コムローイ祭りは世界一幻想的な祭り!
コムローイ祭りは毎年11月の満月の日に開催されるランタンフェスティバルで、世界中から幻想的な景色を見ようとたくさんの人が集まる祭りです。タイのチェンマイで開催されるコムローイ祭りの日程は2018年は11月22.23日に開催されることが決定しています。ここでは、2018年のコムローイ祭りの詳細をご紹介します。
コムローイ祭りとは?
コムはタイ語で「光」、ローイは「浮かぶ」という意味で、スカイランタンのことを表しています。コムローイ祭りは仏教の祭りで、毎年11月の満月の夜に、ブッダに感謝の気持ちを表すためにランタンを飛ばし、厄払いをするイベントなのです。
コムローイ祭りはラプンツェルのモデルになった祭り
コムローイ祭りは映画「ラプンツェル」のモデルになった祭りと言われていて、「ラプンツェル」の中でもいくつものランタンを飛ばす美しい世界が描かれています。ラプンツェルがきっかけでコムローイ祭りは世界中にしられるようになり、現在ではチケットは販売後すぐに売り切れてしまう人気イベントになりました。
ディズニーランドのパレードでもラプンツェルの足元にはランタンを見ることができます。映画を見たことのある人ならなおさら、コムローイ祭りでは「ラプンツェル」のシーンを思い出して涙してしまうでしょう。逆に、ラプンツェルを見たことのない人でも、コムローイ祭りで実際にランタンを飛ばしてみて、ラプンツェルを見てみたくなる人も多いはずです。
コムローイ祭りの開催場所
コムローイ祭りは、「イーペンランナーインターナショナル」という観光客向けの祭りで、メージョー大学という場所で開催されます。2016年までは、現地の人向けの「イーペン・サンサーイ」という祭りが開催されていましたが、現在は廃止されていて、イーペンランナーインターナショナルの開催場所はメージョー大学になります。
コムローイ祭りの新しい会場1:ドイサケット
コムローイ祭りは、メインの場所となるメージョー大学以外にもいくつか開催場所があります。ドイサケット会場は、2016年から開催が始まりましたが、2016年は500席、2017年は1500席、2018年は2400席と毎年規模が大きくなっています。後にご紹介する現地ツアーで予約することができ、チェンマイ市内からバスでの送迎付きなので帰りも安心です。ドイサケット会場での開催日程も2018年11月22日です。
コムローイ祭りの新しい会場2:メーリム
メーリム会場は2017年に開催が始まった会場で、Northern Study Centerという場所で開催されます。2017年は2000席、2018年は5000席以上とメージョー大学と同じ位大きめの規模になっています。メーリム会場の開催日程は2018年11月22.23日と他の会場と日程が異なり2日間の日程で開催されるのが嬉しいポイントです。
コムローイ祭りの新しい会場3:ランプーン
ランプーン会場は2016年に開催が始まった会場で、JTBタイランドが主催するイベントです。2016年も2017年も700席という規模で開催され、2018年も700席の規模で開催されます。開催日程は2018年11月23日で、ワット・ドイ・テイという場所での開催です。JTBタイランド主催のコムローイ祭りは、バンコク発着なので、チェンマイまでの航空券もツアーに含まれています。
コムローイ祭りのチケット購入方法1:日本の旅行会社のツアー
一番簡単にコムローイ祭り会場に行けて、一番料金も高額になるのが、日本の旅行会社のツアーです。コムローイ祭りの日程に合わせてツアーが組まれていて、15万円から25万円くらいが相場となっています。海外旅行も初めてで言葉が不安だけど、ラプンツェルの世界を見てみたい、という人は日本の旅行会社のツアーで申し込むと安心です。
コムローイ祭りのチケット購入方法2:ネットで現地ツアーを予約
チェンマイまでの飛行機を自分で確保できる人ならネットで現地ツアーを申し込んだ方が費用を抑えることができます。ツアー内容も、コムローイ祭りの日程に合わせてチェンマイのホテルが込みになっているツアーや、英語ガイドのツアー、日本語ガイドのツアー、送迎の有無などさまざまなツアーがあるため、自分にあったツアーを選べるのも魅力です。
メインの会場であるメージョー大学以外にもコムローイ祭りが開催されているため、自分が行きたい会場のチケットを間違わずに買うことが必要です。開催日程も2日間あり、会場によって日程が違うため航空券も日程に合わせて購入しなければいけません。現地ツアーであっても日本語で予約できる会社もたくさんあるので安心です。
