女子ウケ間違いなし!ハズレのない金沢のお土産
北陸の城下町として知られる石川県金沢市。今回は、女子ウケ間違いない金沢のおすすめのお土産を一挙ご紹介!北陸新幹線が開通したことで、東京からのアクセスも抜群!金沢と言えば、見ごたえのある「兼六園」や、浅野川を眺める風情もすばらしいですね。また金箔のソフトクリームも有名で海外からも訪れる「ひがし茶屋街」もおすすめ!ぜひ、楽しい旅行にしてくださいね。
金沢の人気お土産①【お菓子】金澤「福うさぎ」
金沢のお土産と言えば、金澤「福うさぎ」。コロンとしたまん丸いうさぎに型取ったかわいいお饅頭です。優しい甘さの餡をふっくら、モチモチっとした皮生地で包んで蒸しあげました。食感がとっても柔らかくて、見た目も癒されますよ。
福うさぎは、県産栗・ゆず・能登納言・五郎島金時・かぼちゃ・棒茶の6色のうさぎがいます。どれも4個入で石川県産栗658円、それ以外は572円。いろんな種類を味わいたいなら、5種の詰め合わせ5個入り756円~20個入り2,754円までありますよ。インスタ映えや、会社への手土産にいかがですか?
福うさぎ石川県産栗”. 【期間限定】石川県産の大粒で甘みの強い栗をペースとして餡に練り込み、風味豊かで味わい深いおまんじゅうに仕上げました。
金沢の人気お土産②【お菓子】柴舟小出「三作せんべい」
金沢のおみやげに、大正6年創業の柴舟小出「石川さんさくせんべい」がおすすめ。こちらは昭和39年に発売され、卵とマーガリンを使った素朴な洋風菓子。金沢の古くから親しまれる王道人気のお菓子です。金沢と言えば標高2,702m加賀白山の黒百合、そして昔生息していたとされる雷鳥をモチーフがおせんべいに焼印されていまs。
三作せんべいは2枚入りの個包装がされ、ばらまきのお土産としてもおすすめ。値段的にも24枚入り810円~90枚入り3,000円とコスパも抜群!洋風なおせんべいなので、緑茶でもコーヒーにもよく合いますよ。友達同士で自宅に招いて女子会などにいかがですか?
金沢の人気お土産③【お菓子】柴舟小出「柴舟」
金沢を代表とする銘菓、柴舟小出「柴舟」をお土産にいかがですか?加賀百万石の伝統菓子として有名なお菓子です。生姜と砂糖をおせんべいの表面にコーティングさせた上品な味わいが特徴。品の良い甘さと、あとからくる生姜のさっぱりとした深い味わいがクセになります。ちょっと疲れた時に疲れた心を癒してくれるお菓子かもしれませんね。
使用している生姜は、高知県産JA土佐農協の物を使用。原料にもこだわり、しかも国産の生姜を使うことで安心ですね。また和紙のようなパッケージにも癒され、63枚入りで3,240円(税込)でとってもお得です。甘いおせんべいが好きな女子にいかがですか?
金沢の人気お土産④【お菓子】烏鶏庵「烏骨鶏かすていら 金箔」
金沢のお土産に、輝かしい烏鶏庵「烏骨鶏かすていら 金箔」はいかがですか?こちらは金沢市内にお店を構える有名店で、烏骨鶏の卵を使ったカステラに、贅沢な金粉を添えた絶品。こちらは東京の日本橋三越店でも有名で、テレビやSNS等でも紹介されたことのあるカステラです。
使用されている烏骨鶏は、育てる環境にも優れ、よし素材や技術にもこだわり、濃厚で深い味わいが特徴。この烏骨鶏を使ったカステラは、やはり濃厚で深い味わいが引き立ちます。しかも黄金で上に散らばせた金箔がより高級さをもたらし、お値段は一番安いもので2号の1,771円(税込)から。美味と美観を楽しませてくれる烏骨鶏カステラをお土産にいかがですか?
