数十万年前に鍾乳洞が崩れてできた谷には、鍾乳洞跡や巨大なガジュマルの木がそびえ立つ、広さ約14,500坪の森が広がる。約18,000年前には「港川人」が生活していた遺跡もあります。きちんと整備がされていて、子連れで行っても大丈夫です。
ガンガラーの谷の魅力を堪能するには、専任のガイドによる約1時間20分のツアーコースがおすすめ。ツアーの集合場所にもなっている「ケイブカフェ」では、自然を生かした寛ぎの場所として、食事や飲み物を楽しむことができる穴場的スポットです。
住所:沖縄県南城市玉城字前川202 TEL:098-948-4192 アクセス:那覇空港から車で約30分 営業時間:9:00〜18:00年中無休
ガンガラーの谷
ガンガラーの谷は、数十万年前までは鍾乳洞だった場所が崩れてできた、手つかずの自然が残る亜熱帯の森。約1万8000年前に生きていた「港川人」の居住区としての可能性も高く、今も発掘調査が行われ、「自然」や「命」に思いを巡らせながら体感していただくことをコンセプトにしています。谷の広さは約14500坪、歩行距離は約1㎞。足を
園内には沖縄の文化と伝統・歴史がぎっしり。沖縄伝統の古民家を復元した「琉球王国城下町」では、伝統工芸の体験工房がずらりと並びます。伝統舞踊のエイサー、ハブのショーなどアトラクション、泡盛の酒造所など大人から子連れまで1日コースでたっぷり楽しめるスポットです。
人気スポットの一つが、年間100万人は訪れる美しい鍾乳洞「玉泉洞」。全長5,000mにも及ぶ県内最大級の鍾乳洞は、現在800mが観光用として公開されています。おすすめは、未公開のエリアを専門のガイドと一緒に探検する「南の島洞窟探検」ツアーコース。夏季限定の探検体験を子連れで楽しんでみましょう。
住所:沖縄県南城市玉城字前川1336 TEL:098-949-7421 アクセス:那覇空港から車で約30分 営業時間:9:00〜18:00年中無休
1945年太平洋戦争末期に戦われた沖縄戦。戦いに巻き込まれた沖縄の人々や日本人にとって忘れてならない出来事の一つが、「ひめゆり学徒隊」の凄惨な戦いでした。15歳から19歳の少女たち222名のうち136名が命を落としました。
現在ひめゆりの塔が立っている場所は、旧陸軍病院第三外科が入っていた壕で、沖縄戦当時ひめゆり学徒を含む約100名がいました。日本軍の解散命令が学徒に言い渡されたにも関わらず、その場で負傷者の看病を続け多くの方が命を落としました。
住所:沖縄県糸満市字伊原671-1 TEL:098-997-2100(ひめゆり平和祈念資料館) アクセス:那覇空港から車で約30分 営業時間:9:00〜17:30年中無休
【公式】ひめゆり平和祈念資料館 / [OFFICIAL] HIMEYURI PEACE MUSEUM
ひめゆり学徒隊に関する展示資料館「ひめゆり平和祈念資料館」の公式サイト。展示・資料などの各種のご案内。ひめゆりの塔。ひめゆり。Himeyuri Peace Museum Official site. Museum exhibits related to the Himeyuri Student Corps. Information about Exhibits and Other References.
