海外旅行に薬を持っていく場合①薬の量
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「薬の量」は総量によって変わってきます。服用中の薬を約1ヶ月分以上持っていく場合は処方箋か処方箋のコピーもしくは医師による証明書が必要となります。よって事前にかかりつけの医療機関で海外旅行に行く旨を伝えて作成してもらわなければなりません。なお機内持ち込みに関しては必要な分のみ可能です。残りはスーツケースや預け荷物に入れておけば大丈夫です。薬を薄暗い機内で服用することになりますので落としたり無くしたりすることも考えられます。少し予備を持ち込んでおくことも必要です。
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海外旅行に薬を持っていく場合②薬の証明書
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「薬の証明書」は服用している薬を処方している薬局やかかりつけの医療機関で作成してもらえます。海外旅行に行く旨を伝えれば薬局か医療機関かのどちらで作成してくれるかを教えてくれますので一度相談してみて下さい。可能であれば英語で記入された処方箋もしくは証明書か訪問先の外国語で記入された処方箋もしくは証明書の方が出国や入国の際の手続きがスムーズになります。なお市販されている薬を常備薬として持って行く場合は特に処方箋や証明書は要りませんが国によってはラベルがあった方が出入国の手続きがスムーズになります。
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海外旅行に薬を持っていく場合③服用中の錠剤やカプセル錠、粉薬
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「服用中の錠剤やカプセル錠、粉薬」は必要な分のみ機内持ち込みが可能です。できればジッパー付透明袋に入れておくと出入国の手続きがスムーズでわざわざバッグから取り出して見せる必要はありません。残りはスーツケースや預け荷物に入れておけば特に問題ありません。服用するタイミングですが普段から飲んでいるのであればそれに合わせるのが一番です。時間で飲んでいる場合は時差が関係してきますので注意が必要です。また薄暗い機内で服用しなければなりませんので少々余分に持ち込むことをおすすめします。
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海外旅行に薬を持っていく場合④服用中の液体薬
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「服用中の液体薬」は液体物の機内持ち込み制限に含まれませんので持ち込むことができます。例えば喘息用吸入薬や医療用ボンベも可能です。ただし必要な分量のみですのでご注意下さい。国によっては出入国の際に説明を求められることもあります。その時に処方箋や医師による証明書があればスムーズですので万が一を考えて事前にもらっておくことをおすすめします。コンタクトの保存液も医療品ですので必要な分のみ機内へ持ち込むことが可能です。ただし検査員によってはコンタクトの保存液も液体物の機内持ち込み制限として考えています。予め液体物の機内持ち込み制限用のジッパー付プラスチック製透明袋に入れておいた方が無難です。なお必要な分量以外はスーツケースや預け荷物に入れておけば特に問題はありません。
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海外旅行に薬を持っていく場合⑤服用中の注射剤
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インシュリンの注射など「服用中の注射剤」に関しても必要な分のみ機内へ持ち込みが可能です。残りはスーツケースにしまっておきましょう。ただし出国手続きの際に検査員への申し出が必須になります。日本であれば簡単に説明できますが海外では大変です。事前にかかりつけの薬局か医療機関で英語もしくは訪問先の外国語で記入された処方箋か医師による証明書をもらっておくと何も問題なく通過することができます。また航空会社によっては予約の際に申告が必要となります。注射剤を持ち込みしますと必ず予約した航空会社や旅行会社に申し出て下さい。場合によっては搭乗手続きの際にかなり時間を取られることもありますので注意が必要です。
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海外旅行に薬を持っていく場合⑥服用中の漢方薬
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「服用中の漢方薬」は必要な分のみ機内へ持ち込みが可能で残りはスーツケースや預け荷物にしまっておけば問題なく持っていくことができます。漢方薬は処方箋がなくても基本大丈夫ですが、念のため漢方薬用の容量が1リットル以下のジッパー付透明袋に入れておきましょう。また国によっては提示を求められることもあり、場合によっては持ち込みを制限している場合もありますので事前に確認が必要です。漢方薬を処方してもらっている医療機関に海外旅行に漢方薬を持っていく旨を事前に一度相談することをおすすめします。
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海外旅行に薬を持っていく場合⑦分散して別々にする
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服用中の薬でも常備薬でも「分散して別々にする」ことが重要です。スーツケースにすべてを入れて預けてしまうと預けたスーツケースがなくなってしまった場合にとても困ります。必要な分のみであれば機内持ち込みができますので少し余分を計算に入れた上で機内へ持ち込むことをおすすめします。スーツケースに入れるのもひとつではなく、いくつかに分けてから入れることで薬もいくつかに分かれることになり、更に可能であれば1つのスーツケースでなく家族や友達にお願いをして入れさせてもらうことでかなり安心です。自分のスーツケースがなくなってもどれかには入っていることになりますから薬の確保ができます。
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海外旅行に薬を持っていく場合⑧出国手続き時の申し出
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「出国手続き時の申し出」が必要な薬は注射剤と約1ヶ月分を超える服用中の薬です。検査員に申し出をして処方箋もしくは医師による証明書を提示することでスムーズに通過できます。錠剤やカプセル、粉薬、市販されている薬は特に申し出る必要はなくバッグから取り出さなくても大丈夫ですが検査員より提示を求められたら素直に従って下さい。その際に市販されている薬もラベルがあれば手続きがスムーズです。漢方薬に関しては一言持っていますと検査員に自ら申し出た方が無難な場合もあります。
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海外旅行に薬を持っていく場合⑨持ち込みが禁止されている薬
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国によっては「持ち込みが禁止されている薬」もあります。薬そのものが禁止されていたり、薬に使われている成分が禁止されていることもあります。漢方薬に関しても漢方薬そのものには制限がなくても成分に制限がある可能性もあります。知らずに持ち込んで懲役刑や罰金刑になることもありますので心配な方は事前にかかりつけの医療機関や外務省、日本旅行医学界、渡航先の大使館のホームページなどで確認することをおすすめします。
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海外旅行に薬を持っていく場合⑩常備薬で旅行用セットを作る
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「常備薬で旅行用セットを作る」と万が一の際にとても便利です。旅行中に調子が悪くなり薬を飲みたくても海外のドラッグストアで探すのも大変ですが効き目がよすぎて逆に気分が悪くなったりもします。日本で飲み慣れた薬を少しでも持っていくことで安心できます。旅行用セットも機内持ち込みとスーツケースとに分けておくといいでしょう。特に必要な常備薬は胃腸薬、整腸薬、解熱剤、風邪薬でその他かゆみ止め、絆創膏などもあると便利です。
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海外旅行に薬を持っていく場合:まとめ
いかがでしたか?海外旅行に薬を持っていく場合の注意点をご紹介いたしました。まとめますと「薬の量」「薬の証明」「服用中の錠剤やカプセル錠、粉薬」「服用中の液体薬」「服用中の注射剤」「服用中の漢方薬」「分散して別々にする」「出国手続き時の申し出」「持ち込みが禁止されている薬」「常備薬で旅行用セットを作る」です。旅行中に少しでも体調が良くないなと思ったらできるだけ早めに服用することをおすすめします。それでも改善が認められないなら現地の医療機関に行くことも検討しなければなりません。いずれにしてもきちんとした手続きさえすれば海外旅行に薬を持っていくこと自体は何も問題ありませんので安心して下さい。