敏捷性とは
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敏捷性とは一体どんな能力のことを言うのか、皆さんはご存知でしょうか?敏捷性とは、簡単に言うと、動作の素早さに関する能力のことを言います。移動速度のような単純な動きではなく、動作方向を正確に変更する速さを指すのです。これと別に俊敏性という動作もあります。俊敏性は、ただ単に早く動く動作のことを指します。つまり、速く動く動作と正確性が合わさった動作を「敏捷性」、正確性を必要としない速さのみのことを「俊敏性」といういうのです。そのため、俊敏性を上げることよりも、敏捷性を上げることの方が難しいということになります。ですが、敏捷性を上げることにより、メリットも増えます。そのメリットとはどのようなものがあるのでしょうか?高齢者になった時にも困らないように敏捷性について学びましょう。詳しくは、次で説明します。
敏捷性を上げるメリットとは
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敏捷性を上げるとどのようなメリットがあるのかというと、第一に身のこなしが速くできることにあります。身のこなしが速くできるということは、スポーツをするうえで、大変役立つ能力がつくということ。第二に理解や判断力も身につけることができます。動く動作と一緒に正確性が求められるのが「敏捷性」ということは前述でもお話ししました。そのため、二つの動作を同時に行うということで、脳も鍛えことができ、高い判断力が身につくというわけです。これは、スポーツだけではなく、勉強や仕事はもちろん、高齢者にとっても最適な機能と・動作とも言えそうです。
敏捷性の自宅トレーニング・メリット
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敏捷性を上げるトレーニングは、数多くあります。反復横跳びや軽いフットワークなど、自宅でも簡単にできるトレーニングで敏捷性を上げましょう。これらのトレーニングは、器具を一切使用しないで行うことができるという魅力もあります。敏捷性を身につけることで、高い身体能力も自然と身についていきます。
敏捷性を上げる自宅トレーニングはメリット効果抜群
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前述でお話したように、敏捷性を上げることで体や脳へのメリットも十分に養うことができるということは、大きなポイントです。自宅でできるトレーニングであれば、気軽に行うことができるため、続けやすいといったメリットもあります。あきらめずにトレーニングすることで、敏捷性を高めていきましょう。
敏捷性の自宅トレーニング・メリット【縄跳び】
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ここからは、敏捷性を利用しながら高めてくれるスポーツをご紹介したいと思います。まず、始めは誰でも小さい時に一度は遊んだことがあるであろう縄跳び。縄跳びは、ただ跳ぶという動作だけではなく、跳びながら一緒に腕を回さなければなりません。さらに、縄を跳ぶタイミングというのも重要になってくる運動です。単純な動作ではありますが、縄跳びは、「跳ぶ」と腕を「回す」という動作で、速度と正確性を高めることができるのです。もちろん、跳ぶスピードが上がれば上がるほど、正確性も高めることができます。最初はゆっくりと両足で跳び、慣れてきたら徐々にスピードを速くして、走るように跳んでみましょう。そうすることでより、敏捷性を高めることができます。また、縄跳びは、有酸素運動です。長く跳び続けることにより、足への筋肉がついたり、脂肪燃焼効果も期待できるため、ダイエットにも効果的と言えます。是非、続けてみてください。
敏捷性の自宅トレーニング・メリット【サッカー】
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続いてご紹介するのは、サッカーです。サッカーは、「走る」ことと同時に、ボールを「蹴る」という動作を行うスポーツです。ですが、それ以外にも、サッカーはチームで行うもの。自分の見方がどの位置にいて、自分がどのスペースへ走りこむかなどを、周りをよく見ながらプレーしなければなりません。そういった意味でも、サッカーは頭を使うスポーツとも言えます。また、それと同時にボールを蹴る正確性もとても重要。頭で考え、ボールを蹴る。蹴った後は、また頭で考え、どの位置に走るか考える。1試合90分という長い時間を、頭をフルに使用し勝負しなければなりません。サッカーも縄跳びと同じ有酸素運動です。因みに90分で走りこむ距離は、1人平均10キロメートルほどと言われています。
サッカーに必要な敏捷性を高めるトレーニング方法はラダートレーングがおすすめです。両足でジャンプしながら行ったり、片足を交互に出し入れしたりして、トレーニングを行います。
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敏捷性の自宅トレーニング・メリット【野球】
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続いて、野球です。野球は、攻撃側の場合は正確に「打つ」という動作と守備を気にしながら「走る」という敏捷性を働かせなくてはなりません。また、守備の場合は、ボールを「取り」「投げる」という動作に敏捷性が求められます。野球で敏捷性を高めるトレーニングとしておすすめなのも、前述でお話したラダートレーニングです。速く細かい動きになれることで、バランス感覚を養い敏捷性を高めていくのです。
敏捷性の自宅トレーニング・メリット【バトミントン】
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続いては、バトミントンです。バトミントンは、腕や手首の力を使い、相手のコートへと打ち離す正確な「スマッシュ」やどの場所にシャトルを落とすか考えながら行うスポーツです。バトミントンで敏捷性を高めてくれるおすすめのトレーニング方法は、チャイナステップ。このチャイナステップでは、フットワークや、バトミントンに必要不可欠な反応などを鍛えることができます。また、チャイナステップをすることで持久力もつき、バトミントンをより一層楽しむことができます。
敏捷性の自宅トレーニング・メリット【高齢者】
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人は年齢を重ねるたびに、敏捷性が衰えてくるということは仕方がないのかもしれません。人をよけるという判断が鈍ったり、とっさの一歩を出すことができなくなったりと困ることが増えていきます。ですが、敏捷性を高めていけば、高齢者でも十分にとっさの行動をとることができるようになったり、動きも早くできるようになることは可能です。トレーニング方法としては、高齢者でもやりやすい反復横跳びがおすすめ。靴下を履いて行うと滑りやすいので、家で行う場合は、裸足の方がおすすめです。始めはゆっくりで構いませんので、続けることが大切です。反復横跳びを行うことで、足に筋肉をつけることもできるため、高齢者でも歩くという動作を長く続けていくことができるでしょう。
敏捷性↑のトレーニング方法は?自宅◎でサッカー/野球などに効果的!のまとめ
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敏捷性を高めるためにおすすめのトレーニング方法をご紹介しました。サッカーにバトミントン、野球に縄跳びなど、敏捷性を活用するスポーツはたくさんあります。それは、高齢者にとってもとても大切な機能です。敏捷性は、動作を行う「正確さ」と「速度」が組み合わさったものだとお話ししました。二つの動作を一度に行うというのは、特に高齢者にとっては、難しいことだとは思いますが、この二つの動作が、早く、正確にできるようになるにつれて、スポーツや普段の生活といったものも、より楽しいものへと感じることができるようになるはずです。縄跳びでは敏捷性と持久力を、バトミントンでは、フットワークや反応力を、高齢者には、判断力と俊敏性をといった具合に、それぞれの場面で敏捷性は必要なもの。是非トレーニングをして、敏捷性を高めてみてください。