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機動戦士ガンダム

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プルシリーズの謎を大公開!どうやって造られた?情報総まとめ【機動戦士ガンダム】

2021.06.25

『機動戦士ZZガンダム』より登場したプルシリーズ。プルシリーズは見た目は可愛い女の子ですが、強化人間として熟練のニュータイプ並の力を持っていますね。ここでは、可愛いけど強く、そして哀しいプルシリーズの秘密に迫っていこうと思います。

  1. 【プルシリーズ】初登場は『機動戦士ZZガンダム』
  2. プルシリーズはアニメ『機動戦士ZZガンダム』に登場
  3. 『機動戦士ZZガンダム』のプルシリーズは二人!
  4. プルシリーズのオリジナル「エルピー・プル」
  5. プルシリーズ2番目の強化人間「プルツー」
  6. 悲惨なプルシリーズの最期
  7. プルシリーズが生存?!大団円のスパロボの世界!
  8. プルシリーズの最後の生き残りが近年登場!
  9. プルシリーズ最後の生き残りはミネバと仲が良い?
  10. プルシリーズの人数は全員で何人なの?
  11. プルシリーズ誕生の経緯
  12. ギレン・ザビの血を引くプルシリーズは呪われてる?
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ニュータイプと呼ばれる、宇宙に適応したテレパシー能力のようなものに目覚めた人間が数多く登場するアニメ『機動戦士ガンダム』。アニメ『機動戦士ガンダム』では、生まれながらにニュータイプ能力が強い者、後天的にニュータイプ能力に目覚めた者など様々なニュータイプが登場しますが、途中から人工的に作られたニュータイプ「強化人間」が登場します。
その強化人間としてアニメ『機動戦士ZZガンダム』に登場したのがプルシリーズで、可愛い外見ながら強力なモビルスーツに搭乗し、ZZでの主人公ジュドー・アーシタを苦しめました。ここでは悲惨な運命を辿るプルシリーズについて紹介していきます。
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アニメ『機動戦士ガンダム』は40年近い歴史を誇り高い人気のアニメ作品ですね。その中でプルシリーズが初登場したのはアニメ『機動戦士ZZガンダム』です。アニメ『機動戦士ZZガンダム』は前作に当たるアニメ『機動戦士Zガンダム』が、当時のアニメ作品としては衝撃的すぎる最終回で終わったため非常に期待されていた作品でした。
そんな話題作としてお披露目されたZZガンダムなので、当然『機動戦士ガンダム(ファースト)』時代からのファンも注目していましたね。しかも、ZZでは「プルシリーズと呼ばれる可愛い女の子も登場」するということで、その期待度は膨らむばかりでした。
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『機動戦士ZZガンダム』に登場したプルシリーズは二人で、一人はエルピー・プルと呼ばれる女の子、もう一人もエルピー・プルそっくりのプルツーと呼ばれる女の子です。二人とも設定では10歳程度ということになっていますが、もう少し大人に見えなくもない外見ですね。
アニメ機動戦士ガンダムシリーズにおいて、大抵の敵ニュータイプ・強化人間は悲惨な最期を迎えるため、このプルシリーズも悲惨な最期を迎えるんだろうな……と多くのアニメファンが思っていました。一方で、大団円も期待されていたのですが、案の定プルシリーズもこれまでの強化人間同様、悲惨な最期を迎えてしまいます。
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『機動戦士ZZガンダム』における萌えキャラであり、プルシリーズのオリジナルが「エルピー・プル」です。設定では10歳ということもあり精神的には幼いですが、強化人間として強い力を持ち、熟練のモビルスーツ乗りと比べても圧倒できる程の能力を持っています。
グリプス戦役で多くの優秀なパイロットを失った世界において、エルピー・プルは強力な戦闘兵器として調整されました。わずか10歳でサイコミュ搭載の高性能機キュベレイmk-iiを操縦できることを考えれば、才能だけで言えば作中随一かもしれません。さすがは強化人間というべきですね。
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プルシリーズにおける2番目の強化人間であり、プルツーの同器質体とされるのがプルツーです。外見はエルピー・プルとほぼ同じであり、髪型が少しだけ違いますが瓜二つです。しかし、性格はオリジナルのエルピー・プルよりも遥かに落ち着いていて、非常に気が強くオリジナルよりも好戦的な印象を与えます。
オリジナルのエルピー・プルよりもサイコミュとの親和性が強く、その特性から兵器としてオリジナルのエルピー・プルより完成されています。グリプス戦役で多くの優秀なパイロットが失われた世界において、プルツーの兵器としての価値は高く、前作で猛威を振るったサイコガンダムmk-iiにも搭乗しました。
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初代『機動戦士ガンダム』から、敵のニュータイプ(強化人間含む)はメンヘラの可愛い女の子で、中盤以降必ず悲惨な死ぬ方で死ぬというのが定石でした。しかし、プルシリーズはこれまでの強化人間の中でも特別いたいけな可愛い女の子だったので、死なないで欲しいと多くの視聴者が思っていましたね。
しかし、残念ながらプルシリーズも同様に悲惨な死に方をしてしまいます……。機動戦士ガンダムシリーズにおいて、敵のニュータイプや強化人間は主人公をかばって死んだり重傷を負う展開が続いていましたが、ZZでも同じような展開でプルシリーズが死亡するという、哀しい結末を迎えます。
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熱狂的ファンがいる『スーパーロボット大戦シリーズ』通称スパロボ。スパロボの人気の秘密は本来なら死ぬキャラクターが進め方次第では生き残ったり、他のロボットアニメ作品とコラボレーションしている所でしょう。そして、スパロボではプルシリーズが生存している話が多いので、プルシリーズのファンにとっては嬉しいですね。
スパロボではプルもプルツーも強化人間としての不安定さを克服しており、普通にキュベレイmk-iiで戦ってくれます(ちなみにスパロボではファンネルは超強いです)。普通に元気なプルシリーズを見れる数少ない作品がスパロボなので、おすすめです。

