自然が豊かで歴史ある寺院が数多く、観光地として人気の高い嵐山。今回はそんな嵐山の紅葉スポットを紹介していきます。気になる紅葉の名所や、食事処・紅葉を存分に楽しむことができる寺院などを記載しました。これから嵐山で紅葉を楽しみたいと考えている人は必見ですよ。
これから紹介するのは嵐山の気になる紅葉の名所です。「嵯峨野トロッコ列車」「嵐山通船」「渡月橋」を紹介していきます。何月から紅葉のシーズンの紹介から、場所についても記載しています。秋に嵐山を訪れた際には、外せないスポットばかりを紹介しました。ぜひ参考にしてみてくださいね。
まず最初にご紹介をするおすすめ紅葉スポットは「嵯峨野トロッコ列車」です。四季折々の表情を見せる渓谷を眺めながらゆったりと過ごすことができます。例年、10月の下旬あたりから紅葉のライトアップも行われます。赤く色づいたモミジの旬のシーズンを、楽しむことができますよ。昼間に日差しと風を感じながらトロッコに乗車するのもおすすめですが、ライトアップされた幻想的な空間を味わうのもまた味わいが違います。
嵯峨駅から片岡駅までは25分ほどになります。片道の料金は区間一律で大人620円です。ライトアップの料金につきましては公式ホームページでの確認をお願いいたします。紅葉の時期は特に混雑する可能性が高いので、事前予約をおすすめしますよ。朱に黄色に染まった山々を眺めてゆったり過ごしてみてはいかがでしょうか。こちらは老若男女問わず、楽しむことができる紅葉スポットです。
次におすすめをするのは「嵐山通船」です。屋台船でゆられながら気持ちよい風を浴び、紅葉の絶景を眺めたり、食事をいただいてみてはいかがでしょうか?1100年以上前に醍醐天皇が初めて舟遊びをしたと言われており、それから長い間多くの人に親しまれてきました。遊覧船であれば30分・食事付であれば1時間ほどのゆったりとした時間をすごすことができますよ。紅葉のシーズンは例年10月の下旬からになります。
紅葉のシーズンになると夜間の特別運航もされるようです。ライトアップされた嵐山の絶景を眺めることができます。阪急嵐山線の嵐山駅からは歩いて10分ほどになります。遊覧船だと料金は1人1,100円になりますよ。風情を感じながら自然に癒される時間を過ごすことができます。
言わずと知れた嵐山の「渡月橋」も紅葉スポットとして人気が高いです。駅からは歩いてすぐの場所にあるので、向かいやすいですよ。緑・黄・赤に色づいた山と広々とした穏やかな川、そして長い渡月橋。京都の絶景撮影スポットとしても人気が高いです。紅葉のシーズンになると渡月橋はライトアップもされてます。暗くなって帰る前に立ち寄り、ゆったりと友人たちと眺めてみてはいかがでしょうか?
ちなにみ紅葉のシーズンは例年11月から12月上旬になります。嵐山に立ち寄った際は必見の場所ですよ。
次にご紹介をするのは紅葉を感じることができる食事処です。眺めの良いカフェや、紅葉を感じることができる老舗。美味しいランチをいただくことができる場所などを記載しました。秋に嵐山に行こうと考えている人は、こちらでランチをいただいてみてはいかがでしょうか?
紅葉をそばで感じることができる食事処でおすすめなのが「湯どうふ 竹むら」です。50年間続いている老舗になります。変わらない湯豆腐の味を楽しむことができますよ。おすすめのランチコースはもみじコース。豊富な種類の豆腐料理をゆったりといただくことができます。もみじの名前が付いたコースをいただきながら、紅葉の気配を感じて食事をしてみてはいかがでしょうか?
もみじコースは1人4,100円になります。京福電鉄嵐山線の嵐山駅からは徒歩3分ほどの場所にあります。他の交通機関でも、歩いてすぐに訪れることができる場所にあるため観光の途中に立ち寄るのにぴったりです。こだわりのだしを使用した豆腐を味わってみてはいかがでしょうか?
