富山の駅弁、お土産と言えば「ますの寿司」といわれるほど、全国的にも知られています。ますの寿司は、お米と鱒が笹の葉で包まれたお寿司で、香りがよく食欲をそそります。中でも100年以上の歴史を持つ源(みなもと)は有名で、脂が乗った鱒を使った贅沢な味です。さらに特別に選りすぐられた肉厚で旨みがたっぷりの厳選ますの寿司もぜひ味わってみたいですね。
駅弁としても、鱒のイラストのパッケージは有名で、旅行や出張に来たら必ずますの寿司を買うという方も多いようです。鱒寿司を包んでいる笹は殺菌作用があり、保存効果もあります。寿司をわっぱに入れることにより通気性が良く蒸気を外に出してくれるので、魚の旨みだけが残り、より美味しくなります。
ますのすしミュージアム « ますのすし本舗 源
ますのすし本舗・源は富山名産の鱒寿司を作り100余年、変わらぬおもてなしの心と磨き抜かれた職人の技で、おいしさをご提供することを大切にし、今も変わらず守り続けていきます。北陸・富山のお土産、贈答品各種取りそろえております。
1963年創業のリブランは、生菓子、和菓子、焼き菓子などを扱う富山県内で大手のスイーツ店です。販売されている焼き菓子や和菓子などは個包装しているので、好きなものを選びやすくなっています。そんなリブランで特に人気のお菓子は、薬のような名前の「甘金丹」(かんこんたん)です。富山の水を使って蒸し上げたふわふわのスポンジ生地の中に、濃厚なカスタードクリームが入った富山の銘菓です。
甘金丹は、ふわっと卵の香りがするスポンジに、なめらかで濃厚なカスタードクリームがたっぷり入ったお菓子で、富山県民も昔から親しみがあります。1個から購入することができ、薬箱を思わせるちょっとレトロな雰囲気の箱に入っています。甘金丹の生地をラスクにした、さくさくの甘金丸ラスクもお勧めです。
「しろえび紀行」は、富山の特産品の白えびを使用した薄焼きのせんべいです。富山湾は日本唯一の白えびの漁場で、透明感がありその美しさから「富山湾の宝石」と呼ばれています。その海の幸を手軽に味わえることから富山のお土産として人気を集めています。
しろえび紀行は、ちょうどよい塩加減で富山県産のお米を100%使用した香ばしさと、白えびの味と香りが、一度食べるとやめられない癖になる味です。箱入りタイプも数種類販売されているので、地元では進物品としても使われるそうです。ピリッと辛い黒こしょう味もありますので、併せて購入してみましょう。
明治30年創業の富山の老舗和菓子店・月世界本舗の看板商品「月世界」は、富山の代表銘菓として知られています。月世界なんてとてもロマンティックな名前が付けられていますが、白くふわっとした、立山の暁の空に浮かぶ淡い月影をイメージして作られたそうです。
新鮮な卵と最高級の和三盆、寒天、白双糖を合わせて煮詰め、乾燥させた干菓子です。口に入れるとじゅわっと溶けてしまう、不思議な食感の上品な甘さが人気のお菓子です。優しい甘味のお菓子ですので、日本茶だけでゃなくコーヒーや紅茶ともよく合います。
薄氷本舗五郎丸屋は、創業宝暦2年(1752年)の歴史があり、富山の伝統的銘菓の薄氷で知られる老舗の和菓子店です。薄氷はその昔は幕府への献上品として、明治以降は宮内庁への御用などに用いられる格調高いお菓子です。その薄氷の進化形として販売されているのが「T五」(ティーゴ)です。T五は、富山の新大正米を使って作られた薄い煎餅に、阿波特産の和三盆を塗った干菓子です。
口に入れるとふわっと溶けてなくなる不思議な食感の和菓子で、塩味の桜、苦味の抹茶、酸味のゆず、滋味の胡麻、甘味の和三盆の5種類があります。見た目もカラフルでかわいいので、プレゼントにもお勧めです。
富山不破福寿堂は、昭和35年開業当初から「鹿の子餅」(かのこもち)を製造販売している老舗の和菓子店です。鹿の子餅は全国菓子大博覧会で数々の賞を受賞している富山の銘菓で、真っ白なお餅の中にじっくり煮込んだ金時豆が入っています。