希少な天来烏骨鶏の卵をふんだんに使って、当店の熟練職人が丁寧に焼きあげたカステラ。お菓子の街金沢で生まれた逸品です。
金沢の人気お土産⑤【お菓子】麩万寿
金沢近隣の厳選された小麦粉と霊峰・白山の名水が生んだ金沢の名産品・生麩。 その生麩で餡を包んだお菓子が生麩まんじゅうです。 「加賀生麩処 茶庵」の生麩まんじゅうは「麩万寿」と名付けられており、お土産に贈答品に、そしてお茶のお菓子にと大人気の一品。 香り高い笹の葉に包まれた麩万寿の皮は、お餅やお団子では味わえない、独特のもっちりした歯ごたえがあります。
茶庵の麩万寿がお土産として喜ばれるのは、何と言っても餡の種類が豊富なところでしょう。 スタンダードな小豆のこし餡・つぶ餡ももちろん人気ですが、他に果実を包んだ「うめ」や「きんかん」、「栗」なども好評です。
そして女子旅のお土産にぴったりなのが「ふうブリュ」シリーズ。 ピンク色のいちご餡、黄色の五郎島きんとき餡、ピーナツ入りのチョコ餡と、カラフルで味もバラエティに富んだ、新しい麩まんじゅうです。 ギフトセットの「麩姫手箱(ふうひめてばこ)」は、「お姫さまが手箱を開けるときのわくわくした気持ち」をふうブリュの詰め合わせで表現したのだそう。 現代のお姫様たちも、開けるときはきっとわくわくするに違いないお土産です。
■加賀生麩処 茶庵 住所:石川県金沢市畝田中4丁目57-2 電話番号:076-267-3811 営業時間:09:00~17:30(喫茶は09:30~16:30) 定休日:水・木(祝日の場合営業) 年末年始
金沢・長町・武家屋敷界隈 加賀生麩処「茶庵」。金沢名物として人気のお吸物最中、麩饅頭が、細工麩などをお買い求め頂く他に、喫茶コーナーでは、ヘルシーな和風デザート等もお楽しみいただけます
金沢の人気お土産⑥【お菓子】落雁ショコラ 金澤さんぽ
「洋菓子工房ぶどうの木」本店は、金沢市岩出町にブドウ園やカフェ、オーベルジュなどを有する広々とした敷地の中にあります。 その「ぶどうの木」からリリースされた、お土産におすすめのかわいいお菓子が「落雁ショコラ 金澤さんぽ」です。
まるで和菓子の落雁のように見えますが、実はチョコレート菓子。 「金沢の街を猫がおさんぽしながら次々に仲間や景色に出会う」というストーリーに沿って、主人公の猫、蝶々、金沢駅のシンボル・鼓門や兼六園のことじ灯篭などが、それぞれ白ごま、いちご、抹茶味の落雁ショコラを使ってかたどられています。 ショコラもパッケージも、女子なら誰もが「かわいい!」と言わずにはいられないデザインと手頃なお値段は、お土産におすすめ。
他にも、焼き菓子やクリームサンド、ぶどう園の自家製ジュースやジャムなど、目にも舌にも美味しい金沢のお土産が盛りだくさんのパティスリーです。
■洋菓子工房ぶどうの木 住所:石川県金沢市岩出町ハ50-1 電話番号:076-258-0236 営業時間:09:30~19:00 定休日:不定休
金沢市にある洋菓子店ぶどうの木。誕生日などの記念日ケーキや焼き菓子ギフトなどたくさんのお菓子をご用意してお待ちしております。
金沢の人気お土産⑦【お菓子】うちわ煎餅
小さな小さなうちわ型のおせんべいに、四季折々の花鳥風月を一枚一枚描いたお菓子「加賀志きし うちわ煎餅」は、お土産にすれば日本人だけでなく海外の方にも喜ばれそうな一品です。 画像だけでは、日本人が見ても食べものではなくキュートな雑貨小物の類いかと思ってしまいそうな、見た目も美しい「うちわ煎餅」。
金沢では、加賀麩の生地を薄く伸ばして焼きあげ、表面に「引蜜」と言って軽く砂糖蜜などを塗った「ふやき」のことも「せんべい」と呼びます。 オリジナルの「加賀志きし」は、長方形の小さなふやきのおせんべいに季節の風物を描いた、やはり金沢らしく雅なお菓子ですが、うちわ型になると、そのかわいらしさは一層引き立ちます。 夏限定だけでなく節句などの季節に合わせたお菓子や「金沢城下町」と名付けられた打ち菓子の詰め合わせも、印象の華やかなお土産になってくれるでしょう。
■加賀志きし本舗 加藤晧陽堂 住所:石川県金沢市二口町二の94-1 電話番号:076-231-3053 営業時間:08:30~18:00 定休日:無休
銘菓 加賀志きし本舗
金沢の人気お土産⑧【お菓子】紙ふうせん
水玉柄がかわいい箱に入った、赤・白・緑の淡い色味が綺麗な最中は、まるでピンポン球のようにまん丸。 その皮の中に入っているのは餡ではなく、色彩もとりどりの小さな錦玉(ゼリー)です。 初めて見る人もリピーターの人も、開けると思わず見とれてしまう愛らしいお菓子です。
もなか皮でも、夏限定の淡いブルーと白や冬季限定のパステルオレンジと白など、販売期間は短いながら、季節に沿ったバリエーションも楽しめます。 もちろん限定商品は中身の錦玉も、ソーダと白桃、みかんといちごというように、それぞれ変化しています。
普段は和菓子をあまり召し上がらないお子さまでも、このかわいらしさにはきっと手を伸ばしたくなるはず。 中に入った、ぶどうやレモン・ワインなどの風味で表面がしゃりっとした和風ゼリー感覚の錦玉は、餡類が苦手な方にも召し上がりやすい、爽やかな甘さです。
高木屋さんからは、「紙ふうせん」の他にも、甘酸っぱいあんずを丸ごと一粒やさしい甘さの白あんとおもちで包んだ「あんず餅」など、金沢のロングセラーお土産がたくさん生まれています。
