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鎌倉・お寺巡り【2018年】御朱印巡りの時間やコースのご紹介

2024.02.25

清楚で簡潔な佇まいの禅宗寺院を中心とした鎌倉。一年を通して様々な花が溢れる鎌倉のお寺巡りの旅に出かけてみましょう。ここでは、鎌倉でどうしても行っておきたいお寺と、その周辺のお寺巡りや御朱印巡りの時間や情報も併せて紹介してまいります。  

  1. 鎌倉のお寺巡り
  2. 鎌倉・お寺巡り御朱印巡りの時間やコースのご紹介:大本山「建長寺」
  3. 鎌倉・お寺巡り御朱印巡りの時間やコースのご紹介:「浄智寺」
  4. 鎌倉・お寺巡り御朱印巡りの時間やコースのご紹介:国宝「円覚寺」
  5. 鎌倉・お寺巡り御朱印巡りの時間やコースのご紹介:縁切り寺「東慶寺」
  6. 鎌倉・お寺巡り御朱印巡りの時間やコースのご紹介:「英勝寺」
  7. 鎌倉・お寺巡り御朱印巡りの時間やコースのご紹介:萩の寺「宝戒寺」
  8. 鎌倉・お寺巡り御朱印巡りの時間やコースのご紹介:鎌倉最古の寺「杉本寺」
  9. 鎌倉・お寺巡り御朱印巡りの時間やコースのご紹介:鎌倉大仏殿「高徳院」
  10. 鎌倉・お寺巡り御朱印巡りの時間やコースのご紹介:「成就院」
  11. 鎌倉・お寺巡り御朱印巡りの時間やコースのご紹介:「光明寺」
  12. まとめ
鎌倉は、京都の貴族中心の「あわれ」の美意識から、鎌倉武士の潔さに代表される「あっぱれ」への気風に大きな変貌を遂げました。特に禅宗への帰依の精神は深く、そのため禅宗寺院が多く存在します。鎌倉でもとくに有名なお寺巡りとその時々に咲く花を愛でる鎌倉のお寺巡りの旅に出かけましょう。
鎌倉のお寺巡りは先づ北鎌倉駅から歩いてみます。鎌倉臨済禅の寺格第1位のお寺です。その規模、文化財などの寺宝を含め、鎌倉を代表する禅宗寺院といえます。境内の広さ、寺宝の多さにより見るべきところは多く、時間を割いて拝観したいものです。御朱印帳を預けてゆっくり参拝しましょう。
豪壮な三門、仏殿、法堂、唐門、などの重要文化財の建築は創建当時のものは、火災や自然災害で無くなってしまいましたが、徳川家の後押しもあり再建されて、国宝の鐘楼や、方丈の裏手にある庭園は、禅宗の庭園らしさを残しています。御朱印からも解るとおり、かつてこの地が葬送の地であったため、本尊を地蔵菩薩としていることは印象的です。
詳しくは公式HPで
寺域全体が国指定の史跡である浄智寺。鎌倉五山第四位の寺格の禅宗寺院です。境内は、切り通しや山あいの狭小平地である「谷戸(やと)」に位置し、中世からの墓地「やぐら」も多く存在します。過去現在未来の安寧を願う三世仏を置く仏殿「曇華殿」が御朱印にも書かれていますね。
洞窟には石像の布袋像など多くを有し、その周りを小規模ながら、美しい竹林が認められます。鎌倉全般にいえることですが、浄智寺も花の寺として有名で、あじさいはもちろん、秋のシュウメイギク、風情あるススキ、年を越えれば臘梅、梅と咲き続けます。
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神奈川県の唯一の国宝建築「舎利殿」を観るだけでも行く価値がある、鎌倉の禅宗寺院。とは言いながら、平素は非公開で、正月と11月3日前後に外観のみが公開されます。境内を、軍港までの横須賀線が横切るという歴史を感じる伽藍景観です。なにより現在でも厳格に禅修行をする道場となっていて、一般に人も週末は座禅会に参加でき、禅修行の一端を経験出来るのが嬉しいところです。
また、梵鐘も国宝に指定され、他の重要文化財級の寺宝は、近くの鎌倉国宝館に委託され、同館で展示されています。創建当時の建築物は少ないのですが、復元された堂宇と供に、禅宗寺院の伽藍配置を垣間見ることが出来ます。御朱印の「宝冠釈迦如来」は仏殿にあるご本尊。
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今の時代に即して言えば、亭主の暴力行為に苦しむ奥様を助けるために、寺に逃げて3年辛抱すれば、暴力亭主から離婚できる、というようなことを、700年も前に法的に定めた覚山尼こと、時の執権、北条時政の正室が開基とされるお寺です。「縁切り寺の尼寺」の歴史はそこまで遡ることが出来、以來、多くの苦しむ女性たちを救う「縁切り寺」と称されてきました。
そのため、東慶寺には多くの作家たちがその話を書き、あるいはテーマにしてきたことで、文学者たちとの縁が深く、夏目漱石は随筆を書き参禅の碑を残し、また高浜虚子は「親しみのある門」と評し、田村俊子の祈念碑や、瀬戸内寂聴お手植えの桜の木が残っていたりします。
