靴・バッグなどスエードの汚れのブラシ・クリーナー・シャンプを使った簡単な洗い方から知る
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スエードのバッグや靴は汚れに強くてつきにくい、ファッションコーディネートも様々なものに合いやすく使いやすい、お手入れも簡単といったメリットの多い素材です。
そんなバッグや靴に使われるスエードの靴に関してはシューズからローファー、スニーカーまでいろいろなものを持っている人がたくさんいると思います。
しかしいくらスエード靴やバッグが汚れに強いからといって汚れ自体は普通につくことはあります。そんなときにどんなお手入れをすればいいのだろう?と思いませんか?
そこで今回はスエードの靴やバッグのお手入れ方法をブラシ・クリーナー・シャンプーなどを使って紹介したいと思います。
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スエード汚れの洗い方の前に!靴やバッグに使われるスエードとは?
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そもそも靴やバッグに使われるスエードという素材ってどんなものなのか?という疑問を解説します。
スエードはスウェーデン由来の起毛素材
スエードは革素材です。そして革素材には表と裏があるのですが、スエード素材に関しては革の裏側をサンドペーパーなどを使って擦って起毛させたものになっています。
そのためあの独特の光沢感ともこもこした暖かみのある見た目になっているといった感じです。もともとはスウェーデンで行われた加工方法がスウェードとして知られるようになり、世界的に広まって日本ではスエードと呼ばれる素材となりました。
スエード素材に関しては子羊の皮を使われることが多かったですが、現在は子牛の皮が使われることが多いようです。
スエード汚れの洗い方!ブラシのほかにクリーナーやシャンプーはどれを使うべき?
靴やバッグに使われるスエードの汚れの洗い方にはブラシを使ったりクリーナーやシャンプーはどれを使うべきかという話になります。一応簡単な汚れであればそこまでクリーナーやシャンプにこだわる必要はありません。
とりあえず今回は簡単な汚れのブラシを使った洗い方や丸洗いしたい場合のクリーナーやシャンプーといった方法についても見ていきます。
そこでクリーナーやシャンプーはどれを使うべきかという部分も見ましょう。
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スエード汚れの洗い方!基本的に必要なクリーナー「ブラシ」
スエードの掃除に使うもので基本的に必要なアイテムはスエード用の靴ブラシです。靴ブラシも種類がありますが、とりあえず必要なアイテムとして覚えておきましょう。
スエード汚れの洗い方!基本的に必要なクリーナー「キレイな真っ白い消しゴム」
スエードの汚れを落とす場合に有効な物が消しゴムです。スエード用の消しゴムもありますが、普通の消しゴムでも大丈夫です。
ただし注意するべきなのは真っ白い消しゴムを使うことです。普段から消しゴムを使っていて黒ずんでいるものや最初から色がついているものだとスエードに色が移って逆に汚れる可能性があるからです。
スエード汚れの洗い方!丸洗いなら「シャンプーやスポンジ・タオルも」
スエードを簡単に汚れを落とすだけならいらないのがこれらのアイテムです。しかし丸洗いするとなれば話は別であり、シャンプーやスポンジ、タオルといったものが必要となってきます。
スエード汚れの洗い方!まずは簡単な汚れの落とし方を知ろう
まずは簡単な汚れの落とし方から見ていきたいと思います。簡単な汚れと言ったらスエード素材の一部が擦ったような跡があったりするパターンのことです。
1.ブラシをかける
まずはスエード用のブラシを使ってブラッシングします。その際はスエードのホコリをかきだすような意識でやるのがコツとなります。また毛並みがあれているようなら毛を起こすような流れでブラッシングしましょう。
あまり力強くブラッシングするとスエード自体にもよくないので優しくすることが大事です。
2.消しゴムで汚れ部分を擦る
汚れ部分がわかっているなら汚れの部分を消しゴムを使って文字を消すように擦ります。その際はあまり強く擦らないことが大切です。
これで汚れが落ちてくると思いますが、汚れが落ちない場合はやりすぎてもダメなので諦めましょう。擦ったときに白くなるのはそこまで気にしなくて大丈夫です。
再度ブラッシングする
毛並みを整えながら再び毛を起こすようにしつつブラッシングしていきます。消しゴムで擦った部分はよく馴染むように入念に擦ってあげてください。そうすれば馴染んでくれるはずです。
簡単な汚れであればこういったステップだけでも十分に落とすことが可能です。時間もあまりかからず、すぐに終わる作業なのでお試しください。
スエード汚れの洗い方!丸洗いの方法も知ろう
こちらは汚れが強く残っていて簡単には落とせない場合やそもそもキレイに洗ってしまいたいといった願望を持つ人向けの丸洗い方法です。
このやり方にはシャンプーを使用します。
1.毛並みに逆らうようなブラッシング
まずはブラッシングします。ブラッシングの役目はホコリを取り除きたいという意味があるので、毛並みに逆らうようなブラッシングをすることが大切です。
2.濡れたタオルで靴を湿らせる
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ホコリをとったら靴をぬらしていく工程に移ります。その際はバケツに入れた水&シャンプーにドボンするというよりは塗れたタオルなどで湿らせるように濡らしていくほうをおすすめします。
水に直接つけてしまうとシミが出来る可能性があることから濡れたタオルを使っていくことになります。
3.シャンプーつきスポンジで洗う
シャンプーのついたスポンジを使って靴を洗っていきます。シャンプーに関してはスエード用のものもありますが、市販のシャンプーでもOKです。ただしアルカリ性の洗剤といったものはNGなのでご注意ください。
4.シャンプーなしスポンジで靴からシャンプーを取り除く
スポンジからシャンプーを取り除いたもので靴を拭いてシャンプーを取り除いていきましょう。
5.濡れが少ないタオル等で靴を入念にふき取る
シャンプーの残りがまったくなくなるように配慮しながらタオルなどを使って入念にふき取ります。この作業が時間で言うと一番面倒ですが、シャンプーが残っているのはダメなのでしっかりとやりましょう。
6.風通しのいい場所で乾かす
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後は乾かし作業で丸洗いの場合のスエードの洗い方は終了です。乾いてからブラッシングをして毛並みを整えるといった工程もしておくといいかもしれません。
スエードのその他の2つのお手入れ
洗い方以外のお手入れの中でもスエードでしておきたいものを2つ書いておきます。
色が褪せたら補色スプレーをかけよう
スエードは使っていると色が褪せてくると思います。そんなときはスエードの色に合わせて補色スプレーを使うことで本来の色の感じを取り戻すことが出来ます。色選びはどちらかというとスエードの色よりも薄い色の者を購入し、塗り重ねることで色をつけていくといった感じにしたほうが失敗しにくいです。
またスプレータイプと液体タイプのものがあるので好みに合わせて使いましょう。周辺を汚しにくいタイプは液体タイプです。
防水スプレーも
スエードには防水剤や防水スプレーも有効です。濡れるとあまりよくないスエードなので定期的に防水スプレーをかけてみましょう。
スエード汚れの洗い方でした!
スエード汚れの洗い方を簡単なお手入れ感覚で出来るものと丸洗いしてしまう方法に分けて紹介させていただきました。基本は簡単なお手入れをしながら履きこなしつつ定期的に丸洗いをしてみるといった使い方でもいいでしょう!