はじめに
書店で本を購入した時にカバーを付けるのは、日本だと当たり前のサービスになっていますが、海外では見られないもののようです。
カバーをつけることで本が痛まない、周りの人に何を読んでいるのか見られないなどなど目的は様々です。書店でつけてもらったカバーでも十分用はたります。
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でも、書店のロゴの入ったブックカバーはちょっと気になる、気に入らないというときもあります。もうちょっとおしゃれにならないかなと思うときありませんか?
書店でつけてもらったカバーではなくて自分オリジナルのカバーだったら、読書がもっと楽しくなるのではないでしょうか?
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布で作るブックカバーもありますが、ちょっと手間がかかるので、紙で作ってみましょう。
自分で簡単に作れる紙のブックカバーの作り方をご紹介します。
紙のブックカバーの作り方 紙を用意→サイズは?
お気に入りの包装紙や、紙袋、折紙でもいいですし、100円ショップできれいな包装紙も売っています。サイズは下の図を参考に、上下に余白を取りましょう。
サイズだけきっちり間違えなかったら後は本に合わせて折っていくだけなので簡単です。
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文庫本なら A4サイズ(たて210mm✕よこ297mm)以上
新書なら B4サイズ(たて257mm✕よこ364mm)以上
それ以外は たて 本の高さ+60mm ✕ よこ 本の横幅✕2+100mm くらい(厚みで若干変わります。) 実際に本のもともとのカバーを外してその一回り大きいサイズであればOKです。
紙のブックカバーの作り方 本の位置を確認
本の置く位置を確認しましょう。上下のバランス、左から右へ本をくるくる転がしてみて左右の余白のサイズを確認します。
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紙のブックカバーの作り方 紙を折る
上下の余白を折ります。上下の幅を本の幅きっちりにしてもいいですが、折って2重にした方が強度が増しますので余白の分もサイズを取っておきます。
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上と下はどちらから折ってもいいです。
上下の余白は、本のサイズよりもほんの少し(1、2mm)程度大きくしておいた方がいいですね。きっちりだと意外と出来上がった時に本の端っこが見えてしまったり、表紙を挟むときにキツクなったりして不便です。
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紙のブックカバーの作り方 本の表紙を挟む
横の余白を折り込んで、本の裏表紙を挟みます。一度、本の形に添って紙を折っておくと失敗しないです。
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本を読もうと思った時に使うブックカバー(の作り方)は読んでいる本を知られたくない場合や本に汗や傷をつけたくない場合に便利。読書が好きな人ならブックカバーもこだわりがあると思います。そこで今回はブックカバーの作り方を紹介していきます。
紙のブックカバーの作り方 もう一方のはじを入れて完成!
表紙の方を挟み込んで出来上がりです。左右の余白を多めにとっておくと簡単です。横幅のサイズは長めにしておくといいでしょう。 表紙を挟み込めば出来上がりですが焦って表紙を外向きに折ってしまわないように注意しましょう。
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きれいな包装紙などでつくったブックカバーは、その人らしさがあって手作りの温か味がとっても素敵です。
本の内容に合わせてブックカバーを選んでいくのも素敵ですし、シリーズごとに色分けするのもいいですね。紙のブックカバーは手軽に作れるから、本ごとにセットできるのがいいところです。
布の場合は、本ごとに作るのは手間ですから、今読んでいる本に着ける感じになるでしょうか。読む本を替えるたびに付け替えることになるのはちょっと面倒くさいかもしれません。
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紙のブックカバーの作り方 アレンジ①ダウンロード
インターネットにはたくさんの壁紙や画像のデータがあります。カラープリンターがあればお気に入りの壁紙をダウンロードしてブックカバーに仕立てることが出来ます。
ブックカバー的なデザインもあります。色々ダウンロードして試してみて下さい。
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おしゃれなロゴのブックカバー用の画像もありました。ダウンロードしたストライプの画像に自分好みのフォントでロゴを入れていくのも楽しいです。
