嵐山の屋形船攻略法|ルート・夜の嵐響夜舟・鵜飼・貸切船など~①:嵐響夜舟
毎年秋に1日限定で行われる「嵐響夜舟」は、営業時間外の夜間に特別に運行しお月見を楽しむという企画です。静寂に包まれた夜の嵐山を、運行時間中に楽器を奏でながら遊覧していきます。竿が立てる水の音と澄んだ楽器の音が川面に浸み込んで風情があります。
屋形船には北側から乗ることができ、チケットは当日販売のみで一人500円です。2018年は9月24日(月)の1日のみの運行となり、10:30より法輪寺にて販売されます。船乗り場での販売ではないためご注意ください。所要時間は約15分ほどで、亀山上皇が見たという「くまなき月の渡るに似る」光景を楽しめます。
嵐山の屋形船攻略法|ルート・夜の嵐響夜舟・鵜飼・貸切船など~②:宮廷鵜飼船と夕景の嵐山コース
平安時代の貴族が楽しんだという鵜飼を、平安王朝風に装飾した屋形船から鵜飼を鑑賞できる特別なイベントです。宮廷鵜飼船は毎年7/1~8/31、9/1~9/23まで出船しますがこちらはワンランク上の楽しみ方ができるおすすめのコースです。船子のかいの音で行動するよう躾けられた鵜が鮎を捕獲する様は迫力があります。
乗船時間は1時間で、期間は通常の宮廷鵜飼船同様。増水があれば欠航がありますが、定期観光バスの利用で利用でき、乗船前の船頭による鵜飼の説明も貴重な体験です。嵐山宮廷鵜飼、夕景の嵐山散策、渡月亭での夕食と優雅な夜の舟遊びが堪能できます。篝火に照らされた幻想的な川面に魅了されましょう。
【予約】京都定期観光バス予約センター【電話】075-672-2100(7:40~20:00)
嵐山の屋形船攻略法|ルート・夜の嵐響夜舟・鵜飼・貸切船など~③:食事付き遊覧船
嵐山の屋形船で豪華な食事をしながら嵐峡を満喫できるおすすめのプランです。2名以上の利用となっており、乗船時間は1時間、食事は渡月亭の「京の玉手箱」、嵐山熊彦の「嵐峡」「小倉山」「渡月橋弁当」、一休の「大堰川手堤弁当湯豆腐湯葉刺付」など京都のグルメも楽しめます。
食事+船料金、消費税込みで飲物は別料金という設定で、2名以上3日前までの予約制です。乗船時刻はAM11:00~PM4:00まで出指定が可能です。冬季は暖房船となるので快適です。風情ある屋形船で京都名物湯豆腐や湯葉料理などをじっくり味わえます。年中無休なので、都合に合わせてプランが立てやすいのも魅力です。
嵐山の屋形船攻略法|ルート・夜の嵐響夜舟・鵜飼・貸切船など~④:貸切遊覧船
所要時間30分のコースで貸切は2人まで3,500円です。一人増えるごとに1,100円プラスされ遊覧ルートは星野屋付近まで行き往復するコースです。途中で「琴ヶ瀬茶屋」に船を横付けしてくれるので、季節の料理などお好みで買い物ができます。
ドリンクやおでん、お菓子など美味しいメニューが並んでおり、船越し買うという新鮮さからついつい色々買い物してしまいます。夏場なら鮎の塩焼きも人気です。船の雰囲気も粋で、別世界にいるような贅沢な気分になれます。ぜひこの貴重な体験を屋形船で味わってみてはいかがでしょうか。
嵐山の屋形船攻略法|ルート・夜の嵐響夜舟・鵜飼・貸切船など~⑤:乗合遊覧船
予約していなくても当日乗れる「乗合遊覧船」があります。突然思い立っても乗り場に行けば乗船できます。乗り場は2つあり、北と南で時期により異なる場合があります。通常のルートは渡月橋近くの乗り場からスタートし、大堰川上流まで行くと戻る約30分のコースとなります。
料金は大人1,100円で、渡されたビニール袋に靴を入れて乗車します。屋台の船のお店が来たら船頭さんが屋形船を横付けしてくれるので、甘酒や団子、おでんなど好きなものを買って船上でいただくことができ、貸切遊覧船の場合と同様です。秋の紅葉シーズンには格別な趣を味わうことができます。また、秋から冬にかけては肌寒いため防寒対策をして乗船することをおすすめします。
まとめ
いかがでしたでしょうか。嵐山の屋形船を有効に楽しむ攻略法をご紹介しました。四季折々の嵐山の風景、そして鵜飼や京都名物の湯葉や湯豆腐などが堪能できる食事を屋形船で贅沢に体験してみませんか。