総務省統計局の「家計調査」で、「和菓子の年間購入額」の首位を15年以上キープしているのがここ「金沢」。口の肥えた金沢っ子を満足させるためには、レベルの高い和菓子店しか生き残れません。また、加賀百万石のお膝元であった金沢は、お茶などの献上品も充実、そして、九谷焼や水引などの伝統工芸品も数多くある職人の街でもあります。観光客には、お土産の種類が多すぎて逆に選びにくいほど。そこで今回は、金沢自慢のお土産の数々をランキングでご紹介していきますので、どうぞご参考に。
オリジナルカップケーキや焼きたてサクサクシュー、ソフトクリーム、ケーキ、焼き菓子などを多数取り揃えています。アピタ金沢店のほかにも、金沢市高柳町(旧ルネス跡地) 、東力町ニ173 、木ノ新保町1-1(金沢駅Rinto内) 、香林坊1-1-1(香林坊アトリオB1F)などにお店があります。それぞれ定休日などが異なりますので、公式ホームページをご確認ください。
住所:金沢市中村町10番20号 アピタ金沢/MAPLE HOUSE/電話:076-259-1117/営業時間:am10:00~pm9:00/定休日:年中無休
金沢名物どじょうの蒲焼と国産うなぎの蒲焼を店内で食べられる店。「金沢の伝統的食文化をつなげたい」という思いで国産の「どじょう」のみで「どじょうの蒲焼」を作り続けているお店です。賞味期限の長い5本入りどじょうのかば焼きの真空パックは、680円(税込)(2018年3月現在)。
住所:金沢市寺中町ホ61-10/かばやき屋/電話:076-268-9770/営業時間:10:30〜21:00(繁忙期は18:00迄)
※繁忙期は6月末から8月末/定休日:月曜日
日本一の金箔の生産地、金沢には金箔を使ったお土産がたくさんあります。なかでも女性に人気なのが「金箔のあぶらとり紙」。職場の同僚へのお土産にも最適ですね。金箔総合ミュージアム「箔巧館」のほかにも、金沢駅百番街店、東山店、兼六園店などで購入できます。
住所:金沢市森戸2丁目1-1/金箔総合ミュージアム「箔巧館」/電話:076-240-8911/営業時間:午前9:00~午後6:00/定休日:年中無休(1月1日は休館)
おすすめは、色とりどりの最中に、ぶどう、レモン、白ワイン、黒糖風味の和風ゼリーが入った「紙ふうせん」。もらった人の喜ぶ顔が目に浮かぶ、可愛らしくも美味しいお土産です。第25回全国菓子大博覧会茶道家元賞受賞。9個入648円(2018年3月現在)。本店のほか、金沢駅の金沢百番街あんと店などに直営店があります。
住所:金沢市本多町1-3-9/高木屋本店/電話:076-231-2201/営業時間:9:00~18:00/定休日:水曜日/思案橋バス停から徒歩3分
「加賀八幡起上り」は、型に和紙を張り、胡粉、朱を塗り、松竹梅を描いた愛らしい姿が特長。昭和30年には、年賀記念切手図案にも選定された金沢の伝統工芸品。中島めんやは、尾張町の本店のほか、金沢百番街「あんと」内にも直営店があります。本店では、起上り絵付け体験ができます(30分・432円)※2018年3月現在。
住所:石川県金沢市尾張町2-3-12/中島めんや本店/電話:076-232-1818/営業時間:9:00~18:00/定休日:火曜日
店舗は、金沢市野町の「にし茶屋街にある本店のみ」ということですので、特にお土産にピッタリですね。定番の甘納豆のほか、したたり餅(生菓子)、生チョコ美人(生菓子)、笹水羊羹(生菓子)など季節限定のお菓子も販売されています。
住所:金沢市野町2丁目24-7/甘納豆かわむら/電話:076-282-7000/営業時間:(平日) 9:30~18:00・(日祝)9:30~17:00/定休日:毎月 第1火曜日※繁忙期(GW、お盆、年末年始等)は定休日が変更となる場合あり
