旅行前にチェックしたいインドネシアのチップ事情!インドネシアの物価と通貨
物価の安いインドネシア、通貨はルピアで日本よりもかなり桁が大きくなっています。2018年の夏の時点で1円が約130ルピアですが、かなり変動もありますので旅行前にチェックは欠かさないようにしてください。物価が日本よりも安いインドネシアは、当然ながら一般的なローカルのサラリーも低くなっており、よってチップを生活の大きな糧にしている人も少なくありません、ですが、もともとインドネシアにはチップの習慣はありませんのでばらまきすぎるのも禁物です。
旅行前にチェックしたいインドネシアのチップ事情!ホテルでチップは必要?
上記でも述べましたように、インドネシアにはもともとチップの習慣はありませんので、必要な時に適正な金額を渡すのが賢明なやり方です。高級ホテルであれば悪質なドアマンは少ないとは思いますが、ロビーのドアからフロントまでのほんの数メートル、スーツケースをコロコロと転がしただけでチップを受け取るまでは荷物の前から離れないスタッフなどもお手頃ホテルには存在します。最初から荷物は自分で運ぶなど徹底することで不要なトラブルを避けることが可能です。また、1泊の場合はルームクリーニングにチップを置く必要はありませんが、連泊の場合と特に部屋を汚してしまった場合などは1万ルピア程度を枕銭として置いておくと良いでしょう。
旅行前にチェックしたいインドネシアのチップ事情!レストランや空港でチップは必要?
レストランでのチップは、特別なサービスを受けた時以外には特に必要ありません。料金にはサービス料がすでに含まれている場合が多いのでよくチェックしてみてください。ただ、レストランのスタッフに特別なサービスをしてもらった場合などはこれに当てはまらずやはり飲食代の10%程度を目安とすると良いでしょう。注意しなければならないのは、空港にいるポーターです。水色などの揃いのユニフォームを着ていることも多く空港の正規のスタッフと勘違いしてしまうこともあるのですが、彼らは勝手に荷物を運んでいるだけ。必要なければきっぱりと断って問題ありません。少しでも迷う様子を見せたらすかさず荷物を運ばれてしまいますから、とにかく態度ははっきりと示してください。
旅行前にチェックしたいインドネシアのチップ事情!ドライバーにチップは必要?
さて、タクシーなどのドライバーに対するチップはどうでしょうか?インドネシアの場合、まずお釣りをもらえないことが多いです。これはジャカルタなどの大都市でもバリ島などのリゾート地でも一緒です。ですのでタクシーに乗る前は必ず小さな金額の紙幣の準備を忘れずに!桁の大きいインドネシアですので、10年ちょっと前までは普通に小銭のお釣りをキャンディで貰うことも普通でした(レジの中にキャンディが入っているんです!)それくらい小銭に対する感覚がアバウトなのでお釣りが小銭の場合は「お釣りを誤魔化す」という悪意はあまりなく、習慣のようなものだと思います。それが5円10円だったら問題ありませんが、大きい金額でもお釣りがもらえないことも多いのでご注意ください。また、半日観光ツアーなどでお世話になったドライバーさんに、特に感謝を示したい場合、次回もガイドをお願いしたい場合などにはチップを渡した方が良いと思われます。
まとめ
いかがでしたか?基本的にはチップの習慣のないインドネシアでは、やはりチップを渡した方がスムーズに事が運ぶ場合と、騙されてチップを取られてしまう場合と両方のシチュエーションが考えられます。ホテルのスタッフやレストラン、タクシーのドライバーから要求されたチップの金額があまりに法外だったり強引だなと感じた時はツアーガイド、コンシェルジュなどに正直に相談してみるのも安全に旅を楽しむ方法だと思います。態度はきっぱりと、そして小額紙幣を準備しておく、これで次のインドネシア旅行を楽しんでくださいね!