【白浜エリア】和歌山のレジャースポットを遊び尽くす旅行!
白浜エリアには、観光で訪れたいレジャースポットがすべて揃っています。ですがまだ知名度が低く、知る人ぞ知る観光地となっている「行かなきゃ損な穴場スポット」状態になっているところが多いのも事実。そこでこちらのプランでは動物園や温泉、そして美術館・博物館など「すべてのレジャーカテゴリを制覇できる穴場スポット」をご紹介。子どもから大人まで楽しめるプランとなっています。
和歌山旅行でパンダに会える!「アドベンチャーワールド」
パンダは上野だけじゃない!和歌山にはパンダと会える穴場スポットがあるんです。こちらのアドベンチャーワールドには、珍しい双子のパンダを含めたかわいい5頭のパンダたちが暮らしています。元気よく遊ぶパンダたちに癒される人続出。ちなみにこちらのエリアでは、間近でパンダに会えるツアーや、パンダのことを詳しく学べるツアーなども開催されています。別途料金がかかりますが、パンダとの距離が近づく絶好のチャンス。ここへ訪れたら是非参加してみたいものですね。
アドベンチャーワールドではパンダだけでなく、たくさんの動物たちと会うことができます。園内のエリアは3つに分かれており、先ほど紹介したパンダラブのほか、イルカやクジラ・ホッキョググマたちが暮らすマリンワールド、キリンやゾウ、ライオンなど動物園の人気者たちが勢揃いしているサファリワールドがあります。そんな広大なエリア内を1日4,500円のチケットですべて回れるというのが嬉しいポイント。1日満喫プランとしてこのスポットを訪れてみるのも良いですね。
和歌山でまったり温泉旅行はいかが?「南紀白浜温泉」
白浜温泉は「日本三古湯」「三大温泉地」に数えられる人気温泉地。この温泉地は約1350年もの歴史があり、歴代の天皇も訪れたといわれる由緒ある場所となっています。そんな白浜温泉では温泉に浸かりながら白良浜の光景が楽しめるとして、知る人ぞ知る人気の穴場スポットとなっています。温泉旅行プランを考えている人におすすめです。
白浜温泉の代表的な外湯は6か所。白良浜海水浴場内にある露天風呂や円月島(「日本の夕陽100選」にランクインしている人気観光地)を眺めながら入れる風呂などがあります。この6か所すべての外湯を回ると記念品がもらえるらしいので、温泉好きの人はぜひチャレンジしてみてくださいね。ちなみに足湯も数か所あるので、散策ついでに立ち寄ってみるのも良いかもしれません。
和歌山の海で暮らす500種がお出迎え「京都大学白浜水族館」
白浜周辺に住んでいる生き物を中心に、大型の回遊魚やサメそのほか珍しい生物など約500種を常時展示している京都大学白浜水族館。入館料は600円とリーズナブルですが、充分に見ごたえがある穴場の水族館となっています。ちなみに水族館の前には水中遊覧船もあるので、鑑賞後は実際の海で生き物の姿を観察してみるというのも良いですね。
館内はヒトデやエビなど身近にいるような生き物が多いですが、イルカやクジラなどポピュラーな生き物に比べるとその生態について知らないことって多くありませんか?京都大学白浜水族館ではすべての水槽の横にわかりやすい解説シートが用意されています。実はこの解説がわかりやすいと来館者から大評判。身近で暮らす生き物について、新たな知識を得ることができるでしょう。
神秘的な自然の力を感じる和歌山旅行へ「三段壁と洞窟」
高さ約50m以上の大岩壁が約2km続く、三段壁。断崖絶壁の名勝地として知られており、展望台からは南紀の大海原を見渡すことができます。また三段壁の近くには散歩道があり、時期が合えばハイビスカスやブーゲンビリア・白浜ドリームブルーなどの和歌山に咲く花々を鑑賞することができますよ。
三段壁を訪れたなら絶対に忘れてほしくない穴場スポットが、三段壁洞窟。地下36mの位置にあるこの洞窟には、平安時代に熊野水軍が船を隠したという伝説があるそう。洞窟内は波が打ち寄せており、開放的な空間。奥には日本最大級の青胴で出来た弁財天が祀られています。神秘的な雰囲気が広がるこちらの洞窟へは、地上から直通のエレベーターが通っていますから、老若男女問わずに観光することができるのも嬉しいポイントです。
