パラグアイとは?
パラグアイとは南米の国で周囲はブラジル、ボリビア、アルゼンチンの国々に囲まれています。
手付かずの自然がまだまだ残っていて、世界遺産の「ラ・サンティシマ・トリニダー・デ・パラナとヘスース・デ・タバランゲのイエズス会伝道所群」やブラジルとの国境に位置する巨大なダム「イタイプーダム」、国のために戦った英雄を祀った「英雄霊廟」、ブラジル、ボリビアの3か国にまたがる世界最大の湿地帯「パンタナール湿原」、高さ40メートルの3つの滝と小さな滝がある「モンダウの滝」、夜はライトアップされる「政府宮殿」(ちなみにここの近くには美味しいレストランがたくさんあります!)など魅力的な観光場所がいっぱいあります。
そんな魅力的な観光地を安全に観光するために、首都も含めてどの地域の治安が悪いのか?どうすれば安全に観光できるのか?外務省からの情報も含めて詳しくご紹介します。
パラグアイの治安:首都の治安は悪い?
最近の首都アスンシオン市は、民主政治が安定してきていて以前ほど暴動や内乱、クーデターなどはなくなってきています。
しかし周辺都市も含めて人口が密集しているところは強盗や窃盗被害が頻発していますので注意してください。
パラグアイの治安:治安の悪い地域は?
パラグアイの特に危険な地域をご案内します。
コンセプシオン県の一部、サン・ペドロ県の一部、アマンバイ県カピタン・バド市、アルト・パラナ県プレシデンテ・フランコ市
パラグアイの治安:外務省の治安の報告は?
外務省は「海外に渡航・滞在される方々が自分自身で安全を確保していただくための参考情報を公開しております。」として、「外務省 海外安全ホームページ」を公開しています。
このサイトには在外公館連絡先リスト、海外安全対策マニュアルなどの海外旅行に関するさまざまな資料や渡航先の国や地域の、最新の海外安全情報が公開されています。
外務省 海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/
引用: https://res.cloudinary.com/macm/image/upload/v1535927469/gcavmyplrfareqho88ts.png
このサイト内に「国 ・地域別の海外安全情報」として、地図上の知りたい場所をクリックするか、渡航先の地名などを入力して検索することができます。
そして各地域の危険度を4種類に分けています。
その分け方は下記の通りです。
レベル1:十分注意してください
その国・地域への渡航,滞在に当たって危険を避けていただくため特別な注意が必要です。
レベル2:不要不急の渡航は止めてください
その国・地域への不要不急の渡航は止めてください。渡航する場合には特別な注意を払うとともに,十分な安全対策をとってください。
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)
その国・地域への渡航は,どのような目的であれ止めてください。(場合によっては,現地に滞在している日本人の方々に対して退避の可能性や準備を促すメッセージを含むことがあります。)
レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)
その国・地域に滞在している方は滞在地から,安全な国・地域へ退避してください。この状況では,当然のことながら,どのような目的であれ新たな渡航は止めてください。
ちなみにレベル3が発令されると、この地域に行くパック旅行などは中止になります。
パラグアイの治安:気をつけるべきこと
引用: https://res.cloudinary.com/macm/image/upload/v1535928614/tbkc4398xqrjptkpojgi.gif
拳銃やナイフで脅して金品を強奪する犯罪や、二人乗りバイクでのひったくりなどに合った場合は最悪の事態にならないように、抵抗せずに要求されたものを渡して逃げてください。
夜間の一人歩きや人気の少ない路地も危険です。
バーやカラオケボックスも麻薬の密売などがされていることも多いので入店は避けましょう。
最後に
大自然の宝庫パラグアイ、そんな魅力的なパラグアイを、自分で危険から守りながらゆっくりと楽しんでくださいね。
外務省海外安全ホームページより引用したパラグアイのレベル2が発令されている地域です。