昭和33年(1958年)に創業。笹寿しは北陸3県だけで年間1100万個以上を製造し、今や「金沢のソウルフード」。芝寿しの笹寿司には契約農家で有機肥料栽培された専用米と北陸の地で採れた良質の米を使用。ぜひご家族のお土産に。保古店のほか、金沢駅あんと内やめいてつエムザB1Fなどで販売されています。
住所:金沢市保古3-183-2/芝寿し・保古店/電話:076-240-4531/営業時間:8:00~19:00/定休日:1月1日
ほのかな竹の香りが癒される葛を加え、蒸し上げた餡が独得の歯ごたえを残す「月よみ山小路」。ぜいたくに栗をあしらった松葉屋の蒸し羊かんです。750円(消費税込)。本店のほか、金沢駅あんと「百番銘華」、めいてつ・エムザなどで販売されています。
住所:小松市大文字町69/松葉屋・本店/電話:0761(22)0120/営業時間:(月~土(水のぞく))9時~19時・(水・日・祝)9時~16時/定休日:無休 (年始をのぞく)/小松駅より徒歩約7分、小松空港、小松インターよりお車で約10分
松葉屋 石川県小松市 月よみ山路
石川県小松市の松葉屋では月よみ山路(栗・胡桃)・羊羹・薯蕷・幸福女・葛湯など、伝統の和菓子を心をこめて皆様へお届けしております。
水引は金沢の伝統工芸品。水引をアレンジした髪飾りやピアスは女性へのお土産におすすめ。ヘアゴムや箸置きもあります。水引以外にも、九谷焼やろうそくなどの伝統工芸品も販売しています。
住所:金沢市東山3丁目1番30号/松葉屋・本店/電話:076-213-2222/営業時間:10:00~17:00/定休日:不定休/北鉄バス金沢大学病院行10分「橋場町」下車徒歩1分
浅の川吉久
石川県金沢市の観光名所のひがし茶屋街の入口にある当店。伝統工芸の水引を使った髪飾り、輪島塗、九谷焼、珠洲焼など観光で訪れた際には一度は訪れたいセレクトショップ。二階のギャラリーひがしやまでは地元の作家さんや、着物の無料試着会などのイベントを開催しております。お気軽にご来店ください。076-213ー2222
創業明治44年。金沢で和菓子一筋の老舗「村上」。定番の「黒糖 ふくさ餅」は、もちもちとした求肥餅と自家製こし餡を、ていねいに焼き上げた黒糖風味の焼皮で包んだ和菓子。目にも鮮やかな季節の和菓子も販売。泉本町の本社店のほか、長町や百番街に直営店があります。
住所:金沢市泉本町1-4/和菓子村上・本社店/電話:076-242-1411/営業時間:08:45~18:00/定休日:1月1日
昭和天皇にと、試行錯誤を重ねてつくった棒茶が丸八製茶葉の「献上加賀棒茶」。遠赤外線の輻射熱によって、表面を焦がすことなく芯から浅く焙じたお茶。一番摘みの葉や茎のもつ味・香りを活かし、かつ芳ばしさをひきだしています。 金沢百番街「あんと」内にも店舗があります。60g缶入り1296円(税込)。
住所:石川県金沢市東山 1-26-13/丸八製茶葉・茶房 一笑/電話:076-251-0108/営業時間:11:00~18:00/定休日:月曜日(月曜祝日の場合は翌日)
うさぎをかたどった小さな蒸し饅頭です。色とりどりの5種類の福うさぎに地元の素材を使用した餡(五郎島金時、能登大納言、棒茶、能登産かぼちゃ、石川県産ゆず)を詰め込んだ可愛いお菓子。4個入り572円(2018年3月現在)です。さくら味やチョコレートもあります。
住所:金沢市袋町1番1号 かなざわはこまち1F/金澤福うさぎ/電話:076-225-8833/営業時間:10:00~19:00
お湯をそそぐだけで本格的なおすましができあがる「宝の麩」。お湯をそそいでかき混ぜると中から細工麩や野菜が出てきます。四季折々の限定品もあり。即席ながら素材にもこだわった逸品です。
住所:石川県金沢市尾張町2-3-1/加賀麩不室屋 ・本店/営業時間:9:30 ~ 18:30/金沢駅から徒歩15分
金沢 加賀麩不室屋
加賀・金沢の豊かな風土の中で「麩ひとすじ」職人の手から手へ当時の製法・味・技を伝承。ふやき御汁「宝の麩おすまし」が人気です