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無料画像からダウンロードして、大自然の写真やアートな画像を使うのもいいですね。
デジカメで撮った写真を使うのもフルオリジナルでいいかもしれません。
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ダウンロードした壁紙などでブックカバーを作るときに、余白の位置を気を付けましょう。デザインの一番いいポイントが表紙の部分に着た方がいいですよね。適当に紙に当てはめてしまうと、折り返した余白部分に素敵な柄が入ってしまってブックカバーの魅力が半減してしまいます。
紙のブックカバーの作り方 アレンジ②サイトを利用する
ブックカバーをデザインしてくれるサイトもありました。本のタイトルなどを入力してダウンロード、印刷します。慣れないうちは、こんなサイトを利用すると簡単に素敵なカバーが出来上がりますね。
シンプルなブックカバーですが、色分けすると素敵ですね。スタイリッシュなデザインもいいです。沢山の本を整理するのにも向いています。
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FUMIKURA | オリジナルブックカバー プリントアウトサービス
プリンターで「記録する」ブックカバーをプリントアウトするサービスです。
繊細な柄がおしゃれなブックカバーです。 こちらはダウンロードするのではなくて購入して頂くものです。和風テイストは落ち着いた色調だけでなくブルーやチェリーレッドなどのポップな色合いでもかわいい感じでおしゃれです。
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印傳のような紙のブックカバー | plus Orange
ご自分用にはもちろん プレゼントにも最適です印傳のような紙のブックカバーは文庫サイズで540円、単行本に掛けられるフリーサイズでも756円とお手頃。
紙のブックカバーの作り方 アレンジ③マスキングテープを使って
マスキングテープを使って、さらにオリジナリティをプラスできます。マスキングテープはブックカバーの強度を高める効果もあります。
いろんなマスキングテープが揃ってますので、クラフト紙などに気の赴くままペタペタ貼っていくだけ。簡単に洒落たブックカバーに仕上がります。
マスキングテープで切り絵のように様々なアートを作るのも流行っています。ブックカバーのサイズならちょうどいいキャンパスになりますね。
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シールなどと組み合わせて簡単にポップな仕上がりのブックカバーの出来上がりです。
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マスキングテープは、縁の部分や背表紙の角の補強にもおすすめです。普通のテープだと貼るのに失敗して曲がってしまったときなど、剥がすことができずに残念なことになってしまいますが、マスキングテープなら剥がしやすいので少し曲がってもやり直しがききます。
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こちら↓は、マスキングテープではないですが、切り絵で作ったブックカバーです。クラフトパンチ(型抜き)でお花モチーフをいくつも切り抜いて重ねて貼り付けた作品です。手作りの力作、素敵です。
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まとめ
手作りの楽しみは簡単なものからこだわりの一品まで自分の思うままに作り出せること。
簡単に作れるけれど作った人の思いのこもったブックカバーはプレゼントにも喜ばれると思います。話題の一冊に本の内容に合わせて素敵なブックカバーを付けて貰えたら書店でただ買うだけよりも何倍も嬉しくなります。
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お子さんへのプレゼントにもいいですね。子供ですからつい引きずったりしてしまうかもしれないので、ブックカバーを付けてあげれば長持ちしますし、何より愛情たっぷりのブックカバーがついていたら本を読むのが楽しくなるはずです。
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スマートフォンやタブレットが普及して、電子書籍もたくさんのサイトやアプリがあって、紙で印刷された本を読むことが減ってきているそうです。ですが、電子書籍では紙に敵わないのが同時に何ページも開いて読むことができないということです。ページの移動は紙の本の方が手軽にできます。また、紙の持つ風合い温か味、時間の経過を感じられることなど、人間らしさを感じられるのも魅力です。
本を読むのが好きな人も、そうでもない人も、ブックカバーをきっかけにさらに本好きになってくれたら嬉しいですね。
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