1)京都の風情にあったお花見はここ。ゆっくり散策しましょう ①友禅苑
京都市東山知恩院にあります。池泉式庭園と枯山水からなるお庭は、京都市内でもきれいな湧き水を利用しおすすめの穴場です。東山の小路をゆっくり散策し花見の時期には日本独特の景観を見せてくれます。拝観料300がかかるので、拝観者が少なめですからゆっくりと桜を楽しみことが可能です。周辺には花見のポイント、知恩院や円山公園がありますがぜひ一度お立ち寄りください。
住所:京都市東山区林下町400
拝観料:300円
駐車場:タイムズ総本山知恩院新門南 収容台数 35台
2)京都の風情にあったお花見はここ。ゆっくり散策しましょう ②雨宝院
京都上京区に泰澄大師が建立し、金毘羅大権現を本尊として祭っています。境内には所狭しと桜が咲き誇ります。お花見の時期はあまり知られておらずおすすめの場所です。特に御衣黄桜(ぎょいこうざくら)は薄い緑色の花びらが特徴的な珍しい桜です。西陣の地で歓喜桜と呼ばれる八重の桜もとてもきれいな姿を見せてくれます。毎年4月くらいには見ごろを迎える中、西陣の小路を散策してはいかがでしょか。
住所:上京区智恵光院上立売西入る聖天町9-3
拝観料:300円
駐車場:有り
3)京都の風情にあったお花見はここ。ゆっくり散策しましょう ③岡崎疏水
琵琶湖から引かれた水を京都へ送る水路で、琵琶湖疎水の分流です。桜の時期だけ営業されている十石船は1.5kmの間を進みます。船上から眺める桜は特に情緒があり、お花見の時期にはライトアップされ幻想的な夜桜が鑑賞できます。疎水沿いの小路から川面に落ちる花びらもとても美しくまるで絵画を見ているような穴場です。
住所:京都市左京区南禅寺
4)京都の風情にあったお花見はここ。ゆっくり散策しましょう ④仁和寺
京都御室の仁和寺。和歌で歌われる穴場です。昔から、庶民の桜と呼ばれる「御室桜」はチョット特色のある桜です。背丈は2m程度。ほぼ目線にある遅咲きの桜でおすすめです。他のおすすめの桜や穴場の桜と比べて時期をずらして花見を計画してください。桜の奥に見る五重塔は桜の自然と建物の人工美がかみ合ってとても素晴らしい絶景を見せてくれます。古くは皇室出身者が門跡になってきた格式のあるお寺です。歴史を感じながらお花見を楽しんでください。
住所:京都市右京区御室大内33
拝観料:伽藍特別入山(桜開花期間)
大人・高校生:500円 中学生:200円 小学生:200円
見頃:4月上旬~4月中旬
駐車場:100台 500円
5)京都の風情にあったお花見はここ。ゆっくり散策しましょう ⑤嵐山
京都にあって、1,2を争う名勝地「嵐山」。桜が舞う様子が嵐のようだということから一帯を嵐山と呼ぶようになったようです。実際には嵯峨野や渡月橋一帯のことです。一帯の春は桜、秋は紅葉と時期により違う姿を見せてくれおすすめの場所です。小路をあちこち散策したり、船で遊覧して花見をしたり一日ですべてを見ることはできないでしょう。天龍寺の庭や大覚寺などぶらぶら歩くのもとても充実した時を過ごすことが可能です。家族、恋人、で楽しくいくのもよし、一人でじっくり良くもよし。楽しんでください。
住所:京都府京都市右京区嵐山
見頃:3月中旬~4月中旬
6)京都の風情にあったお花見はここ。ゆっくり散策しましょう ⑥三宝院
京都醍醐全山を醍醐寺と称します。「醍醐の花見」は、豊臣秀吉が家族や家臣1000名近くの人を集めて開いたとされています。枝垂れ桜や、ソメイヨシノ、山桜、八重桜は少しずつ開花の時期が異なります。そのため、見ごろは3週間にわたり花見を楽しむことが可能です。中でも醍醐寺の塔頭の一つ、三宝院は最高の花見スポットでおすすめです。花見のために秀吉が自ら設計したとされていて圧巻です。醍醐全体を見終わったら、最後の仕上げに三宝院を訪ねてください。
