推理作家として名を馳せている綾辻行人さん。日本推理作家協会賞を受賞した誰もが認める作家さんですが、今回は綾辻行人さんのおすすめの書籍・小説を厳選してご紹介します。是非、綾辻行人が手掛けた書籍を手に取り、小説の世界を楽しみましょう!
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こちらは、綾辻行人さんのデビュー作「十角館の殺人」。1987年の初版後、累計100万部以上の発行部数を誇る最高傑作です。舞台は、無人の孤島「角島」。大分県のK大学の推理小説研究会のメンバーは、劣悪な四重殺人事件が起きた「青屋敷跡」、島に鎮座する「十角館」を見物するために、角島と呼ばれる無人の孤島に訪れます。そして、角島内でいくつかの殺人事件が発生し、メンバーが事件の謎を紐解いていきます。
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こちらは、綾辻行人さんの2作目の推理小説「水車館の殺人」。舞台は、古城を彷彿とさせる謎の屋敷「水車館」。1年前、1人の女性が死亡した飛び降り自殺が発生。事件は自殺という形で収束されたのですが、事件現場に探偵・島田潔が訪れたことで事件は新たな展開へと動き出していきます。
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こちらは、綾辻行人さんの3作目の推理小説となる「迷路館の殺人」。ある時、島田潔は推理作家・宮垣葉太郎の祝賀パーティーに招待されます。約束の時間に到着した島田でしたが、なかなか姿を現さない宮垣葉太郎。しかし、秘書の井野から宮垣は1本のビデオテープだけを残し、自殺したことを告白されます。
そして、館に滞在する4人の作家に「迷路館」をテーマにした自分が被害者となる推理小説を書き、最も優秀なものに遺産を相続するというメッセージを残していました。遺産を手にするために作家たちは各自作業を進めていきますが、自分の書いた小説通りに作家が死んでいき、周りは騒然としていきます。
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こちらは、綾辻行人さんの4作目の推理小説となる「人形館の殺人」。飛龍想一は育ての親の叔母と一緒に、実の父親である飛龍高洋が残した「緑影荘」に訪れます。建物内には、至るところにマネキンが置かれており、奇妙な雰囲気が充満。更に、周辺では通り魔殺人事件が多発しており、想一の元にも奇妙な手紙が届けられるように。恐怖を感じた想一は、大学の友人である島田潔に相談を持ち掛け、事件の謎を解いていきます。
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こちらは、綾辻行人さんの5作目の推理小説となる「時計館の殺人」。大手出版会社の新米編集者・江南孝明は、推理小説作家の鹿谷門実の元を訪れます。江南と鹿谷は、オカルト雑誌の取材のため、2人と関係のある中村青司の「時計館」に足を運んだのですが、10年前の事故で死亡した少女の霊が現れることを知らされます。それを聞いた2人は霊の正体を暴くために、泊まり込みで宿泊するのですが、凄惨な殺人事件に巻き込まれていきます。
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こちらは、綾辻行人さんの6作目の推理小説となる「黒猫館の殺人」。1990年6月、編集者・江南孝明当てに1通の手紙が届きます。差出人は、鮎田冬馬という人物で、1度話を伺いたいというものでした。そして、鮎田から電話越しに滞在中のホテルが火災にあい、事故の影響で記憶が喪失していることを聞かされます。また、残こされたメモによると鮎田は以前「黒猫館」と呼ばれる建物を管理しており、数々の事件を巻き起こした中村青司が設計に携わっていたことも知らされます。それを聞いた江南は、推理作家・鹿谷門実に連絡をし、事件の詳細を追うことに。
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こちらは、綾辻行人さんの7作目の推理小説となる「暗黒館の殺人」。館シリーズで最も長編のストーリーになります。熊本県の山奥に、浦登家の人々が生活する「暗黒館」が存在し、大学生の中也が当主の息子の玄児に招待されます。そこで「ダリアの日」と呼ばれる不思議な宴が行われており、中也は嫌々参加することに。しかし、宴に参加したのち、残虐な殺人事件に巻き込まれていきます。
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こちらは、綾辻行人さんの8作目の推理小説となる「びっくり館の殺人」。少年の日の思い出の中にそびえたつ「びっくり館」。不思議な男の子トシオと出会い、数々の奇妙な噂を聞かされ、幾多の事件に巻き込まれていきます。
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こちらは、綾辻行人さんの9作目の推理小説となる「奇面館の殺人」。推理作家・鹿谷門実は、自分と瓜二つの日向京助から、富豪・影山逸史が開催する集会に代わりに出席して欲しいと依頼されます。そして、鹿谷は日向の依頼を受け入れ、東京都下の僻地に佇む「奇面館」へと訪れます。そこには、館の主・影山の他、鹿谷と年齢や生まれ年など類似した計6人が集められており、後に起こる不可解な事件の謎を紐解いていきます。
