1.イギリスの入国審査は世界一厳しい?!
イギリスの入国審査は世界一厳しいことで有名です。特に今はブリジット(Brexit)に向けて政府が動いている時期、つまり移民排除の傾向が強いのです。ルール上では日本のパスポートを保有していれば6か月以内の観光が認められていますが、入国審査官によっては拒否される可能性も。そのつもりはなくても不法滞在、不法労働を疑われると入国拒否となりますので、イギリス旅行の際はしっかりと事前準備をしていくと安心です。
2.イギリスの入国審査どんな人が引っかかる?
短期の観光
日本人であれば、基本1~2週間の滞在の場合は問題になることはありません。多くの日本人がイギリスをこれくらいの期間で観光するので入国審査官から特別なことがない限り疑われることはないでしょう。しかし目立ってボロボロの服などを着てるとチェックが入るのでラフすぎる格好は控えた方がいいかと思います。
長期の観光
日本人は6か月まで滞在は可能ですが、多くの日本人は1~2週間で出国するので3カ月以上の長期滞在の場合は不思議に思われチェックが入ることがあります。
何度も短期間のうちにイギリスを訪れる
この場合は不法労働者などをしていないか疑われがちです。前回の入国から3カ月以内に再入国する方はしっかりと理由を答えられるように準備をしておくとともに証拠になる書類などもしっかり提示できるよう準備しておくことがおすすめです。
3.イギリスの入国審査どんな質問される?
短期の観光
形式的に質問される内容として、滞在期間、滞在ホテル、目的などは確認されることが多いので英語で答えられるように準備しておくと安心です。
長期の観光
長期滞在の理由はまず聞かれるので具体的に英語で説明できるようにしておくと安心です。また、長期滞在に十分な資金があるか所持金の金額とクレジットカードの有無や貯金額を確認される場合があります。
何度も短期間のうちにイギリスを訪れる
パスポートのスタンプで頻繁に渡英しているとかなりの確率でチェックが入ります。過去の渡航目的含め明確に説明できるよう準備が必要です。
4.イギリスの入国審査事前準備
予約確認証
滞在期間、頻度に関わらず滞在先ホテルと帰りの飛行機の予約確認証の書類はすぐに提示できるようプリントアウト及びスクリーンショットを準備しておくこをおすすめします。特に長期滞在の方は帰りの航空券の有無は審査の結果を左右する可能性があるので準備しておいてください。
残高証明
予約確認証に加えて長期滞在の方は3カ月生活するのに十分な資金があることを証明できるようにしておく必要があります。英文の残高証明がベストですが、書類が準備できたない方は、日本語でも通帳のコピーもしくはオンラインバンクの明細をコピーしておくなどの準備をおすすめします。
時間
海外旅行に出かけると限られた時間を最大限に楽しみたいので予定をかなりキツキツに立てる方も多いかと思います。しかし、イギリスの入国審査は世界一厳しいのでかなり時間がかかります。特に共産国や難民が問題となっている国からの到着便と重なると想定外の時間待つことになります。特に入国審査で待ち時間が長いのはヒースロー空港。1時間待っても順番が回ってこないこともしばしばです。到着日の予定は十分すぎるほど余裕をもって組まれることをおすすめします。
5.まとめ
世界一厳しいイギリスの入国審査の実情レポートでした。イギリスはファッショナブルな街ロンドンだけでなく、田舎町もとても可愛く日本人にも大変人気の国です。入国審査についてはしっかり備えてイギリス旅行を楽しんでください。日本のパスポートの信頼度は高いので心配しすぎる必要はありませんが、英語が苦手な方は特に事前準備をしておくと安心です。