1.イタリアでオペラ鑑賞の基礎知識
時期
オペラは実は夏の間は休演となるので注意が必要です。昔は冷房がなかったため、暑い夏の時期は集中して楽しめないといった理由から、今でも夏場の公演はないところがほとんどです。12月に開幕し6月頃には閉幕しますので、オペラ目当ての方は時期にはこの期間で計画することをおすすめします。
服装
服装はそこまで厳しくないですが、カジュアルな服装は避けた方がよいです。大人の社交場として現地の方はお洒落を楽しむ場所なので、男性はジャケットに革靴、女性はワンピースなどに温度調節のしやすいカーディガンなどを準備するといいかと思います。せっかくの機会なので思いっきりお洒落を楽しむのがおすすめです。
2.イタリアでオペラ鑑賞～オペラ座～
場所
ローマに旅行の際オペラを楽しむならオペラ座です。場所はテルミニ駅から徒歩すぐなのでアクセスも大変便利です。
予約方法
日本語にも対応しているので直接HPから予約するのがおすすめです。
おすすめポイント
観光地にあるオペラ座なので比較的気軽に訪れやすいので初心者の方にもおすすめです。
3.イタリアでオペラ鑑賞～スカラ座～
場所
ミラノのドーモ駅より徒歩5分程度です。
予約方法
①公式HPから予約するのが1番安く予約できる方法です。(英語かイタリアのみ対応）
Teatro alla Scala
Welcome to the website of the Teatro alla Scala in Milan, where you can book tickets online, view the season programme (opera, ballet, concert) and discover the theatre through videos and images.
②英語が不安な方は日本のエージェントで現地ツアーとして予約することができます。
おすすめポイント
オペラ歌手なら誰もが目指すのがこの世界三大オペラ劇場スカラ座です。歴史が感じられる豪華な雰囲気の劇場なので、服装はしっかりめにお洒落して訪れることをおすすめします。また、どうしても公演時間が旅行の日程とマッチしない方は、劇場見学もできるのでぜひ足を運んでみてください。ミラノカードやミラノパスで割引対象です。
4.イタリアでオペラ鑑賞～サン・カルロ劇場～
場所
ナポリにある劇場で、王宮(Palazzo Reale)から徒歩3分程度の場所にあります。
予約方法
①公式HPが1番安く予約できますがイタリア語のみの表示です。
②日本の代理店より購入することも可能です。
おすすめポイント
ヨーロッパ最古の劇場で今も現役で使用されている有名な劇場です。オペラ座、スカラ座と合わせてイタリア三大劇場の一つです。他の劇場より小さな劇場ですがその分迫力は満点です。
5.イタリアでオペラ鑑賞～フェニーチェ座～
場所
ベネチアにあるフェニーチェ座は水上バスの駅ジッリョ(Giglio)から徒歩6分程度です。
予約方法
①公式HPから予約ができますがイタリア語のみの対応です。
②日本の代理店からも他の劇場同様にチケット購入可能です。
フェニーチェ劇場 チケット
フェニーチェ劇場（Teatro La Fenice）は、イタリア・ヴェネツィアにある歌劇場で、開場は1792年5月16日。イタリア語でfeniceは不死鳥を意味し、その名は1773年に火災で焼失したヴェネツィアの他の歌劇場の後継を自負して名付けられた。その後この劇場自体、1836年と1996年の2度にわたって火災により全焼したが、その都度再建がなされ、「不死鳥」の名にふさわしい歴史を誇る。フェニーチェ劇場でのオペラ、バレエ、コンサートの公演スケジュールおよびチケットのオンライン予約。 |
おすすめポイント
1792年から劇場として使用されてきたここフェニーチェ座では、ヴェルディの「椿姫」や「リゴレット」が有名で、イタリア語が分からずとも楽しめると人気の演目です。
まとめ
イタリアでオペラが鑑賞できるおすすめの有名劇場および基礎知識の紹介でした。オペラと聞くと敷居が高いイメージがありますが、チケットも席によっては安価に手に入るところもあります。せっかくなので本場イタリアでお洒落をしてオペラを楽しんでみてはいかがでしょうか。忘れられない思い出になること間違えなしです。
