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箱根の滝2018年版!パワースポットとしても有名なおすすめの滝10選!

2024.02.25

箱根には大小多くの滝があります。外輪山東側のハイキングコースから、西側、北側の滝にパワースポットとして、伝説を秘めた滝として点在します。各エリアの個性溢れる滝を、その語源やご利益などを含めた、おすすめの箱根の滝を紹介してまいります。   

  1. パワースポットとしても有名な箱根の滝おすすめ10選!①千条の滝
  2. パワースポットとしても有名な箱根の滝おすすめ10選!②飛龍の滝
  3. パワースポットとしても有名な箱根の滝おすすめ10選!③玉簾の滝
  4. パワースポットとしても有名な箱根の滝おすすめ10選!④飛烟の滝
  5. パワースポットとしても有名な箱根の滝おすすめ10選!⑤不動滝
  6. パワースポットとしても有名な箱根の滝おすすめ10選!⑥酒水の滝
  7. パワースポットとしても有名な箱根の滝おすすめ10選!⑦五竜の滝
  8. パワースポットとしても有名な箱根の滝おすすめ10選!⑧太閤の滝
  9. パワースポットとしても有名な箱根の滝おすすめ10選!⑨夕日の滝
  10. パワースポットとしても有名な箱根の滝おすすめ10選!⑩遊女の滝
  11. まとめ
箱根にはよく整備されたハイキングコースが無数にあります。そのコースの起点となる、箱根湯本、強羅駅、元箱根などを結ぶハイキングコースの分岐点となっているのが「千条の滝(ちすじのたき)」で、ハイカーの休憩ポイントでもあり、ランドマークとしても重要です。
高さ3m、幅25mほどの小さな滝で、豪快さや荘厳さには欠けますが、むしろ森の神秘や清澄な大気を感じるような滝かと思います。名前の通り、幾筋もの細い滝筋がたいへん美しく、箱根登山鉄道、小涌谷駅からも徒歩15分程で行ける便利さも手伝って、多くのハイカー、観光客が訪れ、箱根の自然を身近で満喫できる滝といえます。
左記にあげた「千条の滝」の南に位置し、やはり箱根ハイキングコースの元箱根、箱根湯本を結ぶ位置にあります。ハイキングコースを利用して「千条の滝」と併せて観ることをおすすめします。バス停「畑宿」からが一番近いですが、片道20分はしっかり歩くと思って欲しく、ハイキングの出来る服装で行きたいものです。
箱根には大きな滝はありませんが、箱根の滝としては豪快さがあるこの「飛竜の滝」は大きく2段に分かれ、昔から箱根の名瀑として名を馳せてきました。木漏れ日の射す新緑と清澄な空気を存分に感じる紅葉の時期は特におすすめ出来る滝です。
箱根湯本駅から須雲川に沿って10分ほど上流に歩いた、湯本温泉「天成園」という老舗温泉旅館の中庭にありますが、ありがたいことに滝を見る分には自由に見ることが出来ます。高さ約8メートル、幅約11メートルほどの滝は、やはり大きくはありません。しかし昭和天皇が幼少期に立ち寄ったほどの滝というのも分かるような気がいたします。
画像の通り、滝にはしめ縄が通してあります。これは滝の奥にある玉簾神社と深い関係があり、玉簾神社は、箱根神社の唯一の分宮として、箱根大神を祀ってあります。家内安全、商売繁盛、開運出世のパワーを秘め、最近では縁結びの神として人気を博す神社でもあります。
「玉簾の滝」と並んで落ちる滝で、湯本温泉「天成園」の中庭にありまが自由に出入りが出来ます。しめ縄のある方が玉簾の滝、直ぐ解ります。この周辺は、数ある箱根の滝の中でも、小さな滝が多く、太閤の滝、白糸の滝、蛙の滝など、ハイキングを兼ねて滝巡りを楽しむには格好のエリアです。
高さ約20メートル、幅約10メートルの滝で、隣の玉簾の滝の荘厳さとは違い、烟(けむり)た立ち、むしろ力強さを感じる滝です。文人墨客も多く訪れた温泉旅館の中庭ということもあり、茶屋が設えてあり、滝を眺めての食事も楽しみなところです。
湯河原温泉から元箱根に向かう箱根パークウェイの途中、奥湯河原温泉にある滝です。「湯河原五大滝」のひとつで、高さ15m、神聖な雰囲気を保ち、滝の左に身代わり不動尊、右に出世大黒尊を祀る霊験あらたかなパワースポットでもあります。ハイキングのつもりでほかの「湯河原五大滝」を観て歩くのも楽しみです。