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ここからは鎌倉駅を拠点に観ていきたいと思います。今の鎌倉にある唯一の尼寺「英勝寺」は、江戸時代に再建された仏殿、鐘楼などが残され、江戸初期の遺構を程よく残したお寺です。
また鎌倉でも有名な花の寺として、多くの参拝客を集め、四季の移ろいと花々に癒やされる境内は観光客が絶えません。常設ではありませんが、花の季節には書院を茶席として開放し、鎌倉歩きの疲れを和らげてくれます。
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鎌倉駅を鶴岡八幡宮の方へ歩き出すと「宝戒寺」に着きます。もともと執権北条氏の歴代の館がありましたが、新田義貞に滅ぼされ、その霊を鎮魂するため、足利尊氏が建立したとされる寺院です。16世紀に火災により本堂は焼け落ちますが、聖徳太子堂ほかの堂宇には鎌倉としては多い仏像が安置されています。
境内は、秋になると白萩の花が一面に咲くことから別名「萩の寺」としても有名で、花の盛りには多くの花見見物の観光客が訪れます。一年を通して百種類以上もの花が咲く花の寺としても人気を博しています。
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鎌倉の北東、二階堂エリアにあるお寺です。開山が734年ということで、鎌倉では最も古いお寺だそうです。観音巡礼は京都、大阪を中心にした「西国三十三観音巡礼」が四国遍路よりも歴史がありますが、それに負けないほどの歴史と由緒があるのが「板東三十三観音巡礼」ですが、その第一番札所です。
第七番札所までが鎌倉を中心にした神奈川県に有ることからも、観音信仰の中心が鎌倉にあったことがうかがえます。東京はその頃はまだ寒村だったのでしょう、十三番札所「浅草観音(浅草寺)」だけで、画像の御朱印は、「板東三十三観音巡礼」の納経帳です。
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由比ヶ浜に近い長谷エリアは、大仏と長谷寺を中心に観ることになります。大仏周辺の境内一帯は国の史跡になっていて、その大仏を持つお寺が高徳院です。創建当時は奈良の大仏さまのように大仏殿に収まっていたのですが、14世紀中盤以降は現在の状態だったようです。
台座からの高さが13.35mに達するブロンズの阿弥陀如来座像、重量121トンもあるそうです。修復を繰り返してきた奈良東大寺の大仏と違い、創建当初からの部分が非常に多く重要な文化財として、国宝指定されています。
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長谷エリアの西側、極楽寺駅周辺も歩いてみたい場所です。由比ヶ浜を好んだ芥川竜之介や国木田独歩にもゆかりのある「成就院」は、極楽寺駅から直ぐ、人間の煩悩の数と言われる108段の階段を昇りきった場所に開けています。振り返ると坂の下に由比ヶ浜が広がって見えています。
創建は執権北条泰時ですが、平安時代に弘法大師空海が護摩法要を行ったことに因む場所で、不動明王を本尊として、大日如来をもつなど真言宗のお寺であることが解ります。御朱印も本尊不動明王を書いてありますね。
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鎌倉のお寺巡りも最後になりましたが、逗子に近い「光明寺」も外せないお寺です。鎌倉のお寺を印象付ける大きな三門や本堂は?と聞くと、かなりの鎌倉通の人も、建長寺や円覚寺を思うことでしょう。光明寺には鎌倉でも最大級の三門、本堂がある寺です。
鎌倉駅から離れていることで、参拝の人が少ないですが、建築物だけでなく、中の仏像類も多く見応えもあり、浄土宗様式の庭園や石庭もたいへん美しいお寺です。
詳しくは公式HPで
鎌倉のお寺巡りの案内をしてきました。度重なる火災や自然災害によって、堂宇を失ったお寺が多い中、どのお寺も四季折々の花を愛で、竹林に心和ませ、という寺院が多いことに改めて驚きます。花に満ちた鎌倉のお寺巡りの一助になれば幸いです。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://cdn.pixabay.com/photo/2016/11/23/11/11/kamakura-1852562_960_720.jpg