ナルトのあらすじ前にその概要は?
作者は日本の漫画家である「岸本斉史」さん。
里一番の落ちこぼれである主人公「うずまきナルト」が己の忍道を貫きながら敵と戦い、仲間と共に成長していく姿を描く王道ストーリー。
2002年からはテレビアニメも放送され、全世界80か国以上で放送されています。
単行本の国内発行部数も2015年時点で1億4000万部を突破しており、国外でも8000万部を記録しています。全世界累計発行部数2億冊以上のナルトは、日本だけでは留まらず、漫画キャラクターであるナルトが「世界が尊敬する日本人100」に選ばれたりするほどに世界中の人々に愛されています。
ナルトのあらすじープロローグー
木の葉隠れの里に暮らす忍者である「うずまきナルト」は落ちこぼれでした。過去に里を襲った尾獣・九尾を体内に宿していて、里の人達からも忌み嫌われています。
そんなナルトは周りの人達に自分の存在を認めてもらおうと毎日のようにイタズラをしていましたが、忍者学校の講師忍者である「うみのイルカ」と出会い、隠れて修行した「多重影分身の術」で問題を解決し、学校を卒業します。
ナルトのあらすじー波の国編ー
下忍となったナルトは新たな仲間と共に第七班として様々な任務をこなすようになります。ある時、依頼された護衛任務で波の国まで要人護衛をすることになるが、霧隠れの抜け忍である「桃地再不斬」に要人の命を狙う襲撃にあいました。
一度は追い返したものの、再度襲ってくることを見越したカカシはナルト、サスケ、サクラに修行させ、再戦に挑む。血継限界である氷使いの白を倒し、再不斬と決着をつけることで、激しい戦いは終わりを迎え、第七班は初の里外任務という大きな成果を得ます。
ナルトのあらすじー中忍試験編ー
担当上忍であるカカシの推薦により、第七班は中忍試験を受ける資格を得ました。下忍であるナルト達は中忍試験を受けることにし、一次試験の筆記を何とか突破するも、二次試験のサバイバル演習場である「死の森」で伝説の三人である大蛇丸と出会います。
大蛇丸は同じ木の葉隠れの忍びでしたが、現在は抜け忍として危険な研究を繰り返しており、サスケの「うちは」としての肉体を気に入った証にと呪印をサスケへと刻み込みます。
ナルトのあらすじー木の葉崩し編ー
中忍試験に行われた3次試験へ出場する為の予選から一か月。修行を積み重ね、本選を迎えていたナルトとサスケだが、勝負の最中に何者かの仕業で試合会場全体に幻術がかけられてしまいます。それと同時に木の葉の壊滅を目論んでいた大蛇丸と砂隠れの忍び達に戦争を仕掛けられてしまう木の葉隠れの里。
三代目火影である猿飛ヒルゼンと一騎打ちをした大蛇丸は、ヒルゼンの命がけの術により両腕が使えなくなります。一方ナルトは、体内に一尾を宿すナルトと同じ人柱力である我愛羅と対決していた。尾獣の力をぶつけ合った死闘の末に、我愛羅は同じ境遇に涙するナルトのことを友と呼ぶようになります。
ナルトのあらすじー綱手探索編ー
三代目火影である猿飛ヒルゼンが無くなってことで空席になった火影の座。木の葉の里の上層部は伝説の三忍である自来也に就任の要請をするも、自来也は同じ三忍である綱手を推薦することでそれを固辞した。S級犯罪者や抜け忍で構成される「暁」に九尾の力が狙われていることを知ったナルトは、自来也と共に行動することになり、綱手を探す旅にでます。
ヒルゼンに使い物にならなくされた両腕を直す為に医療忍術のスペシャリストである綱手に治療を求めていた大蛇丸を退けるために自来也とナルトは戦い、口寄せの術と修行で獲得した「螺旋丸」を駆使することで勝利し、綱手を木の葉隠れの里に連れ帰ります。