地球の生成過程の一端を見ることが出来る、世界ジオパークネットワークにも名を連ね、不動滝周辺は、その生成過程を見ることが出来る貴重なエリアでもあります。滝を囲むように竹林があり、休憩スポットの茶屋もあることから、地相や植生を観る人、不動明王のご利益に預かる人で賑わっています。
「しゃすいのたき」と読みます。「洒水」とは仏教用語で、「浄水を散らして身を清め道場を清める行為」とされ、まさに修験者にピッタリの滝と感じます。箱根外輪山の金時山よりさらに北の、酒匂川の水源にある美事な滝で、三段構成で、上から69m、16m、三の滝は29mの落差を持つ、相模一の規模と風格を備えています。
毎年7月第4日曜日の「洒水の滝祭り」には洒水太鼓が鳴り響き、滝不動尊境内では火祭りが執り行われます。「日本の滝百選」「名水百選」「かながわの景勝50選」「かながわ未来遺産100」などに名を連ねた名瀑です。JR御殿場線山北駅から、ハイキングを兼ねての道程をおすすめします。
富士山の東山麓を起源とする木瀬川、佐野川の合流点にある滝です。裾野市の公園内の滝ですが、富士山噴火のあとの溶岩流からできたことと、水流が多く、スリリングな吊り橋などもあり、想像以上の豪快さを見せています。
箱根外輪山の東側は観光的に特に整備されていますが、西側(静岡県側)はまだ静かな景観が残り、山岳小説の第一人者新田次郎は、短編集「蒼氷」の中の一編にこの滝を描き、また隣町沼津市で鬼籍に入った、旅の歌人若山牧水は何度もこの滝を訪れ、投宿し、歌を詠んだことで知られています。
箱根登山鉄道、宮ノ下駅と小涌谷駅の間の蛇骨川上にある滝です。この辺り、大小実に多くの滝があり、無数のハイキングコースと併せて歩くと、滝巡りコースにもなるエリアです。週末は、とくに道路が混み合う場所でもあり、ハイキングコースを歩くほうが箱根の良さを体感出来るかも知れませんね。
名前の由来となった「太閤の滝」は、1590年(天正18年)に豊臣秀吉の小田原攻めの際に、小兵を休ませた石風呂が至近にあり名付けられました。その石風呂は現在は入ることは出来ませんが、歴史の一端を感じる事が出来ます。木々が邪魔をして滝を眺める好立地が少なく、冬季の撮影が多いのはそのためでしょうか。
小田原に注ぐ酒匂川の最上流に位置する滝で、金太郎こと坂田金時伝説に彩られた地域の滝です。落差23m、幅5mの小さな滝ですが、金太郎が産湯に浸かったとか、下流に金太郎の生家や遊んだ石などがあり、それなりの霊気をはらんでいます。
比較的周囲が開け、様々な角度から滝を眺めることが出来て、目が慣れてくると、実に美しい滝だと感じます。「夕日の滝」の語源は、季節によりますが、滝口にちょうど良く夕日が差し掛かるからということになっていますが定かではありません。また滝壺の豪快な飛沫から「雄飛の滝」に掛けているという話しもあります。
「夕日の滝」が金太郎の産湯とされれば、この「遊女の滝」は金太郎の母、八重桐が、無事出産の祈願をした滝とされます。清和源氏の濃い血を引く源頼光外で会い、都で酒呑童子を退治する坂田金時伝説がいっぱいの地域です。強さの秘密は、このような場所で遊び、身体を鍛えたのでしょう。滝への道は紹介する滝の中では、比較的険しい道と考えてください。ハイキングの装備で行くことをおすすめします。
箱根外輪山の東側は、ハイキングコースと共に良く整備された路と滝巡りが楽しめますが、この滝がある足柄方面は、幅員が狭くクルマも入りづらく、しかも茶屋などの施設もないのですが、自然の息吹と、滝本来の霊気と冷気を縦横に感じられ、滝巡りの楽しさを改めて思い起こします。
いかがでしたか、まだまだ箱根には滝が多くありますが、個性的で魅力溢れる箱根の滝の紹介をしてきましたが、秋から冬にかけての箱根散策のお役に立てば幸いです。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://cdn.pixabay.com/photo/2016/08/15/06/05/jeju-island-cheonjiyeon-waterfall-1594590_960_720.jpg