住所:伏見区醍醐東大路町22
拝観料:大 人800円 中学・高校生600円 ※小学生以下は無料
見頃:3月下旬~4月上旬
駐車場:100台
7)京都の風情にあったお花見はここ。ゆっくり散策しましょう ⑦高台寺
京都東山で国重要文化財の庭園。樹齢100の高台寺桜、ソメイヨシノが一面に咲き乱れお花見におすすめです。穴場的な存在です。正室「ねね」が秀吉のために建立しただけあって、桜にはこだわりがあったのでしょう。圧巻は方丈前のシダレザクラが素晴らしいです。東山の小路を散策しながら、満開の時期にはライトアップされ夢の中にいるような錯覚をするくらい素晴らしいです。
住所:京都市東山区高台寺下河原町
拝観料:600円
ライトアップ:3月中旬~5月初旬
駐車所:周辺有料PK
8)京都の風情にあったお花見はここ。ゆっくり散策しましょう ⑧宝ヶ池
京都右京区の北に位置する、国立京都国際会館に併設された池のある公園です。周囲1.5kmの小さな池ですが、桜の森など四季の味わいを感じることができます。公園を散策したり、ボートを借りて池の中から周囲の花見をしたり、ゆったりした気持ちになれるのでデートスポットとしても夢のある穴場です。コバノミツバツツジの時期には目に鮮やかなピンクの小路を楽しむことができます。五山送り火「妙法」も近く、地元の人気の場所です。
住所:京都市左京区上高野流田町
見頃:3月下旬~4月中旬頃
駐車場:周辺有料PK
9)京都の風情にあったお花見はここ。ゆっくり散策しましょう ⑨高瀬川
京都の一番の歓楽街木屋町通り。木屋町通りに沿って流れる高瀬川は、森鴎外の高瀬舟で知られています。四季を問わず、大勢の地元の人や観光客で賑わうおすすめの町並みです。四条から五条の間に約200本のソメイヨシノが両岸に咲き誇り、お花見の時期には特に賑わいます。この町は、古くからの飲食店などが多く京都ならではの食事をいただくことも可能です。運がいいと舞妓さんなどと会う可能性もあります。
住所:京都市中京区木屋町
見頃:3月下旬~4月中旬
駐車場:周辺有料PK
10)京都の風情にあったお花見はここ。ゆっくり散策しましょう ⑩平野神社
京都一の桜の名所と言われるほど素晴らしい花見の穴場です。魁桜(サキガケザクラ)と名付けられた桜が神門前に開花すると京都の花見の時期が到来したと言われています。紅枝枝垂れ桜や吉野桜は、類を見ない美しさです。夜桜は、流行りのライトアップではなく、昔ながらの優しい灯りに浮かぶもので幻想的でこんなに美しい桜庭あるのかと思うほど素晴らしいおすすめの桜です。個々の桜が、他のお花見スポットに移された木も多く、桜のルーツといっても過言ではありません。約50種400本の桜があるので、花見の時期が1ヵ月もあるため、安心して見物が可能です。
住所:京都市北区平野宮本町1
見頃:3月下旬~4月下旬
駐車場:20台
あとがき
京都の春は、まさに花見のできるところばかり。ちょっとした小路を歩いていても、少し郊外に出ても周りには美しく開花した桜で埋め尽くされています。寺院や神社など名所旧跡はどこも桜を愛でながら、お茶をいただいたりお菓子をいただいたり、とてもくつろぐことが可能です。河原町の床やお寺でいただく精進料理、食事をいただきながらのお花見は格別のものがあります。京都の春、夜の風情を感じながら満喫しましょう。