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機動戦士ガンダム

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ギレン・ザビの演説や名言、声優情報を一挙紹介【機動戦士ガンダム】

2021.06.24

機動戦士ガンダムでは敵役であり、また敵役でありながらファンに愛されたキャラクターとも言えるギレン・ザビ。機動戦士ガンダム作品ではラスボス的扱いとされており数々の名言や名シーンを残しているギレン・ザビについて今回は色々とみていこうと思います!

  1. 【機動戦士ガンダム】ギレン・ザビとは?
  2. 【機動戦士ガンダム】ギレン・ザビの性格は?
  3. 【機動戦士ガンダム】ギレン・ザビの強さは?
  4. 【機動戦士ガンダム】ギレン・ザビの趣味
  5. 【機動戦士ガンダム】ギレン・ザビはラスボスだが・・・?
  6. 【機動戦士ガンダム】ギレン・ザビの政治的考えについて
  7. 【機動戦士ガンダム】政治家としてのギレン・ザビ
  8. 【機動戦士ガンダム】圧倒的な支持を受けていたギレン・ザビ
  9. 【機動戦士ガンダム】指揮官でもあるギレン・ザビ
  10. 【機動戦士ガンダム】ギレン・ザビと父親との関係は?
  11. 【機動戦士ガンダム】ギレン・ザビの人間関係について
  12. 【機動戦士ガンダム】一年戦争初期のギレン・ザビ
  13. 【機動戦士ガンダム】とんでもない作戦を決行するギレン・ザビ
  14. 【機動戦士ガンダム】父殺しのギレン・ザビ
  15. 【機動戦士ガンダム】ギレン・ザビの最後
  16. 【機動戦士ガンダム】ジオンの敗北はギレンがきっかけ?
  17. 【機動戦士ガンダム】ギレン・ザビの名言集1
  18. 【機動戦士ガンダム】ギレン・ザビの名言集2
  19. 【機動戦士ガンダム】ギレン・ザビの声優「銀河万丈」
  20. ギレン・ザビ まとめ
ギレン・ザビはジオン公国の最高責任者でもありジオン公国総帥でありまた階級は大将となっております。年齢は初期当時で35歳、ORIGINでは45歳となっております。ジオン公国君主であるデギン公王の息子(長男)であり、またジオンではもっとも力を持っていた存在と言えるでしょう。作中でも実質的な最高指導者として知られております。
見た目はいかにも悪役というようななりをしており、坊主頭に眉なし、また人相も悪くいつも不気味な表情をしているというのが個人的な意見です。しかしながらI.Q240という超天才であり物事を冷静沈着に判断することから指導者としては一流と言える部類でしょうか? 一般的なカリスマ性というものを持ち合わせておりそれに加えて非情であり狡猾でもあります。
高慢な部分も大きくそのためか父親であるデギンから腹芸を身につけたほうがいいと指摘されていたという経緯があります。見た目と想像通りの性格といってもいいくらいで、ジオン公国が頂点に立つために立ちはだかるものは全て排除する、利用できるものは全て利用するというようなとても冷たく非情な人間であると言えるでしょう。悪役でありながらファンも多いところが特徴的です。
上記でも述べましたが、非情で残忍かつ残酷で冷徹高慢・・・良い部分が無いと言ってもいいくらいであり作中で最も心が冷たく姑息で利口な男であるというのが個人的な見解になります。機動戦士ガンダムという作品では最終ボス、いわゆるアニメ作品でいうところのラスボス的な存在であり、アニメラスボスの基礎を築き上げた人物であるとも言えると思います。
ある種「ギレン」という悪役が後々に他のアニメの悪役の基礎的扱いになっているようなそんな風にも感じました。性格だけ見ればとんでもない悪であり、しかしとても利口で姑息、自らを支持する人物か頭のいい(学力的)人物を側に置く傾向があることから自らにとって都合のいいようにことを動かしたいという自己中心的な性格の持ち主であると言えるでしょう。
正直強さという面でははっきり言って強いとは言えないと思われます。あくまでも指導者として、一つの組織、または国を動かす統率者としての力量はとてつもないと言えるでしょうが、肉体的強さ、またモビルスーツでの戦闘力というものは正直なところ高いとは言えないでしょう。しかしながらそれ以上に総帥としての力が強いと言えると思います。