あんころ餅はシンプルなお菓子です。そえゆえにさらっとした甘味、程良い餅の柔らかさをいかに保つかが大切。あんころの圓八では、あんが出来るまで、三日はかかるそうです。圓八の創業は1737年、創業当時の製法はもちろん、「こころ」も引き継いだ老舗です。金沢駅の売店のほか、名鉄エムザ(旧名鉄丸越) や大和香林坊店(金沢市香林坊1-1-1・076-220-1153)で販売されています。
住所:金沢市木ノ新保町1-1 金沢駅構内 売店/あんころの圓八
おめでたいお席で重宝される加賀八幡の起上りもなか。かたちの由来は、加賀八幡さまの故事。赤ちゃんの誕生などのお祝いごとなどにもよろこばれる縁起のよい最中です。餡は小倉あんを用いています。御影の本店のほか、金沢駅百番街内「あんと」内やめいてつ・エムザなどで購入できます。
住所:金沢市御影町21-14/金沢うら田・本店/電話:076-243-1719/営業時間:(月~土)9:00~18:00・(日曜日)9:00~17:00/定休日:元旦のみ
金沢うら田
城下町金沢で生まれた伝統と新しい感性を季の風情に託しました
豪華金箔を一枚貼りしたおめでたいカステラ。藩政の頃より金沢が誇る工芸の一つが”金箔”。金沢は金箔の99%を生産しており、全国に誇れる工芸となっています。まめや金澤萬久の金箔カステラはこだわりの卵「エグロワイヤル」を使用したすっきりとした味わいのかすてらです。
住所:石川県金沢市岩出町ハ50-1/まめや金澤萬久 本店/電話:076-258-3366/営業時間:9:30~19:00/定休日:不定休
おすすめのくるみ松風は、みそ風味のカステラ生地にもち米を加え、表面には「くるみ」をあしらい、もっちりと焼き上げました。 ふる里の温もりが伝わるお菓子。10個入が1,242円(2018年3月現在)。本店のほか、JR金沢駅構内の金沢百番街、石川県観光物産館、ジャスコ杜の里で販売しています。
住所:石川県金沢市示野町西22/石川屋本舗/電話:076-268-1120/営業時間:8:00~17:00/定休日:不定休
(元旦、月2回の水曜日がお休み)
金沢の中でも藩政時代の面影を色濃く残す長町界隈にお店を構える鏑木商舗。長町武家屋敷らしい風情ある和風建築の店内には、九谷焼の販売のほか、鏑木コレクションの部屋や茶室・庭を臨むカウンターもあり、絶対に立ち寄りたいお店の一つです。
住所:石川県金沢市長町1-3-16/九谷焼窯元・鏑木商舗/電話:076-221-6666/営業時間:9:00~22:00(日曜・祝日:~18:00)/定休日:不定休
金沢市指定保存建造物になっている店舗で、飴屋を営み続ける百八十余年の伝統を誇る俵屋。創業は天保元年。あめ屋としては金沢で一番の老舗です。おすすめは水あめ状のやわらかいあめ「じろあめ」。
住所:石川県金沢市小橋町2-4/俵屋・本店/電話:076-252-2079/JR金沢駅から徒歩20分
艶やかでふっくらとした大納言小豆を厳選し作った「きんつば」。「きんつばといえば中田屋、中田屋といえばきんつば」と親しまれている中田屋はきんつばの代名詞。東山店は、歴史情緒に溢れた人気の観光名所「ひがし茶屋街」の近くにあります。観光のついでにぜひ。めいてつ・エムザ店や金沢百番街店、香林坊大和店でも販売されています。
住所:石川県金沢市東山3丁目4番30号/中田屋・東山店/電話:076-252-1048/営業時間:9:00~18:00/定休日:なし
引用: https://www.flickr.com/photos/yamauchibukuro/5598200630/
いかがでしたか?和菓子からお寿司、お茶、民芸品にいたるまでを幅広くご紹介しました。見ためも味も美しい金沢のお土産を、旅行の記念に、そして大切な人へのお土産に選んでください。数多くのお土産物店が軒をを並べる金沢では、きっと満足のいくお土産が見つかるはずです。※記載の情報はすべて2018年3月現在のものとなります。あらかじめご了承ください。