1.ベルリンの治安情報①東と西の違い
ベルリンには旧東ドイツだった地域と旧西ドイツに属していた地域で、雰囲気が全然違います。旧東西どちらが安全かと言われれば、絶対西側です。東側は比較的物価も安く、不法滞在者が多いだけでなくナイトスポットが多いので、その分事件の発生率や治安の悪いエリアが目立ちます。一方西側はかなり穏やか、西側に住んでいる人は絶対東側には住めないという方も多いのが現状です。
旧東ドイツエリア
旧西ドイツエリア
2.ベルリンの治安情報②夜の治安
とはいえ、ヨーロッパの中でも治安がいいことでドイツは有名です。スペインやフランスなどの観光地でスリやひったくりの発生率は高く、ベルリンでは基本的なことに注意していれば神経質になる必要はそこまでないといった印象です。
夏場は夜10時でも明るいベルリンでは人通りの少ない道を避ければ首都であってもそこまで危ない印象はありませんが、日本に比べてマリファナが手軽に手に入るドイツでは道端で吸っている人を目にすることもあります。特に中央駅から一歩入った細い道などの怪しい雰囲気の人や場所には近づかないようにしてください。
3.ベルリンの治安情報③おすすめのホテルエリア
ベルリンミッテ地区
おすすめのエリアはベルリンの中心地ベルリンミッテ地区です。観光地からもアクセス旅行でホテルがたくさん立ち並び旅行客も多いので安全なエリアと言われています。中央駅からやブランデンブルグ門へも徒歩圏内で少し物価は高めですがベルリンはじめての方にはおすすめのエリアです。またアレクサンダープラッツ駅周辺は特におすすめで、旧東ドイツのエリアも観光したい方にはアクセスも大変便利でおすすめです。
ホテル アマノ (Hotel AMANO)はアクセスもよくお洒落で、スタッフの対応も親切なので日本人旅行者の間でも人気のホテルです。また近くには和食居酒屋もあります。
クーダム地区
ショッピングをメインで楽しみたい方へおすすめのなのが旧西ベルリン時代の頃から栄えているクーダム地区です。このエリアはデパートだけでなくお洒落なショップも立ち並びシャンゼリーゼ通りとも呼ばれています。
お洒落なホテルとして日本の雑誌などでもよく取り上げられるのがクーダム地区のブライブトロイ ホテル ベルリンです。
ツォーロギッシャーガーテン駅
夜もしっかり楽しみたい方におすすめなのがツォーロギッシャーガーテン駅周辺です。夜遅くまでレストランやバーなどで賑わっているこの地区は、警備員の数も多く比較的安全なエリアと言われています。
ツォーロギッシャーガーテン駅付近のホテルソフィテル ベルリン クアフュルステンダムは5つ星にも関わらず1万円前後で泊まれる大変お得なホテルです。
プランツラウアーベルグ地区
こちらはベルリンで最も日本人が多く住んでいると言われているエリアです。ベルリンの北東部にありますが日本の代官山のようなとてもお洒落で特に若者には人気のエリアです。
ホテル&アパートメンツ ツァーレンホフ ベルリン プレンツラウアー ベルクは歴史的な建物が素敵な欧米の方に特に人気のホテルです。
4.ベルリンの治安情報④治安の悪いエリア
ノイケルン地区
お洒落なカフェやバーが多くあるノイケルン地区ではベルリンのアートが肌で感じられるエリアとして日本人にも大変人気のエリアですが、10年前には公立学校での暴力事件が発生したりとパトカーなどを目にする機会も増え、このエリアに向かう地下鉄U7では他のラインに比べ多くの警官が切符のチェックや警備をしており、夜には利用をなるべく避けた方がいいラインの1つです。どうしても地下鉄U7を利用する際は1人以上で行動することをおすすめします。
クロイツベルク地区
観光地からは離れていますが、欧米諸国の若者の間で人気の夜のスポットが数多く立ち並ぶエリアです。ゲルリッツァー公園やコットブッサー・トーアではマリファナ中毒の人なども多いので女性の夜の1人歩きは避けた方がよいとされているエリアです。
5.まとめ
観光名所がたくさん詰まった、みどころ満載のベルリンはヨーロッパの中でもおすすめです。最低限のことさえ気を付ければ楽しい旅行ができるはず。いろいろな歴史だけでなく、お洒落な町ベルリンで素敵なドイツを肌で感じてみて下さいね。