ブリーチのソイフォンについて
ブリーチのソイフォンは隊長たちの口論を見て、くだらんと言い捨てる気難しそうな隊長として登場しました。見た目少女ですが、暗殺を行う隠密機動の総司令官というかなり恐ろしい立場でもあります。
職務に忠実な性格で同僚に対しては尊大ですが、かつての上司である四楓院夜一の前では全く違う顔を見せます。
ブリーチのソイフォンについてご紹介します。
ブリーチのソイフォンとは
ブリーチの砕蜂(ソイフォン)は護廷十三隊ニ番隊隊長です。
同時に隠密機動総司令官及び同第一分隊「刑軍」総括軍団長も務めています。
身長150cmで体重38kg、誕生日は2月11日です。
見た目は少女で隊長の中では日番谷冬獅郎について身長が低いです。
しかし、役割を考えると小柄な方が向いていることは間違いありません。
代々暗殺を担う下級貴族蜂家の出身で、幼少期からすでに実戦の中にいました。
兄が5人いましたが、既に全員亡くなっています。
ソイフォンという名前は曾祖母の使っていた通名で、本来の名前は蜂梢綾(フォンシャオリン)です。
隠密機動に入隊した時に本名を捨てて、ソイフォンと名乗るようになりました。
善悪には関心が薄いですが、護廷十三隊の矜持に従って行動します。
規律には厳しく、基本的には真面目な性格です。
夜一など一部の人物を除いて常に偉そうにしています。
破面篇ではバラガンの攻撃で左腕を失いましたが、技術開発局の治療で無事に元に戻っています。
ブリーチのソイフォンの声優について
川上とも子
ブリーチのソイフォンの初代の声優は川上とも子さんです。
1970年4月25日生まれで東京都出身、ぷろだくしょんバオバブに所属していました。
趣味は自動車レースで自家用車をレーシング仕様に改造したこともあるようです。
卵巣癌により残念ながら2011年6月に亡くなりました。
「少女革命ウテナ」の天上ウテナ、「ケロロ軍曹」の日向冬樹、「ヒカルの碁」の進藤ヒカルなどの声優として有名です
桑島法子
ソイフォンの二代目の声優になったのは、桑島法子さんです。
1975年12月12日生まれで岩手県出身、青二プロダクションに所属しています。
年齢を問わない役柄を演じる実力派の声優です。
宮崎賢治の購読会を定期的に開催していることでも知られています。
「機動戦艦ナデシコ」のミスマルユリカ、「犬夜叉」の珊瑚、「機動戦士ガンダムSEED」のフレイ・アルスターなどの声優として有名です。
ブリーチのソイフォンの斬魄刀について
ソイフォンの斬魄刀は雀蜂です。
基本的に白打で戦うスタイルのため、斬魄刀は開放後にしか使用していません。
「尽敵螫殺『雀蜂』」の解号と共に刀が右手中指に装着した形に変化します。
短く見えますが、かなり長く伸びるためリーチは意外に長いです。
一度攻撃すると蜂紋華という紋様が現れ、そこに再度攻撃を加えることで確実に敵を仕留めることができます。
蜂に2度刺されるとアナフィラキシーショックに起こして、死ぬことがよくあるためこれが元ネタではないかと言われています。
同じ場所を刺すことで効果が得られるため、後ろから攻撃しても紋様に刺されば敵を倒すことができます。
2回攻撃する必要がありますが、ソイフォンのスピードなら瞬時に倒すことも可能です。
破面篇で瞬時に破面を倒したシーンはかっこいいです。
ブリーチには異常な生命力や再生能力を持った敵もいるため、確実に倒せるとすれば相当優秀な能力と言えます。
アニメ斬魄刀異聞篇では妖精サイズの女の子として実体化しました。
オシャレとイケメン好きな性格で、ソイフォンは自分の斬魄刀だと信じられないほどショックを受けていました。
ブリーチのソイフォンの卍解について
ソイフォンの卍解は雀蜂雷公鞭です。
斬魄刀が巨大な砲台状に変化し右腕に装着されます。
鉢の針のような形をした砲弾を打ち出します。
一言で言うとミサイルを発射するような卍解で、その能力は辺り一帯を殲滅するほど強力です。