和歌山の名所を巡る旅行なら、ここはマスト!「千畳敷」
上記で触れた円月島と三段壁とともに国の名勝に指定されているのが、こちらの千畳敷。松林を抜けると広がる雄大な海と砂岩の大畳。長い年月を重ねることで砂岩が重なっていき、波の浸食により形が変化。結果的にいくつも畳を重ねているような風景となり、この名称がつけられたそうです。砂岩がおりなす土色のグラデーションと深い海の色のコントラストが素晴らしい名所となっています。
和歌山で芸術鑑賞旅行をしたい人におすすめ!「紀州博物館」
白浜温泉を望む広原にある紀州博物館。展示している芸術品は浮世絵や陶磁器・書画などの美術工芸品がメインとなっています。とくに浮世絵は、歌川広重や写楽・葛飾北斎など世界的にも有名な作家のものを収蔵。これまでにも名だたる浮世絵作家にフォーカスをあてた企画展が、この博物館にて何度か開催されてきました。そんな紀州博物館は穴場的スポットであるため、館内は喧騒とは遠く離れた静寂が広がっています。ですから作品をじっくりと鑑賞したい派や、芸術好きの人に強くおすすめしたい博物館となっています。
和歌山の珍穴場スポット!?「白浜美術館」
白浜美術館では男神女神結合像やラマ教尊像、密教仏像といった約150点の彫像を収蔵・展示しています。チベット式の上楽王仏像や、インドのミトウナ彫刻など国際色豊かな展示を鑑賞することができますよ。オリエンタル&カルチャーに興味がある人におすすめの穴場スポットです。ちなみに美術館の隣にある「歓喜神社」は夫婦円満や子宝祈願にご利益があるそう。美術館鑑賞後に立ち寄ってみるのも良いですね。
【友ヶ島エリア】和歌山旅行でパワースポット巡り
要塞時代を経て無人島となった友ヶ島は、現在は神秘的な雰囲気が漂う穴場の観光地に。ジブリファンからはとある名作の地に似ていると人気なのだとか。足を踏み入れるとなんだか別世界へ訪れたような気持ちになる友ヶ島は、パワースポットの地としても評判。もし和歌山でパワースポット巡りをしたいなら、こちらのプランを参考にしてみてください。ちなみに友ヶ島へは、淡嶋神社の近くにある加太港から汽船で向かうことができますよ。島への所要時間は30分程。ちょっとした船旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。
和歌山からラピュタの世界へ旅行しちゃおう!「友ヶ島」
ジブリ映画「天空の城ラピュタ」の世界観に似ていると人気急上昇の友ヶ島。島全体は1時間30分ほどで回れる小さなものですが、時が止まったまま風化した砲台跡や灯台・桟橋の様子が美しいと評判です。また島の中央にある湿地帯では約400種の植物が自生しているそう。小さな島ではありますが、歩いてみるとその見どころの多さに驚かされることでしょう。
友ヶ島を象徴する存在のひとつである、こちらの燈台。イギリス製の白亜でつくられており、明治時代からこの島の闇を照らしてきました。現在は閉鎖されていますが、なんと春と秋に一般公開される日があるのだそう。灯台のテラスから眺めるオーシャンビューをぜひ一度見てみたいものですね。
ラピュタの世界観に最も近いと言われているのが、こちらの「第3砲台跡」。建物の内部に入ることも可能で、ちょっとした冒険気分を味わうことができますよ。木々が生い茂る砲台跡の散策は、普段とは違う非日常を私たちに提供してくれます。ちなみに島内には「旧海軍聴音所跡」という場所もあって、ここは時とともに進んだ建物の劣化が顕著に現れています。廃墟のような退廃的な雰囲気が好きな人はぜひ立ち寄ってみてください。
場所によっては、こんなおしゃれな写真が撮影できるのだとか。島内をじっくり回って、自分のお気に入りの撮影穴場スポットを見つけるというのも良いですね。