■菓匠 高木屋本店 住所:石川県金沢市本多町1-3-9 電話番号:076-231-2201 営業時間:09:00~18:00 定休日:水曜日
公式HP
金沢の人気お土産⑨【お菓子】わび
和菓子の中でも落雁はちょっと、と言われる方は少なくないかも知れません。 ですが、金沢の近江屋さんの「わび」は、落雁ながら誰もがもらって嬉しいお土産だと思います。 特筆すべきは味もさることながらそのパッケージ。 箱ではなく、「タンス」なのです。 小引き出しを開けると、中には清楚な色合いの小さな花や風物の打ち菓子がきっちりと収まっています。
ミニサイズのため、舌に乗せるとすうっと溶けてしまう落雁は、どなたにも食べやすいお菓子。 すっかり食べてしまったら、まるでひな祭りのお道具のような綺麗な小箱を、雑貨感覚で小物入れなどに使う方もいらっしゃるでしょう。
創業160年になる老舗・諸江屋さんには、「花うさぎ」や「加賀てまり」など、小さくてかわいらしい落雁が入った美しい小箱が印象的な、「金沢の」というより「加賀の」と呼びたくなる、ゆかしく雅やかなお土産お菓子が揃っています。
■落雁 諸江屋 ・本店 住所:石川県金沢市野町1-3-59 電話番号:076-245-2854 営業時間:09:00~19:00 定休日:元旦
公式HP
金沢の人気お土産⑩【お菓子】ふやき・おーれ
「ふやき」は、千利休が好んで茶事に用いたとされる「麩の焼き」が原型の和菓子です。 元々は、小麦粉を水で溶き、味噌などを塗って巻いたクレープに近いお菓子ですが、現代の金沢では「ふやき種」あるいは「加賀種」とも呼ばれています。 生地を軽く焼き上げ、砂糖を軽く塗って煎餅として使ったり、もなか皮のように餡などを挟んで使ったりされているようです。
また、ふやきでお吸いものの具や出汁粉末などを最中のように包み、食べる際はお椀に入れてお湯を注ぐ、懐中しるこのような「ふやき汁」も知られています。
そんな伝統あるふやきを使った「百番屋」の新しい金沢お土産「ふやき・おーれ」は、和菓子でもお吸い物でもなく、なんと「朝食用のシリアルスイーツ」。 カップに入ったかわいいマフィン型の米粉製「ふやき」をボウルに入れ、砕いて牛乳を注げば完成です。
「ふやきおーれ」の初代シリーズは「いちごおーれ」「ばななおーれ」「抹茶おーれ」の3種類で、中身はフルーツフレーバーと玄米フレーク。 続いて発売された「ふやきおーれ2」は中のシリアルがライスミルク入りのグラノーラになり、黒糖・抹茶・酒粕と、より大人テイストのフレーバーが登場しました。 注ぐミルクは、温かくても冷たくてもOK。
古きを尊びつつも常に新しい感覚を磨き続ける「百番屋」さんの製品づくりのモットーは「あいそらしい」お菓子。 「あいそらしい」とは金沢の言葉で、「愛想がよい」という意味だけでなく「かわいらしい」「親しみがある」などのニュアンスを含みます。 百番屋さんのラインナップには、「ふやき・おーれ」の他にも「金澤てまり・加賀棒茶飴」や「はちまんさん」「和乃さぶれ」など、パッケージもお菓子のかたちや味わいも「あいそらしい」スイーツがいっぱい。 女子ならきっと心惹かれるお土産の品が見つかることでしょう。
■金沢東山・百番屋(ビッグサンタ) 住所:石川県金沢市東山1-3-5 電話番号:076-254-6181 営業時間:10:00~18:00 定休日:不定休
金沢の人気お土産⑪【お菓子】YUKIZURI~雪吊り~
和菓子消費量日本一で知られる石川県ですが、一人当たりがケーキに使う金額も、実は石川県が日本一(2018年発表のデータによる)です。 そんなスイーツグルメの金沢市民から絶大な支持を得ているパティスリーが「ル ミュゼ ドゥ アッシュ KANAZAWA」。
日本各地で13ものブランドを展開するオーナーパティシエ・ショコラティエの辻口博啓氏が、故郷・金沢でオープンさせた、地の素材と和のニュアンスへのこだわりが光るパティスリー&カフェです。 ランチタイムや週末などは1時間待ちになることもあるという金沢でも超人気のお店ですが、この「ル ミュゼ ドゥ アッシュ KANAZAWA」が発売している「YUKIZURI~雪吊り~」は、近年金沢のお土産として高い評価を得ているスイーツです。
フランスの伝統的なパイ菓子「サクリスタン」にヒントを得たという「YUKIZURI」は、サクリスタンのオーソドックスな形であるねじったパイ生地を、雪国の日本庭園ならではの冬支度「雪吊り」の縄に見立てています。 石川県産の米粉で作ったサブレにクレームダマンドとショコラを塗り、その上へ乗せたパイ生地の「縄」には、ほのかに能登梅の香る白いグラスロワイヤル(糖衣)が、雪のようにうっすらと積もります。 吟味した材料で洋菓子の技術の粋を存分に振るいながら、味わいは茶の湯の精神にも通じる「YUKIZURI」。 茶道を嗜む人の比率が全国一でもある石川県・金沢で愛されるのも納得のクオリティです。
お土産としても大人気の「YUKIZURI」には、地域や季節による限定品の「兼六園物語」「ゆず」「さくら」「ルビーロマン」、福井・富山・石川の各県で産する三種の梅酒をそれぞれグラスロワイヤルに使い分けた「北陸三都物語」など、たくさんのシリーズ製品があります。