富山県産の新大正餅米と卵白で作られた餅に、北海道産密漬け金時豆を鹿の子の模様をイメージして散りばめられています。真っ白な餅は、富山の立山連峰に積もる淡雪をイメージしており、ふわふわのお餅を口に入れると、お餅とは思えない食感で、すーっと溶けていきます。そして中身の金時豆は、3日から4日煮詰めた上品な甘みと、とろけるような口当たりが楽しめます。
富山に行くとよくうず巻きのかまぼこをよく見かけます。うず巻き状のかまぼこを「巻きかまぼこ」と言うのですが、魚のすり身を昆布で巻いた昆布巻きかまぼこが、富山県民にはなじみ深いかまぼこです。お酒にもよく合い美味しいと、普段からよく食べられています。
巻きかまぼこには、赤巻かまぼこ、白巻かまぼこ、昆布巻かまぼこがあります。赤巻かまぼこの赤色はパプリカ色素とベータカロチンを使用して着色しています。白巻かまぼこは、着色料を使用せず、魚のすり身そのままの色あいが楽しめます。そして魚のすり身に北海道の昆布を巻いてできたのが巻きかまぼこです。富山湾の旨みが凝縮された巻きかまぼこをお土産にいかがでしょうか。
サクラスイーツは、富山や日本の素材を使い、長く愛されるスイーツを製造販売しています。その中でも特に人気を誇っているのが「クラシックチーズケーキ」です。手作り感が感じられるタルト生地に、滑らかで美しいクリームチーズが乗せられ、桜の模様が愛らしい目を引くチーズケーキです。
クラシックチーズケーキは、生地には富山の海洋深層水を、フランス産クリームチーズに富山県の卵とコシヒカリの米粉をブレンドして焼き上げられた絶品のチーズケーキです。濃厚な味ですが、米粉を使っているため、とてもなめらかでもっちりした食感です。富山湾海洋深層水から抽出した入善の塩が入っているタルト生地のまろやかな塩気が、クリームチーズとのアクセントになっています。
サクラスイーツ|人と人を結ぶお菓子
1台1台が手作りのサクラスイーツがご紹介するお取り寄せチーズケーキ。日本の「四季折々の旬の味覚」と「サクラスイーツ」のチーズケーキのコラボレーションを様々な形で楽しんでいただくオンラインショップです。
「なんと!ん米ロール」は、自然豊かな南砺市産の名水コシヒカリの米粉を使用したこだわりのロールケーキです。米粉本来の旨みや食感を生かし、しっとり、もっちりといった独特な口当たりのロールケーキができあがります。材料に小麦粉を使っていないので、アレルギーのある人も安心です。甘さ控えめで口溶けの良い純正生クリームを使用し、食べやすく仕上がっています。
真っ白で美しい豆乳ホワイトロールの他、南砺市産アカシア純蜂蜜を使ってしっとり口溶けの良い蜂蜜ロール、竹炭のパウダーを生地に練り込んだ竹炭ロール、そして抹茶ロール、チーズロールがあり、期間限定の味も販売されます。1カットずつ個包装されて売られているので、色々な味が楽しめます。
富山県産のコシヒカリを原料に使い、和菓子用の木型で手作りされた「高岡ラムネ」は、創業170年の老舗の和菓子屋・大野屋の熟練の技が生かされたおラムネ菓子です。
国産生姜を使った「宝つくし」、柚子味の「貝尽くし」、いちご味の「花尽くし」など、日本の四季折々の風物詩や花などを形取った可愛いいラムネは大人も楽しめるお菓子です。季節限定のフレーバーも販売されますのでお見逃しなく。
毎年行われる高岡関野神社の春季例祭は、富山県内で最も古く歴史のある祭りで、御車山(みくるまやま)と呼ばれる山車がユネスコ無形文化遺産に登録された記念に発売された「御車山」は、太鼓や釣鐘、前田家家紋など、祭りにちなんだデザインで、高岡・国吉りんごを使用した特別な味です。
富山は海に面しているので、海の幸のイメージがおおきいですが、それ以外にも地元の素材を生かした和洋スイーツなど、魅力的なお土産が満載です。お土産選びも旅行の楽しみの一つですので、ぜひ参考にしてみてください。