雛祭りの発祥地は和歌山だった?ルーツがわかる「淡嶋神社」
「淡嶋神社」では医薬の神様を祀っており、女性の病気回復や安産・子授けなどにご利益があると評判の神社です。そのため社務所では、5種類の女性健康お守りや子授けお守り・縁結びなどのお守りが授与されています。
そんな「淡嶋神社」には、もうひとつの有名な側面があります。実はこの神社では、供養のために年間30万体の人形が奉納されているのです。そのため境内にはたくさんの人形が飾られています。初めて参拝する人は、人形の圧倒的な多さに驚いてしまうかもしれませんが、この神社は人形供養発祥の地。思い入れの人形を供養してもらおうと持ってくる人が絶えないのも納得できますよね。
また「雛祭り」の発祥もこの淡嶋神社にあると言われています。男雛と女雛は本来この神社で祀る神様であり、雛祭という名称も神様のためのお祭りを簡略したものなのだとか。意外なところに伝統のルーツがあるのですね。
【紀伊大島エリア】キーワードは「海」と「国際」!新発見ができる和歌山旅行
和歌山旅行で学ぶトルコとの絆「トルコ記念館」
なぜ和歌山にトルコ記念館?と思う人がいるかもしれません。実は、この博物館がある串本町では、1890年9月にトルコ(オスマン帝国)軍艦「エルトゥールル号遭難沈没事故」がありました。この事故で500名以上が犠牲になりましたが、残る生存者に対して村人たちは自分たちの衣食を捧げてまで介抱したそうです。この事件は映画や小説などの形として後世まで伝えられることになり、トルコと日本の友好の証としてこの記念館が建てられました。
館内ではエルトゥールル号の模型や遺品、エルトゥールル号が座礁した原因になった実際の岩などが展示されています。そのほかトルコ政府から寄贈された品々もあり、じっくりと鑑賞することができますよ。展示室のほかにはレストランやショップもあるので、鑑賞後に立ち寄ってみるのも良いですね。
アメリカ船初来航地は和歌山だった!?「日米修好記念館」
和歌山にある串本町では歴史的な瞬間に幾度となく立ち会ってきています。こちらの日米修好記念館は、ペリー来航よりも60年以上前、日本で初めてアメリカ船が来航した「雷公の浜」北側に建てられました。館内にはジオラマや船の模型を展示しており、アメリカ船が日本初来航した背景などを解説しています。全体的に大人向けの展示内容なので、歴史好きの人や資料をゆっくり見たい人におすすめです。
和歌山旅行で日の出を見るならココ!「橋杭岩」
吉野熊野国立公園にあり、国の名勝天然記念物に指定されている「橋杭岩」は、串本から大島に向かって大小40の岩が約850mの列を成しています。その規則的に並ぶ姿と海の浸食によって残った岩の部分が橋の杭に見えることから、この名前が名付けられました。そんな橋杭岩を鑑賞するベストタイムは日の出頃。朝日に染まった海を背景に佇む橋杭岩は輝かしく、穴場の絶景スポットとして大人気です。
一説では、弘法大師と天邪鬼が一晩で橋をかけられるかどうかの賭をしたのが橋杭岩の起こりだと言われています。弘法大師が橋の杭をほとんど作り終えたところ、賭けに負けたくない天邪鬼が鶏の鳴きまねで朝が来たと勘違いさせました。そこで弘法大師は負けを受け入れその場を去り、後には橋の杭だけが残されたのだとか。
迫力満点の岩礁風景!「海金剛」
橋杭岩と同じく吉野熊野国立公園内にある「海金剛」。海金剛は鷹の巣岬の断崖下に鋭く切り立った岩礁のことを差し、「21世紀に残したい日本の自然百選」に入る自然景勝地としても知られています。海金剛の名前の由来は朝鮮半島の名勝「金剛山」に由来しているそう。荒波にのまれながらも獅子のように凛々しくそびえるそのさまを、ぜひ展望台から見渡してみてください。
海金剛付近の道はきちんと整備されており、子どもやシニア層も気軽に訪れることができるというのも嬉しいポイント。家族と訪れる旅行プラン候補としてもおすすめの穴場スポットとなっています。
【太地湾エリア】イルカとクジラと触れ合える和歌山旅行!