仮にもジオン公国を統べるまでに至り、圧倒的支持者とジオニズム普及というとんでもないことを成し遂げた人物であるだけに力がないとは言えないでしょう。腕力だけで言えばただの一般的な軍人でしょうが、統率者としての手腕はかなりのものであると個人的には感じております。総括するとジオン公国での彼の力は絶大であるという風に言えると思います。
彼には一風変わった趣味があると言ってもいいですね。日本文化というものの影響が強いということで趣味は「庭園の手入れ」やまた「囲碁」など日本に古くから根付く文化というものに興味を持っているようです。これはあくまでも個人的な感想ではありますが、こういう趣味というものをしっかり持っていたからこそ統率者としての実力があったのではないか?と感じております。
政治や宇宙を統べるということだけに執着しているような人物であればここまで有名な敵役にもならなかったでしょうし、またここまでのし上がることもなかったと思われます。あくまでも個人的な考えですので一つの参考として見ていただければと思います。正直面白い趣味を持っているのだなと個人的には感じました。敵役なら可愛い一面もあるのですね。
ギレンはジオン公国の最高指導者にして作品の中ではいわゆる最後の砦、敵役のボスという位置付けになっております。つまりはラスボスであり通常であれば主人公と対峙し生死を分ける戦いが行われるというのが通常の作品では不通となっております。どのような作品でも最終的にはラスボスというものが正義の主人公に敗れるというものがありますね。
しかしながらこの作品ではギレンと主人公であるアムロが直接対峙することがありませんでした。このようなストーリーの流れというのはとても珍しいと言ってもいいでしょう。重要な場面でも彼らが直接会うことがないというのはとても珍しいですね。直接的に関係はしませんでしたがあくまでも正義側と悪側という流れでどちらも主であるのは間違いありません。
ギレンの政治的な思考についてですが、第一に「ジオン国民に選ばれた優良人種」という概念があります。いわゆる選民思想というものを持っておりますがそもそもはジオニズムに感化されている部分が大きくあると言ってもいいでしょう。しかしながらニュータイプ論というものについてはギレンの妹であるキリシアほどの影響はされていないという不思議な思想の持ち主です。
ニュータイプ論についてはキリシアが熱烈に入れ込んでおりましたが、ギレンにとっては一種のパフォーマンス的な面でそれを利用するという形に収まりそれ以上ニュータイプ論に重きを置くことはありませんでした。ニュータイプに関してはある意味軽視している部分がありまた嫌っているとも取れるような場面もありました。妹のキリシアが考案したニュータイプ部隊についてもあまり好かないという風でしたね。
これだけを見るとニュータイプを軽んじている、或いはそもそも信じていないという風に捉えられますが、それはキリシアが提言する「超能力者(ニュータイプ)」という枠組みの話であり、ギレン自ら後々に進化という形で覚醒していくという言葉も述べています。つまりは妹が言う所のニュータイプというものを信じなかっただけですね。
またモビルスーツの開発技術に関することや開発の計画については彼の弟であるドズルが責任者でしたが、ギレンその計画についても計画中止をいう部分がありました。これに関してもし博士の一声、いわゆるプラントいうものがなければあのまま中止になっていた可能性もあります。そのことを考えると新しいものを信じるということに関してはかなり慎重であったと言えるでしょう。
政治家としてはある意味凄腕の持ち主であったと思われますが、暗殺の類などにはかなり疎かったようにも感じます。疎いというよりは軽視していた部分もありその点についてはキリシアが担っていたと考えらえます。ある意味大物とも言えるような物腰であるようにも感じました。ギレンの一番の武器とも言えるものは言葉であり演説というものにとても力を入れていたと言えるでしょう。
