シーサーなど那覇空港で人気のお土産雑貨①:沖縄モチーフのゆるきゃらグッズ
2階出発ロビー中央にある「エアーショップ琉球」では、定番のお土産の他、車エビせんべいやイカ墨せんべい、風化したサンゴで焙煎した沖縄限定の「35(サンゴ)コーヒー」など、那覇空港の他のお土産屋さんではあまり売られていないお土産が販売されています。
棚には琉球ガラスのグラスやアクセサリーが並び、おしゃれな雰囲気が漂うお店。その中でもおすすめは沖縄で人気のゆるきゃらグッズ。シーサー、ヤナワラバー、アグー豚、ゴーヤー、紅芋などのストラップをはじめ、可愛いキャラクターのストラップは、沖縄を訪れた記念として人気のお土産。手に取りながら「どれにしようか」と悩んでしまいます。
それぞれのグッズには店員の方による手書きの説明が書かれているのも親切です。
沖縄といえばシーサーが有名です。今から300年以上前、沖縄本島南部の街「八重瀬町」にある富盛という地区では火事が多かったそうです。そこで置かれたのが獅子の形を像で、それ以降富盛では火事が収まりました。その獅子の像というのがシーサーの始まりです。つまり、はじめは「火除け」として集落に置かれたシーサーですが、徐々に魔除けとして家庭に置かれるようになり、今では観光客に人気の定番お土産になっています。今でも多くの沖縄の家庭でシーサーが置かれており、そうしたシーサーと同じ見た目をした本格的なシーサーも那覇空港で人気のお土産ですが、お子さまや若い世代にはかわいい容姿のこちらが好評です。
沖縄の家庭では「魔除け」の意味を込めて、門や屋根、玄関にシーサーが置かれています。一般的に口を開けているのがオスで、幸せを呼び込むとされ、口を閉じているのがメスで、一度つかんだ幸せを放さないと言われています。愛らしい「バナナシーサー」は那覇空港のお土産品の中でもダントツの人気です。自宅の守り神としてお土産におすすめです。
シーサーなど那覇空港で人気のお土産雑貨②:琉球ガラス
沖縄といえば繊細で彩りが美しい琉球ガラスが有名です。那覇空港でも琉球ガラスを扱っている人気ショップがあります。那覇空港2階出発ロビー中央にある「るりあん」では琉球ガラスのグラスやアクセサリーなどバラエティな商品がたくさん並んでいます。
一番人気はグラスで、カラーのバリエーションも豊富。その色には沖縄を代表する絶景がイメージされています。オレンジは沖縄本島屈指の夕陽スポットとして有名な北谷のサンセット。ブルーは世界でも有数の青さを誇る海に囲まれた慶良間諸島の海。エメラルドは万座毛を囲む海の色。青の洞窟で人気の真栄田岬の海の色も「真栄田オーシャン」としてグラスになっています。そして、日本で最も美しい海のひとつ、日本最南端の島「波照間島」の海の色もまた、「波照間コバルトブルー」として再現されています。沖縄旅行で見た美しい情景をガラスとして持ち帰るのはいかがですか。
色鮮やかで透明感のあるグラスで飲むドリンクは格別。どこでも南国気分を味わうことが出来ます。また、STAR GLASSのアクセサリーは一つ一つがハンドメイドなので繊細な味わいと個性があり、風合いや形が微妙に異なり同じ物は二つとありません。女性へのお土産に喜ばれること間違いなしです。
シーサーなど那覇空港で人気のお土産雑貨③:パイナップルワイン
沖縄はパイナップルの生産量が日本一。日本でパイナップル栽培が行われているのは、沖縄本島北部と石垣島だけです。名護市にはパイナップルパークがある他、空港の近くにもパイナップルハウスがあります。そして空港でも、パイナップルが販売されていますが、生ものなので日持ちはそれほどしません。
そこでおすすめなのはパイナップルの形のボトルが人気のパイナップルワイン。2階出発ロビー中央北側のコスモワイン館で購入できます。中身はワインですが、かわいいボトルは飲んだ後にインテリアとして素敵なのでお土産として好評です。
もちろんワインも芳醇な香りと優しくフルーティーな味わいで沖縄産のパイナップルが活きています。スタッフに頼めば試飲もできます。ただ、少しお値段は高いので、手頃な価格でお探しなら、小型の瓶のトロピカルスパークリングワインもあります。
シーサーなど那覇空港で人気のお土産雑貨④:やちむん
沖縄の伝統工芸であるやちむん。陶器一般を指す「焼き物」という言葉を沖縄風に発音すると「やちむん」になります。やちむんといえば味わい深い古風な雰囲気が魅力のひとつ。琉球時代の土器から、中国などの陶磁器の影響を受けて発展し、シーサーを中心に今でも沖縄文化の中に根付いています。
那覇空港の売店でも個性的なやちむんを取り扱っています。本格的にみたいという場合は那覇市内にある壺屋やむちん通りを訪れてみるのもおすすめです。やちむん通りには工房やギャラリーが立ち並び、より深くやちむんを知ることができます。空港店では人間国宝である金城次郎氏の作品にも出会うことができます。こだわりの沖縄土産として大切な方に届けてはいかがでしょうか。一生物の逸品としておすすめです。
シーサーなど那覇空港で人気のお土産雑貨⑤:沖縄手ぬぐい
沖縄を代表する伝統的な染色技法のひとつ紅型(びんがた)。早くは13世紀にその起源を持つと言われており「紅」は「色」を、「型」は「模様」のことを指します。南国を象徴するカラフルな色使いが特徴で、鮮やかな色彩は南国の花や太陽、青い海を連想させます。琉球舞踊の衣装としてもおなじみで、かつての王族や士族のみならず、今もなお多くの人を魅了しており、沖縄土産にぴったりです。
紅型そのものは高価なので、紅型をモチーフにしたアレンジ商品がさまざま販売されています。その中でも人気が高いのは「沖縄手ぬぐい」です。フレームに入れてインテリアとしてタペストリーにしたり、普段使いのお弁当包みなどオリジナルな使い方ができるのが人気のポイント。沖縄手ぬぐいは幅広い年齢層に合うお土産ではないでしょうか。長く使ううちにとても愛着がわいてくる素敵なグッズです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。那覇空港でおすすめの雑貨のお土産をご紹介しました。沖縄に伝わる伝統工芸やシーサーという古来から伝わる守り神のグッズなど、那覇空港でおすすめのお土産は奥が深いものがたくさんありました。沖縄への旅で那覇空港の心に残る素敵なお土産との出会いがあるといいですね。