同じく「ル ミュゼ ドゥ アッシュ」開発の、金箔をあしらった「金澤黄金伝説 金のバウム」は、金沢産のはちみつや能登産のセイアグリー健康卵など贅沢な材料をふんだんに使ったプレミアムなバームクーヘンです。 こちらはお土産のほか、ご贈答の品としても好評を博しています。
■ル ミュゼ ドゥ アッシュ KANAZAWA 住所:石川県金沢市出羽町2-1 石川県立美術館1F 電話番号:076-204-6100 営業時間:10:00~19:00 (L.O. 18:30) 定休日:無休
金沢の人気お土産⑫【お菓子】能登の宝ゼリー
加賀藩御用達菓子司の文字が表す通り、森八は加賀百万石の歴史によりそう創業390年の老舗中の老舗です。 名代の落雁「長生殿」は、加賀前田家三代目の藩主で、世に名君とうたわれた前田利常候の創意によるものとされています。 そんな由緒ある和菓子の名店が夏の季節限定で販売するスイーツが、「能登の宝ゼリー」です。
「能登大納言」「赤崎いちご」「ルビーロマン」「加賀棒茶」と、石川県産の食材がふんだんに使われた、オトナ女子にふさわしいちょっと贅沢なゼリー。 残念ながら夏季限定品のため、毎年6月ごろから9月末ごろまでの販売となります。 このお洒落なスイーツはお土産に贈り物にと大変人気で、毎年販売時期を楽しみにしているリピーターも多いそう。
金沢では、新しい味とスタイルの名菓が次々に登場します。お菓子の都であるということ即ち、菓子舗にとっては激戦区であるということ。 老舗=「古い」ではなく、「技術と信頼の積み重ねがある」「だからこそ新しいことにチャレンジしていける」という攻めの精神が、このゼリーのモダンな味とスタイルに表現されているのではないでしょうか。
他にも、もちもちの生地部分に金箔をさりげなくあしらった半月状のどら焼き「宝達」や、伝統名菓の「千歳」も金沢お土産のスタンダード。 また、本来は落雁である「長生殿」を乾燥させずに密封包装した「長生殿 生〆」は、金沢の茶会などで珍重されてきたお菓子です。金沢に行かなければ食べられない、通人向けの隠れた名菓と言えるでしょう。
■加賀藩御用菓子司 森八 住所:石川県金沢市大手町10-15 電話番号:076-262-6251 営業時間:9:00~18:30 (1月・2月のみ9:00~18:00) 定休日:無休(1月1日・2日のみ休業)
加賀藩御用菓子司 森八の公式オンラインショップです。城下町金沢にて寛永2年の創業以来390年、日本三名菓の随一、長生殿や上生菓子をはじめとした伝統ある和菓子からご自宅用からギフトなど、季節を感じるお菓子を取り揃えております。
金沢の人気お土産⑬【お菓子】 あんころ
金沢周辺はもちろん、石川県内では昔も今も「もらって嬉しいお土産」として常に上位に位置する和菓子が「圓八のあんころ」です。 数多くの「お洒落」「センスがいい」和菓子が揃う金沢で、素朴な竹皮に包まれたあんころ餅が何故ダントツの支持を得ているのか、旅行客にはちょっと不思議に思えるかもしれません。
理由はもちろん、「美味しいから」の一言に尽きます。 完成まで3日かかるという小豆のこし餡は、控えめな甘さと独特のさらりとした口溶け。お餅は石川県産のもち米「かぐらもち」を使用したその日の搗きたてです。 創業から280年の歴史を誇る圓八(えんぱち)のあんころは、天狗になったご先祖様からその製法を伝授されたと、あんころのしおりには書かれています。 明治31年から平成初め頃までは、JR松任駅のホームで売り子さんによる立ち売りの販売がありました。 金沢や周辺の地域では「松任のあんころ」の名称で親しまれ、他所のあんころ餅と区別するために「本物のあんころ」と呼ぶ方もいるほどです。 余計なものを一切入れないシンプルなこの「あんころ」が抜群に美味しいのは、やはり素材も製法「本物だから」なのでしょう。
小さな竹の皮包みの「あんころ」はお土産にも手頃なサイズですが、いただくのは当日中でなければ本来の美味しさが100%味わえないため、空港や駅ナカのショップでお求めになる方も多いようです。 金沢市内でも「松任のあんころ」を販売している場所はあちこちにありますが、せっかく金沢へ来たのなら北陸本線で10分ほどの松任までちょっと足を伸ばして、本店で出来たての「あんころ」をお煎茶と一緒にいただきながら、こちらも名菓の「生どら焼き」「チーズどら焼き」などのお土産を選んでみてはいかがでしょう。
・圓八 本店 住所:石川県白山市成町107 電話番号:076-275-0018 営業時間:08:00~18:00 定休日:無休
金沢の人気お土産⑭【お菓子】おやつ麩
金沢は、生麩・飾り麩などお麩の産地でもあります。 加賀の藩政期から、保存食、精進料理の素材としても親しまれ、加賀料理を代表する「治部煮」にも、正式には「すだれ麩」という金沢独特のお麩がつきもの。 そんなお麩をスナック感覚で食べられる手頃なお菓子にするというのも、金沢ならではの発想かもしれません。 そんな新感覚の麩のお菓子「おやつ麩」を製造・販売する「加賀麩不室屋」さんは、慶応元年創業。金沢でも老舗中の老舗の一軒です。