政治家という面で考えるのであれば政治家というものがいると思われますが、実はジオンには政治家(いわゆる官僚、大臣的な存在)が存在せず軍部がその全てを掌握していたと言えるでしょう。軍事国家であり軍事独裁体制であるとも言えますね。彼の言葉には強大な力が働いており、たとえ軍部の上層部でも彼と論争を繰り広げるということはありませんでした。
その点を考えるとこれは正直政治と言っていいものかどうかわかりませんが、一般的には政治というのでしょう。ただ彼のカリスマ性というものが光っていたおかげで国民、また軍部の人間もかなりの支持者がいたとされています。言葉と行動力と組織をまとめそして統率するということに関してはかなり手腕であったと思われます。その点でいうと官僚てきな一面も見せていたと言えると思われます。
こういう作品では国民にあれやこれやの手を使って信じさせるということで支持を得るというのはよくある話ではありますが、彼の場合は国民だけでなく大多数の軍部からも支持を得ていたということが統率者としての力量を表していると言ってもいいでしょう。通常であれば反体制派というものもある程度大きく出ているように思えますが、それすらも微量というとんでもない体制を作り上げたということは賞賛すべきところだと思います。
2代目のジオン統率者ではありますが、それでも類稀なる才能というものを発揮して国民だけでなく軍部も完全に掌握するということはとても真似できる芸当ではありません。それだけ天才的だったとも言えるでしょうし、それだけ思想が高かったとも言えると思われます。個人的な意見ではありますが、私自身はそう感じております。
ジオンの総帥という立場にいるギレンですが、政治面だけでなく軍事面でも完全に指揮官として動いていたということがあります。立場的には総指揮官であり軍事の全てを取り仕切っていたとされております。妹のキリシアももちろんある程度の影響力を持っておりましたが、一年戦争での大きな事柄については全ては彼が主導で行われたと言っても過言ではないでしょう。
数々の作戦を実行しつつ、その結果大量の兵士を失い戦いは泥沼化していきます。ここだけを見ると指揮官としてはあまりよろしくないとおも思われます。彼の指揮官としての手腕には少し疑問というものを持たざるを得ないとも言えるでしょうね。一年戦争の最終段階に入るとそれまでなんとかいいように持ってきた作戦も大敗することが多くなり、自ら撤退の支持をも出しております。
そして不思議なのは撤退させたのちに地球連邦軍の本部であるジャブローを攻略しようと作戦を立てております。その後もジオンの重要拠点の一つであるソロモンが狙われるとア・バオア・クーにほぼほぼ兵力を集めたり、その後見捨てたり、謎な行動が多いとも取れます。最終決戦時もしぶとく抵抗しようとしており、軍事的な指揮官としては三流と言わざるを得ないでしょう。
ギレンの父親であるデギンですが、ギレンは父であるデギンをあまり好きではなかったと思われます。それどころか軽薄とも言えるような感じの言動もあり、隠居してからも強い影響力をもつ父に対してあまりよく思っていなかった部分があります(現代でいうところのウザいというやつですね)。また逆に父からもヒトラーの尻尾などとバカにされるような言葉があり親子間はうまく言っていないと言ってもいいでしょう。
父親が初代ジオンの統率者で半ば隠居になってもまだ影響力があるということをよく思わないほか、家族間に関しても父親の存在というものが原因で拗れているということにギレンはよく思わない言動を見せております。父デギンとギレンの仲というものはほぼほぼ壊滅的であったと言ってもいいでしょう。表面上は普通であっても心というものは完全に絶たれていたと言ってもいいと思います。
父の他の人物との関係ですが、妹キリシアとも半ば争うような形になっていたと言ってもいいと思います。政治的な面で度々争う場面もあり、仲は良くないと言っていいでしょう。ただギレンは自らの評価が馬鹿高いだけにキリシアに対しては恐怖感はなくほぼほぼ相手にしてないというような感じでした。キリシアの言葉や行動もほぼ放置だったと言えるでしょうね。
