関東地方の埼玉県の南西部に位置している川越市。別名「小江戸」と呼ばれており、江戸時代から城下町として発展してきました。今でも、歴史的な街並みや、情緒あふれる建物が立ち並び、年間を通して国内外から多くの観光客が訪れる人気のスポットとなっています。東京から最も近い観光スポットとして話題のエリア、”小江戸”川越！東京からのアクセスも便利なためにふらっと川越の街を散策できるのも、魅力の一つですね〜！

「時の鐘」や「菓子屋横丁」などの定番スポットのほかにも、人力車が走っていたり、焼いたおせんべいの香ばしい香りがしたりと、川越の街を歩いているとどこか懐かしい昔の雰囲気にタイムスリップした気分になります。建物や通りは「江戸」、「明治」、「大正」と様々な年代がミックスされているので、そうしたところにみられる違いを楽しむのもおすすめです。

そんな歴史を感じる文化として、毎年10月に行われる「川越氷川祭の山車行事（川越祭り）」がありますが、このお祭りは2016年にユネスコの無形文化遺産に登録されました。

2020年に開催される東京オリンピックの種目のひとつ「ゴルフ」。その会場となる「霞ヶ関カンツリー倶楽部」は川越にあります。最寄駅は川越線の笠幡駅。自動改札もない小さな駅です。中心市街地を少し離れるとのどかな景色が広がり、空気の澄んでいる日には、遠くに見える秩父の山々や富士山がとても綺麗です。最近ではベッドタウン化が加速しており、不動産・住宅情報サイト『HOME’S』が発表している「首都圏買って住みたい街ベスト２０駅（２０１５年）」では東京の中目黒と並んで堂々の４位にランクインするなど、これからますます注目の街です。

川越の観光におすすめなのが、「小江戸名所めぐりバス」。フリーパスは、大人料金300円（小人150円）で1日何回でも自由に乗り放題。実は川越を代表する「蔵造りの街並み」は駅から少し離れているので、バスに乗っていくのが便利です。

川越の市内観光には、「小江戸巡回バス」はいかがでしょうか。レトロなバスに乗り楽に観光名所をめぐることができます。1日乗車フリーパスは大人料金が500円（小人：250円）となっています。

東京都心から川越に向かう路線ＪＲ・東武・西武の３社があります。最近では東急東横線が東武東上線に直通したことで、横浜方面からのアクセスも便利になりました。なお、川越観光の際に、使う駅は”西武新宿線”の「本川越駅」と、”JR”と”東武東上線”の「川越駅」になります。東武東上線には川越駅とは別に「川越市駅」がありますが、こちらは街から少し離れたところにあるのでご注意を！

ＪＲ川越線はそのほとんどが埼京線と直通運転を行っているので、渋谷・新宿・池袋といったエリアから川越に向かい際には便利です。快速電車に乗ると新宿から川越まではおよそ５０分ほど。大宮～川越間は単線で田んぼの中を走るので、のどかな車窓が広がります。一方で、この区間は日中２０分に１本程度の運行しかありません。また、埼京・川越線は遅延が多い路線としても有名です。その理由は大きく２つあります。１つは大崎～池袋間で湘南新宿ラインと同じ線路を走るため。２つ目が指扇～南古谷間を流れる荒川橋梁で風の影響を受けやすいためです。ＪＲで川越に行くときは最新の運行情報を確認することをおすすめします。といっても、情報にでないような、駅で放送もされないような２～３分程度の遅延は常に起こっているような気がします。

東武東上線で池袋から川越駅までは急行でおよそ30分。金額は大人470円と他社よりも安いです。運行本数も多く、有楽町線や副都心線、東急東横線と直通運転を実施しているので多方面からのアクセスが便利です。また、追加料金を支払うと座席指定ができる「ＴＪライナー」も運行しています。一方で、東武東上線の課題は人身事故の多さ。人身事故の多さは全国の私鉄路線の中でもトップです。ただ、事故で電車が運転を見合わせても、ＪＲや西武新宿線に振替えることが出来るという点も川越の強みです。

西武新宿線は西武新宿駅から本川越駅を結んでいます。その所要時間はおよそ１時間。本川越駅は川越駅から少し離れていますが、蔵造りの街並みまでのアクセスは川越駅よりも便利です。一部は国分寺や西武球場前に向かう列車もあります。

東京から、ちょっとした観光気分で西武線の「小江戸号」に乗ってみませんか。座席指定券、特急券が別途必要となりますが、座席の幅も広く、家族旅行や友人たちとのグループ旅行におすすめです〜！

イーグルバスでは、大阪・京都方面から川越に向かう夜行バス「ムーンスター号」を運行しています。所要時間は１０時間以上かかりますが、新幹線よりも安く、しかも川越に朝到着するので、時間を有効に使うことが出来ます。

関東エリアで人気の、イーグルバス株式会社・ムーンスター号は座席が3列あり広々と使えます。ドライバーも２名の交代制となっているため、安心・安全ですね。また、低反発シートや女性専用のプライバシーカーテンなどがあり、快適なバスの旅ができます。

名古屋・東海方面から川越への高速バスにてアクセスは、「VIPライナー」をおすすめします。女性専用などあり、快適な夜行バスとなっています。

高速、夜行バスの「VIPライナー」は、各主要都市を結んでいる人気のサービスのあるバスとなっています。乗車する前には、待合室「VIPラウンジ」があり、バスの中にはプライベートカーテン・リクライニング座席・低反発シート・Wi-Fi・充電器などが揃っていて、快適な長旅ができます。

東京から車でアクセスする方法は、東京方面からは、「国道254号」を走って川越へアクセスできます。また、八王子方面からは、「国道16号」を走って川越へアクセスします。高崎方面からは、「国道17号」から「国道407号」へ入り、次は「国道254号」へアクセスして川越市外へ行くことができます。

高速道路から川越までアクセスする方法は、練馬インターから「関越自動車道」を走り、川越インターまで約14分となります。（距離約21km) また、羽田インターからは、川越インターまで1時間14分（距離約70km）　また、成田インターから川越インターまでは、約1時間45分ほどのアクセスです。 (距離116.5km) そして、厚木インターから川越インターまでは、約1時間強となっています。 (距離71.6km)

群馬の高崎インターから、川越インターまでは約40分となります。 (距離65.8km) また、栃木の宇都宮インターから川越インターまでは、約1時間30分のアクセスとなっています。 (距離141.0km) そして、水戸インターから川越インターまでは約1時間30分ほどかかります。 (距離132.0km)

いかがでしたか。車でのアクセス方法もご紹介しましたが、あまり車を止めることが出来る場所がないので、川越へのアクセスは公共交通機関がおすすめです。予定のない休日にふらっと遊びに行って、あてもなくぶらぶらするのがおすすめです。最近では、グルメの街としても評価が上がっており、雰囲気のあるレストランでおいしいランチを食べるのもいいですね。

都内から1番近い人気の観光スポット、小江戸でのんびりとしたひと時を過ごしてくださいね〜！ぜひ、楽しい川越の町歩きができますように。。。

川越生まれ川越育ちの完全な小江戸っ子ですが、今は沖縄に住んでいます。