送迎付きのツアーを選んだ場合でも、ホテルまでの送迎ではなく、チェンマイ市内の待ち合わせ場所まで行くタイプのものもあります。ツアー予約者の人数はとても多いため、送迎バスの台数も多くなるからです。その場合は余裕を持って早めに待ち合わせ場所へ行くと安心です。他のツアーを申し込んだ人たちも待ち合わせにいる場合があります。
スタッフは名札をつけていたり、書類等を持っている人が多く、誰がスタッフか分かりやすいので、近くにいるスタッフに予約表を見せてどこで待つべきか確認すると確実にバスに乗ることができます。
コムローイ祭りのチケット購入方法3:現地で現地ツアーを予約
現地でツアーを予約する場合は、コムローイ祭りの日程直前だとキャンセル待ちになり参加できない場合もあるため、チェンマイに早めに入る人限定の購入方法だと言えます。チェンマイにある旅行代理店や、ホテルやゲストハウスでも予約ができる場合があります。早めに行ける人は現地で聞いてみるのもおすすめです。
コムローイ祭り当日1:会場入り
送迎付きのツアーを申し込んだ人は、バスで会場に行くことができます。コムローイ祭りのチケットのみの人はチェンマイ市内から自力で行くことになります。配車アプリのGrabを使うかソンテウで行く方法や、怖くない人はレンタルバイクという方法もあります。
コムローイ祭り当日2:屋台で腹ごしらえ
コムローイ祭りの会場に到着したら、自分の座席の場所をまずは確認します。その後ランタンを飛ばすまでは自由時間があるため、この時間に周辺の屋台でご飯を食べます。購入したチケットによっては屋台でのご飯を注文できる引き換えチケットがついている場合もあります。
タイのローカル屋台でパッタイなどの人気タイ料理を食べることができます。トイレの場所もしっかり確認し、早めに済ませておくのがおすすめです。たくさんのツアーバスや自力で来る人達がどんどん会場入りしてきます。
コムローイ祭り当日3:仏教のお坊さんの念仏
コムローイ祭りは仏教の祭りなので、ラプンツェルの世界を見る前にはお坊さんの念仏やショーなどがあります。神聖な時間なので騒いだりせず鑑賞してください。
コムローイ祭り当日4:ランタン点灯
お坊さんの念仏が終わるといよいよランタンを点灯していきます。ランタンはみんなで一斉にあげるため、事前にしっかりと説明があります。会場によっては日本語の説明もあるため安心です。
会場には各場所に火をつけてくれるスタッフがいますが、ランタンの数が多すぎて飛ばすまでに点灯が間に合わないこともあるためライターを持参するのもおすすめです。
コムローイ祭り当日5:ランタンを空へ飛ばす
点灯が終わればいよいよランタンを空へ飛ばし、ラプンツェルの世界を楽しみます。ランタンはゆっくり手を離すと空へ向かって上がっていきます。はじめてランタンを見る人は驚く景色です。ランタンを飛ばした後はみんな上を見ているため、ぶつかったり足を踏んだりしないように気をつけてください。ランタンが空に飛んでいく景色は感動ものです。
コムローイ祭り当日6:花火
さらに、ランタンを上げ終わった頃には会場内に花火があがります。ランタンと花火が一緒に見れる景色はラプンツェルの世界以上の感動があります。
コムローイ祭り当日7:チェンマイ市内へ戻る
ランタンを最後まで見終わったらラプンツェルの世界から現実の世界へ戻ります。送迎付きツアーの場合は指定された場所に戻りバスに乗り込みます。自力で来た人もソンテウはたくさんの場所にいて、チェンマイ市内に戻る人ばかりなので、帰りのソンテウが見つけられないことはありません。
ホテル滞在付きのツアーを申し込んだ人は、チェンマイのホテルに滞在した後、翌日に空港へ向かう形になります。コムローイ祭りの日程は直前の発表で、満月の日に合わせるため土日でない場合も多くあります。仕事の関係で休みを取れない人も多いかもしれませんが、一生に一度は行っておきたい世界一幻想的ななイベントです。
コムローイ祭りで泊まりたいおすすめホテル
コムローイ祭りは夜に開催されるため、どんなに弾丸の旅行でもコムローイ祭りが開催される日程当日はチェンマイに宿泊することになります。ここでは、チェンマイに滞在する時に、コムローイ祭り以外の観光にも便利な場所のホテルをご紹介します。
The Empress Hotel
The Empress Hotelはおしゃれなプールもついて朝食付きで1泊1万円台で宿泊できるホテルです。チェンマイの人気観光エリアであるたーぺー門からは離れてますが、ソンテウを簡単に貸し切ることができるため、チェンマイの主要なナイトマーケットにも10分程度で行くことができます。
Dusit Princess Chiang Mai
Dusit Princess Chiang Maiも朝食とプールがついて1泊1万円台で宿泊することができます。ナイトバザールが目の前にあり、観光にも便利な場所にあります。女子旅におすすめしたいホテルです。
Shane Hotel
