新潟の冬の観光について
魚沼産コシヒカリが有名な「米どころ新潟」は、地元のお酒も充実。寒い冬には、熱燗が恋しくなりますよね。そんなお酒好きの方の冬の旅行は「新潟」がおすすめ。ほかにも、雪を利用したイベントや、心から温まれるイルミネーション関係のお祭りが多いのも新潟の特徴。珍しい真冬の花火も体験できます。寒い冬には、あえて「寒さを楽しむ」新潟観光がおすすめです。
①冬にこそ新潟の地酒を飲みたい!『ぽんしゅ館』
引用: https://www.flickr.com/photos/ladyous/13689243093/
寒い季節になると飲みたくなるのが「熱燗」。JR新潟駅を出てすぐのところに、新潟越後の酒蔵(93蔵)のお酒がすべて試せる「ぽんしゅ館」があります。お酒のほかにも、魚沼産のお米を使ったおふくろの味「爆弾おにぎり」を食べたり、越後の名産コシヒカリや魚沼カレー、「ご飯にのせるために作られた」お味噌などのお土産も購入できます。
新潟だけでなく、日本中どこでも珍しいお酒の自動販売機
「利き酒」は、自動販売システムになっています。500円でコイン5枚を購入し、1杯試すのに1枚使うというシステム。人気ランキングが掲示されているので、ご参考に。越後の美味しいお水もセルフサービスで準備されています。
詳細情報
住所:新潟県新潟市中央区花園1-96-47/ぽんしゅ館/電話番号:025-240-7090/営業時間(利き酒)9:30~20:00/アクセス:新潟県南口西通路改札を出て0分
ぽんしゅ館新潟駅店|新潟・新潟駅・日本酒・土産・観光
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②珍しい冬の花火とキャンドル祭り『えちごかわぐち雪洞火ぼたる祭』
真冬に花火見物ができるのが、「えちごかわぐち雪洞火ぼたる祭」。毎年2月に開催されます。名物イベントは雪を積んで高さを競い合う雪積み合戦 。うまいもの屋台で、越後の名産に舌鼓をうちましょう。15分間隔で運行されているシャトルバスが便利。花火は後半のメインイベントです。
観光で疲れた身体と心を癒す冬のキャンドルライト
1万本以上ともいわれるキャンドルが川口地域に灯ります。キャンドルには想いを込めたメッセージを書き込みます。キャンドルを購入すれば抽選会に参加可能。お楽しみの雪上花火は午後7時30分ごろから。
詳細情報
住所:長岡市川口中山2456番地/えちごかわぐち雪洞火ぼたる祭実行委員会事務局(長岡市川口支所産業建設課)/時間:正午~午後7時30分/電話番号:0258-89-3113/シャトルバスあり/アクセス:関越自動車道「越後川口IC」より車で約15分/※例年2月
③上越市中が温かい灯りに包まれる『灯の回廊』
観光客だけでなく、地元の人の楽しみでもある「安塚キャンドルロード」
上越市のさまざまな地域で、いっせいに炎の回廊ができます。上の写真は「安塚キャンドルロード」。凍えるような新潟の寒い冬に、あたたかい灯りで癒されてください。
新潟名物「棚田」から見る灯りも幻想的
上の写真は「まき深山のともしび」です。棚田ハイウェイ(国道405号)から見下ろすとまるで蛍のように幻想的。大島区一帯は実際に「ほたるの里」として有名。こちらは大島雪ほたるロードと名付けられています。
詳細情報
開催場所:上越市安塚区一帯、上越市大島区一帯、上越市浦川原区一帯、上越市牧区一帯、岩の原葡萄園、高士地区公民館(上越市大字北方)、名立区不動地域/開催時間:17:00~21:00(予定)/電話番号&アクセス:公式サイトをご確認ください。/例年2月
④新潟県民と観光客が一緒に楽しめる『十日町雪まつり』
城ヶ丘ピュアランドで開催される雪まつり。巨大な雪のステージでミュージックライブや華麗なきものショーなどの“音と光”の幻想的な世界が繰り広げられます。 こちらもフィナーレは、真冬の花火。城ヶ丘ピュアランドだけではなく、市内各所に「おまつりひろば」が点在し、市街地巡回バスが約30~40分間隔で運行されています。
新潟が誇るフォトジェニックスポット「棚田」
ここ十日町市は、「星峠の棚田(十日町市峠)」でも有名。大小様々な棚田約200枚が斜面に広がっています。電車では、ほくほく線「まつだい駅」下車タクシーで約20分。車では、新潟県十日町市峠1513(棚田にあるお手洗い)新潟県十日町市峠729(集落センター)にカーナビを設定してください。集落センター(025-598-2521)は棚田観光の問い合わせ先にもなっています。
冬だけではなく、赤く色づく秋の棚田も素敵
雪化粧の棚田も素敵ですが、赤く色づく秋の棚田も素敵です。棚田は四季折々に美しい姿を見せてくれます。
詳細情報
