学問の神さま、菅原道真公を祀る太宰府天満宮のある福岡は、博物館、資料館など、お勉強スポットも充実。ユニークで遊び心いっぱいの穴場博物館も目白押しです。
一歩足を踏み入れたらそこは「妄想パラダイス」。気持ち悪くも可愛い等身大のフィギュアや幻想的な絵画たちが館内に所狭しと並んでいます。開館日は毎月最終日曜のみというから、行ってきたことだけでも十分自慢できるレアスポット。まさに穴場中の穴場ですね。
引用: https://www.flickr.com/photos/inucara/27627072814/
日本のカルタは、ポルトガルからの影響を受け、ここ筑後の三池地方ではじめて作られたといわれています。16世紀末の話だというから、結構長い歴史がありますね。こちらは日本唯一のカルタ専門博物館。1991年に開館して以来、日本のカルタだけではなく、タロット、トランプなども含め、さまざまなカードゲームを展示しています。嬉しいことに入館料は無料です。
三池カルタ・歴史資料館
三池カルタ・歴史資料館では、カルタのほか古代~近代に至るまでのさまざまな歴史資料も展示しています。郷土ゆかりの品々から、その文化と歴史をお楽しみください。
引用: https://www.flickr.com/photos/zunsan/25646316578/
新潟、兵庫につぐ神社の多い県でもある福岡。その数なんと3,400社以上というから驚きです。真っ先に思い浮かぶのは、太宰府天満宮ですね。今回は、地元民厳選の「穴場」のご紹介ですので、ご利益がありながらも、マニアックでユニークな神社をご紹介します。
「かわいい!」と女性たちの歓声が聞こえてきそうなキュートな神社、恋木神社。二人だけの結婚式もあげられるということですから、ロマンティックですね。神殿内や神殿横のハート型は「水田焼」という陶板。ちなみにハート型の陶板は、ここ恋木神社限定ということです。嘉禄二年(1226年) 建立なので歴史のある神社でもあります。
「無事かえる」「お金がかえる」「若がえる」と大人気のラッキーモチーフのかえるが、境内に3,000体以上!もちろん、絵馬もかえるです。ただし、ご本尊はかえるではなく、道守地蔵尊。人々が道を踏み外さぬよう、事故に遭わぬよう見守ってくださるそうです。特に旅人におすすめの神社です。
引用: https://www.flickr.com/photos/iugg7/3033706246/
ともに政令指定都市である福岡市と北九州市をかかえる福岡県は、大都会のイメージがありますが、少し足をのばせば自然がいっぱい。人ごみの中でのお買い物や観光に疲れたら、大自然のなかでリフレッシュしましょう!
千仏鍾乳洞は、昭和10年、国の天然記念物に指定された鍾乳洞です。480mから奥は小川の中を歩け、探検気分が味わえます。洞内は常に気温16度、水温14度ということなので、四季を通じて快適ですね。小川を歩くための貸し草履は無料、ペット連れのお客さまには犬用キャリーバッグも200円で貸してくれますので、至れり尽くせりです。
車がないと不便な場所ですが、3月から11月の土日祝には臨時バスが出ています。そして、なんと入場無料。大人気のソフトクリームやバーベキューも味わえ、福岡市内にいることを忘れる一日になりそう。搾乳体験やエサやり体験など牛や羊と遊べてファミリーにもおすすめ。福岡市内が一望できる見晴らしの良い牧場です。
【公式】もーもーらんど
福岡市にあるもーもーらんど(油山牧場)公式サイト。乳しぼり、乗馬体験、チーズ、バター、牛乳、オリジナルソフトクリーム、グルメなどのご紹介。
引用: https://www.flickr.com/photos/iugg7/3033706246/
九州の夜景いえば、世界新三大夜景に認定されている長崎の夜景が有名なのですが、大都市である福岡も華やかさ、美しさでは負けてはいません。傷ついた心を癒したり、明日の活力を与えてくれるのが夜景。夜景観光も予定に入れておきましょう。
標高124mの高塔山の山頂から見えるのは八幡製作所の工場群。工場は夜見ると非日常的で幻想的なのですよね。毎年7月末には、約2000人のタイマツ行列が高塔山に登る「火まつり(お問い合わせ先:若松区自治総連合会事務局
TEL:093-761-0948)」が行われます。まるで、炎の大蛇のようだと評判です。
360度どこを撮影しても素敵な写真が撮れるフォトジェニックな夜景スポット、ノーフォーク広場。目前には関門海峡。大小さまざまな船が行き交う風景は圧巻です。夜間には関門橋や対岸の下関がライトアップされロマンティックですので、カップルやご夫婦におすすめ。
夜景に大自然に神社にと盛りだくさんの福岡。おしゃれで個性的なお店だってたくさんあります。ショッピングは旅の醍醐味でもありますね。地元の店員さんたちとの触れ合いも楽しみの一つです。
一口に「博多人形」といっても、美人物、わらべ物、縁起物、季節物とバリエーション豊か。お土産に、内祝いに、記念品に、人に贈れば喜ばれること間違いなし。息をのむほど可憐で美しいものから、思わず笑みがこぼれるユニークなものまで、より取り見取りです。数多くの博多人形を実際に自分の手に取って選べるのは、ここ福岡の専門店だけです。
引用: https://www.flickr.com/photos/dakiny/8372883932/
日本全国どこでも買える博多明太子ですが、工場が見学できて、なおかつ購入までできるのは、生産地博多ならでは。実際の製造工程の流れを見たりゲームをして、明太子について楽しく学べます。創業当時のふくや店頭を再現した展示も見ごたえ十分。個人利用の予約は3日前の午後5時までです。公式サイトをご参照ください。
旅行をすれば必ず地元のパワースポットを訪れるという人が増えてきましたが、福岡にも、もちろんあります。地球のエネルギーに満ちたパワースポットは、疲れた身体を癒してくれます。旅行の途中に訪れてみてはいかがでしょうか?
