広島・宮島の魅力とは?
引用: https://www.flickr.com/photos/hazuijunpei/5481208673/
宮島は松島、天橋立と並ぶ日本三景の一つ。2011年には、トリップアドバイザーが「外国人に人気の日本の観光スポット」第1位に選ぶほどの世界的な観光地となっています。こじんまりとした島に見どころがギュッと凝縮されていますので、時間のない人は2時間程度でも十分観光を満喫でき、じっくり観光したい人は泊りでも楽しめる...人それぞれの楽しみ方ができるのも宮島の魅力です。
①広島・宮島観光を120%楽しむコツは「宮島行きにはJRフェリーを使う」
引用: https://www.flickr.com/photos/ranpie/4248413786/
宮島へは、JR宮島口駅から徒歩6分の場所にある「宮島口フェリー乗り場」からフェリーに乗ります。隣接するJR西日本宮島フェリーと宮島松大汽船が競合し、両社とも、運賃は大人180円(2018年3月現在)、島までの所要時間は約10分となりますが、JRフェリーの方は「大鳥居に大接近」をウリにしていますので、観光客には断然「JRフェリー」をおすすめします。ただし、大鳥居への接近は宮島口発9:10から16:10の便に限りますので、ご注意ください。
JR西日本宮島フェリー「大鳥居便」
海から大鳥居と厳島神社を正面に眺めることができる、絶好の撮影スポット!
②広島・宮島観光を120%楽しむコツは「もみじ饅頭は”揚げたて”を食べる」
広島のあらゆる観光地で見かける「もみじまんじゅう」ですが、宮島では定番ソウルフードになりつつある「揚げもみじ」にトライしてみましょう。「揚げもみじ」は、宮島の紅葉堂さんの登録商標。食べ歩き名物となっています。外はサクサク、中はアツアツもっちりの不思議食感。もみじまんじゅうの製造工程を見られる紅葉堂本店と、江戸時代の町屋を改装した紅葉堂弐番屋があります。あんこ、クリーム、チーズが各180円(2018年3月現在)
詳細情報
住所:広島県廿日市市宮島町448-1/紅葉堂 本店/電話番号:0829-44-2241/営業時間:9:00~18:00(季節により変わります)/定休日:不定休※2018年3月現在
揚げもみじ|紅葉堂
揚げもみじ
③広島・宮島観光を120%楽しむコツは「潮位をチェックする」
引用: https://www.flickr.com/photos/mk_is_here/25574544308/
潮位100cm以下で鳥居まで歩いて行けるといわれ、潮位250cm以上で嚴島神社が海に浮かんで見られるそうです。干潮、満潮をしっかりチェックし、スタンバイしたいですね。鳥居まで歩くときは、足元が悪いので、靴には要注意です。なお、近年、大鳥居のくぼみに硬貨を差し込む方が増えているそうですが、これは鳥居を傷める原因になるそうです。
年間潮汐・潮見表|一般社団法人宮島観光協会
年間潮汐・潮見表
④広島・宮島観光を120%楽しむコツは「弥山七不思議の制覇」
標高535m、宮島の最高峰、弥山(みせん)には七不思議が存在します。七不思議とは、(1)消えずの火(きえずのひ)(2)錫杖の梅(しゃくじょうのうめ)(3)曼荼羅岩(まんだらいわ)(4)干満岩(かんまんいわ)(5)龍燈の杉(りゅうとうのすぎ)(6)拍子木の音(ひょうしぎのおと)(7)時雨桜(しぐれざくら)。曼荼羅岩と龍燈の杉、時雨桜は現在見ることができませんが、そのほかの不思議は自分の目でチェックしてみましょう。ご興味のある方は、広島観光のサイトに詳しく紹介されていますので、リンク先をチェックしてください。
◆消えずの火(きえずのひ) 大同元年(806年)、弘法大師が弥山山頂で百日間に及ぶ求聞持(ぐもんじ)の秘法を修して以来、今日まで途絶えることなく燃え続ける霊火。この火で沸かした霊水は万病に効くと言われています。また、明治34年(1901年)に操業を始めた八幡製鉄所の溶鉱炉の種火や広島市の平和記念公園の「平和の灯」の元火にもなりました。
◆錫杖の梅(しゃくじょうのうめ) 弥山本堂のすぐ西の脇にある八重咲きの紅梅。弘法大師が立てかけた錫杖が根をはり、ついには梅の木になったという伝説が残っています。毎年美しい花を咲かせますが、山内に不吉な兆しがあると咲かないとも言われています。
奇跡の験 弥山七不思議:宮島ロープウエー:宮島・弥山・日本三景・世界文化遺産/広島観光開発株式会社
神が宿る神秘の山・弥山に残る7つの不思議な伝説をご紹介します。
⑤広島・宮島観光を120%楽しむコツは「お土産は自分で作る」
みやじまん工房では、宮島彫り(料金1,900円)もみじ饅頭手焼き(756円)、杓子づくり(400円)(※2018年4月現在)が体験できます。所要時間約1時間。それぞれお持ち帰りができますので、思い出深い心のこもったお土産ができます。予約の上、ご参加ください。
詳細情報
住所:広島県廿日市市宮島町1165-2/宮島伝統産業会館内/電話番号:0829-44-1758/営業時間:8:30~17:00/定休日:月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)・年末年始※2018年3月現在
みやじまん工房 体験募集
宮島彫り体験・もみじ饅頭手焼き体験・杓子づくり体験
⑥広島・宮島観光を120%楽しむコツは「櫓櫂舟(ろかいぶね)で大鳥居をくぐる」
三笠浜(みかさのはま)より出航する櫓櫂舟は満潮時(10時~15時ごろ)に出航します。所要時間20分、大人800円(土日連休は1,000円)。運賃は船頭さんに直接払います。船に乗らないと撮ることができない写真が撮影できるので、最高の思い出になります。ライトアップされた鳥居を見るナイトクルージングもあり、こちらは要予約になります。宮島遊覧観光の公式サイトをご確認ください。
⑦広島・宮島観光を120%楽しむコツは「スターバックスでコーヒーを飲む」
特に珍しいわけではない「スターバックスコーヒー」ですが、ここ厳島表参道店は違います。美しい海と空、大鳥居を眺めながらコーヒーを飲めると大人気。壁には宮島の伝統工芸品である木製しゃもじ730枚を芸術的にディスプレイ。世界遺産が眼の前に迫るスターバックスに、ぜひ訪れてみてください。
詳細情報
住所:広島県廿日市市宮島町459-2/スターバックスコーヒー厳島表参道店/電話番号:0829-40-2205/営業時間:9:00~20:00/定休日:なし※2018年3月現在
⑧広島・宮島観光を120%楽しむコツは「弥山観光は体力と相談する」
消えずの火のある霊日堂や弥山展望台、弥山本堂のある弥山の頂上(535m)には、徒歩で登る方法とロープウェイを利用する方法があります。写真は山頂。360度に広がる瀬戸内海の景色を堪能できます。
健脚の方には登山がおすすめ!
