ブリーチ千年血戦篇で一番戦闘能力が高いキャラクターについて
ブリーチの千年血戦篇はアニメ化されておらず漫画のみですが、最終章だけあって強いキャラクターが大勢登場しました。
また、以前から登場しているキャラクターでも大幅に強くなったり、意外な力を隠し持っていたことが明らかになっています。
千年血戦篇で一番戦闘能力が高いキャラクターは誰なのか考えてみました。
ネタバレを交えながら、戦闘能力の高い新キャラクターや強くなったキャラクターなどについてもご紹介します。
ブリーチ千年血戦篇の黒崎一護について
ブリーチの主人公黒崎一護は今まで死神と虚両方の力を持っていることが描かれてきましたが、千年血戦編では母親の黒崎真咲が滅却師だったことが明らかになりました。
そのため、一護は戦闘中に滅却師の力を使用するシーンが描かれています。
今まで一護が使用していた斬月は本当は斬魄刀ではないことが明らかになり、最終章でようやく斬魄刀である真の斬月を手に入れています。
斬月は二刀で一対の斬魄刀に変化し、死神と虚、滅却師という三つの力を使いこなすことができるようになりました。
卍解すると二刀が一つになって大剣に変化します。
真の斬魄刀を手に入れてからは、護廷十三隊の隊長格以上とされる星十字騎士団4人を同時に相手ができるほどの強さを手に入れています。
しかし、相性が悪いアスキン・ナックルヴァールには戦闘描写なしで倒されてしまい、ユーハバッハには卍解した途端に斬月を折られてしまいました。
主人公なら最強になってもおかしくないと思いますが、黒崎一護は千年血戦編で最も戦闘力が高いキャラクターとは言えません。
ブリーチ千年血戦篇の更木剣八について
ブリーチの更木剣八は戦いをより楽しむために無意識に霊圧を押さえて敵と戦っています。
しかし、一般の死神では霊圧を感じ取ることができないほど強大な霊圧をみせたことがあり、限界がどのくらいなのか分かっていません。
作中では負けたこともある剣八ですが、 限界がわからないため最強候補のキャラクターの一人です。
千年血戦編では卯ノ花烈との戦いで全力で戦うことができるようになった上に、卍解までできるようになりました。
巨大化したジェラルドと真っ向から戦えたのは剣八だけでした。
しかし卍解を使用した際には、力が強すぎて肉体の方が耐えられませんでした。
卍解も剣八の意志というよりは斬魄刀自身が力をコントロールしている感じです。
まだまだ強くなる余地がありそうですが、 千年血戦編で一番戦闘力が高いキャラクターとは言えないでしょう。
ブリーチ千年血戦篇の日番谷冬獅郎について
日番谷冬獅郎は戦闘ではあまりいいところがなく、ブリーチ千年血戦編でもいきなり卍解を奪われてしまいました。
やはり、あまりいいことがなさそうな展開でしたが、ジェラルドとの戦闘で実は今までの卍解は真の卍解ではないことが判明します。
背中にある三つの花のような氷の結晶が砕けると卍解が解けると思われていましたが、実は結晶が砕けた時こそ真の卍解が完成することが明らかになりました。
真の卍解では日番谷自身も成長した姿になります。
普段の大紅蓮氷輪丸に比べると能力が大幅に上がります。
更に「全ての物質の機能が停止する」という能力を持っていることも明らかになっています。
ジェラルドの「希望の剣(ホープヌング)」の能力を無効化して破壊するという活躍を見せました。
隊長の中では弱いと言われた日番谷ですが、完全な状態ではかなりの強さです。
とはいえ、ジェラルドを倒すことはできませんでした。
ブリーチ千年血戦篇の朽木白哉について
ブリーチ千年血戦篇の序盤では朽木白哉は、卍解を奪われてしまうなど散々な目に合っています。
更に自分の卍解で攻撃を受けてしまいボロボロになり、死亡確実といわれるほどのダメージを受けました。
しかし、零番隊で治療を受けて全快し大幅に実力を上げています。