「おやつ麩」は、ラスクやクッキー類とは違った軽やかな歯触りと、口の中でほろりと溶ける食感がクセになる、やみつきおやつとして発売以来大人気。 メープルシロップ味はほんのり甘いメープルシュガーとバターの風味で、甘いものが苦手な人にも「これならいける」と好評です。 他にも、辛味ではなくスパイスの豊かな香りが際立つカレー味、優しいまろやかさのチーズ味の2種類があり、どちらもおやつだけでなく、お酒のおつまみとしても楽しめます。 パッケージもお洒落で、お土産としては持ち運ぶ時の軽さもうれしいところ。 女子だけでなく男性にも受けのいい、手頃な金沢のお土産です。
金沢市内の尾張町本店には不室屋さん直営のカフェ「茶寮不室屋」も併設されており、加賀麩や地元野菜をふんだんに使った美しい箱膳、パフェや生麩ぜんざいなどのメニューは、綺麗で美味しいものに目のない女子を中心に大人気です。
・不室屋 尾張町店 住所:石川県金沢市尾張町2-3-1 電話番号:076-221-1377 営業時間:09:00~18:30(併設の「茶寮不室屋」は11:30~18:00) 定休日:火曜日
加賀・金沢の豊かな風土の中で「麩ひとすじ」職人の手から手へ当時の製法・味・技を伝承。ふやき御汁「宝の麩おすまし」が人気です
金沢の人気お土産⑮【お菓子】愛香菓
「金沢うら田」の愛香菓は、女子に人気の金沢お土産として知られる「洋風和菓子」です。 上品なデザインの楕円形の箱を開けると、まず目に飛び込んでくるのが、ぎっしり詰まっている愛菓香の、白と紫の花びらにも似た包装。まるで、箱いっぱいに紫陽花の花が咲いているようです。
パッケージもさることながら、中のお菓子の味も清楚で個性的。 口の中でほろっと崩れて溶けていく、スペインの伝統菓子ポルボローネにも和菓子の落雁にも通じるような、不思議な食感が人気です。アーモンドの香ばしさとお砂糖の甘さを、レモンとシナモンのどこかエキゾチックな爽やかさが引き立たせます。日本茶にはもちろん、コーヒーや紅茶にもよく合う美味しさ。 オトナ女子にこそ召し上がっていただきたい、奥行きのある味わいを持った一口サイズの金沢スイーツです。
また、金沢うら田さんには「かわいい金沢お土産」として有名なお菓子がもうひとつあります。
「加賀八幡起上もなか」は、加賀に伝わる伝統玩具で安江八幡宮由来の縁起もの、「加賀八幡起上り人形」がモチーフのかわいいお菓子です。 人気の石川県観光PRゆるきゃら「ひゃくまんさん」も「加賀八幡起上り」がモチーフだそうですが、「起上もなか」のデザインは正統派。真紅の包み紙に松や梅といった縁起の良い図柄とお顔が描かれた「あいそらしい」もなかは、しなやかな皮の中に詰まった粒あんの、もっちりずっしりした食べ応えもうれしいお土産です。
・うら田 本社/御影店 住所:石川県金沢市御影町21-14 電話番号:076-243-1719(代) 営業時間:月〜土09:00~18:00 日曜日09:00~17:00 定休日1月1日・2日
城下町金沢で生まれた伝統と新しい感性を季の風情に託しました
金沢の人気お土産⑯【お菓子】 甘納豆 豆壺
にし茶屋街の「かわむら」さんは、甘納豆の専門店。 もともとは、芸妓さんたちが常連さんへお土産として渡す「おもたせ」用の品だったそうですが、そのご常連さんたちが「金沢の美味しい贈り物」として愛用し始めたことから人気が広がったという、粋な金沢生まれの甘納豆です。
「かわむら」さんの直営店は、金沢・西茶屋街にある1店舗のみ。 金沢21世紀美術館のミュージアムショップとひがし茶屋街のカフェ「桃組」さんで一部の商品は買えますが、他には駅や空港・国内のどのデパートでも取り扱いがありません。もちろん通販サイトもなし。 「行かないと買えない金沢のお土産」の大定番なのです。
能登大納言、とら豆、ひよこ豆、白花豆など十数種が揃う人気の甘納豆は、茶屋街の芸妓さんや女将さんの支持を得ているだけあって、素材本来の旨みと甘みが存分に引き出された絶妙な味わい。 品もよく風情もあって、甘納豆というよりは最上級の和菓子というべきかもしれません。
和三盆をまぶしたクルミや栗、五郎島金時(芋)、いよかん、レモンなど、季節によってとりどりのお野菜や柑橘のお菓子も並びます。 それぞれ絵柄の違ったおしゃれな小袋に入っていて、しかもお土産にするにはありがたいお手頃価格です。
かわいいながらも金沢の茶屋街から生まれた銘菓らしい風情のある「豆壺」は、大納言・雪てぼう・金時豆と3種類の甘納豆が、小さな壺入りになった一品。 美濃焼の小さな壺は、黄色や桃色など、季節によって変わるかわいいパステル系の色つきです。開封後は賞味期限が1日なので、きっちり食べきれるこのサイズと、特におすすめ。 お土産におやつにと、甘納豆を求めて訪れる女子が絶えない「甘納豆かわむら」。 当然、女子だけでなく美味しいもの好きな男子にも、年齢問わずファンは大勢いるそうです。
住所:石川県金沢市野町2-24-7 電話番号:076-282-7000 営業時間:平日09:30~18:00 日祝09:30~17:00 定休日:毎月第1火曜日 ※繁忙期(GW・お盆・年末年始等)は変更あり
金沢の人気お土産⑰【お菓子】 羽二重 加賀れんこん餠
加賀野菜のひとつ「加賀れんこん」の風味を生かした越山甘清堂さんの和菓子「羽二重 加賀れんこん餠」は、女子だけでなく男性のリピートが高いお菓子。 能登産の羽二重餅のやわらかさに加賀れんこんのモチモチ感が加わって、独特のむっちりした食感を持つお餅。ほのかなれんこんの甘さと蓮の実の粒のシャキシャキした歯ごたえのアクセント。幅広いファンを持つ越山さんの「加賀れんこん餅」は、国際線のファーストクラスで機内食として提供されたこともあるそうです。
