スピーカー台って何?
スピーカー台(スピーカースタンド)とは、その名の通りスピーカーの下に配置する台のことです。これは、スピーカーのツイータの部分の高さを調節するために用いられます。主に小型のスピーカーやブックシェルフサイズ(本棚に収まるくらいのサイズ)のスピーカーを置くために使うのですが、これらを床などに直接おくと高さが低すぎてしまいます。この高さをスピーカー台を使って最適な位置にしてあげることで、音質がぐっと良くなります。
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おすすめのスピーカーはたくさん種類があって何を選んだらいいか分からない…なんて方も多いはず。確かにスピーカーは種類が多いので、何を選んだらいいか分からなくても何ら不思議ではありません。そこで今回はおすすめのスピーカーを25種類ご紹介します!
スピーカー台を配置するときの正しい置き方
スピーカー台を配置するときの正しい置き方は、音楽を聴く人の耳の高さと、スピーカーの高さを合わせることです。これらを合わせることによって、音楽がまっすぐ正面から聞こえ、まるで目の前で演奏しているかのようなライブ感を味わうことができます。一般的には、スピーカーのツイータの部分を耳の高さの4~5㎝下に配置するのが、スピーカーの正しい置き方といわれています。
正しい置き方でスピーカーを配置すると音質自体も改善される!
スピーカーは振動によって音を出し、その音波が人の鼓膜に伝わることで音を伝えています。そのためスピーカーの「振動の仕方」が大事であり、これが妨げられると音がくもって音質が低下してしまいます。そのため例えばスピーカーを床に直接配置していると、振動が床に伝わり床と一緒に振動(共振)してしまいます。理想的にはスピーカーだけが振動しているのが一番なのですが、どこかに置かなければ使うことができません。そこで用いられるのが、スピーカー台です。スピーカー台はスピーカーからくる振動をコントロールするように設計されていて、音がよりクリアに正しく聞こえてくるようになります。
スピーカー台を配置するときの正しい置き方:メーカー純正品を優先
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ブックシェルフサイズなどのスピーカーは、スピーカー台に置くことを前提として設計されています。そのためそれらの製品の多くは、メーカーからオプションとしてスピーカー台が発売されているものも多いです。これはスピーカーと台の共振のバランスを計算して製造されているので、スピーカーの持つ本来の能力を発揮できる組み合わせになります。メーカーによって音楽に対する考え方も異なるので、できればメーカーの純正品でそろえるのがおすすめです。サイズ感やデザインもぴったりになるので、見栄えもとてもよくなります。
スピーカー台を配置するときの正しい置き方:材質で選ぶ
スピーカー台の材質は、大きく分けて木材か金属の2種類です。それぞれに特徴があるのですが、木材の場合は音がやわらかくなり、ぬくもりのあるあたたかい印象になります。音楽を聴いてリラックスしたい方にはこちらがおすすめです。また、木材の中でもパイン材などの軽い木はあまり適さず、ナラ材やタモ材などの硬い木のほうが音がまっすぐよく伸びるといわれています。一方で金属のほうは、より音がクリアでシャープに聞こえます。はっきりとした音楽を楽しみたい方にはこちらが良いでしょう。
スピーカー台を配置するときの正しい置き方:接地面の大きさで選ぶ
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スピーカー台を選ぶときで重要なポイントは、スピーカーのサイズとスピーカー台の接地面の大きさを合わせることです。小さいスピーカーに対して大きすぎるスピーカー台を選んでしまうと、見た目の不格好さもさることながら、反響して音が濁る原因にもなります。逆にスピーカーの大きさに対してスピーカー台が小さすぎると、不安定になり落下の原因にもなります。前述のとおりスピーカーは音を出しているとき常に振動しているので、足場が不安定だとすぐにずり落ちてきてしまいます。そのためスピーカー台を選ぶときは、スピーカーのサイズに合ったちょうどよいものを選ぶことが大切になります。
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スピーカーはおしゃれなものを。インテリアに合わせてモテる部屋に!
スピーカーはおしゃれなものから機能性を重視したものまで幅広く存在します。なので、なにを選んだらいいか分からない…なんて方も多いはず。そこで今回は、インテリアに合わせて使えるような、機能性もさることながら見た目もおしゃれなスピーカーをご紹介します!