2回目の見えざる帝国との闘いでは自分を倒したエス・ノトを圧倒し、隊長格以上の霊圧を持つ星十字騎士団のメンバーを5人同時に相手にしました。
そのうち3人を始解だけで倒す強さを見せました。
ジェラルド・ヴァルキリーと戦うまでは卍解は使いませんでした。
その後の闘いでは、護廷十三隊の攻撃を受けて大幅に強化されたジェラルドに圧倒され戦闘不能になりますが、すぐに復活し日番谷、剣八と協力してジェラルドと戦っています。
殲景千本桜景厳によって産み出された千本の刀全て操る奥義「一咬千刃花(いっかせんじんか)」を披露しています。
かなり強くなっていることがわかりますが、一人ではジェラルドに圧倒されていました。
千年血戦編で一番戦闘能力が高いとは言えません。
ブリーチ千年血戦篇のリジェ・バロについて
ブリーチ千年血戦編のリジェ・バロはユーハバッハの最高傑作と自称しています。
親衛隊の一人でもあり、ライフルの射線上にあるものを全て貫く能力と全ての攻撃がすり抜ける能力を持ちます。
一度は零番隊に倒されていますが、聖別で復活後は零番隊を一人で倒しているようです。
恐ろしい能力を持っていますが、京楽春水の卍解ではダメージを受けるなど防げない攻撃もあります。
再生能力などはなく、ジェラルドやぺルニダほど手が付けられない感じではありません。
ブリーチ千年血戦篇のジェラルド・ヴァルキリーについて
ブリーチ千年血戦編のジェラルド・ヴァルキリーは、霊王の心臓と噂が流れている滅却師でユーハバッハ親衛隊の一人です。
ダメージを受ければ受けるほど体が巨大化し強さが増すという奇蹟の力を持ちます。
これはユーハバッハの聖文字とは無関係で、ジェラルドが元々持っていた能力のようです。
強くなるだけでなく、体が粉々になっても復活するなど手が付けられません。
複数の隊長を戦闘不能に追い込み、結局護廷十三隊の攻撃では最後まで倒すことができませんでした。
星十字騎士団では最強候補の一人ですが、聖別で死亡しておりユーハバッハには絶対に勝てません。
ブリーチ千年血戦篇のペルニダ・パルンカジャスについて
ブリーチ千年血戦編のペルニダ・パルンカジャスは、霊王の左手で本当に左手に目玉がついた姿をしています。
自分の神経を対象に通すことで折り曲げたりして、攻撃することが可能です。
突然、血だるまになるまで折り曲げられるという攻撃のインパクトは強烈です。
恐ろしいのは攻撃よりも神経を通した対象を解析することでぺルニダ自身が進化し、理論上無限に強化されていくことです。
その上、恐ろしいほどの再生能力を持っていて、肉片になっても破片一つ一つがぺルニダになってしまいます。
涅ネムの細胞を取りこんで過剰成長で自滅しました。ユーハバッハの聖別でも力を奪われて死ぬ可能性が高いでしょう。
ブリーチ千年血戦篇のグレミィ・トゥミューについて
ブリーチ千年血戦編のグレミィ・トゥミューは自称星十字騎士団最強で、想像したことが現実になる能力をもっています。
圧倒的な物量の攻撃で敵を虐殺し仲間どころかユーハバッハまで攻撃に巻き込むため、長い間幽閉されていました。
敵が死んだ想像を現実にすることはできませんが、骨をクッキーのようにするなど体自体に干渉することは可能です。
ダメージを受けても想像で全快することも可能です。
星十字騎士団最強でもおかしく無い能力なのは確かでしょう。
しかし、更木剣八との戦闘で自分が負けることを考えたため、現実になり敗北しています。
ブリーチ千年血戦篇のユーグラム・ハッシュヴァルトについて
ブリーチ千年血戦編のユーグラム・ハッシュヴァルトは星十字騎士団の最高位(グランドマスター)で、仲間からは時期皇帝としてユーハバッハの後継者と目されている実力者です。
能力のThe Balance(ザ・バランス) は、彼の周囲で幸運なことが起きた相手に同等の不運を与える能力です。
戦闘に応用すれば彼の敵に一方的に不運が起きることになります。
