食事への誘い方① 女性を誘うなら「食べ物の話題」を
異性を食事に誘いたい。そんな時に、一番カンタンな誘い方が、食べ物の話題をフックに使うこと。日頃から、「どこどこのレストランのパスタがおいしい」とか「わたし中華に目がないの」なんて話で盛り上げておけば、「この前話していた、パスタの美味しいレストラン行かない?」という誘い文句を出しやすくなります。いろんな食べ物の話を振ることで、1回に限らず、2回目、3回目につながりますよ。
食事への誘い方② 女性を誘うなら「頼み事」をイイワケに
もうひとつ、女性を誘いやすいテクニックに、頼み事を聞いてもらった「お礼」に誘う方法があります。「資料をなくしたんだけど、コピーさせてくれない」と頼み、「ありがとう、今度お礼にごちそうさせて」と誘うのです。
いわゆる“借り”を作ることで、相手も誘いに乗りやすくなります。このように相手が気楽にOKできる雰囲気づくりも、誘いやすくするテクニックですよ。
食事への誘い方③ 先輩を誘うなら「休みの前」に
こんどは、男女問わず、先輩を誘う場合を考えてみましょう。そのときに、まず考えておきたいのが、スケジュールです。おすすめは、休みの前夜。もしイマイチな食事だったとしても、翌日からは休みなので、気分をリセットできます。そんなリスクヘッジをしておくのも、先輩と付き合う心構えです。
食事への誘い方④ 先輩を誘うなら「低姿勢」で
そして、態度も重要なポイント。先輩を敬う気持ちは大切にしたいもの。「忙しい中でお時間を頂きありがとうございます」といった謙虚さを出すことが必要です。間違っても、「暇ですよね」なんて上から目線は禁句。誘う・誘わないで躊躇する間柄のうちは、上下関係は守りたいですね。
食事への誘い方⑤ 先輩を誘うなら「ストレート」に
さらに、あまり回りくどく誘うと、相手から訝しがられてしまうかもしれません。ここは、「○○さんと話がしたいです。ごはん行きませんか。」とストレートに誘うことをおすすめします。気取ったセリフなんて考えなくても、あなたの思いをストレートにぶつける、それで十分です。
食事への誘い方⑥ 上司を誘うなら「言葉遣い」に注意
続いて、上司を誘う場合を考えましょう。上司に対しては、仕事の悩みや相談、はたまた人生の先輩として話が聞きたいなどなど、会社の会議室で聞くよりも、ごはんを食べながら伺いたいこともありますよね。そんな時、どうやって食事にお誘いすればいいのか。気を使ってしまいますよね。
これまで紹介した先輩の誘い方ももちろん有効な方法ですが、さらに先輩となる上司を誘う場合に気を付けたいポイントは、ずばりフレーズのチョイスです。
まずは、相手が“忙しい”前提で誘いましょう。「差し支えなければ、このあと一席いかがですか。」この「差し支えなければ」により、上司は「自分の時間のことを考えてくれているんだな」という気持ちが伝わります。
ほかにも、「○○さんがいないと始まりませんので」と絶対来てほしいことを強調したり、「以前からゆっくりお話したかったんです」と相手の話を聞きたいアピールすることで、上司が誘いに乗ってくれる率が高まります。
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食事への誘い方⑦ 上司を誘うなら「イベント」も有効
同じ「上司を誘う」場合でも、異性として誘う場合は、また誘い方が変わります。より積極性をアピールして、その後につなげたいところですが、失敗した場合の気まずさもあります。なんといっても毎日社内で顔を合わせる存在です。そこで、誘い方が重要になってくるのです。
デート目的で誘いたいなら、「イベント」を活用しましょう。相手の趣味に乗っかって、「○○さんの好きなアーティストのライブ、私もついて行っていいですか」とか、「○○さんにゴルフ教えてもらいたいな」と、“あなたについていきます”という姿勢を見せましょう。上司も、頼られていることがうれしいでしょうから、あまりイヤな顔はしないはずです。
また、“教えてもらう”系のイベントを使えば、1回にとどまらず、2回目以降も期待できます。そうやって、関係性を深めていくのもいいですよね。また、ホワイトデーのプレゼントとして誘うなんていうのも、高度なテクニックとして有効ですよ。
食事への誘い方⑧ LINEで誘うなら「邪魔しない」
少し目線を変えて、LINEを使ったお誘いテクニックを見ていきましょう。まずLINEで重要なのが、相手の生活を邪魔しないこと。LINEのやりすぎは、「会わなくてもLINEで十分」と、食事に行く機会を減らすことにもなりかねません。会うためのLINEなら、1日数回程度にとどめて、その分、一つひとつのメッセージに思いやりを持たせることが必要です。
「きょうもお疲れさま」と相手をいたわってあげたり、季節の話題でリラックスさせてあげるのがいいですね。またちょっとした相談を通して、食事に持っていくのも有効ですね。「最近料理を始めたんだけど、作り方教えてくれないかな」なんてところから、食材買い出しに付き合ってもらう、なんて流れは、1回だけでなく2回目以降も発展していくことができますね。
食事への誘い方⑨ LINEで誘うなら「タイミング」がポイント
LINEを使って誘う場合、1回や2回目程度のメッセージ交換で誘わず、5、6回程度の会話のキャッチボールをスムーズに進めてから、軽く誘ってみましょう。あまりせっかちな人は、拒絶されやすくなってしまいますよ。
そんなLINEのキャッチボールに有効なのが、スタンプです。最初からスタンプを連打されていると、嫌われていると思われるかもしれませんが、2回目、3回目とスタンプでうまくやり取りが成立していれば、あまり真剣にメッセージを考えなくても、あなたの気持ちが伝わりやすくなります。キャラクターの表情をうまく利用して、タイミングを見計らってみましょう。
食事への誘い方⑩ 2回目に誘うなら「会話の盛り上がり」を考える
実は、初めて食事にお誘いするよりも難しいのが、2回目のお誘い。初めてのワクワクもなくなり、1回目と2回目の間隔も難しい。こんな時は、会話がどう盛り上がっていたかを考えるのがポイントです。テーマパークの話題で盛り上がったのであれば、そこを2回目に選べばいいし、野球の話題で意気投合できたら、試合のチケットをとれた日を2回目にすればいいのです。
ネットでは「○日くらいは間をあけて、次も新鮮な気持ちで会えるようにしよう」とか「相手の気持ちをつなぎ止めるためにも毎日のLINEは欠かさずに」などの情報があふれています。でも、互いの関係性さえうまく保てていれば、2回目までの期間や間隔に決まりはありません。「あしたも行こう」と盛り上がれば翌日も一緒に過ごせばいいのです。最初の食事のときの会話に、2回目以降のヒントは十分あります。盛り上がった会話を考えて、2回目、3回目…とつながる機会を作ってくださいね。
上手く誘って楽しい食事を
食事の誘い方を、ケース別に見てみましたが、どのケースでも言えるのは、自分の考えを押し付けない、そして、相手のことを思いやる気持ちの大切さです。当たり前に思うかもしれませんが、目的に向かって突っ走ると、なかなか周りが見えにくくなるものです。相手に喜んでもらえるためにも、自分だけでなく相手のことを考えた誘い方を心がけてくださいね。