伊豆一人旅のおすすめ観光スポット「堂ヶ島 青の洞窟」
「青の洞窟」をご存知ですか?イタリア・ナポリのカプリ島にある、カプリブルーに染まった神秘的な洞窟です。そんな「青の洞窟」が、実は日本でも見ることができちゃうんです!それがこの堂ヶ島。天窓洞と呼ばれている洞窟は天然記念物に指定されており、凝灰岩でできた海触洞窟となっています。洞窟内はドーム状になっており、天井から光が差し込むことで水面に反射した美しい青色を見ることができるのですよ。西伊豆の景勝地として有名なこの場所。一度は訪れてみたい場所ですよね。
「青の洞窟」には遊覧船かクルーズ船で訪れるのがおすすめです。船では西伊豆の海や富士山、堂ヶ島の景勝を眺めつつ、最後に青の洞窟へ訪れるので、充分に観光を満喫することができますよ。天候や波の高さで洞窟に入れない日もあるのですが、そこもまた旅の醍醐味。ちなみに、船以外では夕方から始まるシーカヤックで洞窟に入ることができますよ。夕日が沈むことの幻想的な洞窟も見てみたいものですね。アクティブ派の人におすすめです。
伊豆一人旅のおすすめ観光スポット「竹林の小径」
「伊豆の小京都」と呼ばれる修善寺。このお寺は弘法大師によって開かれた由緒正しいお寺。温泉街の中心に位置しており、多くの人がここへ訪れます。そんな修善寺にあるのが「竹林の小径」。桂川に沿うようにしてできたこの散策道はたくさんの竹林が並んでおり、緑の力を感じられるパワースポットとしても人気です。
竹林内には茶処や火の見櫓、大きな竹のベンチなどがあります。大きなベンチでは静けさに耳を澄ましたり、寝ころんでみたりと皆それぞれにゆったりとした時間を過ごしていますよ。ぜひあなたも緑の力に癒されてみてください。ちなみに日没後はライトアップされ、23時まで神秘的な夜の竹林内を散策することができます。
伊豆一人旅のおすすめ観光スポット「旧港屋旅館 踊り子の里資料館」
伊豆と言えば、川端康成の名作「伊豆の踊子」の舞台の地となったことで有名ですよね。実際に伊豆には小説のモデルとなった名所がたくさんあります。この「旧港屋旅館」があるエリアもそのひとつ。この近くには踊り子の里と呼ばれている波浮港があり、そこに位置する旧港屋旅館は小説に登場する旅芸人一座が演芸を披露したとされる場所です。現在は「踊子の里資料館」として開放、多くの観光客が訪れています。
館内では伊豆の踊子に登場する旅芸人一座のモデルとされる「大島の旅芸人一座」が演芸を披露した様子や、それに関する資料を展示しています。また近くには「踊り子坂」と「甚の丸邸」もあり、とくに甚の丸邸は客人の接待のため踊り子を呼んでいたという邸宅。旧港屋旅館と合わせて訪れておきたい場所ですね。ちなみに旧港屋旅館はバス停留所「波浮港」から歩いて3分の場所にあります。アクセスがしやすいというのも観光においては嬉しいポイントですよね。
伊豆一人旅のおすすめホテル+温泉「福田家」
伊豆でホテルを探しているなら、ぜひおすすめしたいのがこの「福田家」。ここで川端康成は、伊豆の踊子を執筆したと言われています。実際に、作中でも福田家が登場するんですよ。2階にいる主人公に向かって、共同湯から手を振る踊り子を描いたシーンの舞台がここだったんですね。ちなみに川端康成が執筆に使用したという部屋は「思ひ出」という名前がつけられています。この部屋に宿泊することも可能なんですよ。部屋には伊豆の踊子の本が置かれていますから、作品に思いを馳せながら時を経たこの宿で過ごしてみるというのもなかなか乙なものかもしれません。ちなみに1階は「川端康成記念館」となっています。
食事は鹿鍋やカサゴのから揚げ、キンメダイの煮付けなど、地元でとれた上質な食材を使用した豪華なものばかり。朝食の干物も絶品だそうです。また「福田家」の風呂は「日本の秘湯」にも選ばれている名湯。「伊豆の踊子」の作中に登場する共同浴場や、風情のある榧風呂に入浴することもできますよ。ちなみに福田家では伊豆の踊子の世界観がより楽しめるよう、衣装の貸し出しもしています。せっかく訪れた記念に、写真撮影をしてみるのも良いかもしれません。
まとめ
伊豆のおすすめ観光スポットをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?伊豆にはここで紹介した場所のほかにも魅力的な場所がたくさん。例えば浄蓮の滝や旧天城トンネル、温泉は有名ですよね。修善寺で温泉を満喫したり、温泉街を散策してみるというのもおすすめの観光コースです。ぜひ伊豆で充実の一人旅を楽しんでくださいね。