店内の広々とした窓から嵐山の風景を眺めることができる「TOGETSU CAFE」もおすすめの食事処です。大堰川から渡月橋、そして紅葉で美しく色づいた小倉山の景色を眺めることができます。ゆったりとコーヒーを飲みながら景色に浸ってみてはいかがでしょうか?天ぷらなど軽くつまめるものやアルコール類も用意されているので、お昼から酒をのみゆったりと過ごすのも気持ちいいかもしれませんよ。
ブレンドコーヒーはホットとアイス共に420円。総菜と枝豆・ビールが付いたちょいのみセットだと1,000円になります。JR嵯峨野線の嵯峨嵐山駅からだと歩いて15分ほどで到着しますよ。観光の途中にちょっと身体を休めるために立ち寄るのもおすすめです。ドリンクと景色に癒されてみてはいかがでしょうか?ちなみに嵐山の紅葉シーズンは10月の下旬からになります。
景色を眺めながらランチやスイーツをいただくのにおすすめなのが「cafe de salan」です。新鮮な京野菜を使用したメニューが用意されています。また、窓からは渡月橋・小倉山を眺めることができますよ。美味しい食事と美しい紅葉の絶景に、元気をもらいましょう。おすすめのメニューは京野菜カレー。ごろごろと色鮮やかな野菜が盛り付けられている、美味しいと評判のカレーです。こちらにはデザートとグリーンティーがついていますよ。
パスタやパフェなど魅力的なメニューもありますよ。ちなみに京野菜カレーは1,600円になります。天龍寺や渡月橋からも近い場所にあるので、観光の途中に立ち寄りやすいですよ。女子同士で訪れても、デートの利用でもおすすめの食事処です。
次にご紹介をするのは、嵐山のおすすめの紅葉を眺めることができる寺院です。嵐山には特徴的にな寺院が数多くあります。平家物語に登場する場所や1000年以上の歴史を誇るお寺、ライトアップなどのイベントが実施されているところもあります。嵐山で紅葉を楽しみたいと感じている人は、必見ですよ。
昭和の名俳優である大河内伝次郎が長い年月をかけ造り上げた庭園の「大河内山荘庭園」も、おすすめの嵐山の紅葉スポットです。入園料には抹茶も含まれており、景色を眺めながらフッと一息つくことができますよ。庭園内のカエデが、秋の紅葉の美しさを演出しています。こちらでは例年ライトアップが行われるので、ライトアップに合わせて向かうのもおすすめです。家族での旅行や、仲のいい友人同士でも楽しむことができますよ。
料金は大人1,000円になります。嵐電嵐山本線の嵐山駅から歩いて15分ほどの場所にあります。駐車場もありますが20代ほどしか駐車スペースが無いので、タクシーか公共交通機関の利用をおすすめしますよ。紅葉シーズンは10月の下旬からになります。
次にご紹介をするのは世界遺産として有名な「天龍寺」です。こちらも紅葉のシーズンになると庭が赤く黄色く色づきます。広々として敷地内には、さまざまなポイントで美しい光景を眺めることができます。中でも曹源池庭園・方丈は見どころがありますよ。紅葉に彩られて天龍寺で過ごしてみてはいかがでしょうか?デートにも、友人同士の旅行でも充分に楽しむことができます。
また紅葉のシーズンになるとライトアップもされます。夜の雰囲気の違う美しい光景を眺めることができますよ。庭園の料金は大人500円。その他になると別途費用がかかります。京福電鉄嵐山線から歩いてすぐの場所にありアクセスが良いのも嬉しい点です。紅葉のシーズンは10月下旬からになります。
小倉山にあるひっそりとしたお寺の「常寂光寺」。美しい紅葉で有名な小倉山に位置しており、こちらのお寺でも赤い山の絶景を楽しむことができます。自然が豊かで空気が澄んでいるので、リフレッシュできるかもしれません。参道では竹藪とモミジの色合いを眺めながら、ゆったりとした気分を味わうことができますよ。ライトアップする年もあるようなので、気になる方は公式ホームページをご確認ください。
紅葉のシーズンは10月下旬からです。お寺に到着するまでは嵯峨嵐山駅から徒歩15分ほどかかります。駅から周りの景色を眺めながら歩いていくのをおすすめしますよ。拝観料は大人500円です。
常寂光寺 JOJAKKO-JI
古来、紅葉の名所として知られる小倉山の中腹に寺域を占める日蓮宗の寺院。慶長元年(1596)、大本山本圀寺十六世究竟院日禛上人が、この地に隠棲して開創した。寺域が幽雅閑寂で、天台四土にいう常寂光土の観があるところから寺号となる。
次にご紹介をするのは天龍寺の近くにある「宝厳院」です。紅葉のシーズンになると夜間特別拝観も実施されます。天龍寺と合わせて訪れたい紅葉が美しい寺院です。獅子吼の庭はこのお寺の見どころですよ。庭が表現をしている「仏が説法する」ものを、視覚や聴覚を含めた五感で味わうことができます。家族の旅行でも、友人同士での旅行でもぴったりの場所ですよ。
嵯峨嵐山駅から徒歩10分ほどになります。料金は昼間だと大人500円。夜間ライトアップの料金は公式ホームページをご確認ください。
次にご紹介をするのは1000年以上の歴史を誇る「清凉寺」です。指定文化財とされている仁王門がこのお寺の見どころですが、紅葉の時期になると川中島や渡り廊下からみた弁天堂も美しいですよ。特に渡り廊下からの景色がおすすめです。緑と赤の自然が風情を感じさせます。庭を散策してゆったりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?
