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ボスニア・ヘルツェゴビナ

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ボスニア・ヘルツェゴビナの治安【2018年版】観光前にチェックする旅の注意点

2024.02.25

東欧のボスニア・ヘルツェゴビナは、紛争終結後までは、争いの絶えない地域でした。紛争終結後は、治安の良さやその独特の魅力から、女性人気も高く観光客も一気に増えつつある国です。そんなボスニア・ヘルツェゴビナの治安や観光スポット、通貨などを詳しくまとめます。

  1. ボスニア・ヘルツェゴビナってどんな国?
  2. ボスニア・ヘルツェゴビナへの入出国や通貨は?
  3. ボスニア・ヘルツェゴビナの観光名所3つ
  4. ボスニア・ヘルツェゴビナの治安は?
  5. まとめ

実は7世紀ごろからダイバーシティだった!

宗教も文化も違う民族が混じり合う都市、ダイバーシティ。実は、ボスニア・ヘルツェゴビナはスラヴ人やセルビア人、クロアチア人の混じり合う地域で東西の文化の合流地点でもあります。文化や宗教が違えど、お互いを認め合い、上手く共存している世界でも珍しい国です。

様々な国の支配と紛争を経て

11世紀にはクロアチア、13世紀には独立国家となるものの、14世紀にはまた別の国の支配下に置かれ、15世紀にオスマン帝国の支配を受けました。最終的に大きな戦争を経て、オーストリア=ハンガリー帝国の統治下に置かれることになりましたが、その後、サラエヴォ事件を発端に第一次世界大戦へと発展、その後の紛争が集結したのは1995年と記憶に新しいものです。数え切れない戦果と傷を負いながらも、ボスニア・ヘルツェゴビナはさらなる屁話への第一歩を踏み出し、観光地としても有名になりつつあります。

直行便がないため、隣国から乗り継いで

日本からの直行便は通っていません。なので、入国するには、周辺の国から飛行機、車、列車での入国となります。どのルートを通ったとしても、必ず入国審査がありますので、くれぐれもパスポートを違う場所に預け入れたりはしないようにして下さい。また、パスポートの有効期限は滞在日数以上で、観光のみでしたらビザは必要ありません。

通貨はマルカ、観光地ではユーロも使える

ボスニア・ヘルツェゴビナの通貨はマルカでKMと表記されます。隣国のお金と間違いやすいので、お財布を別にしておくことがオススメです。また、EUには現在申請中なのですが、観光地などではユーロを使うことができます。ただし、お釣りの小銭はマルカで返ってくるので注意が必要です。ホテルや国境沿いの両替所などで両替ができます。

世界遺産が3つも!治安も良く魅力溢れる国

ボスニア・ヘルツェゴビナの魅力はなんといっても東西の文化の中心だったオリエンタルな部分にあります。ヨーロッパ的でもあり、どこか中東を思わせるようなところや、アジアっぽい雰囲気も。そんなボスニア・ヘルツェゴビナは、ヨーロッパらしからぬ雰囲気が美しいです。世界遺産であるヴィシェグラードのソコルル・メフメット・パシャ橋は、ノーベル文学賞を受賞した『ドリナの橋』の舞台でもあります。また、中世の墓碑ステチュツィには美しい模様が刻まれており、非常に謎めいた雰囲気が味わえます。さらに、スターリー・モストと旧市街地はボスニア・ヘルツェゴビナの平和の歴史と東西のオリエンタルな雰囲気が混じり合った最大の観光地の一つで、女性はこういった雰囲気が好きな方には必見です。

イメージと違うかも?実は治安は良い国

そんな魅力溢れるボスニア・ヘルツェゴビナですが、イメージとしては内戦の暗い雰囲気や治安は大丈夫?と言った声も聞こえてきます。実際に行ってみると、実はヨーロッパでも非常に治安の良い国に入ると言われており、女性でも安心して楽しめる国でもあります。特に観光地での治安は良く、女性1人でも、危ないところに入ったりしなければ安全に観光できる国の一つです。

EUにも申請中、観光地での治安は良い

紛争が終わった現在、ボスニア・ヘルツェゴビナはEUにも申請を出している国です。凶悪犯罪も少なく、人々も温厚で優しいのが特徴です。どこかヨーロッパとは違う雰囲気に、情緒あふれる街並み、とても美味しいお料理と、ボスニア・ヘルツェゴビナは見所がたくさんあります。特に観光地では他のヨーロッパの国々以上に治安も良く、女性の1人歩きも可能で、非常に安全な国ですが、スリやひったくりなどはやはりどの国でもいるものなので、そこは注意が必要です。
観光名所も多く、女性1人でも安心して旅行できる国ボスニア・ヘルツェゴビナ。通貨はマルカですが、ユーロも使えます。お釣りはマルカで返却されるので注意が必要です。また、言語は英語がほとんど通じますので、英語が話せれば問題ないです。日本からの直行便がないため、必ず隣国からのトランジットになるので、手荷物やロストバゲージにも注意です。スリやひったくりには注意が必要ですが、基本的には非常に安心して楽しめる、心温まる国に間違いありません。オリエンタルな雰囲気を楽しんで、安全な旅をどうぞ。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://www.instagram.com/p/BmgB63ZFzVe/?tagged=%E3%83%9C%E3%82%B9%E3%83%8B%E3%82%A2