スピーカー台のおすすめ商品①:ハヤミ工産 NX-B300
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木製の2つセットのスピーカー台で、高さは45㎝程です。シンプルかつなめらかな曲線のデザインで、机の上においていても場所をとらずに邪魔になりません。価格も手ごろで、木製のものを探している方にはぜひおすすめです。
ハヤミ工産【TIMEZ】NXシリーズ 小型スピーカースタンド [2台1組] NX-B300
価格
¥ 5,136
スピーカー台のおすすめ商品②:キクタニ モニタースピーカースタンド
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こちらもデスクトップ用のもので、金属製です。デザインもシンプルで、PCなどともよくマッチします。インシュレーター16個付きで、安定感も抜群。安価なものでもまるっきり音質の変わるのがスピーカー台なので、特にこだわりがなければためしに買ってみるのもおすすめです。
キクタニ モニタースピーカースタンド DJ用 天板:195mm×155mm 高さ:245mm インシュレーター付 DJ-SPS
価格
¥ 4,539
スピーカー台のおすすめ商品③:ハヤミ工産 SB-109
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小型スピーカーを床から直置きするならこのタイプ。アジャスター付きで、ぴったりの高さに設置することができます。高さは55㎝から1mまで無段階で調整可能なので、ベストポジションに合わせたい方におすすめ。ネジでスピーカーを固定することができるので落下の心配もありません。
ハヤミ工産 【HAMILeX】 SBシリーズ ポール型スピーカースタンド (ハイポジション / 小型スピーカー用) SB-109
価格
¥ 8,393
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皆さんはbluetoothスピーカーを使っていますか?スマホから直接音を出したり、何となく有線のスピーカーを使っているという方もいるのではないでしょうか。今回は初めての一台にもピッタリな、bluetoothスピーカーの高品質で安い商品をご紹介します。
スピーカー台を自作するなら:ぴったりのものがなければ自作しよう!
スピーカー台は材質などもさることながら、本体の高さやサイズ感が何よりも大切です。しかしそれは、スピーカーのサイズや自分の身長、使っている椅子や机の高さなどによって変わってくるので、市販のものだとなかなかぴったりのものが見つからないのも事実です。せっかく音質にこだわりたいのなら、ぴったりのサイズのものがほしいですよね。そんなときは自作するのをおすすめします。重要なのは正しいサイズだけなので、意外と簡単に自作できますよ。
スピーカー台を自作するなら:サイズをきっちり測ろう!
スピーカー台で一番大事なのがサイズですね。置く場所を考えて、そこにぴったりな長さにしましょう。パーツとしては、下台・上台・柱の三つになります。自作するときは、自分が座った時の耳の位置も正確に測りましょう。また、柱の長さに下台・上台の厚みを入れ忘れないことが大切です。上台の大きさは、スピーカーのサイズにぴったり合わせるとおさまりが良く、見た目がきれいになりますよ。また、下台のサイズは上台と同じか少し大きめにすると、バランスが取れるはずです。不安定で転倒しないよう、十分なサイズを設けましょう。
スピーカー台を自作するなら:カットに注意!
柱をカットするときに、大事なのはまっすぐ切ることです。これが曲がっていたり歪んでいたりすると、出来上がりが斜めになってしまうので、スピーカーを置いたときに安定感が損なわれてしまいます。高い位置でスピーカーの重さを支えるので、安定感が何よりも大事。これの平衡が取れていないと、スピーカーの振動ですぐに滑り落ちてしまいます。DIYにあまり自信がない方は、ホームセンターのカットサービスを利用するとよいでしょう。そのためにも部材を購入する前に、しっかりと寸法を測ってから買いに行ってくださいね。
スピーカー台を自作するなら:デザイン性にもこだわろう!
せっかくスピーカー台を自作するなら、見た目のデザイン性にもこだわりたいですね。ポイントはやはりほかのインテリアとマッチするものにしてあげることです。一番間違いないのが、机やテレビボードなどと同じ木材を使うこと。例えばオーク材のデスクの上で使うなら、オーク(ナラ)の木材で作ってあげるのがベストです。また、塗装で色味を合わせてあげるだけでもおしゃれになります。茶色い家具が多いなら茶色に塗装する、といった形です。あるいは真っ黒に塗って、スピーカー本体やPCなどと色を合わせるのもかっこいいですよ。
スピーカー台を使って快適な生活を!正しい配置方法を徹底解説!のまとめ
いかがでしょうか。実はあまり知られていないスピーカー台。スピーカー台のサイズや置き方にこだわって、今よりも上質な音楽ライフを楽しんでみてはいかがでしょうか。ぴったりのものがなかったら、ぜひ自作にも挑戦してみてください。