黒部のトロッコ・峡谷完全攻略【2018年度版】~紅葉・雨天時・予約方法までご紹介~
【黒部のトロッコ・峡谷完全攻略~紅葉・雨天時・予約方法までご紹介~】黒部とは?
黒部ダムが建設された地点は黒部川の水量も多く、水力発電所設置に適した場所であることは大正時代から知られていた。ただ、第二次世界大戦などもあり、黒部川の開発は下流の仙人谷ダムおよび黒部川第三発電所にとどまっていた。戦後、高度経済成長期を迎えると電力不足が発生し、関西地方では、昭和30年代、工場で週2日、一般家庭では週3日、使用制限が行なわれていた[10]。その事態を受け、関西電力の代表取締役(当時)太田垣士郎は1956年、戦前に調査(一割強程度)・計画・設計は実施したものの、開戦以降お蔵入りとなっていた黒部ダム建設事業を急遽たちあげた。それは、同社の社運をかけた大規模プロジェクトであり、近畿(関西)地方への電力供給ひいてはその経済復興が懸かっていた。黒部ダム建設にあたって工区を5つに分割し、それぞれに異なる建設会社が請け負った。
【黒部のトロッコ・峡谷完全攻略~紅葉・雨天時・予約方法までご紹介~】黒部ダムとは?
黒部ダムとは、日本でも非常に有名なダムの1つですが、そもそもどこにあるのかご存知でしょうか?長野県にあると思っている方が非常に多い黒部ダムですが、正確にいうと位置するのは富山県立山町です。ここいったい3000m級の山々が連なっており、その地形を生かしてダムが建設されました。富山県立山町は、長野県との県境に位置しているので長野県からも行きやすい場所となっています。黒部ダム一帯は中部山岳国立公園内を横切る立山黒部アルペンルートに位置しています。
【黒部のトロッコ・峡谷完全攻略~紅葉・雨天時・予約方法までご紹介~】黒部ダムのアクセス方法
黒部ダムまでのアクセスは複数の方法がありますが、大まかにわけると長野県から入る方法と富山県から入る方法に分かれます。長野県殻の場合は大町から黒部ダムに入る方法と、富山県であれば立山から黒部ダム入る方法です。車で長野ルートで黒部ダムに行く場合は、「扇沢駅」が1番便利でおすすめです。電車でアクセスする場合はJRの信濃大町駅が最寄りとなっており、駅からは路線バスもしくはタクシーでアクセス可能です。関東方面からアクセスする場合は、新幹線からJRに乗換後、長野駅で下車後、特急バスを使用して扇沢駅までです。
富山からの場合であれは、立山駅からのアクセス方法が便利です!
【黒部のトロッコ・峡谷完全攻略~紅葉・雨天時・予約方法までご紹介~】黒部ダムの歴史
黒部ダム設計には7年の歳月に200名弱の死者が出たほど壮絶な大工事でした。石原裕次郎主演で映画になった「黒部の太陽」でもその壮絶さは伝わってきます。是非、訪れる前に見ていただきたい映画です。そして周戦後まもなくの復興の時期に建設された黒部ダムは今もなお使用されているほどの当時の技術が高度だったことがうかがえます。
黒部ダム(くろべダム)は、富山県東部の立山町を流れる黒部川水系の黒部川に建設された水力発電専用のダムである[2][3]。1956年(昭和31年)着工、171人の殉職者と7年の歳月をかけて、1963年(昭和38年)に完成した[4]。貯水量2億トン[3]。 北アルプスの立山連峰と後立山連峰にはさまれた黒部渓谷にある黒部ダムは、黒部川下流域の海に面する黒部市から直線距離で約40km南東に位置し、長野県大町市から直線距離で約20km西に位置する(県境から約3km西に位置する)[5]。 黒部ダムの水は平均水温4度。