新潟の夏の観光について
新潟の夏の観光旅行には、「高原」と「島」が特におすすめ。都会ではなかなかできない昆虫採集も体験できて、子どもたちには夏休みの良い思い出となりそうです。また雪のために冬場はクローズになる野天風呂に入れるのも、夏の旅行の楽しみ。越後丘陵公園や妙高など、涼しい高原地方は、避暑地としても最適です。
①夏真っ盛り!緑の『乙和池』で深呼吸
乙和池は中央に日本最大の高層湿原性浮島をもち、周囲には200種類を超える植物がうっそうと茂り、神秘的な雰囲気に包まれています。
夏にはクワガタムシに出会える
乙和池は、自然林のブナ・ミズナラを主とする落葉広葉樹林に囲まれています。夏にはクワガタムシを見ることができます。また、県の天然記念物にも指定されています。
詳細情報
住所:佐渡市山田1600/佐渡市世界遺産推進課文化財室/電話番号:0259-63-3195/アクセス:両津港より車で約45分・小木港より車で約50分
②新潟版、青の洞窟『竜王洞』観光
竜王洞は「佐渡版青の洞窟」と呼ばれる佐渡最大の溶岩洞窟。イタリアの「青の洞窟」と同様、太陽の光が洞窟内に差し込むと青く輝きます。シーカヤックで奥に入れるツアーも実施されています。
詳細情報
住所:新潟県佐渡市琴浦/竜王洞/電話番号:0259-27-5000(佐渡観光協会)/アクセス:小木港から車で約5分・宿根木新田(小木線)から徒歩15分徒歩は琴浦漁港まで 竜王洞は海上のため別途手段が必要
③ソフトクリームも食べられる『神田酪農』観光
新潟県の酪農発祥の地、阿賀野市で三代にわたり酪農を営む「神田酪農」。創業は大正時代、100年以上も前となります。初代、神田豊松氏は「牛の神様」と呼ばれていました。この牧場は、3月から11月の間には、牛の乳しぼり体験ができます。
夏の醍醐味!新鮮な牛乳を使った美味しいジェラートを食べよう!
牧場内のジェラートショップ「みるぱす」では、神田酪農の新鮮な牛乳を使用したソフトクリームやジェラートを販売。営業時間は11時~16時、定休日は水曜日・木曜日(※祝祭日の場合翌営業日)となります。
詳細情報
住所:新潟県阿賀野市六野瀬331/神田酪農/電話番号:0250-68-4652/アクセス:磐越自動車道安田インターより5分・新潟市より40分・サントピアワールドまで5分
【株式会社神田酪農・みるぱす】愛情たっぷりやすだ愛情牛乳は神田酪農から♪
新潟県阿賀野市の神田酪農のホームページです。やすだ愛情牛乳を中心に愛情たっぷりの商品をご用意しております。ごゆっくりご覧ください。
④緑の大平原で遊ぶ!夏の『国営越後丘陵公園』観光
冬はスキー場になる越後丘陵公園は、もちろん夏場も十分楽しめます。6月にはあじさい、バラ、ラベンダーなどが次々に開花。昆虫観察会、田植え体験、里山ウォーキング、押し花体験など、家族で楽しめるイベントも多数。夏休みを利用した家族旅行におすすめです。公式サイトをご確認ください。
新潟の短い夏を惜しむかのように咲く「イエローキャンパス」
写真は珍しい黄色いコスモス「イエローキャンパス」。9月中旬から10月上旬に『コスモスまつり』が開催されます。花と緑の館にあるレストランでは、公園中が360度見渡せます。
越後丘陵公園では、夏も冬もイルミネーションを楽しめる!
夏と冬にLEDライトを使用したイルミネーションを楽しめるイベントも実施。サマーナイトプレゼンツでは、通常の開園時間を延長し、夜9時00分まで開園します。スーパーボールすくいなどが楽しめる縁日ひろばもあり、子どもからご年配の方までご家族で楽しめます。具体的なイベントの実施日は公式サイトをご確認ください。
ドローンで空撮したサマーナイトプレゼンツは必見。新潟の短い夏を幻想的に彩ります。
詳細情報
住所:新潟県長岡市宮本東方町字三ツ又1950番1(越後公園管理センター)/電話番号:0258-47-8001/開園時間:シーズンによって変動します。/休園日:公式サイトをご確認ください。/アクセス:JR長岡駅からタクシーで30分
国営越後丘陵公園|新潟県長岡市の国営公園
新潟県長岡市にある国営公園、越後丘陵公園のご案内。料金や交通案内、各種イベント情報を掲載。季節の見ごろ情報や公園で見られる動植物のご紹介も。
⑤周囲約23kmの小島『粟島(あわじま)』で新潟県民の人情に触れる
人口370人が暮らす小島、「粟島(あわしま)」。明治時代発刊の「越後風俗志」によると、「男子は体格偉大強健にして容貌和順、女子は眉目清秀多し。」とあり、美男美女の島でもあります。370人全員が孤立することなく、温かい共同体を作っています。なのでもちろん、観光客にも親切。きっと島民たちとの素晴らしい思い出ができるはずです。海の幸も充実。特にアワビ、サザエが絶品と評判です。
冬には厳しい顔を見せる粟島は、断然夏の観光がおすすめ!