本人の戦闘能力も高い上に、ユーハバッハが寝ている間はユーハバッハの能力をハッシュヴァルトが使用できます。
最強でもおかしくないキャラクターですが、聖別で死亡しているためユーハバッハには絶対に勝てません。
ブリーチ千年血戦篇の月島秀九郎について
ブリーチの月島秀九郎は死神代行消失篇で活躍したキャラクターです。千年血戦編ではあまり出番がありませんでしたが、ユーハバッハの全知全能の効果を無効化する活躍を見せました。
朽木白哉に負けたのは油断の部分が大きく、ブック・オブ・ジ・エンドの能力は星十字騎士団と比べても全く見劣りしません。
月島自身を強化することも可能な能力で、もし戦いに参加していたとしてもかなり活躍できると思います。
とはいえ、流石にユーハバッハに勝てる可能性は低いですし、作中の描写的にも千年血戦編で最も戦闘能力が高いキャラクターとは言えないでしょう。
ブリーチ千年血戦篇の藍染惣右介について
ブリーチの千年血戦編では護廷十三隊が壊滅的な打撃を受けたため、藍染惣右介に協力を頼むという驚きの展開になっています。
封印された状態で椅子に拘束されていますが、黒棺を使い驚くほどの威力を見せました。
浦原喜助によると一護と戦った時よりも強くなっている可能性があるそうです。
ユーハバッハに勧誘もされていますが、その時に鏡花水月で感覚を狂わせています。最終決戦でも自分と黒崎一護を誤認させました。
崩玉でほぼ不死になっているため殺すことは不可能に近いようです。
崩玉のチート能力もあり、千年血戦編で一番戦闘能力が高いキャラクターの可能性は充分にあります。
しかし、ユーハバッハとの直接対決では一護達と協力しており、一度は倒されているように見えます。
封印が完全に解けていなかったのでユーハバッハより強い可能性はありますが、作中の描写で判断する限りではユーハバッハの方が上でしょう。
ブリーチ千年血戦篇の兵主部一兵衛について
ブリーチの千年血戦編で登場した兵主部一兵衛は零番隊のリーダー格で、死神の頭領とされています。
霊王宮に侵入したユーハバッハと戦い、ユーハバッハが全知全能を解放するまでは終始圧倒していました。
特殊能力無しの戦闘能力でもユーハバッハと渡り合っており最強クラスです。
斬魄刀一文字は相手の力を奪って自分のものにしてしまったり、相手の存在を変えてしまうなど作中でも屈指のチート能力を持ちます。
ユーハバッハを黒蟻にまで弱体化させましたが、一兵衛自身をいくらでも強化させられそうな能力です。
しかし、ユーハバッハが全知全能を使ってからは能力を無効化されてしまい敗れています。
バラバラにされても復活しましたが、ユーハバッハに負けている時点で最強とは言えません。
ブリーチ千年血戦篇のユーハバッハについて
結論から言ってしまうとブリーチの千年血戦編で一番戦闘力が高かったキャラクターはユーハバッハです。
何しろ全知全能の能力は未来を見通す上に、見知った能力ではユーハバッハを傷つけることができなくなるとされています。
どこまで未来を見通すことができるのか曖昧になっている部分がありますが、未来を知ることで能力を見知った状態にできるとなると基本的に勝つことができなくなってしまいます。
おまけに聖別によって配下の滅却師を強くすることができるだけでなく、最終的に味方の能力を吸収してユーハバッハ自身が強くなるわけです。
作中の描写に限定すれば兵主部一兵衛も藍染惣右介もユーハバッハに倒されているわけで、ユーハバッハより戦闘能力が高いキャラクターはいないと言えます。
ブリーチ千年血戦篇で一番戦闘能力が高かったキャラについてまとめ
ブリーチの千年血戦篇で一番戦闘能力が高いキャラクターはやはりラスボスのユーハバッハでした。
他にも千年血戦篇には戦闘能力の高いキャラクターが登場しています。
新キャラがどうしても強いですが、相変わらず藍染が最強クラスなところに貫録を感じます。