【おまけ】スパロボで生き残るのはプルシリーズだけじゃない!

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スパロボシリーズで生き残るのはプルシリーズだけでなく、例えば『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』のヒロイン、ステラ・ルーシェなんかも進め方によっては生存可能です。さらに、Zのフォウ・ムラサメやサラ・ザビアロフも生存可能だったり、殆どの作品でカミーユも精神崩壊を克服して退場することがありません(普通にカミーユのZガンダムは強いので、退場されたら困りますし)。
これらの話を聞いてアニメファンの方は微妙だと思う方もいるかもしれませんが、スパロボは制作陣が超マニアックで本家からも許可をもらってシナリオを作成しているため、想像以上にまとまった良い作品となっています。面白いです。
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20年以上の歳月を経て、忘れかけた頃に『機動戦士ガンダムUC』においてプルシリーズ最後の生き残りが登場しました。その名もマリーダ・クルス。20歳近い年齢になっている大人の女性ですが、確かにオリジナルのエルピー・プルやプルツーと同じ髪色・雰囲気を持っている女性ですね。
例外なく強力なサイコミュ親和性を持ち、最新のニュータイプ専用機クシャトリヤで、過去に登場した強化人間の中で最も強いかもしれない活躍をしました。オリジナルのエルピー・プルから12番目のクローンなので、プルトゥエルブと呼ばれています。正真正銘、プルシリーズの最後の生き残りです。
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プルシリーズ最後の生き残りであるマリーダ・クルスですが、UCの作中ではヒロインであるミネバ・ザビを「姫様」と慕い、ミネバの方もかなりマリーダのことを信頼しているようでした。戦乱の世において、ザビ家の生き残りとして非常に難しい立場にあったミネバは、頼れる人物もいない中マリーダは数少ない信頼できる人物の一人だったのでしょう。
また、マリーダの方もプルシリーズ最後の生き残りとして悲惨な境遇で育ってきたので、ミネバとマリーダは生き残り同士、互いに悲惨な運命と境遇を追ってきた者同士として、共鳴できる部分があったのでしょうね。
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プルシリーズの人数は、オリジナルのエルピー・プルから数えて12番目のクローンであるプルトゥエルブ(マリーダ)が最後だとすれば、人数は全員で12人です。ただ、この人数も完全に確定された人数ではないため、実際のプルシリーズの人数はわからない所がありますね。
プルシリーズの多くは、キャラ・スーンが搭乗していたゲーマルクとの戦闘で戦死しています。生き残ったのがマリーダだけという確定情報があるだけで、正確な人数はわかっていません。しかし、ゲーマルク戦を見る限りそこまでプルシリーズの人数は多くなかったので、最大で12人くらいだったのではないかと思われますね(つまり全員で12人くらいでは?)。
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ジオン公国は、かねてからニュータイプの戦略的兵器としての価値を高く評価していました。しかし、問題はニュータイプの割合が絶対的に少ないことです。そこで考案されたのが、人工的にニュータイプを生み出すクローン技術。一説によれば、血統主義であったジオン公国は、ギレン・ザビの遺伝子とニュータイプ素養のある女性の遺伝子を掛け合わせて、プルシリーズを誕生させたとか。
つまり、プルシリーズはギレンの血を引いている可能性があるということですね。プルシリーズがギレンの血を引いているとすれば、同じザビ家であるミネバとマリーダが何となく親和性を感じているのもうなずけます。
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ザビ家の人間はギレンをはじめ、ミネバ以外は例外なく戦死しています。そんな呪われたギレンやザビ家の遺伝子が組み込まれたかもしれないプルシリーズも、同様に戦死してしまいますね。ギレンも結局はこれからという時に妹のキシリアの反逆で殺されていますし、ザビ家の人間はギレンをはじめ、裏切りや私恨の連鎖で衰退していきました。
ギレンをはじめとするザビ家の人間は、死の匂いが付きまとっていますが、ギレンの遺伝子から生まれたかもしれないプルシリーズも、その負の連鎖の中に組み込まれてしまったのかもしれません。そう考えると、ミネバのその後も不安ですね……。
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サムネイル画像は下記より引用しました。
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