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こちらは、囁きシリーズの1作目「緋色の囁き」。ある時、奇妙な言葉を残したまま、1人の女子生徒が寮にて焼き死。1人の女子生徒の死亡をを機に、次々と殺人事件が引き起こされていきます。転校生の冴子は、自分が殺人鬼ではないかいう疑問を抱くも、事件は加速していきます。
緋色の囁き
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こちらは、囁きシリーズの2作目「暗闇の囁き」。黒髪を切られ、命を落とした女性家庭教師。そして、兄と母親までも眼球と爪を奪われ、命を失います。美しい兄弟の身に引き起こされる摩訶不思議な殺人事件。
暗闇の囁き
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こちらは、囁きシリーズの3作目「黄昏の囁き」。兄が急死したことを知る医学生・翔二は、元予備校講師の占部の協力により、事故の真相に近づいていました。事件の詳細を追っていく最中、翔二の脳裏には幼少期の記憶が遡り始めます。
黄昏の囁き
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摩訶不思議な連続殺人事件が多くの人々を掴んだ不屈の名作。信州の奥深き山で猛吹雪にあい、避難場所を探していた8人。霧越邸と呼ばれる館が姿を現し、安堵した8人だったが、仲間が次々と殺されていきます。
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綾辻行人の代表作ともいえる青春ホラー小説。1998年の春、夜見山北中学に転校した榊原恒一は恐怖におののいていました。クラスの雰囲気がおかしく、異彩を放つ生徒が多数いたからです。そんな中で、クラスの委員長を務める桜木ゆかりが何者かに殺害され、命を失ってしまう。事件の秘密を探るべく動き出した榊原でしたが、更なる謎と恐怖が待ち受けていました。
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怪談専門誌の創刊号に連載が始まって以来、熱狂的な人気を誇る「深泥丘奇談」。ミステリ作家が住む京都の裏側に潜む、謎の生き物たち。数々の妖怪たちが、日常に侵食し、生きる世界を一変させていきます。
深泥丘奇談
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今尚、読み継がれる綾辻行人の最高傑作。東京M市のレジデンスKと呼ばれるマンションの屋上にて男性の遺体が発見されます。身元は不明でしたが、同じマンションの2階から首が発見され、身元が判明します。死体は、宗教団体の教祖・貴伝名剛三のもの。しかし、証拠が揃いすぎていることに疑問を抱いた警視庁捜査一課の明日香井叶は、独自の調査で事件の詳細を暴いていきます。
殺人方程式
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こちらは、殺人方程式の続編となる推理小説。1982年、女流作家である美島紗月が殺害されます。事件当時、女学生だった深雪は、紗月の妹の夕海とともに遺体を発見。事件から6年後、深雪は高校時代に埋めたタイムカプセルを掘り出すため、長野県にある「鳴風荘」を訪れます、そこであった夕海は、6年前の紗月にそっくりでした。しかし、翌朝、夕海の死体が発見され、深雪は事件の謎を解いていきます。
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綾辻行人が誇る本格派ミステリー。謎の科学者J・Mは、5人の子供の人体を改造し、怪物という名を付け、手ひどく苦しめていました。そんなある日、科学者J・Mは惨殺体として発見されます。事件の謎を解き明かすためにある2人の探偵が立ち上がります。
フリークス
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脳の病を患い、今までの記憶が消失してしまった母の千鶴。千鶴に残されたのは、幼少期に経験した恐怖の出来事だけでした。突然の白い閃光、大勢の子供の悲鳴。死を目の前にした母を苦しめる記憶の正体とは何なのか。波多野森吾は、そんな母の記憶を探り始めます。
最後の記憶
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綾辻行人の最高傑作、殺人鬼シリーズ。1990年代の初夏、双葉山にはTCメンバーズと呼ばれる男女が集まっていました。そんな最中、突然出没した謎の人物によって次々と殺されていきます。血しぶきが夜を濡らし、引き裂かれた肉の華が咲き乱れる中、事件の謎に迫っていきます。
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殺人鬼の続編。双葉山事件から3年、新たに惨劇な事件に巻き込まれたのは休暇中の1家。愛にあふれた平和な家庭に、凄惨な出来事が襲い掛かります。ひたすらに人を殺す怪物に、不思議な能力者・真実哉が立ち向かいます。
いかがでしたでしょうか。綾辻行人さんのおすすめ小説を厳選してご紹介しました。1番のおすすめは館シリーズです。1作目から順々に読み進めるとストーリーを時系列に楽しめるのでおすすめです。是非、上記の作品を手に取り、綾辻行人さんが手掛けた名作を楽しみましょう!