ダム右岸の取水口から、山中に掘られた導水路(専用トンネル)を通って[6]、約10km下流の地下に建設された黒部川第四発電所(黒四)に送られて、ダムとの545mの落差で発電する[7]。この発電所の名称から黒四ダム(くろよんダム)とも呼ばれる[8]。 富山県は北陸電力の事業地域であるが[9]、黒部ダムは関西電力が建設し、発電された電気は関西電力の事業地域に送電されている。 黒部ダム建設の経緯は第二次世界大戦後の復興期にさかのぼる。当時、関西地方は深刻な電力不足により、復興の遅れと慢性的な計画停電が続き、深刻な社会問題となっていた[10]。決定的な打開策として、関西電力は、大正時代から過酷な自然に阻まれ何度も失敗を繰り返した黒部峡谷での水力発電[11]以外に選択肢を見い出せず[12]、当時、人が行くこと自体が困難で命がけだったその秘境の地でのダム建設案に、太田垣社長(当時)は「黒部しかない」「関西の消費電力を一気に賄える」「工期7年、遅れれば関西の電力は破綻する」と決断し[12]、資本金の3倍[6](最終的に5倍[7])の総工費で臨んだ。完成当時、大阪府の電力需要の50%(25万kW)を賄ったことでも知られ、東京に追いつくべく産業も重工業への転換がようやく可能になった[13]。
【黒部のトロッコ・峡谷完全攻略~紅葉・雨天時・予約方法までご紹介~】黒部ダムのみどころ1.放水
大迫力の黒部ダムは見どころ満載です。特に、観光客に人気の高い見どころといえば、やはり観光放水ではないでしょうか?毎秒10t以上もの大量の水が日本一の高さから放水され、噴き上げられます。人工的とはいえ、まるで滝のように美しく、黒部ダムで1番尾盛り上がる場所です!黒部ダムに行くのであれば放水は見逃すことはできません!非常に広いのですが特に展望台や外階段、新展望広場などでは特にきれいにみることがDけいるのでおすすめです!その中で特に人気のレインボーテラスでは放水を非常に近くで見ることができます。晴れた日には放水を行うとに美しく、巨大な虹がかかります。
【黒部のトロッコ・峡谷完全攻略~紅葉・雨天時・予約方法までご紹介~】黒部ダムのみどころ2.ガルべ
黒部ダムでは遠くで見るだけではなく、船に乗って近くで見ることができるのでおすすめです!黒部湖遊覧船「ガルベ」は、自然の豊かで美しい北アルプスを見あげながら、広大なに広さの黒部の大自然を身近に体感することができるのがポイントです!最高標位1,448メートルもの高さの黒部湖を30分かけて周遊するガルベのクルーズはは、日本一高度な場所に位置する遊覧船としても知られています。大迫力のガルべでは、下を見渡すと美しいエメラルドグリーンの色に輝やいている湖の上で楽しいクルージングを満喫することができます。是非体験してみてはいかがでしょうか?
【黒部のトロッコ・峡谷完全攻略~紅葉・雨天時・予約方法までご紹介~】黒部ダムのみどころ3.トレッキング
黒部ダムの楽しみ方はただダムを眺めるだけではありません!トレッキングやハイキングなども楽しむことができるので、行楽シーズンには特にたくさんの観光客が訪れます。黒部ダムが位置する立山連峰には様々な登山道があって、トレッキングやハイキングを楽しむ方にとっては非常におすすめです!コースもいくつかあって有名なものもあります。特に人気のコースは先ほどご紹介した遊覧船のガルベの乗場から奥へ進むと整備された湖畔遊歩道が見えてきます。そのコースは、トレッキングの初心者でも気軽に楽しむことができる初心者向けのコースとなっています。是非訪れてみてはいかがでしょうか?その際は歩きやすい靴を持っていきましょう!