登山コースとしては「四季の彩りを楽しめる紅葉谷コース」「石仏や町石が残る2000段の石段の大聖院コース」「天然記念物に指定されている弥山原始林を歩く大元コース」があります。「紅葉谷コース」は、約2.5km片道約1時間半~2時間、「大聖院コース」は約3km片道約1時間半~2時間、「大元コース」は約3.2km片道約2時間~2時間半となります。体力に自信がなく初めて弥山に登る人は、獅子岩までまずロープウエーを利用し、そこから弥山頂上を往復するのがおすすめです
人と神々が共に生きる島~宮島 自然めぐり:弥山登山コース
弥山登山コース
体力に自信のない方にはロープウェイがおすすめ!
紅葉谷駅出発、榧谷駅で乗り換え、そして獅子岩駅到着、往復(大人)1,800円(2018年3月現在)。獅子岩駅から弥山(みせん)山頂へは徒歩で約20分。下りの最終時刻は冬期17:00、冬期以外17:30~18:00となります。乗り遅れてしまうと自力で下山しなければなりませんので、注意が必要です。
宮島ロープウエー:宮島・弥山・日本三景・世界文化遺産/広島観光開発株式会社
宮島ロープウエーは、神に自然に愛でられた奇跡の空間「世界文化遺産・日本三景、宮島・弥山」への直行便です。
⑨広島・宮島観光を120%楽しむコツは「"恋人の聖地"に行ってみる」
引用: https://www.flickr.com/photos/mrhayata/3012066025/
弥山本堂の目前にある「消えずの火」は、806年に弘法大師が修行を行ったときの霊火が1200年以上たった今も燃え続けているということにちなみ、「恋人の聖地」と認定されています。また「宮島ロープウエー」は、「恋人の聖地」をサポートするサテライトとされています。
ハートインもみじを二人で作ろう!
獅子岩駅では、可愛いハート型のもみじ饅頭を2人で作って2人で食べる体験ができます。その場で食べても良し、持ち帰っても良し。
詳細情報
場所:宮島ロープウエ−獅子岩駅(山頂駅)/獅子岩駅限定もみじ饅頭手焼き体験/電話番号:0829-44-0316/営業時間:午前10:00〜12:00・午後13:30〜15:30/料金:1名300円(恋人1組500円)※2018年3月現在
もみじ饅頭手焼き体験、ハートインもみじ:宮島ロープウエー:宮島・弥山・日本三景・世界文化遺産/広島観光開発株式会社
宮島ロープウエ−獅子岩駅(山頂駅)で「もみじ饅頭」の手焼き体験ができます。宮島みやげ「もみじ饅頭」を自分で焼いてみよう!
2人で灯そう!「誓いの火」
獅子岩駅にあるモニュメント「誓いの火」。カップルの絆を深めるために2人でボタンを押しモニュメントの「火」を灯し、火が灯っている間にお互いの思いを告白します。普段は恥ずかしくて言えない、大切な気持ちを言葉にして伝えましょう。
「恋人の聖地」サテライト:宮島ロープウエー:宮島・弥山・日本三景・世界文化遺産/広島観光開発株式会社
宮島ロープウエーは「恋人の聖地」をサポートするサテライトです。
⑩広島・宮島観光を120%楽しむコツは「ライトアップされた夜の宮島を満喫」
引用: https://www.flickr.com/photos/126933817@N02/32061068910/
宮古島では年中無休で日没30分後位~午後11時まで、大鳥居、嚴島神社社殿、五重塔、多宝塔、参道及び西松原沿いの石燈篭のライトアップが実施されています。宮島観光は日帰りではもったいない!ぜひ、夜の宮島も満喫しましょう。アクアネット広島、宮島遊覧観光、瀬戸内海汽船が「宮島ナイトクルージング」を取り扱っています。海からの眺めも幻想的で最高ですよ。
ライトアップ|観光スポット|一般社団法人宮島観光協会
宮島のライトアップについて
宮古島観光のまとめ
引用: https://www.flickr.com/photos/yacoco/6030067580/
旅行会社のパッケージツアーでは半日観光の多い宮島ですが、丸1日いても足りないほど、充実した観光スポットがいっぱい。厳島神社のイメージが強く、落ち着いた大人向けの旅先のように見えますが、デートスポットもいっぱい。熟年カップルだけではなく、若いお二人にも「恋人の聖地」巡りをしてもらいたいですね。※記載の情報はすべて2018年3月現在のものとなります。あらかじめご了承ください。