ナルトのあらすじーサスケ奪還編ー
綱手が五代目火影に就任する中、大蛇丸の部下である音の五人衆にサスケが連れ去られてしまいます。里に戻ることもできたサスケですが、イタチへの復讐を果たすために力を欲していたサスケは木の葉隠れの里を抜け、大蛇丸の元へと向かうことを決意しました。
綱手は中忍となった奈良シカマルを小隊長としたうずまきナルト、日向ネジ、秋道チョウジ、犬塚キバの編成でサスケ奪還を命じました。音の五人衆の妨害を乗り切り、ナルトは「終末の谷」でサスケと対決をするが、敗れてしまいます。倒れるナルトをそのままに、サスケはその場を去っていきました。
ナルトのあらすじー風影奪還編ー
自来也との修行を二年間積み重ねたナルトは久々に木の葉隠れの里へと帰郷しました。そこに砂隠れの里で風影となった我愛羅が誘拐されたと知らせを受けます。木の葉の仲間達と砂隠れの里の相談役であるチヨばあと共に暁を追跡する一行だが、強敵である暁メンバーに苦戦します。
万華鏡写輪眼を開眼させたカカシの「神威」により我愛羅を奪還するが、一尾を抜かれた我愛羅はすでに死亡していた。怒るナルトを見たチヨは自らの命を代償に転生忍術を施すことで我愛羅に未来を託してを生き返らせます。
ナルトのあらすじー天地橋偵察任務編ー
カカシが入院し、サスケが抜けた第七班は新たな上忍であるヤマトと暗部出身のサイを仲間に加えた新生第七班で「天地橋偵察任務」に当たります。それはサソリのスパイとして大蛇丸の部下に接触するというものであり、そこで薬師カブトと会うことになりました。
正体がバレ戦闘になるが、大蛇丸も現れてしまいナルトの九尾の力が暴走してしまう。なんとかヤマトの力で暴走を止め、大蛇丸のアジトへ潜入し、サスケとの合流を果たすが、サスケを連れ戻すことはできませんでした。
ナルトのあらすじー暁討伐編ー
ナルトの九尾を狙った暁のメンバーである飛段と角都の接近に気づいた綱手は、彼らを殺すべく20小隊を編成して送り込むが、圧倒的な力でやられ、班にいた猿飛アスマも命を落とすことになりました。師であった猿飛アスマの仇を討つべく第十班である奈良シカマル、秋道チョウジ、山中いのは上忍である、はたけカカシに協力してもらい、再戦に挑みます。
不死身である飛段と一騎打ちになったシカマルは戦略を駆使して勝利し、無限の命を持つ角都との戦闘に苦戦していたカカシ達は増援に駆け付けたナルトの新忍術である「風遁・螺旋手裏剣」で勝利しました。
ナルトのあらすじーイタチ追跡編ー
サスケの肉体を奪おうと目論んでいた大蛇丸は、目論見を気づいたサスケの殺されてしまいます。その後サスケは大蛇丸の所有していた各地のアジトを周り、水月、香鱗、重吾を仲間にし、小隊「蛇」を名乗り復讐へと動き出しました。
イタチが所属する暁は「蛇」を脅威と判断し、デイダラとトビを刺客として向かわせるも、サスケに返り討ちにされ、デイダラは自爆を試みるも躱されてしまいます。
ナルトのあらすじー自来也豪傑物語編ー
自来也は独自の情報網で暁のリーダーが雨隠れの里にいるという情報を元に、一人で敵地に潜入します。ペインは自来也が乗り込んできたことを察し、部下である小南を送り込みました。自来也のかつての弟子である小南を封じめることで、ペインと戦うことになります。
激闘の最中、敵の正体は小南と同じく過去の弟子である長門ではないのかと当たりをつけるが、ペインの輪廻眼の力で致命傷を負ってしまいました。死の間際に自来也は木の葉の里にペインの正体を暗号として送り、力尽きます。
ナルトのあらすじーイタチVSサスケ編ー