その間にキリシアは得意分野である裏工作というものを色々とやっておりますが、ほぼ感知せずほったらかしにしていたという経緯があります。そのほかの人物との関係はほぼ王とそれに忠実な部下という感じであることがわかります。自らに対して忠実であるか否か、それが重要であったと考えられます。そんな彼に忠実であった部下もいれば仮の部下という人物もいたようです。
ジオン公国の独立宣言とともに独立戦争をおっぱじめることになるのが0079年1月3日、これがガンダムの歴史で一番有名な戦争となる「一年戦争」の始まりでした。当初ジオンの最高責任者であったデギンの目的はジオンを地球連邦とある意味対等である関係を築くためであるとともに独立国家、地球連邦に対して軍事的な面でも対等であると思わせる戦争でした。
それを地球連邦に認めさせるということがこの戦争の意図でありそれ以上でもそれ以下でもありませんでした。しかしながらそれを破ったのがギレンだったのです。ギレンは連邦に認めさせるだけでは飽き足らずそれ以上、つまりは完全に連邦を手中にし、服従させシオン公国が全ての人類の頂点にたつ、そういう思想の元動くようになりました。
これが一年戦争が泥沼化し、そして多大な犠牲を払ったとてつもない戦争になった理由になります。彼の頭にあったのは増えすぎた人間を整理するということであり、それを実行するのは自らであるという馬鹿げた考えを持っていたようです。当初はギレンもこの戦いに負けるとは到底思っていなかったことでしょう。
ギレンが一年戦争でとてつもない作戦を実行します。それがかの有名な「ブリティッシュ作戦」です。サイド3以外のスペースコロニーに毒ガス攻撃をし、さらにそのコロニー自体を武器として地球に落下させるという大量破壊兵器作戦を行ったのでした。これにより地球の人口はほぼ半数になり、ギレンが行った攻撃の中でも最大の攻撃と言ってもいいでしょう。
しかしながら一年戦争末期になりソロモン攻撃が激化し落とされることとなります。その後父親であるデギンが独断で交渉しようとすることろを相手の大物と一緒に葬り去ります。つまりは父親共々相手の強者を殺したということになります。ギレンからすれば目の上のたんこぶがいなくなり敵も排除できて一石二鳥だったと考えられます。
その真実に気づいたキリシアがギレンに対して銃を向けます。この時の言葉が今でも名言となっておりますね。「冗談はよせ」とキリシアに背を向けて、本当に撃つつもりはないだろうと思っていたその甘さからキリシアに銃殺されることとなるギレンでした。これがギレンの最後となりました。
そもそもジオンが敗北したきっかけというのはギレンが多大な犠牲を払ったり、またそのような思想を持ち合わせていたことが敗北の原因となったのでしょう。当初は連邦に認めさせるだけの戦いだったのがいつしか連邦を完全に掌握する戦いになり、大量の兵力を送り込んで泥沼の戦いをしたことが原因であると個人的には感じております。
ギレンの名言を少しあげましょう。「我々は一人の英雄を失った。しかしこれは敗北を意味するのか?否、始まりなのだ」や「この悲しみも、怒りも忘れてはないらない」「国民よ、悲しみを怒りに変えて。立てよ国民よ」。
「我らジオン公国国民こそ、選ばれた民であることを忘れないで欲しいのだ。優良種たる我らこそ、人類の救いを得るのである」というような独裁的な演説を数々行っておりこれらが名言として今でもファンの心に残っているでしょう。
銀河万丈(ぎんがばんじょう)さん、1948年11月12日生まれ、山梨県出身、青二プロダクション所属の大ベテラン声優さんです。声優界ではもはや知らぬ人はないというほどの有名人であり、この機動戦士ガンダムや北斗の拳など数々の名作のレギュラー陣を演じてきました。演じる役柄は悪役がメインとなります。
いかがでしたでしょうか? 今回は機動戦士ガンダムの悪役の頂点であるギレンについて綴ってきましたが、ギレンという人物は今でもアニメの歴史に残る名キャラクターであることがわかりました。機動戦士ガンダムシリーズを通してこのキャラクターの存在感というものはかなり高いということが再確認できました。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://twitter.com/G_THE_ORIGIN/status/992798609446973440