また、7月1日の「氷室の日」には、越山さんでも「氷室まんじゅう」を取り扱っています。 金沢から徳川幕府へ氷室の氷を送る際、無事届くよう祈願して供えられたお饅頭がルーツで、そこから7月1日に無病息災を祈りつつお饅頭を食べる習慣が残ったとのこと。 現在でも、ほとんどの金沢市民にとって「7月1日は氷室饅頭を食べる日」なのだそうです。
越山甘清堂さんでは、その他にも婚礼などお祝いごとのもてなしに使われる「五色生菓子」や桃の節句の「金花糖」など、金沢の歴史や文化を支え、受け継ぐ和菓子を作り続けています。
住所:石川県金沢市武蔵町13-17 電話番号:076-221-0336 営業時間:9:00〜18:00 定休日:水曜日(祝日の場合は営業)
金沢の人気お土産⑱【お菓子】 あんドーナツ
金沢で人気のスポット、金沢21世紀美術館や金沢能楽美術館からすぐの場所にある「PATISSERIE OFUKU」は、スイーツ激戦地の金沢でもとびきりと言われる評判の洋菓子店です。 アーティスティックで美しいタルトや創作洋生菓子は、華やぎがあって味も抜群、と市民が絶賛するお店。 そんなPATISSERIE OFUKUでお求めいただけれる、金沢のお土産におすすめのお菓子は「あんドーナツ」です。
PATISSERIE OFUKUは、和菓子の名店として市民に愛された「お婦久軒」の4代目がオープンしたパティスリー。ですが3代目はいまもご活躍中で、PATISSERIE OFUKUの店内には、4代目のパティシエが作るケーキと一緒に、3代目の手になる季節の和菓子やお婦久軒名代のあんドーナツが並んでいます。 皮というより衣と言ったほうがいいくらい薄めの香ばしい皮に包まれた餡は、ほどよい甘みと口に入れたらさらりと溶けてなくなるような滑らかさがとても。お菓子の都・金沢でロングセラーを誇るあんドーナツは、さすがの美味しさ。
螺旋階段を上がった先にあるお洒落なカフェスペースで、金沢市民に愛される季節限定の目にも舌にも美味しい洋菓子をいただいた後は、やはり金沢市民にこよなく愛されるあんドーナツをお土産にするという贅沢もあり。 スイーツ好きの女子・男子に、金沢旅行のプランとしてぜひ加えていただきたい一軒です。 もちろん、4代目の焼き菓子やマカロンと3代目の和菓子やあんドーナツをお土産にして食べ比べ、というのも楽しいですね。
住所:石川県金沢市広坂1-2-13 電話番号:076-231-6748 営業時間:10:00~18:00 定休日:毎週月曜日/隔週火曜日
石川県金沢市広坂にあるPATISSERIE OFUKU(パティスリーオフク)。季節感を大事にしたお菓子をご用意しております。
金沢の人気お土産⑲【加賀野菜・お菓子】加賀野菜 蜜菓子
「加賀野菜」は、石川県金沢市の農産物ブランド協会によって認定された、「源助だいこん」や「加賀太きゅうり」など15品目の石川県産お野菜です。 その加賀野菜を中心に、能登野菜など石川県産の野菜・果物を、丁寧にひとつひとつ砂糖漬け(蜜漬け)にしたお菓子が、奈加川の「蜜菓子」。 「源助だいこん」「加賀れんこん」など加賀野菜の他にも、「玉蜀黍」や「人参」「セロリ」などのお野菜そのままがお菓子になった、ヘルシーで目にも楽しい、金沢お土産の逸品のひとつです。
「ところで野菜の蜜漬けって美味しいの?」と思われる方もいらっしゃるでしょう。 リンゴやイチジクならともかく、春菊やタケノコとなると、少々疑問に思うのも当然かもしれません。 しかし、一度食べた方からは「美味しくて驚いた」という声が聞こえてくるのがこの「菜菓匠奈加川」さんの蜜菓子です。 人参やごぼうの蜜菓子は、人参がどうしても食べられなかったお子さんが喜んで食べた、だいこんの味がちゃんとするのにお菓子として美味しい、など、たくさんの方が「また食べたい」とおっしゃっています。 金沢市・東山にある本店では試食もさせてくれますので、実際に召し上がって、ぜひ蜜菓子の美味しさをお確かめください。
海外の方にも「玉蜀黍」や「打木赤皮甘栗かぼちゃ」などが人気だそうです。 材料は、野菜と水と砂糖だけ。 1週間から10日はかかる上、使う野菜は旬のもののみ。時期が終わったら次のシーズンまで食べられない蜜菓子もたくさんあります。 金沢でしか味わえない旬の加賀野菜・能登野菜を、蜜に閉じ込めたお土産はいかがでしょう。 それぞれの野菜の絵をあしらった、女子に好まれそうなお洒落なパッケージも素敵です。
住所:石川県金沢市東山1-1-15 電話番号:076-254-1158 営業時間:10:00~17:00頃 定休日:毎週火曜日(祝日の場合は営業)・年末年始
金沢の人気お土産⑳【加賀野菜・加工品】金沢のピクルス
金沢を中心とした近隣農家が生産する加賀野菜・四季折々の野菜を、お洒落な雑貨のような可愛い瓶詰めのピクルスにした「金沢のピクルス」。 甘いものが苦手な方、かわいいものに目のない方への金沢お土産として、人気上昇中です。 流通に乗らない規格外の野菜を使ったピクルスは、定番商品とされているものでも野菜の生産量や収穫時期を優先して作られるため、ときには在庫切れになってしまうことも。 「季節のピクルス」は、希少野菜が採れる短い一時期のみの製造になるので、本当に「一瞬」で完売してしまう場合もあります。
