北海道夜景スポット その1 函館・函館山展望台
全国的にも有名な北海道の夜景スポットの一つが、函館の夜景。それを見るなら、やはり函館山展望台からながめましょう。穴場というには、メジャーすぎますが、やはり、外すことができない場所です。車で行くと、夜は若干混雑しますが、展望台の側には駐車場もあるので、ご心配なく。
函館山展望台にはカフェやお土産売り場もありますので、のんびり一休みすることも可能です。また、展望台はガラス張りなので、風の強い日であっても、夜景を存分に楽しむことができます。車で行く場合は、近辺の坂から見る夜景も楽しめますよ。
北海道夜景スポット その2 函館・裏夜景
函館の裏夜景とは、函館山からではなく、その向こうにうっすらと見える北側の山の方から見る函館の夜景のことをさします。ちょうど、函館山からの夜景の180度反対の夜景を見ることができます。函館山と、函館の街の明かりの両方を楽しむことができる、穴場の夜景スポットです。
裏夜景をみるなら、車で行きましょう。七飯町にある城岱牧場展望台やきじひき高原という、新幹線の新函館北斗駅から車で20分ほどの場所がおすすめです。ちなみに、裏夜景を見ることができるスポットには、展望台などはありません。また、函館市内でも北側に位置する場所なので、冬は強い風が吹きつけます。防寒対策をお忘れなく。
北海道夜景スポット その3 小樽・小樽運河
ここも穴場というには、メジャーすぎる場所でしょうか。小樽の小樽運河近辺の夜景も大変美しいものです。ちなみに、小樽の夜景は、函館や札幌と並ぶ3大名北海道夜景に数えられています。夜になると、運河の隣の石造りの倉庫群がライトアップされ、その風景が運河の水面に映りこんで大変美しいのです。また、レトロなガス灯にも火が合いると、レトロなムードが一層盛り上がります。
毎年2月には、小樽雪あかりの路(おたるゆきあかりのみち)というイベントが開催されます。小樽市内のいくつもの会場でさまざまなライトアップを見ることができますが、そのメイン会場となるのは、やはりここ小樽運河。運河にキャンドルが浮かべられ、その横の散策路にも、かわいいオブジェが飾られます。車があると、もう一つの小樽の夜景ポイントである毛無山展望台にも気軽に行くことができますよ。
北海道夜景スポット その4 小樽・毛無山展望所
小樽の夜景を見るもう一つの場所が毛無山展望所です。その標高は470m。国道393号のすぐ隣にいちするため、車でのアクセスが一番便利です。小樽のほぼ全域を見渡すことができます。
ここからの夜景を見るとマイカル小樽の観覧車や朝里地区の街明かりを楽しむことができます。穴場とは言えないような、大変メジャーな夜景スポットなので、見物人はひっきりなしにやってきます。恋人とロマンチックなムードを求める人には、不向きな場所かもしれません。ちなみに、この展望台、冬季は閉鎖されますのでご注意ください。
北海道夜景スポット その5 小樽・天狗山
もう一つのメジャーな小樽夜景観賞スポットがこの天狗山です。ここはロープウェイでも登れる場所ですが、もしできれば車で来ることをおすすめします。この山には展望台が4カ所あります。まず、天狗桜展望台はその名のとおり、春には夜景とエゾヤマザクラの競演が楽しめる場所です。しかし、穴場は秋のこの展望台。夜景と紅葉の競演も春に負けないくらい美しいものです。
また、天狗山のが第2展望台は穴場中の穴場。人の出入りがあまり多くない展望台です。静かに夜景を見るなら、ここの展望台に来るのが良いでしょう。ちなみに、天狗山への夜間のドライブは街灯がほとんどないため、若干危険が伴います。初心者の方はロープウェイで行くか、昼間に何回か車で走ってみるなどしてから、夜に運転した方が良いでしょう。
北海道夜景スポット その6 札幌・藻岩山
ここからは札幌の夜景を堪能しましょう。まず、最初の札幌の夜景観賞スポットは、藻岩山。藻岩山の標高は約531m。札幌市内のほぼ中央に位置する小高い山です。ロープウェイでも登ることができるため、ガラス張りの展望台やカフェやお土産売り場が設置されています。
車で行くなら、展望台へ観光道路を利用することになります。利用料金は660円。 展望台からの駐車場も、絶好の夜景ポイントです。お忘れなく。ここからは札幌市内だけではなく、石狩平野や石狩湾まで望むことができます。
北海道夜景スポット その7 札幌・札幌旭山記念公園
地元札幌では、藻岩山と並ぶ人気夜景観光ポイントである札幌旭山記念公園。標高は137.5mとさほど高くはありませんが、視界を遮るものがなく、夜景を存分に楽しむことができます。公園内にある噴水も夜には、もライトアップされるため、大変ロマンチックな雰囲気です。
札幌の中央区に位置する公園なので、アクセスが楽なのもうれしい限り。駐車場も整備され、街灯も整備されているので、安心して夜景を楽しむことができます。ちなみに、この公園、レストハウスもあるので、夜景を見ながらお茶もできます。でも、このレストハウス、11月下旬から3月は冬季休業するのでご注意ください。
北海道夜景スポット その8 札幌・JRタワー展望室T38
アクセスがよい札幌の夜景ポイントはここが一番でしょう。JRタワー展望室の最上階は、JR札幌駅の目の前にあるビルの38階の展望室です。360度札幌の夜景を楽しむことができます。高さは地上160m。札幌中心街の夜景をご堪能ください。
ここに車で行くのは、駐車場探しが大変かもしれません。札幌市内に宿が見つかったら、この展望台へ公共交通機関で行かれることをお勧めします。ちなみに、この建物は札幌で一番高い建物です。道に迷うことはありません。
展望台の営業時間は10:00~23:00。入場料は大人720円です。
北海道夜景スポット その9 札幌・札幌ドーム
野球では北海道日本ハムファイターズ、サッカーではコンサドーレ札幌の本拠地である札幌ドーム。実はここにも夜景を見れる展望台があるのです。このようなドーム併設型の展望台は、世界的に見てもここだけなんだとか。
展望台から外を見渡せば、札幌の風景が見えますし、中を見ればドーム球場を真上から見渡すことができます。営業時間が年間を通して18時までなので、夜景を楽しむことができるのは秋か冬だけなのが残念ではありますが、それでも、スポーツ好きにはぜひ訪れてほしい夜景観賞スポットです。
ちなみに、この展望台、札幌ドームツアーのセットに組み込まれています。ぜひ、お楽しみください。
北海道夜景スポット その10 室蘭・測量山展望台
工業都市・室蘭。夜景の中でも工場夜景がお好きな人にぜひ訪れてほしい町です。そんな室蘭の夜景ポイントは測量山展望台。標高は約200m。室蘭の名所である白鳥大橋のライトアップを、市内で一番きれいに見ることができる展望台です。ここから室蘭市街地へは、比較的距離が近いため、迫力ある景観を楽しむことができます。
この展望台へのアクセスは車のみ。夏の観光シーズンには夜景観賞バスが室蘭市内から出発しますが、それ以外の時期には車でしか、この展望台に行くことができません。また、この場所は、1年中非常に風が強いので、帽子などを吹き飛ばされないようにご注意ください。
最後に
美しい自然が有名な北海道。しかし、ここの大地の夜景は人の生活の営みと大自然の共演による成果です。ぜひ、北海道の夜景を心に焼き付けてください。