佐賀県の魅力
佐賀県の大きさは2.439k㎡と九州地方の中で最小の県。小さいながらも有明海や唐津湾、伊万里湾などの沢山の海域に面していて海産物も豊富。お肉もブランド牛の佐賀牛など食材豊かな地域です。工芸品に関しても、『国指定工芸品産業』に指定された伊万里・有田焼や唐津焼、『県指定伝統的地場産品』に指定されている佐賀綿や備前びーどろなどなど、伝統工芸も沢山あり、観光が充分に楽しめるスポットです。そんな佐賀は交通アクセスも良いのが魅力で、九州佐賀国際空港、福岡空港や九州新幹線などでどんな地方からでもアクセスができ、観光がしやすいのも魅力の一つです。そんな佐賀を1泊2日で楽しむ為には、目的を絞り観光してみるのもアリでしょう。
佐賀を4分割に!
1泊2日という期間で存分に佐賀を楽しんで頂くには地域を絞り魅力を知ってもらい目的を持って旅行していただくのがいいと思います。ここでは大きく4つに分割して紹介していきます。
佐賀の海を観光する、唐津・呼子・玄海へ1泊2日
佐賀の中で海に面した上にある地域。 こちらでは海に関係した佐賀のアクティビティやグルメ、観光スポットを堪能できます。
玄海海中展望塔
玄海海中展望塔は日本海では唯一の海中展望塔として昭和49年12月1日にオープンした展望塔で高さは20メートル、直径10メートルあります。玄界灘に面しているので上からは広々と海や島を見渡せ、下に降りると24個の海中窓から水深7メートルの様子が見れます。この辺一帯の海は、日本海流と対馬海流が合流する為、美しい熱帯魚も見ることができます。
地曳き網
佐賀唐津市沿岸で行われてる地曳き網。 唐津市内では観光客を対象に地元漁師の指導で地曳き網体験がホテルで行われており、唐津駅観光案内所でも申し込みをしています。玄界灘の荒波で身が締まった魚は美味しく、実際に地曳き網で引き上げた魚は食べることも出来るそうです!*漁の期間は5月〜10月の中旬
佐賀の豪華な海産物!
海の幸を堪能したいならこの2つ!総務省が実施した『地域の逸品発掘事業』で全国的には出荷が困難な「地域の逸品」の発掘を行い、佐賀県から選ばれたのがこの2つです! 呼子(よぶこ)町の名物、イカの活造り、鮮度と味は勿論のことその新鮮な呼子イカを注文してから捌く絶品。一口あわびはエゾアワビの稚貝を大好物の昆布を与えて1口サイズまで育てた名物。生でも柔らかいのが特徴で、そのまま食べるのも良し!どんな調理をしても美味しく戴ける逸品です。せっかく佐賀へ旅行に来たのなら是非食べるべき!
佐賀の歴史と名物を観光で楽しむ鳥栖・吉野ヶ里へ1泊2日
佐賀の名物と歴史的な建造物が多い鳥栖・吉野ヶ里地方は佐賀の情緒を楽しむ観光としてオススメです。
佐賀ブランド神崎そうめん
佐賀県神埼市神崎町にある神崎そうめんは良質な山々の水と佐野平野の豊かな土地で育てられた小麦を使ったブランドそうめんです。夏は冷やしそうめん冬はにゅうめんとして年間を通じて楽しめます。
佐賀牛
『松阪牛』『神戸牛』と並び全国に通用するブランドとして知られる佐賀牛、ストレスのない恵まれた大自然の環境の中で愛情を持って育てられた佐賀牛は、ギフトにもピッタリですが、どうせなら現地で食べてみては如何でしょうか?
吉野ヶ里歴史公園
吉野ヶ里遺跡は日本最大級の弥生時代の環濠集落があります。竪穴住居跡や高床倉庫群など弥生時代の珍しい建造物もご覧になれます。展示室には出土品も見ることができます。
大興善寺
717年に開山した天台宗のお寺である大興善寺は別名『ツツジ寺』と呼ばれる程のツツジの名所です。ツツジのみならず、紅葉、雪化粧も圧巻で、年中訪れても日本の風流を楽しめるスポットです。
佐賀でしか味わえない!?観光を楽しむ小城・古湯で1泊2日
小城・古湯ではここでしか味わえないだろう、グルメやレジャー、温泉が沢山あります。
古湯温泉
古湯温泉は2100年前、始皇帝の命を受けて不老不死の薬を求めてやってきた徐福が発見したと言われています。慢性リュウマチ、神経痛、神経炎、骨及び関節等運動機能障害、 外傷性障害の後治療、疲労回復に効果があるとされています。湯治旅行にいかがでしょうか?
