チリは南米大陸の南側に位置する国です。地図で見ると細長い形が特徴的なので真っ先に覚えたひともいるのではないでしょうか。世界遺産をはじめとする大自然を堪能できるだけでなく、南米の中でも比較的治安が安定しているため陽気な人が多いのも魅力です。今回はそんなチリの観光スポットをランキング形式でご紹介します!
正式名称「チリ共和国」。全長約4300㎞にもおよぶ太平洋とアンデス山脈の間にある細長い国土が特徴です。場所によって気候が全く違っており、北部は乾燥地帯のため世界一乾燥した砂漠で有名な「アタカマ砂漠」が広がり、中央は美しい渓谷や田園地帯、南部には森林と湖、さらに南端には氷河と様々な気候に応じた大自然が広がっています。
なんといっても、南米の中でも治安が良いため比較的安心して旅行に行きやすいのも魅力です。チリの国民はとっても陽気なので、気軽に声をかけられることも多いです。また、ワインでも有名。首都サンディアゴ近郊にはワイナリーが点在しているので、ワイナリー巡りを楽しむこともできます。
ラウカ国立公園はチリとボリビアの国境付近、標高3,200m~4,600mに広がる国立公園です。フラミンゴやコンドルなど150種を超える鳥類、ビクーニャを含む哺乳類は21種類確認されており、非常に多種類の動植物が生息しているため、ユネスコにより生態系保護区にも指定されています。
ラウカ国立公園の中でも一番の見どころと言える場所は、チリの北端かつ世界最高所(標高4,517m)に位置する不凍湖「チュンガラ湖」。公園内のパリナコータ山やポメラペ山にも近く壮大な景色を楽しめます。
チュンガラ湖は、約8000年前にパリナコータ山の噴火による土石流で水流が堰き止められて出現した湖です。歴史を感じながら美しく澄んだ水面に映る大自然の絶景をぜひ堪能してください。
チリ北部、アンデス山脈と太平洋の間に広がる砂漠が「アタカマ砂漠」です。平均標高が約2,000mと高地にあるため、アタカマ砂漠への道は「死への道」と恐れられるほど過酷だったとか。また、世界中で最も降水量の少ない砂漠、空気が澄んでいるため世界一星が見える場所としても有名です。
アタカマ砂漠には数多く名所がありますが、その中でも最も景色の変化を楽しめる場所は「月の谷」です。月面のようにゴツゴツした断崖絶壁や眩暈がするほど大きな砂丘、かと思えばミネラルにより一面真っ白な白銀の世界と大自然の変化を思う存分堪能できます。
世界第3位の大きさを誇る「アタカマ塩湖」はサンペドロアタカマエリアのシンボルです。アタカマ塩湖の中央付近では、数多くのフラミンゴが羽を休めている姿を確認することがでます。風のない日は鏡のように空が映し出され、言葉に出来ない感動を与えてくれます。
世界一乾燥している砂漠のため、ほとんど降水量のないアタカマ砂漠ですが、一年のうちに数日だけ雨が降る時期があります。南部のコピアポやラセレナの街周辺で、6月に40mm以上の降雨があった場合のみ、その雨が砂漠に一面のワイルドフラワーが咲き誇る奇跡の光景を出現させてくれるのです。
美しい幻想的な光景は「世界三大ワイルドフラワー」に数えられており、9~10月の期間のみ見られるため「幻のワイルドフラワー」とも評されています。ゼフィーラやフィケラなどの色とりどりのワイルドフラワーが咲き乱れる光景は一度は見たいものですが、自然現象のため事前に情報収集を必ずおこなうことが必須となります。
世界屈指の広大な秘境パタゴニアにある、世界一美しいといわれる洞窟が「マーブル・カテドラル」。大理石によってできており、何千年もの長い時間をかけて削られてきたその美しく青いマーブル模様が特徴です。
「マーブル・カテドラル」にはボートで訪れるしか方法がないため、個人旅行ではボートを借りることになります。ツアーの方が比較的安価で気軽に訪れやすいのでオススメです。
マーブル・カテドラルがあるのは「ヘネラル・カレーラ湖」という湖です。この湖の色は目を見張るほど美しいターコイズブルー。洞窟内部に入ると洞窟の青と湖の青により、大自然の神秘を実感できるでしょう。また、サケやマスの釣りスポットでもあるので、釣り好きには最高のロケーションですね。
パタゴニア南部に位置する自然公園「パイネ国立公園」。世界屈指のトレッキングの名所として愛好家達に大人気の国立公園です。尖った山々に氷河、そしてそれを映す湖という大自然を思う存分堪能できるだけでなく、そのコースがとにかく自由!バスツアーや日帰りトレッキング、時間と体力があれば5日間かけて巡ることもできます。
総面積が約1万3000平方キロメートルもある広大な氷河が「グレイ氷河」です。実は南極大陸、グリーンランドに続く世界第3位の大きさを誇っています。流れ着いた氷河のカケラを間近で見たり触ると、その透明度に驚かされるでしょう。
第一位は「モアイ像」がある島として誰もが知っている「イースター島」です。チリ領の太平洋上にある火山島で、現地語での正式名称は「パラ・ヌイ島」。現地の言葉でパラ・ヌイとは「大きな島」を意味しています。
ユネスコ世界遺産に登録されている「モアイ像」は、巨大なもので高さ30メートル重さ90トンにもなります。現在までに何のために造られたのか、どうやって運んだのか等全てが謎に包まれており、世界七不思議のひとつに数えられています。イースター島内にはホテルやレストランもありますので、自然を堪能しながらゆっくり観光できるところもオススメです。
首都サンディアゴから車で約2時間ほどに位置する港町「バルパライソ」。バルパライソは「天国の谷」という意味で、ありとあらゆる建物、壁、階段に至るまでカラフルに彩られたアーティスティックな街並みはユネスコ世界遺産にも登録されています。
チリの庭園都市と呼ばれる「ビーニャ・デル・マール」は、バルパライソに行ったら立ち寄ってほしい高級リゾート地です。しかし日本人にはあまり知られていないため、真夏の一番賑わうシーズンでもほとんど日本人を見かけることはありません。波が荒く水温が低いため海水浴には適しませんが、海外のリゾート地を満喫するには最適の環境です。
チリの名産といえばやはり「ワイン」。日本でも安くて美味しいワインがたくさん流通しているので、買うとしたらどんなワインが良いのか悩みますよね。そんな時には2年以上寝かせた「リザーブワイン」もしくは「プレミアムワイン」を探してみましょう。また「モアイ像」にかたどられたワインボトルなどはチリ限定なので、お土産としてもオススメです。
チリが夏に入る11月~3月が観光に行くにはオススメ。パイネ国立公園がある地域の4~10月は強風と氷点下になる気温もあり、観光には向きません。また、ホテルやレストランが閉まっていたり交通機関が動いていない場合もあるので要注意です。
日本からの直行便はないため片道26時間~32時間かけての旅にはなりますが、チリには壮大な大自然がたくさんあり、日本にいるだけでは絶対に体験できないことが満載ですので絶対に損はしません。事前の情報収集をしっかりおこない、少し長めの休暇を使って一生に一度の体験をしてみませんか?