特に人気のピクルスは、「加賀れんこん」のシリーズ。通常品だけでなく、バルサミコ、ハニーマスタード風味もあり、おつまみや料理の添え物におすすめ。食べだしたらやめられない美味しさと評判です。 他にも、お試し用にはぴったりの「ミックス」や、鮮やかなピンクが可愛い赤大根「能登娘」など、季節限定ものを数に入れれば種類は50を超えます。
添加物や保存料を極力使わず、お酢の酸味もやわらかな、おいしい加賀の野菜を味わえる「金沢のピクルス」は、金沢市内でもいくつかのお店で購入できますが、まずは2017年にオープンした初めての直営店「金沢のピクルス 西茶屋店」に足を運んでみてはいかがでしょうか。 出来たてピクルスのラインナップに、いち早く出会えると思います。 そのまま食べるだけでなく、お料理のアクセントとして、ドレッシングやソースのちょい足しとして使うなど、楽しみ方もいろいろ。 お料理の得意な女子・男子への金沢お土産にしても、きっと喜んでいただけるでしょう。
・直営店「金沢のピクルス 西茶屋店」 住所:石川県金沢市野町2-25-27 電話番号:076-254-1158(本社) 営業時間:10:00~18:00 定休日:不定休 ※他、金沢市内に取扱店数カ所あり(公式HPをご確認ください)。
「金沢のピクルス」は保存料や添加物を極力使用せず、素材の味をそのまんま活かしたピクルスを販売しています
金沢の人気お土産㉑【雑貨】加賀お細工物
金沢といえば、加賀友禅や金沢箔(金箔)、加賀繍に九谷焼といった、きらびやかな伝統工芸品のイメージを持っている方も多いはず。 加賀藩主は代々、文化政策として工芸を奨励し、職人を育成してきました。 その伝統がいまもなお花を咲かせ続けています。 「金沢・クラフト広坂」は、金沢市の運営する工芸品の販売店。 2階はギャラリー、1階がショップになっており、加賀友禅や加賀繍、加賀手まりに加賀お細工物、和紙や木工品などの伝統工芸品が販売されています。
ふつうの雑貨と違って絢爛豪華な伝統工芸は、なかなか旅行者の手が届きにくいお値段であることが多いのですが、ここ「クラフト広坂」では金沢の若手作家さんの作品を多く取り扱っているため、お小遣いでも買えるお品が揃っているのが大変魅力的。 中でもクラフト広坂オリジナルの「おはりこ」シリーズは、実用的な雑貨のソーイングセットでありながら、加賀友禅やちりめんなどの着物の端切を使って美しいこものに仕上げられた、かわいいもの大好き女子にとってはお土産にもぴったりの「加賀お細工物」です。 豪華な端切の着物をまとった、小さなお人形なども人気。
また、華麗な色彩で知られる「加賀手毬」も、オーソドックスなサイズはまさしく美術品にふさわしい価格ですが、このショップで販売されている「花てまり」シリーズや「香てまり」、ストラップなどは、お財布にやさしい雑貨感覚のお値段ながら雅やか。お土産としておすすめです。
二俣和紙のポチ袋や絵葉書など、他にも気軽に買える工芸品がたくさんあります。また、2階のギャラリーには、金沢の伝統工芸を未来に引き継ぐ、若手作家の作品が入れ替わりで展示されています。 金沢のお土産探しに、美術館巡りの帰り道に、ぜひ覗いてみてください。
住所:石川県金沢市広坂1-2-25 金沢能楽美術館内 電話番号:076-265-3320 営業時間:10:00~18:00 定休日:毎週月曜(祝日の場合翌日)、年末年始(12/29~1/1)
加賀百万石の伝統息づく城下町・金沢の希少伝統工芸品を展示・販売。インターネットでのご注文も承ります。2階ギャラリーでは現代に伝統を伝える作家や職人の作品を展示しています。
金沢の人気お土産㉒【雑貨】加賀水引細工
「加賀水引細工」は、大正4年ごろ、金沢市の津田左右吉氏によって考案された、金沢の希少伝統工芸です。 桐箱の水引掛や結納飾りなどで目にする細工は、加賀百万石にふさわしい絢爛豪華さで知られます。 その美しさから飾り物やお洒落な雑貨こもの、アクセサリー類も多く作られており、あわじ結びと呼ばれる縁起の良い結び方で玉を作ったあわじ玉のピアスやブレスレットなども長く人気のある品です。
金沢の「千と世水引」さんは、伝統的な水引細工の手法を使いながら現代風のセンスを加味した、お洒落な水引細工で愛されるお店。 ひとつひとつ手作業で作られる水引細工には、四季の飾り物や金封の細工、飾りの水引を外して箸置きに使える箸包など、華麗でありながら普段の暮らしにもすんなりと溶け込んでくれる作品が多くあります。
おすすめは「にほい玉」。水引を編んだ小さな巾着は、オリジナルブレンドのお香がほのかに香ります。色のバリエーションは16色。贈る相手をイメージしながら選ぶのも楽しい、可憐な金沢のお土産です。
住所:石川県金沢市尾張町1-9-26 電話番号:076-221-0278 営業時間:平日09:30~17:00 土曜10:00~16:00 定休日:日曜日
石川県金沢市の千と世水引(ちとせみずひき)は相手を想うこころを大切にし真心を込めて水引を結んでおります。千と世水引オリジナルの金封や季節ごとの水引細工など、どうぞご覧下さいませ。