鯉料理
佐賀県の清流で獲れる鯉を始めとした川魚は泥臭さの無い身の引き締まった伝統料理だそうです。鯉を食べれる地域は少ないと思うので貴重な体験だと思います。
佐賀バルーンミュージアム
『熱気球の街 佐賀市』とも呼ばれる程、佐賀はバルーンが有名です。 そんな佐賀バルーンミュージアムでは天候に左右されず一年中バルーンが楽しめるそうです。
工芸品、お酒などの伝統を観光で楽しむ嬉野・武雄・有田へ1泊2日
日本庭園や工芸品、酒造などを構える町が沢山あります。佐賀への旅行で感性を磨きたいなら是非、嬉野・武雄・有田へ行きましょう。
日本庭園 慧州園【陽光美術館】
回遊形式の日本庭園 慧州園(けいしゅうえん)は1周30分のゆっくりとした和みの時間を味わえます。 3000坪の敷地の中に約2000トンの石組みや様々な滝壺はステキな演出をしてくれるはずです。
松浦一酒造
松浦一酒造は先祖代々、カッパのミイラを祀ってきたという全国でも珍しい酒造。 水の神様を祀るというのは酒造のお酒造りにはピッタリです。磨き抜かれた九州の名水を使い、 「手づくりのまごころ生きるうまい酒」をモットーに蔵元をされています。カッパ目的でも良し、美味しいお酒目的でも良し、是非旅行にどうぞ
佐賀の窯元巡り
佐賀は三代茶器の一つ唐津焼があり、尚且つ磁器発祥の地で、世界的にも有名な有田焼、伊万里焼があります。 そんな陶器や磁器が盛んな地には窯元も多く、窯元巡りをメインに旅行しても楽しめるのではないでしょうか。
交通アクセス 飛行機の場合
それぞれ佐賀の観光HPからの抜粋です。参考にご覧下さい。
飛行機の場合は、佐賀空港へは東京便(羽田・成田)、韓国便、上海便がが就航しています。また、近隣の福岡空港へは関東・関西便が豊富にあります。 東京[羽田空港]→ 九州佐賀国際空港 … 約1時間50分 東京[成田国際空港]→ 九州佐賀国際空港 … 約2時間 東京[羽田空港]→ 福岡空港 … 約1時間30分 九州佐賀国際空港 福岡空港 佐賀ターミナルビル TEL.0952-46-0100 ANA(全日空) TEL.0570-029-222 Spring Japan TEL.0570-666-118
交通アクセス 鉄道・JR・新幹線の場合
佐賀には勿論、新幹線などの交通手段も利用できます。
鉄道の場合は、博多駅から佐世保・ハウステンボス方面の特急や、九州新幹線で新鳥栖駅からの移動になります。唐津方面は、福岡から筑肥線を利用します。 新大阪 → 新鳥栖駅 … 約2時間50分 東 京 → 新鳥栖駅 … 約5時間15分 名古屋 → 新鳥栖駅 … 約3時間45分 博多駅 → 佐賀駅 … 約37分 博多駅 → 唐津駅 … 約80分 JR九州案内センター TEL.050-3786-1717
交通アクセス バスの場合
バスも沢山あります。深夜バスなどの手段も是非、御活用下さい。
九州佐賀国際空港、福岡空港、博多駅から便利なバスが運行しています。 九州佐賀国際空港 → 佐賀駅 … 約35分 福岡空港 → 佐賀駅 … 約1時間15分 福岡空港 → 唐津バスセンター(大手口) … 約1時間55分 福岡空港 → 伊万里駅前 … 約2時間20分 福岡空港 → 嬉野インター … 約1時間20分 福岡空港 → 嬉野バスセンター … 約1時間25分 九州高速バス予約センター TEL.0120-489-9396 JR九州バス TEL.092-643-8541 JR九州バス(嬉野) TEL.0954-43-0079 九州急行バス(福岡) TEL.092-734-2500 佐賀市営バス TEL.0952-23-3155 昭和バス(佐賀) TEL.0952-64-8680 昭和バス(唐津) TEL.0955-74-1121 祐徳バス(鹿島) TEL.0954-69-8077
まとめ
如何でしょうか?佐賀へ旅行に行かれる際の参考になりましたら幸いです。 佐賀は小さいながらも魅力が詰まった県だと思うので是非足を運んでみてください。