「蛇」として活動し続けたサスケはついにイタチとの対決を叶えました。うちはのアジトにて壮絶な戦いを繰り広げ、最後はイタチが力尽きます。戦いで疲れ果てたサスケが目覚めた隣には写輪眼を仮面の奥に潜ませたトビと出会います。
そこでイタチの過去の真実を教えてもらい、最愛なる人を殺したことでサスケの写輪眼は「万華鏡写輪眼」へと昇華し、小隊の名を「蛇」から「鷹」へと改めて、暁と手を組むことで木の葉への復讐を誓います。
ナルトのあらすじーペイン編ー
自来也の死から立ち直ったナルトは仇を取るべく妙木山にて仙術の修行を開始します。しかし、そんなタイミングで木の葉の里はペインに襲撃され、一瞬で壊滅状態に陥ってしまいました。急遽里へ向かったナルトは、壊滅した里を見て怒り、ペインと戦うが捕まってしまいます。
ヒナタの命がけの救出に九尾化したナルトは、失いかけた理性を取り戻しペインを倒しました。その後、ペインの正体である長門の元へ向かったナルトは長門の憎しみを聞き、「エロ仙人の信じたことを信じてみる」と返答し、説得させます。長門はナルトに忍びの未来を託して命を使い、木の葉で殺めた人を「外道・輪廻天生の術」で生き返らせました。里に戻ったナルトは英雄として迎えられます。
ナルトのあらすじー五影会談編ー
ペインによってダメージを負った木の葉の里は、綱手が療養中により火影の仕事ができないことを理由に、志村ダンゾウが六代目火影になります。ダンゾウは暗部要請部隊である「根」の頭であり、うちは一族の抹殺を命じた張本人でもあります。その後、ダンゾウは暁を脅威に感じていた五影によって行われる「五影会談」に出席すべく、鉄の国へと向かいました。
サスケはイタチを苦しめていたダンゾウへ報復するために「鷹」のメンバーと共に五影会談を襲撃します。しかし、サスケの襲撃は他の里影により防がれ、トビによって救われます。トビは自らの「月の眼計画」を実行すると宣言し、「第四次忍界大戦」の開戦を五影に言い渡した。五影は人柱力の保護を目的に忍連合軍を組織することを決定し、会談が終了します。
会談後、ダンゾウを見つけたサスケは見つけ、腕に写輪眼を隠したダンゾウとの死闘を乗り切り、復讐を果たします。そこへナルトが現れるも「お前を一番に殺してやる」とサスケは言い残し、その場を去っていきました。
ナルトのあらすじー第四次忍界大戦編ー
開戦した「第四次忍界大戦」。忍連合軍は各部隊をそれぞれの戦場に送り出し、激戦の死闘を余儀なくされます。
第四次忍界対戦ー序ー
暁に狙われる存在であるナルトは復活した綱手の要請で、八尾の人柱力であるキラービーと共に雲隠れにある島亀で九尾チャクラをコントロールするための修行を開始します。
その頃、トビは小南を殺して長門の輪廻眼を手にし、10万体の白ゼツを制作していた。薬師カブトと接触してからは穢土転生の術で蘇生させた忍を加え、戦争への軍備を整え始めます。
第四次忍界対戦ー破ー
戦争のことを知らされずに九尾チャクラをコントロールするための修行をしていたナルトだったが、戦争のことに気づき、キラービーを説得し、共に島亀から脱走をします。しかし、その道中で穢土転生によって蘇ったイタチと長門と戦闘になるが、イタチは自身の写輪眼を使うことで穢土転生の呪縛から逃れ、長門をナルトと共に封印した。
イタチはその後、術者であるカブトを殺すことで穢土転生を阻止しようと彼のもとへ向かいますが、カブトは初代火影と対等に争って死んだとされる「うちはマダラ」を蘇生させてしまいます。その危機に気が付いた五影は動き出し、マダラの向かった戦場へと赴きました。ナルトはキラービーと共に穢土転生で蘇った人柱力達に襲われていたが、九尾と和解することで九尾のチャクラを完全にコントロールし始めます。
