新潟の地理を知っておこう!
新潟は主に4つの地域に分けられます。上越市を中心とした上越地方、長岡を中心とした中越地方、そして新潟市を中心とした下越地方、さらには日本海には佐渡も浮かんでいます。昔は都が京都だったので、京都から近い方から上中下なんです。今回は新潟県の上越から順番に佐渡や下越まで、これだけは見ておきたい観光スポットをぎゅっと濃縮致しました。
引用: https://lh3.googleusercontent.com/7FRCP-3GrXKozVC1C3vypisG7Rz9987EMQ1H6k63Ry5-wyi_gXuW9ps6206i6TMNaw9LrBI=s85
1.糸魚川市の観光なら、フォッサマグナミュージアムがおすすめ!
糸魚川と聞いて、「フォッサマグナ」!と思い浮かぶ人も多いんじゃないでしょうか?ここ、糸魚川は日本を東西に分けるフォッサマグナが通っている街です。また、翡翠(ひすい)がとれることでも知られています。さらには、親不知という交通の難所があることでも知られています。
色とりどりの石は思わず見入ってしまいますね。筆者は地学マニアでしたので、何時間見ていても飽きませんでした。こういった岩石は何千年、何万年、何億年もかけて今の形になります。地球の不思議さを少しでも体感して頂ければと思います。
フォッサマグナミュージアムへのアクセス
JR大糸線・日本海ひすいライン「 糸魚川駅」下車 ・タクシー 約10分 ・路線バス「美山公園・博物館線」で約10分
糸魚川の名物といえば翡翠(ひすい)ですね。古代、日本人はこれを装飾品として使っていたのですが、いつのまにか忘れられて、長い間、ミャンマーから翡翠を持ってきたのだと思われていました。しかし、糸魚川で翡翠が再発見されたことで、日本各地に残っている翡翠は糸魚川のものだと断定されました。遠くは九州でも発見されています。
2.日本三大夜桜は高田公園!春なら絶対必見のおすすめ観光スポット!
上記の動画は筆者が撮影した物ですが、私が住んでいた新潟県上越市の高田は軒まで雪が降り積むほどの豪雪地帯です。町並みを見ればわかりますが、雁木(がんぎ)というアーケードが発達しています。また、日本のスキーはオーストリア人のテオドール・エードラー・フォン・レルヒ少佐によって、新潟県の高田で行われました。
日本三大夜桜とよばれる高田公園の観桜祭には毎年100万人の人々が訪れます。高田城とともにライトアップされる桜は厳しい冬を乗り越えた上越市民の風物詩になっています。
アクセス
アクセス:新潟県上越市本城町6-1 えちごトキめき鉄道高田駅より徒歩15分程度
3.うみてらす名立の夕日は新潟随一!おすすめのインスタ映え観光スポットです。
あなたは夕日で感動したことがあるでしょうか?私はあります。ここ、うみてらす名立はインスタ映え間違いなしの絶好の夕日観光スポットです。温泉もあって、日本酒を飲みながら眺める夕日は感動します。
アクセス
アクセス:〒949-1602 新潟県上越市名立区名立大町4280-1
TEL:025-531-6300 頸城バス「うみてらす名立」停留所すぐ
4.新潟県民の英雄!上杉謙信の居城、春日山城も観光していこうよ!
上杉謙信が居城としていたお城です。山を登っていくのが大変ですが、歴史の息吹を感じられる場所です。日本百名城としても知られています。
春日山城のアクセス:頸城バス5系統「中屋敷」下車徒歩20分 頸城バス7系統「春日山荘前」下車徒歩15分
5.青海川駅は日本で1番海に近い駅。
信越本線にある無人駅。日本で一番海から近い駅として、鉄道ファンの間では有名です。何もないですが、ホームの下が海で、日本で一番海に近い場所を通っています。日本で2番目に長い、明治時代に作られた「鉄道唱歌」でも「見渡す空の青海川 降りては汐もあみつべし・・・」とうたわれています。
6.新潟観光の玄関口!湯沢高原がおすすめ!
ロープウェイで上っていった先には新潟県のみならず群馬県まで見渡せる最高の景色が見られます。
湯沢高原へのアクセス
越後湯沢駅(西口)から約800m。徒歩8分。
新潟観光にきたならへぎそばががおすすめ!
