旅の気分を盛り上げよう!台湾でおすすめの駅弁は?1・台湾の駅弁事情
台湾でも大人気の駅弁。日本の駅弁とは違い、たっぷりのご飯におかずが乗っているスタイルがメジャーです。このスタイルのお弁当、どこかで見たことが・・・と考えていたらズバリ「沖縄」でした。沖縄のお弁当と言えば(沖縄に駅弁はありませんが)ご飯にオカズ乗せて盛りつけるスタイルなんです。台湾と沖縄、実はとっても距離も近いのでそんな共通文化もあるのかもしれませんね。
そんな台湾の駅弁、嬉しいのはその料金!基本的にとっても安く、日本円にして200円から300円で食べられることも多いんです。細かく見るとメニューも色々ありますが、今回はよく売られている基本の3種類をご紹介します!
旅の気分を盛り上げよう!台湾でおすすめの駅弁は?2・排骨八角便當
「排骨八角便當」は、他にも排骨八角含木片便當などとも言いますが(お店によって若干の違いあり)要するに、八角形をしたお弁当箱にボリュームたっぷりの白いご飯、その上に甘辛くじっくりと煮込まれた骨付き豚のバラ肉(パイコー)煮玉子、サイドの魚料理、炒めた野菜などが豪快に盛りつけられているお弁当のことです。この大きさ、食べ応えで何と価格は80元前後(約300円)!本当に美味しいプチプラグルメなんです。台北、台南、高雄、どこの駅弁でも売られている、台湾を代表する駅弁といっても過言ではないでしょう。
旅の気分を盛り上げよう!台湾でおすすめの駅弁は?3・素食便當
「素食便當」はベジタリアン向けのお弁当です。他にも「素食八角木片盒便當」と言ったりしますが「素食」という言葉は中国語でベジタリアン、野菜食、という意味で、街でこの名前を見つけたらそれはベジタリアンレストランということです。肉が多いお弁当の中で、野菜が沢山食べられるお弁当があるのは嬉しいですね!こちらも、ベジタリアンとは言えお豆やお肉の代用品、湯葉などが入っていてボリュームたっぷりです!
ちなみによくお弁当の名前に「八角」と入っているのは、縁起の良い八角形のお弁当箱に入っているからで、これも台湾ならではですね!
素食と言っても、台湾のベジタリアン駅弁は「玉子」が含まれている場合も多いため、アレルギーやそのほかの制限で「玉子」もNGな場合はお店の人によく確認してから購入するようにしてくださいね!
旅の気分を盛り上げよう!台湾でおすすめの駅弁は?4・雞腿便當
台湾で鶏肉を使ったお弁当と言えばこれ!の雞腿便當。雞腿とはいわゆる、骨付きの鶏のもも肉のことです。これを照り焼き風に焼き付けてたっぷりのご飯に乗せ、またお店によって盛り合わせは異なりますが、煮卵や青菜などと一緒になっているのが一般的です。ホロホロと柔らかい鶏肉は、照り焼き風味ということもあって癖もなく本当に日本人好みなんです。上記でご紹介した排骨よりは、少しだけリーズナブルなことが多いのも特徴です。
番外編!東京でも食べられる台湾のお弁当「錦糸町・劉の店」
日本でも時々デパートの駅弁フェスタなどに目玉として呼ばれることもある台湾の駅弁。ブースには長い行列ができることも珍しくありません。でも実は、1年中台湾鉄道の駅弁を販売しているお店が東京の錦糸町にあるんです!
それが「劉の店」」錦糸町の南口から1分の好立地にある台湾料理屋さんでは、台湾の雰囲気が濃厚に漂う素敵な店内で台湾鉄道弁当をオーダーできます。
提供してくださるのは、台湾の駅弁の中でも一番人気の俳骨便當です。ステンレスの2段重ねのお弁当の中身は大きなお肉とライスと煮玉子‼セットでスープも付いてきます。もちろん自宅用にお持ち帰りもできますよ。
劉の店詳細
墨田区江東橋3-12-5 マスカットビルの1F(赤いレンガ調が目印です)
まとめ
いかがでしたか?日本でも大人気の駅弁が、台湾旅行でも楽しめるのは嬉しいですね。新幹線でも食べられますが、もしも台北だけのステイで電車にのる予定がなかったとしても、台北駅に行けば気軽に駅弁は購入可能ですので旅行中に是非試してみたい台湾グルメのひとつです。しかも台湾の駅弁はガツンとくるボリュームでリーズナブル!是非次回の台湾旅行では、台湾鉄道グルメをお楽しみください!