【黒部のトロッコ・峡谷完全攻略~紅葉・雨天時・予約方法までご紹介~】黒部ダムのみどころ4.レストラン
黒部ダムに来たのであれば、ご当地グルメも楽しみたい!そんな方におすすめなのが、黒部ダムカレーです!昭和40年の初頭にレストラン扇沢にて販売されて以降、今も絶えまぬ人気を誇っている人気メニューです。黒部ダムに来た人は必ずと言って食べて帰るほどの人気の高いメニューなので是非食べてみてはいかがでしょうか?様々なお店が黒部ダムカレーを販売しているので、様々な味を楽しむことができますよ!最近では複数のお店にはしごしてカレーを楽しむ人がいるほど。是非黒部ダムに訪れた際のお昼ごはんや軽食には、黒部ダムカレーはいかがでしょうか?
【黒部のトロッコ・峡谷完全攻略~紅葉・雨天時・予約方法までご紹介~】立山黒部アルペンルートとは
黒部ダムにいく際に一緒に訪れていただきたいおすすめスポット、立山黒部アルペンルート。そこは、標高3000メートルにもおよぶ山々が連なっている北アルプスを貫く世界でも有数の山岳観光ルートとしてい知られています。長野県大町市にある「扇沢駅」~富山県の立山町にある「立山駅」まで37.2kmにも及ぶ長い道を乗り物を乗り継ぎながら向かうことができます。また、高さも非常に高く、最高地点は2450mにも及びます。非日常でスリル満点な光景を楽しむことができるのでおすすめです!
【黒部のトロッコ・峡谷完全攻略~紅葉・雨天時・予約方法までご紹介~】立山黒部アルペンルートでの乗り物
立山黒部アルペンルートでの乗り物は複数あります。複数の列車を乗り継いで渡ることができるので様々な電車に乗ってみたい!という方には非常におすすめです。それではそれぞれの列車の名称や所要時間、料金についてご紹介いたします!➀関電トンネルトロリーバス所要時間:16分料金:大人1,540円②黒部ケーブルカー所要時間5分料金:大人860円③立山ロープウェイ所要時間:7分料金:大人1,300円④立山トンネルトロリーバス所要時間:10分料金:大人2,160円⑤高原バス所要時間:50分料金:大人1,710円⑥立山ケーブルカー所要時間:7分料金:大人720円⑦黒部湖遊覧船ガルベ所要時間:30分料金:大人1,080円
【黒部のトロッコ・峡谷完全攻略~紅葉・雨天時・予約方法までご紹介~】黒部ダムの持ち物
黒部ダムは非常に標高が高いので普段着のままで行くと寒かったり、何かと不便になってしまう場合があります。到着後も快適に過ごすことができるように、あらかじめ準備しておきましょう!服装は、長袖長ズボンがおすすめです!太陽からも近いので特に夏場は日焼けしやすいので、紫外線対策も万全に行ってきましょう!他にも、虫よけスプレーや、帽子・サングラスなどもあれば便利です。履いていく靴はスニーカーでも大丈夫ですが、トレッキングをしたいと思っている方などは是非、トレッキングシューズを持参しても良いでしょう!
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【黒部のトロッコ・峡谷完全攻略~紅葉・雨天時・予約方法までご紹介~】黒部ダムで人気のお土産
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黒部ダムでは、沢山のお土産が販売されているのでそのお土産も非常に見ものです!是非観光や旅行の思い出や、お友達へのプレゼントに購入してはいかがでしょうか?特に人気のチョロキューをはじめ、お菓子は「黒部の恋人」などユニークで面白いもの、人気の黒部ダムのカレーを家でも食べることができるレトルトのカレーなども販売されています。また、黒部ダムのマスコットキャラクターの「くろにょん」をモチーフにしたグッズも販売されているので是非購入してみてはいかがでしょうか?