金沢の人気お土産㉓【雑貨】九谷焼・九谷陶芸村
加賀友禅や加賀七宝、加賀水引など、金沢の伝統工芸には様々なものがあります。 その代表的な工芸品の一つ、九谷焼は、お土産にするには腰が引けるほど高価というイメージのある名窯揃いですが、最近では若手の作家を中心に、「美術品ではなく普段使いのできる九谷」を作ろうという流れが出来つつあります。
中でも庄三風を意識した作品は華やかな色彩の印象が強く、手頃な値段で買える箸置きや小皿などは、それほど陶器に関心のない女子にも男子にも「わあ、きれい」と言ってもらえるお土産になりそうです。 また近年はコラボ陶器として、親しみやすい「ムーミン×九谷」や「ウルトラマン×九谷」などのシリーズも作られているそう。
金沢旅行で九谷焼のお土産が欲しいなら、金沢市にほど近い能美市にある九谷陶芸村を覗いてみてはいかがでしょうか。 年に一度の「九谷茶碗祭り」が開催される九谷陶芸村には、九谷焼を旅行者にも小売りしてくれる九谷焼の専門店が軒を連ねています。 もちろん、ふらりと立ち寄った旅の女子にも手が届く、お土産プライスの九谷焼もたくさんあります。
伝統的な意匠から、「ハレクタニ」シリーズをはじめとしたまるで北欧雑貨のようにすっきりとおしゃれな絵柄のものまで、どの店内も目移りしそうな「かわいい」「お土産にしたい」九谷焼の宝庫。 猪口や豆皿は、食器として使わなくともピアスなどの小物を入れるちょっとした雑貨になりますし、色柄の違うものを何個かまとめて置くだけで、お洒落なオブジェにもなります。
グループの女子旅なら、一枚ずつ同じ価格の違う豆皿を買って中身を見せずにお土産交換しあうといった楽しみ方もおすすめ。 自撮りの写メも良いですが、かわいい九谷の豆皿に金沢の思い出をぎゅっと乗せて飾って置くのも、素敵ですよね。
■九谷陶芸村 住所:石川県能美市泉台町南22 (九谷資料館前) 電話番号:0761-58-6102 営業時間:09:00~17:00 (1月・2月のみ9:00~18:00) 定休日:無休
石川県能美市泉台町南22 九谷焼の里 - 九谷陶芸村 - 今年の九谷陶芸村まつりは11/3(金・祝)4(土)5(日)開催!9:00~17:00 シャトルバスも出ます 逸品オークションや寺井中吹奏楽演奏も
金沢の人気お土産㉔【雑貨】金箔グッズ・金箔貼り体験
現国内で生産される金箔の、約98%以上が金沢産だといわれます。 一説では初代加賀藩主・前田利家が自領の職人に金箔・銀箔の製造を命じた書簡が最古の文献とされており、以来金沢では約400年にわたって金箔の製造が続いてきたわけです。
金箔は古来より、あらゆる富者や権力者たちに愛されてきました。 日本の歴史・文化を語る上でも、身の回りの小物ばかりでなく、寺院や城などの建造物から武者装束や武具・馬具にいたるまで、あらゆる場面に用いられてきた金箔の存在は無視することができません。 そして現在のごく一般的な日本人もまた、「金箔」には何故か心を惹かれるようです。 「金箔入り」というだけで、お土産のお菓子なども、やはりちょっと高級に見えてしまいますよね。
金沢には、金箔を使ったお菓子や雑貨などがたくさんあります。 金箔入りのお酒やマスコットをはじめ、コスメやあぶらとり紙など、女子をターゲットにした可愛らしいお土産品も数え切れないほど販売されていますが、せっかく金箔の本場・金沢に来たのなら、「一点モノ」のお土産はいかがでしょう。
金沢市のひがし茶屋街近くに本店のある「金箔屋 さくだ」さんは、金箔工芸品から化粧品の製造、食品用の金箔加工を手がける他、金箔を使った雑貨や小物を販売するショップも6店舗経営しています。
もちろん、店内での金箔雑貨ショッピングも楽しんでいただきたいのですが、金沢のお土産としておすすめしたいのは、本店での「金箔貼り体験」。
まずは、お箸や丸皿、小箱や手鏡など、金箔を貼って持ち帰りたい雑貨や食器類の素材を買います。 薄さ1万分の1ミリという金箔をデザインに合わせてカットし、選んだ品の表面に貼りつける、という作業をご自身の手で体験できるコースです。 出来上がった作品はすぐに持ち帰れます。 体験料は買った素材の料金に含まれていますので、600円からのお箸や1200円の小箱などといった素材の価格から考えても、とてもリーズナブルではないでしょうか。 女子・男子の一人旅でも、きっと楽しい思い出がつくれることでしょう。 事前(当日・前日不可、オンライン予約は土日祝の場合翌営業日の受付になります)までの予約が必要ですので、旅立つ前にはどうぞ忘れずご予約を。
・金箔屋さくだ 本店 住所:石川県金沢市東山1-3-27 電話番号:076-251-6777(電話受付 09:00 ~ 17:30) 営業時間:09:-00~18:00 (※季節により変動あり) 定休日:無休
まとめ
兼六園に武家屋敷、茶屋街といった古式ゆかしい観光名所から、金沢21世紀美術館、ド派手かわいいゆるキャラの「ひゃくまんさん」に会える場所まで、古の「加賀」と現代の「金沢」が寄り添う街は、訪れる人や季節によって、様々な表情を見せてくれることでしょう。 春夏秋冬、どのシーズンにもそれぞれの異なる美しさと美味しさが楽しめる街・金沢。 今度は違う季節に訪れて、また違った金沢の景色とお土産を楽しんでみてはいかがでしょうか。