威力は隊長の卍解の中でもかなり上位に入ると思われますが、「隠密機動の矜持に反する」としてソイフォンは嫌っています。
あまりに派手すぎるため暗殺には向かず、反動が強すぎるため使うとソイフォン自身も吹き飛ばされてしまいます。
ソイフォン本人の能力ともかなり相性が悪いですが、使いどころを考えればかなり強力な能力です。
ブリーチのソイフォンと四楓院夜一の関係について
ブリーチのソイフォンにとって四楓院夜一は絶対的な敬愛の対象です。
ソイフォンは約百年前に夜一に実力を認められ隠密機動に入隊すると共に、近くで仕えることになります。
この時から四楓院家初の女性当主で白打最強だった夜一に強い憧れを抱いていました。
しかし、夜一が浦原喜助の逃亡を幇助し、本人も行方をくらましてしまいます。
裏切られたと感じたソイフォンは、夜一を憎むようになり、彼女を捕まえる誓いを立てます。
その執念で強くなり、護廷十三隊ニ番隊隊長兼隠密機動総司令官にまでなりました。
尸魂界篇では夜一を上回るほどの瞬歩を見せ一時は圧倒しますが、瞬閧を使いこなす夜一に力の差を見せつけられます。
勝ち目はないと感じながらも戦おうとしますが、夜一に説得され和解しました。
その後は昔に戻ったというか、度を過ぎた夜一への好意を見せるようになります。
アニメや小説などでは夜一に二番隊隊長の座を譲ろうとしたリ、写真を隠し撮りしたこともありました。
ブリーチのソイフォンの性格について
ブリーチのソイフォンは基本的に誰に対しても偉そうな態度で、年上の隊長はもちろん零番隊に対してもその態度は変わることはありません。
110年前の副隊長大前田希ノ進に対しては敬意を示しており、尊敬している人物に対しては全く態度が異なります。
また、女性死神協会では態度そのものは変わりませんが、協会内では自分より上の立場の草鹿やちるや伊勢七緒の言うことに従っています。
どこでも規律を守る真面目な性格ようです。
ブリーチのソイフォンのセリフについて
何故私を連れて行って下さらなかったのですが…夜一様…
夜一との闘いが終わり、とうとう本心を吐露した時のセリフです。
ちなみに回想で夜一と一緒にいる幼いソイフォンがとてもかわいいです。
この戦いでのソイフォンは激しい怒りを向けていますが、本気で雀蜂の二撃目を加える様子がなく明らかに夜一を殺すつもりではありません。
教えた筈だ 仲間がやられたら好機と思え 間に入るな 後ろから刺せ それすらできぬ程 敵との力量が隔たっているなら その場で仲間は見殺しにしろ それが 隠密機動だ
自分を助けようとした大前田に言ったセリフです。
仲間を助けに入るくらいなら攻撃の隙をついて敵を倒すという非情な考えに、隠密機動総司令官としてのソイフォンの厳しさが現れています。
ブリーチのソイフォンの強さについて
ブリーチのソイフォンはどのくらいの強さなのでしょうか?
今一つの作中での戦績は良くありませんが、能力が低いわけではありません。
瞬歩に関しては護廷十三隊の中でも、屈指のものであることは間違いありません。
瞬歩の速さを誇る朽木白哉を上回る瞬歩の達人で、かつては瞬神と謳われた夜一を瞬歩では完全に上回っています。
その速さは護廷十三隊随一だとしても、全くおかしくありません。
始解の能力は霊圧の高すぎる相手に対しては通用しないようですが、2回刺しただけで相手を確実に殺せるというのは地味ですが相当強力です。
ゲームでは藍染だろうと問答無用で瞬殺して猛威を振るいました。
見栄えが悪いせいか、原作ではあまり活躍できなかった能力ですが。
瞬閧に関しては最終章でもまだまだ使いこなしているとは言えない状況ですが、まだまだ伸び代があると言えます。
若い隊長ですから、これから強くなっていくでしょう。
ブリーチのソイフォンについてまとめ
ブリーチのソイフォンについてご紹介しました。
職務のためには仲間すら見捨てる冷酷さを持つソイフォンですが、それは真面目さの裏返しでもあります。
そして、そんな彼女が夜一に対して見せる態度のギャップがファンにはたまらないのでしょう。