また「清凉寺」は春も美しい景色なので、春先に訪れるのもおすすめです。嵯峨嵐山駅からは歩いて30分ほどかかります。駐車場が完備されているので、車で訪れることもできます。拝観料金は一般400円です。紅葉シーズンは10月下旬になります。こちらのお寺では例年ライトアップはされていないようです。
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清凉寺(嵯峨釈迦堂)の公式ウェブサイトです。清凉寺の簡単な歴史、境内の案内、参拝の案内、年中行事、交通の案内などを登載。また清凉寺境内・建物の写真もいくつか載せています。
1200年以上続く歴史をもつ「大覚寺」もおすすめの嵐山の紅葉スポットですよ。境内は広々としており、見どころがたくさんあります。とくに人工の林泉である周囲約1kmもある大沢池の周囲にも紅葉があるので、ゆったりと歩きながら紅葉狩りができます。望雲亭・安井堂天井雲龍図なども訪れた際は、眺めてみることをおすすめしますよ。また紅葉ライトアップも例年実施されています。
紅葉シーズンは10月下旬です。参拝料金は大人500円になります。各駅からだとアクセスがあまり良くないですが、駐車場があるので車で訪れることをおすすめしますよ。またバスからだとバス停の大覚寺があるので、そちらでのアクセスもおすすめです。こちらのお寺では写経をすることもできますよ。
旧嵯峨御所 大本山 大覚寺
大覚寺(正式名:旧嵯峨御所大覚寺門跡)は、京都市右京区嵯峨にある1200年の歴史を誇る寺院です。弘法大師空海を宗祖と仰ぐ真言宗大覚寺派の本山として知られ、明治時代初頭まで、天皇もしくは皇統の方が住職を務めた皇室ゆかりの門跡寺院でもあります。
次にご紹介をするのは平家物語にも登場する「祇王寺」です。嵐山に静かにたたずんでいる尼寺になります。女性の一人での観光でもおすすめですよ。こちらの紅葉シーズンは長く12月の上旬でも、赤い景色を楽しむことができますよ。苔むした寺のひっそりとした雰囲気に浸りながら、景色を眺めてみてはいかがでしょうか?苔庭・庭のカエデなど見どころがたくさんありますよ。
拝観料金は大人300円です。大覚寺からも近いので、合わせて観光することをおすすめしますよ。大覚寺と「祇王寺」のセット券は600円で販売されています。静かにお寺で過ごしたいと考えている人には特におすすめです。
嵐山で早い時期から紅葉を楽しみたい人におすすめなのが「神護寺」です。こちらのお寺は高雄山に位置しており、山々の紅葉を楽しむことができます。一段一段、石の階段をのぼっていった先には、美しい赤い紅葉の景色が開けてきます。特に庭から眺める錦雲渓は絶景です。色づいた山に、穏やかな川。自然の奏でる音や、鳥の声を聴きながら過ごすと明日の活力をもらえるかもしれませんね。
こちらのお寺では例年ライトアップが行われています。駅から離れていますが、ハイキングもかねて歩いていくことをおすすめしますよ。拝観料金は大人600円。ライトアップ料金は公式ホームページでご確認をお願いいたします。ライトアップ期間につきましても、公式ホームページでの確認ください。
最後にご紹介をするのは「虚空蔵法輪寺」です。昨年だとこちらのお寺で独創的なライトアップがされました。今年につきましては現段階ではまだ発表はありませんが、気になる方は公式ホームページでの発表を待ってみることをおすすめします。こちらは参道の階段にモミジがあり、赤い景色を眺めながら本殿まで向かうことができます。また、見晴らしの良い場所もあるので、渡月橋を含めた嵐山の紅葉を一望することもできますよ。
拝観料金は無料です。嵯峨嵐山駅からは歩いて10分ほどになります。観光の途中に立ち寄ることをおすすめしますよ。友達と一緒にいくことをおすすめする紅葉スポットです。階段があるので高齢者の方にはおすすめをしません。
いかがでしたか?今回は嵐山の紅葉スポットを紹介しました。嵐山には魅力的な紅葉スポットをが数多くあります。これから観光を考えている人は是非参考にしてみてくださいね。