高野山真言宗の別格本山でもある南蔵院。そこには、全長41メートル、高さ11メートル、重さ約300トンという途方もないサイズのブロンズ製の釈迦涅槃像があります。こちらのご住職は1995年に1億3千万円の宝くじを当て、さらにその数日後に「ナンバーズ4」で140万円を4口を当てたというラッキーマン。ここを参拝してご利益がないなんてことはありません(?!)
開運勝利の神、筥崎宮(はこざきぐう)の一之鳥居をくぐったところにある「湧出石(わきでいし)」は、触ると「運が湧く」とされる霊石。「国に一大事がある時に地上に現れる」ともいわれている不思議な石でもあります。また、銭洗御神水でお金を「てぼ」に入れ洗い清めて開運を念じ、持ち帰って使うと福を授かるといわれています。こちらには国歌君が代に詠まれている「さざれ石」もあります。
福岡の神社 日本三大八幡 筥崎宮
福岡の神社 日本三大八幡 筥崎宮では厄払い、必勝祈願、初宮参り、七五三など各種ご祈願、神前結婚式を行っております。四季を通じ多くのお祭りを開催、中でも1月の玉取祭(玉せせり)、9月の放生会は多くの方に参拝いただいています
100%の原価!100%の注文率の絶対看板メニュー「海の玉手箱」500円(税抜・2018年2月現在)は驚き!他のお店では5倍6倍のお金を払わないと食べられません。博多っ子自慢の炉端「海風土」。博多駅より徒歩5分の立地も嬉しいですね。
海風土 博多【公式】
博多駅(筑紫口・中央街)の居酒屋、海風土 博多のホームページです。お店の基本情報やおすすめ料理の「【海風土はコースがお得♪2時間飲み放題付コース】3500円~5000円までご予算に応じてお選びください★」「100%の原価!100%の注文率の絶対看板メニュー「海の玉手箱」 500円(税抜)!!」「生簀完備♪観光の方にもおすすめのイカ!!」をはじめとしたメニュー情報などをご紹介しています。
温泉施設に入るとそこはバリのリゾート。わざわざ現地からインテリアを取り寄せたこだわりの温泉。100%源泉の掛け流し浴や中国より取り寄せたトルマリン石で体を芯から温める岩盤浴などが体験できます。貸し切り家族風呂もあります。アマンディ → JR原田駅 → 西鉄筑紫駅 → アマンディ間のシャトルバスもあり。公式サイトをご確認ください。
めまいがするほどの美しさだと評判の河内藤園の藤のトンネル。4月中旬~5月中旬に開園します。こちらは秋の紅葉も絶品で、開園時期は11月中旬~12月初旬。藤の場合、時期によって入園料が500円から1,500円と変動しますので、気になる方はお問い合わせください。ゴールデンウィークのチケットは事前にコンビニで購入することになります。
北九州市八幡東区河内藤園|公式サイト
北九州市八幡東区の河内藤園は、アメリカCNNから「日本の最も美しい場所31選」に選出されるなど注目を集め、国内外から多くの観光客が訪れる観光地です。|北九州河内藤園公式ホームページ
福岡県内屈指の透明度を誇る白石浜海水浴場。「鳴き砂」と呼ばれるきめ細かい砂のビーチとしても知られています。まさに「白砂青松」ですね。JR福間駅から西鉄バス神湊行きで20分、「塩浜口」で下車し徒歩15分と交通の便はよくありませんが、訪れる価値は十分あります。
いかがでしたか?福岡といえば、男らしい九州男児に美しい博多美人、豚骨ラーメンや明太子も全国的に大人気。今回は、そこまで有名ではないけれど、地元民として日本全国の人たちに絶対におすすめしたい魅力あふれる福岡の穴場の数々をご紹介しました。最新情報は、福岡のガイドブックや観光局のサイトでご確認ください。