引用: http://www.flickr.com/photos/127797696@N04/29331299901
【黒部のトロッコ・峡谷完全攻略~紅葉・雨天時・予約方法までご紹介~】黒部の氷筍水
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黒部ダムに観光に来た方に非常に人気のお土産の1つが黒部の氷筍水です。氷筍というは岩肌から滴る水滴がすぐに凍りつくことで、地表からその水滴が筍のように成長することから名付けられました。この黒部の氷筍水は、北アルプス連峰である赤沢岳の雪解け水が数多くの地層をくぐり抜けできたもので、不純物をほとんど含んでいない水となり、洞窟内で滴っている水が完売されています。国内では数少ないカルシウムが豊富な弱アルカリ性の中硬水の水で美容や健康に非常に最適で、お土産にも人気の商品です。
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【黒部のトロッコ・峡谷完全攻略~紅葉・雨天時・予約方法までご紹介~】黒部ダムでのイベント1.大町トンネル開通60周年イベント
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大町トンネル開通60周年を記念したイベントが11月末まで行われています。この期間には、放水はもちろんのこと、プロジェクションマッピングや展示なども開催されています。プロジェクションマッピングは非常に美しく、楽しいイベントになっているので是非訪れてみてはいかがでしょうか?他にも様々なイベントが催されているので、この時期に黒部に行かれる方は要チェックです!
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【黒部のトロッコ・峡谷完全攻略~紅葉・雨天時・予約方法までご紹介~】黒部ダムでのイベント2.くろにょんによる黒部ダム案内
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黒部ダムのイメージキャラクターであるくろにょんが黒部ダム内を案内してくれるイベントが11月末までの間開催されています。かわいらしい猫のキャラクターは、子どもにも大人気!ご当地キャラが好きな人にとってもおすすめです!初めて黒部ダムを訪れる人にとってはわからないことも沢山あると思うのでくろにょんと一緒に観光するのもいいかもしれません!是非参加してみてはいかがでしょうか?
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【黒部のトロッコ・峡谷完全攻略~紅葉・雨天時・予約方法までご紹介~】黒部ダムおすすめ撮影スポット1.ダム展望台
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黒部ダムからの景色を美しく撮影するには様々な場所がありますがまずおすすめしたいのがダムの展望台です。黒部ダム駅から徒歩で、220段もの数の階段を登ると標高1,508メートルの展望台が見えてきます。この展望台からは立山連峰をはじめ、北アルプスの一望することができる大パノラマが楽しむことができます。ここからダムも一望することもできるほかに、売店や湧き水飲み場もあるので散策の休憩などにも便利なスポットです。様々なアングルから写真が撮ることができるので美しい黒部ダムを写真に収めたい!という方にとっては絶好の撮影スポットです!
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【黒部のトロッコ・峡谷完全攻略~紅葉・雨天時・予約方法までご紹介~】黒部ダムおすすめ撮影スポット2.放水観覧ステージ
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期間限定で行われる黒部ダムの一大イベントの放水。この放水をよりきれいに見るために作られた放水観覧ステージは屋外にあるので、非常に開放的で美しい景色を見下ろすことができます。特に放水のタイミングでは沢山の人々が来るので混雑しますが、景色は非常に美しく圧巻です!是非、このステージから綺麗な写真を沢山撮ってみてはいかがでしょうか?
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【黒部のトロッコ・峡谷完全攻略~紅葉・雨天時・予約方法までご紹介~】新展望広場レインボーテラス
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黒部ダムの迫力を写真に収めたい!という方は新展望広場レインボーテラスもおすすめです。外階段の最終地点である、新展望広場・レインボーテラスでは、放水されている場所から非常に近いので放水の際に発生する水しぶきが風になびきミストシャワーを体感できます!
引用: http://www.flickr.com/photos/43754375@N00/2867942390
まとめ
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いかがでしたでしょうか?黒部ダムは見どころ満載のスポット!是非訪れてみてはいかがでしょうか?
引用: http://www.flickr.com/photos/43754375@N00/2867054947