宿泊費は抑えたいけどゲストハウスに泊まるのに抵抗がある人は、Shane Hotelがおすすめです。市街地からは離れているため少し不便ですが、1泊4000円ほどで朝食付きの部屋に泊まることができます。コムローイ祭りが終わればすぐに帰るという人にもおすすめです。
The Dhara Dhevi Chiang Mai
贅沢をしながら、チェンマイらしい雰囲気を味わいたいならThe Dhara Dhevi Chiang Maiがおすすめです。さまざまなデザインのヴィラがあり、予算に合わせて選ぶことができます。なかなか海外旅行に行くことができない人は1泊だけでも贅沢して過ごすのもおすすめです。
Centara Khum Phaya Resort & Spa
リーズナブルに、でも豪華なホテルに泊まりたい人は、Centara Khum Phaya Resort & Spaがおすすめです。市街地からは離れていますが、とてもおしゃれな大きなプールもついていて女子旅にもおすすめできるホテルです。宿泊費を浮かせた分でスパを楽しむのも至福の時を味わえます。ホテルのエントランスもおしゃれな外観で、写真を撮りたくなるホテルです。
コムローイ祭りで泊まりたいおすすめゲストハウス
コムローイ祭りはチケットがとても高いため、宿泊代は節約したい人にはゲストハウスがおすすめです。ゲストハウスならドミトリーだけでなく、シャワーとトイレだけ共有の個室にすれば、ホテルより安く宿泊できる場所もあります。ここではコムローイ祭りで泊まりたいおすすめゲストハウスをご紹介します。
A Little Bird 2 Guesthouse
A Little Bird 2 Guesthouseは、旧市街北門の近くにあるゲストハウスで、観光にとても便利な場所にあります。ゲストハウスには猫がたくさんいるため、猫好きにおすすめです。近くにはチェンマイで有名な24時間営業のお粥屋さん「Joke Sompet」もあります。料金は1泊400円以下で泊まれる驚きの価格です。
PM Guesthouse
PM Guesthouseは、朝食付きがいい人におすすめのゲストハウスです。北門近くに位置するゲストハウスで、自転車レンタルもあるため、効率よくチェンマイをまわることができます。料金は1泊800円ほどとこちらもとても格安価格です。
Arch39 Art & Craft Hotel
節約したいけどゲストハウスに宿泊したことのない人は、Arch39 Art & Craft Hotelがおすすめです。しっかり仕切りのあるタイプのベッドなのでプライベートな空間を保つことができます。さらに有料で空港送迎もお願いできるので次の日の出発が早い人でも安心です。
世界中で開催されているスカイランタンイベント
スカイランタンを飛ばすイベントは、実はチェンマイだけでなく世界中のいろいろな場所で開催されています。チェンマイのコムローイ祭りは、日程が直前にしか発表されないため計画を立てるのが難しい人は日本で開催されているスカイランタンイベントに行くのがおすすめです。
新潟県「津南雪まつり」
スカイランタンイベントは日本でも開催されています。新潟県の津南雪まつりはとても人気のあるイベントで、チケット発売日にはチケットが売り切れてしまいます。会場はスキー場ですが、宿泊施設もかなり前に満室になってしまいます。津南は、新潟県でも下の方に位置しているため、関東からなら車で行くことも可能です。雪の降る季節に開催されるため、寒いですが雪景色の中に打ち上げられるランタンはラプンツェルの世界そのものです。
台湾「平渓天燈祭」
日本から近い台湾でもスカイランタンイベントがあります。イベント当日には台北動物園正門前から直通バスが出ています。ランタンを上げるためには早めに行って整理券をもらわなければいけませんが、見るだけなら整理券は不要なため、チェンマイのコムローイ祭りよりも気軽に参加ができます。2019年の開催日は2月19日です。
ベトナム「ホイアンランタン祭り」
ベトナム、ホイアンで開催されるホイアンランタン祭りは、スカイランタンとは違いますがとても幻想的な景色を見ることができるのでおすすめです。このイベントは嬉しい事に毎月開催されているため、旅行の計画も立てやすく休みがなかなか取れない人にもおすすめです。毎月満月の夜に開催され、夜になると街の灯りが一斉に消されて、満月の光とランタンの光だけになります。
まとめ
チェンマイで毎年開催されている世界一幻想的なイベントであるコムローイ祭りの日程や会場についてご紹介しました。毎年11月に開催されているため、休みがとれそうならぜひコムローイ祭りに足を運んでみてください。写真や映像で見るよりも実際にその場所で見るほうが何倍も美しく幻想的です。ぜひ、チェンマイでラプンツェルの世界を体験してください。