ウエストマリンが運航している「モビーディック号」はレストランシップです。この船で大晦日限定イベントである年越しクルージングが行われます。船上ではジャズライブやエイサー演舞を年明けまで鑑賞することができます。室内レストランが利用できる2階席ではホテルレストラン顔負けのバイキング料理とゲームや大抽選会が楽しめ、3階席のオープンデッキではアツアツのちゃんこ鍋がいただけます。汽笛とともに新年を迎えるという体験ができます。

「波上宮（なみのうえぐう）」は那覇市内の海に面した岩壁にあります。地元民の初詣の場所でもあり大晦日から正月三が日は多くの人で賑わいます。市街地に最も近い位置にあるので各ホテルからでも歩いて行ける場所です。神社ですので除夜の鐘はありませんが静かに神聖な気持ちで新しい年を迎えることができます。正殿を正面に右側に那覇市内唯一のビーチがあり、いかにも南国らしい新年が迎えられる場所です。

「首里観音堂」では那覇市内で唯一除夜の鐘がつけるところです。大晦日の23時15分頃から年明けの1時頃まで首里一帯に鐘の音が響き渡ります。一般参拝者が除夜の鐘をつけるのは23時30分すぎくらいからです。山門に鐘楼があるという全国にも珍しい建築物ですので価値あるカウントダウンができます。この鐘楼山門は赤瓦と琉球石灰岩で建造されていますのでいかにも沖縄風です。また本堂も琉球王朝時代の建物のような造りになっており赤瓦と赤い柱が特徴です。境内にある萬歳嶺見晴らし台からは那覇市内と那覇港を望むことができます。

年末は、周辺地域で交通規制になる可能性があります。

車などで行く場合、必ず交通情報を確認しましょう。

いかがでしたか？那覇のカウントダウンイベントをご紹介しました。「モビーディック号」「波上宮（なみのうえぐう）」「沖縄県護国神社」「首里観音堂」「第一牧志公設市場」「国際通り屋台村」「ザ・ナハテラス」「沖縄かりゆしアーバンリゾート・ナハ」「free style cafe S-point」です。地元の人が混ざったカウントダウンではアカペラで琉球民謡がどこからともなく歌い出され、指笛が拍子となり、カチャーシーという沖縄特有の踊りを踊り出すパターンが多いです。観光客でも見ているだけではなく自然と参加できますので通常とは違った年越しができます。ぜひ那覇でカウントダウンイベントを満喫して下さい。