大自然の厳しさを体験できる冬の粟島もいいですが、のんびりサイクリングが楽しめる夏が最高ですね。
夏の観光は、サイクリングが人気の粟島
粟島は周囲約23km。夏の旅行はサイクリングがおすすめです。ほかにも海水浴やシュノーケリング、キャンプが楽しめます。4月下旬〜9月下旬には、島の外周を約1時間かけて一周する観光船も運行し、船上からは奇岩や怪岩のほか、美しい島の風景を眺めることができます。
詳細情報
住所:新潟県岩船郡粟島浦村字日ノ見山1491番地8/粟島観光協会/電話番号:0254-55-2146/岩船港から粟島港へのアクセス:粟島への船での移動には、粟島汽船の高速双胴船およびフェリーを利用
新潟県粟島浦村
粟島日本海に浮かぶ新潟県の小さな島
⑥リラックス効果が実証された森林セラピー基地『国立公園妙高』
引用: https://www.flickr.com/photos/tanaka_juuyoh/7708374100/
全国で30か所しかない国立公園の一つが「上信越高原国立公園」。そして妙高山は深田久弥選の日本百名山の一つです。妙高山は標高2,454m。毎年7月1日に山開きが行われ、夏から秋にかけて大勢の登山客でにぎわいます。また妙高は、全国に48ある「森林セラピー基地」の一つ。森林医学の面からリラックス効果が実証されています。
新潟のみならず、日本屈指の名湯、秘湯『燕温泉』
白い濁り湯が特徴の「燕温泉」は、妙高山の登山口で、温泉街から歩いて15分ほどの場所にあります。写真は、秋になると一面黄金色の葉が舞い落ちることから名付けられた「黄金の湯」。野天風呂のため、冬場は利用できませんので、ぜひ夏に訪れてください。ちなみにこの温泉は、標高1100m。岩つばめの群生地であることから、「燕温泉」と名付けられました。
詳細情報
住所:妙高市大字田口291-1/妙高市観光協会/電話番号:0255-86-3911/営業時間:10:00 ~ 17:00(水曜日定休)/アクセスは公式サイトをご確認ください。
妙高の魅力 | 妙高市観光協会
夏の妙高高原
⑦数々の竜神伝説が残る新潟の神秘『龍ヶ窪』
ブナやスギで覆われたたたずまいが神秘的で、数々の龍神伝説が残っている「龍ヶ窪」。1985年に「日本名水百選」の一つに選定されています。30種類以上のの野鳥が確認され、野鳥の観察にも最適の風光明媚な観光スポットです。
龍ヶ窪の湧水はもちろん龍の口から
「日本名水百選」に選ばれている名水が龍の口から流れてきます。
詳細情報
住所:新潟県中魚沼郡津南町谷内6217/龍ヶ窪/電話番号:025-765-3115(津南町地域振興課)
⑧赤い太鼓橋がつなぐ『矢島と経島』観光
引用: https://www.flickr.com/photos/cyesuta/38081315421/
穏やかな入り江に浮かぶ二つの島。矢島は良質の矢竹の産地で、『平家物語』で源頼政がヌエ退治に使った矢も矢島産と言われています。経島は日蓮の放免状を携えた高弟の日朗が嵐にあい漂着。読経して一夜を明かしたことから命名されました。
新潟佐渡名物、たらい舟を体験しよう!
引用: https://www.flickr.com/photos/cyesuta/24228824738/
「矢島と経島」を望む入り江の奥に建つ矢島体験交流館(0259-86-2992)では、「たらい舟(大人500円,小人300円)」が体験できます。
詳細情報
住所:新潟県佐渡市小木/佐渡観光協会/電話番号:0259-27-5000/アクセス:矢島入口(宿根木線)から徒歩7分
新潟の夏の観光のまとめ
引用: https://www.flickr.com/photos/uka0310/7523088498/
いかがでしたか?蒸し暑い都会を離れ、新潟の高原や島で涼しく快適な夏を過ごしてみませんか?緑の中を散歩するだけで、森林浴効果。日頃のストレスを一気に発散する旅に出ましょう。※2018年3月現在の情報になります。最新情報は公式サイトをご確認ください。
矢島と経島は、赤い太鼓橋で結ばれ、独特の景観を作っています。また、「矢島経島」へと下りる坂道の途中には、曹洞宗の古刹「海潮寺」があります。