湯田温泉おすすめスポット①「温泉舎 (ユノヤ)」
湯田温泉の源泉そのものを見学できる施設「温泉舎」。ここでは地下500mから汲み上げる源泉の様子を、のぞき窓から見ることができます。
また温泉の湯けむりと香りを体感する「湯の川」や、実際に温泉の水を飲んでみることができる「飲泉場」なども設置されており、見学施設として充分に楽しむことができますよ。ちなみに飲泉場のお湯は、一口飲んだだけで体に熱がいきわたるような感覚になるほどの熱さ。飲むときは気を付けてくださいね。またこの温泉舎では、無料で足湯に入ることも可能です。湯田温泉観光のスタートはぜひここからどうぞ。
湯田温泉おすすめスポット②「山水園」
三方の山に囲まれるという自然豊かな場所にあるのがこの「山水園」。国登録の有形文化財として登録された純和風建築のこの旅館は、広大な庭園と、源泉かけ流しの温泉でよく知られています。庭園には3種類の様式があり、それぞれ「枯山水」「露地」「池泉庭園」を鑑賞することができます。これらはすべて独立していながらも、連続しているということで高い評価を得ているのです。見る場所や時間帯によって異なる印象を与える庭園は、何度散策しても新しい発見と感動を私たちに与えてくれます。この庭園は宿泊者でなくても、料金を支払えば鑑賞可能。観光目的で訪れてみるのも良いですね。
温泉は、源泉100%のかけ流し風呂。温度の異なる3つの泉源がこの旅館に通っており、これらすべてを混合したのが「山水園」の風呂の魅力。贅沢な仕様ですね。日本屈指の良さと言われた山水園の温泉をぜひ満喫してください。もちろん、日帰り入浴も可能です。
湯田温泉おすすめスポット③「狐の足あと」
狐の足あとは、屋内と屋外に3つの足湯を設けたくつろぎの施設。夜にはライトアップされた桜や紅葉を鑑賞しながら浸かれる屋外の足湯はいちばん人気。その他カフェ内にも足湯があり、飲み物やスイーツを楽しむながらゆっくりとお湯に浸かることができます。寒い冬に湯田温泉を訪れるならぜひおすすめしたい場所。ちなみに足湯を利用する場合は200円が必要です。近くには中原中也記念館もあるので、観光スポットとしても人気の場所になっています。
狐の足あとカフェでは、地元山口の素材を使用したドリンク・スイーツが提供されています。おすすめは最近注目を集めている、おっとりとした味わいの「山口外郎(ういろう)」と、文豪ファンにはたまらない「中原中也ラテ」。また、山口の地酒が飲み比べできる「利き酒セット」もあるそう。純米酒が好きな人はぜひ試してみてくださいね。
湯田温泉おすすめスポット④「pelo」
湯田生まれのジェラート屋「pelo」。毎日お店で手づくりするジェラートは、なめらかでおいしいと評判。山口産の牛乳と、地元のフルーツや野菜にこだわったジェラートをぜひ一度味わってみてください。ジェラートのサイズはシングル~トリプルまで、カップかコーンかも選ぶことができます。
ジェラートのフレーバーは「湯上り牛乳」「美東の苺」「周防大島の南津海みかん」「岩国のがんね栗」など、ここでしか味わえないようなものばかり。どれを選ぼうか悩んでしまいますね。ちなみに店内は靴を脱ぐスタイルでまったりできる仕様。温泉に入った後や、食べ歩きの最中にひと休みの場として利用したいお店です。
まとめ
湯田温泉の由来は、ケガをした白狐が村のお寺にあった池に毎晩やってきたことから始まります。実はこの白狐が浸かっていた池は温泉だったというお話で、ケガが癒えるお湯としてたちまち知れ渡ったのだとか。
現在は、美肌の湯としても知られており、温泉水で出来た化粧水「ゆだうるる」がお土産に人気なのだとか。美容に興味のある人はぜひ湯田温泉に来て、美肌を目指してみては?