お米と並ぶ新潟グルメの代表。小千谷市を中心に食べられている「へぎそば」というおそばです。とにかくのどごしが最高で、新潟に行くたびにまず食べたくなるおそばですね。
へぎそばとは、新潟県魚沼地方発祥の、つなぎに布海苔(ふのり)という海藻を使った蕎麦をヘギといわれる器に盛り付けた切り蕎麦。「へぎそば」は、小千谷市の業界団体によって商標登録されている。
7.お酒好きに!新潟の地酒がいろいろ飲めるぽんしゅ館がおすすめ!(長岡駅・新潟駅にもあります)
新潟県の酒蔵93箇所の日本酒が一同に集う店。500円払えば、5種類のお酒がテイスティングできます。飲んでみると分かるのですが、それぞれ個性があって、味も違います。是非お気に入りの銘柄を見つけてみてくださいね!アクセスは簡単!越後湯沢駅直結です!
8.新潟県を代表する弥彦神社は新潟観光ではマストポイント!
弥彦神社(いやひこじんじゃ)は、古事記にも登場する新潟県を代表する神社です。弥彦は普通、「やひこ」と読みますが、神社の名前は「いやひこ」なんですね。神聖な場所なので、マナーは守りましょう。
9.万代橋は新潟市のシンボル!まちあるき観光がおすすめ!
私も万代橋に来ると、「新潟に帰ってきたな~」って感じるほどの信濃川にかかる万代橋は新潟の象徴です。新潟市は「柳都」(りゅうと)という別名でも呼ばれ、新潟市内には堀が張り巡らされていました。
「新潟市民の歌」は、新潟駅の通路で流れていますが、新潟市中心部に住む人なら殆どの人が知っている名曲です。私も新潟を離れてからずいぶんたちますが、「ああ、やっぱり新潟って良いところだな」と今でも思います。
10.朱鷺メッセに上って、新潟市内を見渡すのがおすすめです!
朱鷺メッセは新潟県のみならず、日本海側で最も高い建物です。ロシア総領事館や韓国総領事館も入るオフィスビルですが、31Fにある展望室からは新潟市内を見渡すことができます。運が良ければ佐渡まで見渡せます。
新潟グルメ!イタリアンとバスセンターのカレー!
「イタリアン」という食べ物が新潟県民のソウルフードです。焼きそばの上にミートソースをかけた食べ物で、「みかづき」という店が有名ですが、新潟にしかありません。一時期長野県にも出店していたみたいですが、新潟県民にしか受け入れられず、撤退してしまったそうです。
万代シティバスセンターの中にあるそば・うどんの店で提供されるカレーです。そばやうどんも扱っているのに、なぜか昔懐かしいカレーが一番人気です。新潟市民心の味です。おみやげとしてレトルトのカレーも売ってます。
11.トキが住む島!佐渡に渡って観光しよう!トキの森公園!
直江津、寺泊、新潟の港から佐渡汽船に乗って見に行きましょう!
トキの森公園
残念ながら、純日本産のトキはいなくなってしまいましたが、やはり新潟県の鳥といえばトキですよね。ここ、トキの森公園はトキ保護センターに隣接し、「トキふれあいプラザ」では、トキの姿を遠くから見られます。トキに関する学習もできるようになっています。
アクセス
両津港からは「南線」佐和田バスステーション(BS)行きに乗車、
小木港からは「小木線」佐和田BS行きに乗車、「真野新町(まのしんまち)」停留所で「南線」両津行きに乗換え、「行谷(ぎょうや)」停留所(行谷小学校の前)で下車後、徒歩約35分。
12.もう1つの佐渡の名物といえば、金山です。
金の採掘で割れてしまった山です。「どさくさに紛れて」の「どさ」は「佐渡」を逆に読んだ呼び方で、金の採掘と関係があるようです。
13.村上名物笹川流れ
村上市にある11kmも続く海岸。景色が良いことで知られ、数々の珍しい岩を見ることができます。
いかがでしたか?
新潟というとコメのイメージしかなかったと思いますが、これでイメージを変えたことでしょう。今度の休みは新潟に行きましょう!
「へぎ」という四角い板で供されます。