場所:城ヶ丘ピュアランド(十日町駅から徒歩で約30分・新潟県十日町市学校町1-760)、市内各地/電話番号/025-757-3100/十日町雪まつり実行委員会事務局/※例年2月
十日町雪まつり 公式ホームページ
十日町雪まつり
⑤江戸時代から続く新潟の伝統的なお祭り『献灯祭』
三条八幡の献灯祭りは、江戸時代から続く伝統行事。三条の金物商人が商売繁盛と旅路の安全を御神灯に祈願したことがはじまりです。直径50cm、高さ1m、重さ30から50kgもある巨大な御神灯が境内で灯されます。夜から明け方まで続く行事です。暖かくしてお出かけください。
巨大ろうそくに火が灯る幻想的な風景
巨大なローソクが灯る様子は本当に幻想的。旅の安全と、ご家族、お友だちの幸せを祈りましょう。
献灯祭りだけではなく、三条八幡宮は四季を通じての観光スポット
境内には八幡宮のほか、特産金物の祭神をまつる金山神社があります。献灯祭のほかにも、5月15日には三条まつりの大名行列が行われます。大名行列の後に、親が子どもの成長を祈って肩車に乗せ、八幡宮社殿を3周して拝殿に納まる「舞込(まいこみ)」も、八幡宮の伝統行事として有名です。
新緑の季節の観光もおすすめ
三条八幡宮は緑がいっぱい。雪深い冬だけではなく、大名行列の新緑の季節もおすすめです。
詳細情報
開催地:三条市八幡町12-18(三条八幡宮)/電話番号:0256-34-5605 (直通)三条市 経済部 営業戦略室 観光係/ 開催期間:1月14日夜~15日明け方/アクセス:電車:JR弥彦線北三条駅より徒歩10分・車:北陸自動車道三条燕ICより約10分
⑥新潟の老舗ショッピングセンター主催の『万代ロマンチックサーカス』
ショッピングとグルメの「万代シティパーク」の冬を彩る「万代ロマンチックサーカス」。幻想的な色とりどりのLEDライトが灯ります。伊勢丹もありますので、お買い物のついでに寄ってみるのもいいですね。
万代シティのゆるキャラ「ばんにゃい」のお出迎え
上の写真は万代シティのPRキャラクター「ばんにゃい」。万代シテイ誕生40周年を記念して2013年に生まれたゆるキャラです。チャームポイントは、「レインボータワーのようなしっぽ」。
詳細情報
開催場所:新潟市中央区万代1-6-1/万代シテイパーク(万代シテイバスセンター2F)/電話番号:025-246-6424(万代シテイ商店街振興組合)/開催時間:17時~22時/料金:無料/アクセス:JR新潟駅万代口より徒歩で10分・北陸自動車道「新潟西IC」、または磐越自動車道「新潟中央IC」より車で20分/※例年11月中旬~1月中
⑦冬の白鳥を見るために観光したい『瓢湖水きん公園』
白鳥の飛来地として有名な瓢湖は、国の天然記念物に指定されています。瓢湖(本池)はそのままの形で保全し、周囲に水鳥が生息するための新たな池を作り、野鳥を観察するための「観察舎」や遊歩道などを整備しています。フォトジェニックなスポットですので、特に写真愛好家の方におすすめです。白鳥だけでなく、桜、アジサイ、蓮などのお花見スポットしても有名。
5,000羽の白鳥が飛来するバードウォッチャー憧れの観光地
美しい白鳥が数多く見られます。その数なんと、約5000羽。一般の人でも餌をあげることができます。見ごろは早朝と夕方。
詳細情報
場所:新潟県北蒲原郡水原町水原313-1/営業:白鳥の里9時~16時/休業:白鳥の里月曜休、定休日が祝日の場合は翌日休/料金:白鳥の里の入館料300円(小中高生200円)アクセス:車:磐越道新津ICよりR460、R49経由会津方面へ15分 電車:JR羽越本線水原駅徒歩30分/※例年10月中旬~3月中旬
瓢湖水きん公園 - 新潟県阿賀野市役所
瓢湖水きん公園
⑧冬の観光地といえば、やはり温泉、関温泉
寒い冬に温泉はつきものですね。関温泉は弘法大師さまが開いたといわれている温泉。戦国時代の名将、上杉謙信も、戦の疲れを癒すために、この湯に通ったといわれている伝統のある温泉です。
新潟の秘湯、燕温泉『河原の湯』
関温泉は平成16年に、全旅館が浴槽水を科学的に調査し、良好な温泉と確認した上で、日本で初めて科学的分析による『源泉100%かけ流し』を宣言したそうです。
詳細情報
住所:新潟県妙高市関温泉/関温泉/電話番号:妙高市観光協会(0255-86-3911)
新潟の冬の観光のまとめ
引用: https://www.flickr.com/photos/nightwing_26/3059298694/
あたたかい温泉に美味しいお酒、雪まつり、白鳥、「冬」にこそおすすめの観光地は」雪国「新潟」。風邪をひかないよう、暖かくしてお出かけください。※2018年3月時点の情報になります。最新情報は、公式サイトをご確認ください。