太地湾は古くからクジラとの関わりがあったエリアです。そのため、このあたりではクジラについて研究している施設や水族館が多く、さらには観光客向けのホエールウォッチングなども開催されています。かわいいイルカやクジラたちとたくさん触れ合えるということで、太地湾エリアは穴場の人気スポットとなっています。そんな太地湾エリアを余すことなく満喫できるプランがこちらです。
子どもから大人まで楽しめる旅行スポット「ドルフィンリゾート」
「ドルフィンリゾート」は、イルカと触れ合える穴場スポット。イルカにエサをあげるとお返しにほっぺにキスをしてもらえる素敵な体験もできるそう。ほかにも浅瀬でトレーナー体験をしたり、泳ぎなしでイルカと一緒に遊べる体験もあります。子どもはもちろん、泳ぎが苦手な人でも楽しめる体験プランがあるというのは嬉しいですね。ちなみにエサやり体験はイルカのほかにも、ここで飼育されているアザラシやゾウガメたちにもできるそうです。
「ドルフィンリゾート」ではイルカと触れ合える体験がたくさんありますが、もし泳げるのなら、ドルフィンスイム体験への参加がおすすめ。元気いっぱいなイルカの背びれにつかまって、プール内を一緒に泳ぐことができますよ。イルカと一緒に泳ぐという、誰でも一度は抱くロマンを実際に叶えてみませんか。
クジラとの距離が近づく!「太地町立くじらの博物館」
捕鯨発祥地として知られる太地町にある「太地町立くじらの博物館」。クジラの生態に関する貴重な資料やシロナガスクジラ全身骨格標本など約1000点を展示しています。また水族館施設にあたるマリナリュウムでは、飼育が難しく通常の水族館にはいないイルカたちに会うことができますよ。とくにアルビノのバンドウイルカは珍しく、この博物館の人気者となっています。
こちらの博物館では、海の動物たちによるショーが見学できるというのも魅力。イルカショープールでは、バンドウイルカやカマイルカによる躍動感のあるショーを楽しむことができます。またショーの後には、イルカタッチやトレーナー体験もできるそう。かわいいイルカたちとふれ合えるチャンスをお見逃しなく。
「太地町立くじらの博物館」では、クジラ類にあたるコビレゴンドウやオキゴンドウ・ハナゴンドウたちが泳ぐ自然プールもあります。ここではショーのほかに、カヤックに乗ってプールに入りクジラたちのそばに行けるカヤックアドベンチャー、一緒に泳げるふれあいスイムなどのイベントを開催。クジラに会うための旅行プランを考えているなら、ぜひこのイベントにも参加しておきたいものですね。ちなみにイベント参加には別途料金が必要です。
エキサイティングな旅行の思い出を「ホエールウォッチング」
観光桟橋では、春と夏限定で清丸渡船によるガイド付き南紀回遊体験ツアーを開催。早朝6時から出航するこちらのプランでは、熊野灘のホエールウオッチングポイントへ向かい、そこで野生のクジラやイルカの様子を観察します。運が良ければ巨大なマッコウクジラやイルカの群れが見れるかも。水族館も良いけれど、やっぱり自由に泳ぐ姿が見たい!そんな人におすすめのプランとなっています。
和歌山旅行の醍醐味「熊野古道(大門坂~那智の滝コース)」
日本三大古道である熊野古道を散策するうえで、歩きやすく初級者向けとしての人気コースである「大門坂」~「那智の滝」ルートです。せっかく和歌山に来たのだから、熊野古道を散策するプランを組みたいという人におすすめのコースとなっています。
「大門坂」はかつて坂の到着地点にあった大きな門の名称。約600mの苔むす石畳が続くこの坂は、熊野詣で栄えた当時の美しい面影と雰囲気が残されています。
そんな「大門坂」を通って那智の滝へと向かうこのコースは、熊野那智大社や那智の滝を通り那智大社周辺へたどり着く見どころ満載のルートとなっています。道中は比較的歩きやすく3時間もあれば余裕で散策を楽しむことができるでしょう。
和歌山の穴場旅行スポットまとめ
まだまだ知られていない、和歌山の穴場旅行スポットをまとめた4プランをご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。和歌山は海の絶景ロケーションも、ワクワクするようなレジャースポットもあるおすすめの観光地。余暇や休暇を使ってぜひ訪れてみてください。