1945年連合軍の艦隊が目の前に広がる海を覆い尽くしていました。太平洋戦争末期、沖縄県民にとってもっとも悲惨な戦いを強いられた沖縄戦の始まりです。1週間で約40,000発の艦砲射撃、1,600機の艦載機による爆撃と銃撃。沖縄県出身の犠牲者は軍人軍属が約28,000名、島民が約94,000名にものぼりました。
沖縄戦で亡くなられた全ての人々の名前を刻んだ「平和の礎」を始め写真や遺品を展示した平和祈念資料館とともに平和祈念公園は作られました。毎年6月23日は慰霊の日として、「沖縄全戦没者追悼式」が行われ、世界平和を願う日となっています。
住所:沖縄県糸満市字摩文仁444 TEL:098-997-2765(公益財団法人 沖縄県平和祈念財団) アクセス:那覇空港から車で約35分 営業時間:平和祈念資料館9:00〜17:00年中無休
琉球王国の創世神「アマミキヨ」が作ったとされる、琉球王国最高の聖地が「斎場御嶽(せいふぁうたき)」。2000年には首里城跡とともに「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として世界遺産に登録されています。
巨岩が形作るトライアングルを抜けると、はるか海の向こうには創世神「アマミキヨ」が降り立ったとされる久高島を望めます。沖縄独特の文化と歴史がこの場所には、今も息づいています。しっかりと見学したい方は、ガイドと一緒に巡るコースもあります。子連れでも十分に楽しめます。
住所:沖縄県南城市知念字久手堅地内 TEL:098-949-1899 アクセス:那覇空港から車で約50分 開館時間:3月〜10月9:00〜18:00、11月〜2月9:00〜17:30 休館日:年2回の休息日があります。年度によって変わるので、HPで確認してください。
南部の穴場的存在といえば「知念岬公園」。わかりづらい場所にあって意外に訪れる人が少ないのです。高台から海へ向かって岬が続き、2つの東屋と1つのモニュメントがあるだけという、非常にシンプルな場所です。
ここを訪れる人のおめあては、海から登る日の出と満天の星。斎場御嶽の駐車場から徒歩5分程度と子連れでも行ける穴場的存在です。南部観光のコースからちょっと外れて、人の少ないところで沖縄の海と空の素晴らしさを思いっきり堪能しましょう。
住所:沖縄県南城市知念字久手堅532 TEL:098-946-8817(南城市役所観光文化振興課) アクセス:那覇空港から車で約50分 営業時間:24時間出入り自由
沖縄県で唯一のアウトレットモール。高級ブランド品がお手頃価格で購入できると、沖縄県民のみならず観光客にも人気のスポットとなっています。那覇空港に近くお土産の購入や食事のスポットとして子連れでも行ける人気の場所になっています。
うっかり買いそびれてしまったお土産や、どうしようか迷っていたが急に欲しくなったものがありませんか。そんな時には帰る間際でも空港に近い利点を生かして、気軽に立ち寄ることができます。意外にも観光客のドライブコースには穴場としてちゃんと入っているのです。
住所:沖縄県豊見城市豊崎1-188 TEL:098-891-6000 アクセス:那覇空港から車で約15分 営業時間:10:00〜20:00年中無休
那覇空港のすぐ南側に浮かぶ島「瀬長島」。海中道路で繋がり車でのアクセスにも便利。特に2015年にオープンしたアイランドリゾート「瀬長島ウミガジテラス」は、沖縄でも注目のスポットの一つです。カップルでも子連れの家族でも楽しめる場所です。
この島のもう一つのおすすめが、那覇空港の滑走路が一望できるという利点を生かし、飛行機ファンにとって絶好の撮影ポイントにもなっていることです。帰る前の立ち寄りコースに入れてみてはいかがでしょうか。
住所:沖縄県豊見城市瀬長174-6 TEL:098-851-7446(瀬長島ウミカジテラス) アクセス:那覇空港から車で約10分 営業時間:10:00〜21:00年中無休
瀬長島ウミカジテラス – 沖縄アイランドリゾート【公式】
那覇空港から車で約15分の瀬長島西海岸に、癒しと感動のアイランドリゾート「瀬長島ウミカジテラス」が誕生!! 小規模でモダンな店舗が集落は、これまでにない楽しい「街」。沖縄ならではの果物・野菜、地産メニューを中心にした飲食店やスイーツショップ、Made in OKINAWAのジュエリーやレザークラフトショップなど瀬長島の絶景と融合する素敵な空間です。
せっかく沖縄に来たのだから、美味しい海鮮が食べたいと思いませんか。沖縄南部をドライブする機会があったら、ぜひコース変更をして、この島へ立ち寄ってください。南城市の南側にある小さな島ですが、穴場的スポットして人気です。カップルでも子連れの家族で行くのも楽しいです。
人気は2014年にオープンした「いまいゆ市場」でいただける海鮮丼。その日に島のウミンチュが水揚げした新鮮な海鮮を盛り付けた丼は600円から。もう一つの人気は「天ぷら」。沖縄天ぷらの聖地と呼ばれ、いつ行っても行列の絶えないお店があります。
住所:沖縄県南城市玉城奥武 TEL:098-917-5309(南城市役所) アクセス:那覇空港から車で約45分 営業時間:9:00〜18:00(いまいゆ市場)、11:00〜19:00(大城天ぷら店)
沖縄県南部の観光スポットをご紹介しました。太平洋戦争の悲惨な歴史を肌で感じるスポット、海鮮丼や天ぷらが美味しい穴場の島など。まだまだ、素晴らしいスポットはたくさんあります。沖縄旅行へ行ったらぜひ南部にも足を運んでみてください。