。磁性体を含んでいることで、その部分に過電流が発生してしまい、火傷を負うことがあります。MRI検査は、様々な病気を発見する最新医療でもあるので、その検査を受けられないということは、自分にとってかなりのデメリットになってしまいます。
【ホワイトタトゥーを入れるデメリットと注意点】肝炎のリスクが高まる
先ほどもお伝えしましたが、タトゥーを入れるということがB型やC型肝炎に感染する恐れがあるんです。それがたとえホワイトタトゥーであったとしても同じことで、必ず肝炎に感染しないとは言えないのです。タトゥーを入れるその場所にもよりますが、完璧に殺菌できていない所でホワイトタトゥーを入れてしまうと、B型やC型肝炎に感染する危険性があります。
【ホワイトタトゥーを入れるデメリットと注意点】除去する時に高額になってしまう
ホワイトタトゥーを入れた後に、除去したいと思って除去する時には高額になってしまいます。ホワイトタトゥーを入れる金額よりも、高額になってしまうんです。タトゥーを除去する方法はレザーと皮膚を切除する方法がありますが、レザーは黒で彫られたタトゥーのみですので、ホワイトタトゥーにはできないのです。またその切除費用も高額で、およそ5cm四方除去するだけで、10万円~20万円もかかってしまうんです。
【ホワイトタトゥーを入れるデメリットと注意点】跡が残ることも
ホワイトタトゥーを除去する時に高額になるだけでなく、その部分に跡が残ることもあります。ホワイトタトゥーをきれいに消すには、入れた部分の皮膚を完全に除去する方法しかないので、彫が深ければ深いほどそれだけ傷跡が残ってしまうリスクが伴います。
ホワイトタトゥーのデザイン集
続いておしゃれに彫られたホワイトタトゥーの、デザイン集を紹介していきます。どれもファッション性が高いデザインですので、是非参考にしてみて下さい。
文字のタトゥーデザイン
一つ目のホワイトタトゥーのデザインは、この文字(レタリング)です。シンプルなデザインですが、とても人気の高いホワイトタトゥーです。あまり塗りをすることなく、白筋だけで彫られているものが多いデザインです。
フェザーデザイン
フェザーデザインも、最近人気を集めているホワイトタトゥーです。立体感を与えるフェザーが、スタイリッシュに演出してくれます。
フラワーデザイン
ホワイトタトゥーのフラワーデザインは、女性から人気を集めています。女性らしい雰囲気を醸し出しながらも、色気を感じさせてくれるホワイトタトゥーです。バラの他にも、様々なフラワーデザインがあります。
スネークデザイン
黒のインクと白のインクで仕上げたタトゥー。スネーク同士が絡み合い、まるで生きているかのように思わせる、立体的なデザイン。ホワイトタトゥーを最大限に活かした表情が、かっこよく仕上げられたタトゥーです。
白一色でもかっこいい
白と黒のスネークデザインもかっこいいですが、白一色で仕上げたスネークデザインのホワイトタトゥーもおしゃれでかっこいい仕上げりになります。
ネイティブデザイン
腕全体に、ネイティブ風に仕上げたホワイトタトゥー。エレガントな雰囲気を醸し出しながらも、おしゃれに見せてくれるデザインです。
鳥の群れデザイン
このデザインは、鳥の群れをイメージして彫られたホワイトタトゥーです。鳥の群れが個性的な表情を演出し、スタイルにおしゃれなアクセントを与えてくれます。
羽根デザイン
まるで背中に羽根がついているかのように思わせるホワイトタトゥー。和彫りと洋彫りを合わせたデザインが、背中を美しく飾ってくれるタトゥーです。
雪の結晶デザイン
このデザインは、雪の結晶をモチーフにデザインされたホワイトタトゥーです。ワンポイントであれば、おしゃれなアクセントを与えてくれますが、雪の結晶を複数彫ると、幻想的に見せてくれます。
オーシャンデザイン
このデザインは、海の荒波をイメージして仕上げられたホワイトタトゥーです。神秘的な表情を演出し、幻想的なアートを作り出しています。
紙ヒコーキデザイン
このホワイトタトゥーは、紙ヒコーキをモチーフにデザインされています。古き良き時代を思わせるアートが、おしゃれなアクセントを与えてくれるホワイトタトゥーです。
その他にもおしゃれなデザインはまだまだある!
ホワイトタトゥーの実際の経過
ホワイトタトゥーはファッション性が高いタトゥーでもありますが、メリットやデメリットが伴ってきます。そこで実際にホワイトタトゥーを入れた経過を動画で紹介しますので、その経過を見て入れるか入れないか考えてみてもいいと思います。
ホワイトタトゥーって何?そのメリットやデメリット、注意点まで完全網羅!のまとめ
ホワイトタトゥーのメリットやデメリット、注意点はいかがでしたか?ホワイトタトゥーはファッション性が高いことから、最近人気が高まっていますが、今回お伝えしたようにデメリットが数多くあります。そのデメリットを十分に理解したうえで、ホワイトタトゥーを入れるか入れないか考えてみて下さい。