第四次忍界対戦ー急ー
イタチの眼を移植することで永遠の万華鏡写輪眼を手に入れたサスケは、ナルトを殺すために戦場へ向かっていたが、道中で蘇ったイタチと出会います。イタチの後を追いかけ、共にカブトを倒す二人。カブトを倒されたことで穢土転生の効力が消え、蘇生されていたイタチや他の忍びは消滅していきましたが、マダラだけは己の写輪眼の力で現世に留まります。
戦場で戦っていたカカシの一撃を喰らい、面を割ってしまったトビの正体に一同は驚愕した。それは過去に死んだはずのカカシの親友のうちはオビトだったのです。オビトの壮絶な過去を知ったことで戦意喪失するカカシだが、ナルトを守るためにとオビトと戦った。オビトと合流したマダラは八尾と九尾を捕まえるために十尾を無理やりにも不完全な状態で復活させます。
ナルトのあらすじー十尾編ー
十尾の人柱力となったオビトの凄まじい力の前に苦戦を強いられてしまう忍連合軍。イタチが木の葉の里を守ろうとしていた事実を知ったサスケは本当に木の葉を潰していいのか悩んでいた。サスケは自分の意思を決めるために大蛇丸を蘇生させ、穢土転生で歴代の火影を蘇らせます。過去の火影から話を聞いたサスケは木の葉の里を守ることに決め、火影と共に戦場へと赴きました。
歴代火影とサスケが加わることで十尾を引き抜くことに成功したナルトはオビトを説得させることでマダラの「月の眼計画」を止めるために協力させます。
ナルトのあらすじー大筒木カグヤ編ー
ナルト達は「月の眼計画」を止めるためにマダラに戦いを挑むが、マダラの無限月読によって計画が実行に移されてしまいます。世界中の全ての者が幻術にかかってしまう中、サスケの万華鏡写輪眼の力で呼び出した「須佐能乎」により、ナルト、サスケ、サクラ、カカシの第七班は「無限月読」を防ぎます。勝利を確信したマダラだが、黒ゼツに殺されてしまう。
黒ゼツの目的は大筒木カグヤの復活であり、過去に忍世界を作り出した大いなる母である彼女は復活を待ち望んでいた。圧倒的な力でナルト達は窮地に追いやられるも、未だに失われていなかった第七班のチームワークを駆使することでカグヤの封印に成功します。
ナルトのあらすじー最後の対決編ー
カグヤを封印することで終局を迎えた第四次忍界対戦だったが、サスケが平和の為にと五影達を処刑を宣言し、闇を抱える忍びの里を新たに作り変える「革命」を宣言した。そんなことは間違っていると、サスケを連れ戻し決着をつけるためにナルトはかつて二人で戦った「終末の谷」へと赴きます。
長きに渡る因縁の戦いは苛烈を極め、お互いの全力を尽くした一撃により二人は片腕を失うことになったが、ナルトの曲がらない忍道にサスケは心を動かして、自ら負けを認めた。
ナルトのあらすじー外伝ー
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/81Cucqd-RGL.jpg
多大な犠牲を生んだ第四次忍界大戦が終結してから十数年、木の葉の里には平和が戻っていた。ナルトは夢であった七代目火影として里を守っており、長年ナルトに思いを寄せていたヒナタとの間に二人の子を授かっています。里には忍界大戦を生き残った若者達の子供の姿もあり、まさに平和を体現していました。そんな最中に写輪眼を持つ人物が現れ、新たな波乱が渦巻はじめます。
名作であるナルトをあらすじだけで満足するなんてもったいない!
ここまで簡単にではありますがあらすじをまとめてみましたが、やはり名作漫画であるナルトをあらすじを読むだけで終わらせるなんてもったいないです。あらすじだけでは語りつくせないストーリーや感動がきっと見つかるでしょう。