サウジアラビアの食事のマナーとは？
引用: https://www.instagram.com/p/BBPZVzuKix8/
サウジアラビアの食事のマナーでとても大切なことは、「左手を使用しない」ことです。イスラム教徒では左手は、不浄とされるため、必ず右手を使って食べ物をいただきます。手で食べ物を食べることもありますが、左手は決して使いません。そして、ナイフやフォークを使う食べ物の時には、右手で口に入れる食べ方をするマナーがあります。また、食べ物のマナーとして、サウジアラビアでは食べ物を少し残すのが、常識となっているのです。全て食事を食べてしまうと、「足りなかったのかな。。。」と思われ失礼なことをしてしまうのです。美味しい食べ物こそ、少し残すのがサウジアラビアの食べ物に対するマナーとなります。
引用: https://www.instagram.com/p/BsGxs77gynk/
サウジアラビアの食事で禁止の食べ物は？
引用: https://www.instagram.com/p/Bs5P7VSFt-2/
イスラム教徒のサウジアラビアでは、お酒などのアルコールは禁止となっています。また、豚肉も禁止の食べ物です。イスラム教徒の厳しい食事に対するルールがあり、「ハラル」という規則に従ったお肉しか食べることができません。
サウジアラビアの食事のハラールとは？
引用: https://www.instagram.com/p/BtNnKLmg4nW/
サウジアラビアでは、イスラム法で定められた「ハラール」という法律があります。ハラールとは、イスラム法で決められた食べ物や食品、加工品などがあります。加工や食品に対して、作法が要求され、それを満たしたものをハラールと言い、イスラム教徒のサウジアラビアの人たちは食べることができるようになるのです。食物に対しても厳しいルールがあり、牛が食べた餌もハラールの食べ物以外は混じってはいけないのです。
引用: https://www.instagram.com/p/Bt3Oo1QF1kn/
豚と同様に不浄（重度ナジス）とされている犬、獲物を捕獲するための牙や爪がある虎・猫などの動物、きつつき、ロバ、ラバを食べることが禁止されているが、それ以外の肉であっても屠殺が正規の手順に従ったものでなければ食べられない。 豚を禁忌とするのは肉だけでなく、豚に由来する酵素や蛋白質にまで及ぶこともある。これは医薬品や化粧品などにも適用範囲が及ぶこともあり、実際にサウジアラビア、イラン、インドネシアなどでは法律で禁止されている。
サウジアラビアの人気のある食事とは？
引用: https://www.instagram.com/p/BhpDsbvHCtF/
サウジアラビアの人たちは、昔から何千年もの間、同じ食事の形式を取っている国民です。サウジアラビア料理には、小麦粉・お米・ヨーグルト・デーツ・鶏肉・羊肉が主に使われます。食べ物で人気があるのは、日本でいう炊き込みご飯の上に、お肉やスパイスがのった、「カプサ料理」です。カプサは、結婚式やお祝いごとには必ずテーブルに出てくる伝統のある食べ物となっています。お祝い事の時には、鶏肉や羊肉などの大きな肉がのっています。そして、スパイスが効いていてとても美味しいです。
引用: https://www.instagram.com/p/BtqHytzn69K/
サウジアラビアの食べ物の特徴では、大皿の料理を取り分けて食べる習慣があります。そのため、カプサも大皿料理となり、みんなで分けて食べるのです。サウジアラビアのスパイスは、カルダモン、シナモン、オールスパイス、コリアンダーなどが多く使われているため、スパイシーな食べ物ではないため、日本人の口にも合う料理が多いです。
引用: https://www.instagram.com/p/BX2X_HlhV3Z/
サウジアラビアでは、アルコールが禁止されているために代わりに「カフワ・アラビーヤ」と言われるコーヒーをよく飲むます。サウジアラビアでのおもてなしのお茶には、温かいカフワ・アラビーヤとスイーツには、「デーツ」が一緒に出されます。タンパク質、鉄分、ミネラルを多く含むデーツはラマダンの時期には重要なエネルギー源ともなります。
引用: https://www.instagram.com/p/Br589SvANLL/
まとめ
引用: https://www.instagram.com/p/BuEuAflhYDT/
サウジアラビアとはどんな国かイメージがありますか。イスラム教徒の国、石油のある国というイメージでしょうか。サウジアラビアでは、一日5回はお祈りをして、家族以外の男女は言葉を交わしてはいけない、左手は大切なもの。アルコール、豚肉は一切食べてはいけないなどとても厳しいルールがあります。サウジアラビアへ旅行へ行く場合には、国民性を大切にして国のルール、マナーを守って観光をしましょう。
