山口県は、ふぐやどぐろなどの海産物が豊富な事で有名な県です。他にも、山口県が開発したオリジナル品種「ゆめほっぺ」と呼ばれるみかんや、天然記念物に指定されている鶏を改良して開発した「長州黒かしわ」などの農産物でも名を馳せています。
さて、そんな自然の幸に恵まれた山口県。実は、農産品以外にも多数のスイーツ系のお土産を販売しているのです。山口県の素材を厳選して作られたお菓子「舌鼓」や、世界的に有名な日本酒「獺祭」など、山口県が全国に誇れるお土産を、スイーツ系を中心にランキング形式でご紹介します。
ふわふわのカステラ生地の中に、たっぷりのカスタードクリームが詰められた山口県の定番のお土産です。名称の通り、満月のようにまんまるとしたフォルムは、可愛くて女子ウケもバッチリ狙えます。カスタードクリームの中には角切りにされた和栗が混じっていて、食感も味もグッドです。地元の食材や、工場の敷地内の名水など、厳選した素材を使って作られています。
月でひろった卵のバリエーションは5種類。スタンダードな和栗入りのクリーミーなカステラ。小豆と、山口県宇部市産の小野茶で作ったもの。カステラ生地にもクリームにもたっぷりとチョコレートクリームを使用したショコラ。サンリオのポムポムプリンや、マイメロディとコラボした商品が製造販売されています。
もっちりとしたお餅に、香り豊かな黄粉がたっぷりまぶされています。昭和47年から作り続けられている、伝統的な山口県のお菓子です。見た目は素朴ながらも、過去には農林水産大臣賞受賞の経歴を持っています。小袋に分けられており、封を開けると、3個の団子が串でまとめられています。
山口県の各所のお土産店で販売されています。山口空港や山口駅、また地元のスーパーやキヨスクでも入手可能。どこに行っても購入できる、定番のお菓子です。どことなく懐かしい味が癖になると評判で、小さなお子様からご高齢の方にまで、幅広い世代に長く愛されています。
雪のように真っ白な見た目で、高級感が漂う山口県名物のお菓子です。素材は店主がこだわり抜いて選んだ卵白、寒天、砂糖の3つだけ。口に入れると、マシュマロのような綿あめのような、不思議な舌触りを楽しめます。阿わ雪は淡雪をもじったもので、元々の由来も伊藤博文が淡雪のようだと呟いた事からきていると言われています。
外観もパッケージも上品なイメージです。知人へのお土産としてだけではなく、取引先や目上の方への手土産としてもおすすめです。過去には皇室へも献上されていた味は、虜になること間違い無しです。
山口県の有名なお菓子「阿わ雪」を、薄く焼いたカステラ生地と黒ゴマで包んだお菓子です。外側のカステラ生地のサックリした歯ざわりと、阿わ雪のふわりとした食感の対比が面白く、後味を引く美味しさが印象的。各所で、山口県の美味しいお菓子として紹介されています。
癖の無い味は、日本茶やコーヒー、紅茶などどんな飲み物にも合う万能選手。お茶うけとして、ピッタリなお土産です。ネット販売もしているので、リピートしたい時は気軽に注文できます。
エソやタラなどの白身魚をふっくらと蒸しあげた、山口県宇部市の伝統的な宇部かまぼこです。麦わらで巻かれた模様がくっきりと残る新川は、豆腐のように真っ白で見た目も味もグッド。バラエティー番組に紹介された経験もあり、知名度が高い商品です。
よく出回っている甘味のあるかまぼことは違い、独特の味わいがお酒の肴として名高いかまぼこです。わさび醤油に浸して食べれば、その理由がきっと分かるはず。プリっとした歯ごたえと、しっかりした魚肉の味を求めている方には、特におすすめです。普通のかまぼこに飽きているなら、ぜひ食べていただきたいおすすめの一品。
山口県の特産品「甘露醤油」を、ケーキの生地に織り交ぜた珍しいお菓子です。見た目は普通のチーズスフレケーキのようですが、甘口の醤油で味付けされているので、他所では味わえないバターケーキを楽しめます。「お菓子に醤油…?」と思うかもしれませんが、これが意外と合うのです。ありきたりなお土産ではなく、ちょっと変わったお土産を探している方におすすめです。
大正10年から営業している老舗店の吹上堂が販売しているお菓子です。温泉饅頭や十円饅頭を彷彿とさせる利休饅頭は、有名な茶人である千利休をイメージして作られました。白あんと小豆あんの2種類が、製造販売されています。
宇部産のこだわりの米粉から作る生地は、モチモチとしていて病みつきになる食感。ついついもう1個だけ…と何度も手が伸びてしまうほど夢中になってしまうお菓子です。日本茶のお供にピッタリです。大人も子供もパクパク食べられる、万人受けするおすすめの山口県のお土産です。
山口県と言えばういろうというほど、ポピュラーなお土産です。山口ういろうと呼ばれるういろうは、一般的な米粉ではなくわらび粉から製造されています。その為、全国に出回っている他のういろうとは、味も舌ざわりも少し異なります。
山口ういろうの大きな特徴は、「生ういろう」と呼ばれる山口県ならではの珍しいういろうです。製造工場から出てきて完成したばかりの出来立てほやほやのういろうは、生ういろうとして山口県各所で販売されています。日持ちするような加工がされていない為、長期保存はできませんが、「生」ならではの味わいを求めるなら生ういろうがおすすめ。
日本国内に留まらず、世界的にも高い評価を受けている山口県が誇る日本酒、獺祭。旭酒造が販売している獺祭は、スパークリング、生酒などのバリエーションがあり元来の日本酒とは違って、飲みやすい仕上がりとなっています。スパークリングタイプは、日本酒が苦手な方でも好きになれるはず。
山口県の定番のお土産のお菓子、舌鼓。ふわふわの表皮で白あんを包んだお菓子は、あまりの美味しさに舌鼓を打ってしまう事からそう名付けられました。
厳選された材料で作られていて、お土産として誰に渡しても喜ばれます。絶対に外したくないなら、舌鼓を選ぶとおすすめです。
いかがだったでしょうか。山口県のお土産を、スイーツ系を中心にご紹介しました。他にも柑橘系を原料にした「夏みかん丸浸け」なども有名です。ぜひ、山口県に遊びに来てみませんか?