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バングラデシュ

CATEGORY | バングラデシュ

【2019年版】バングラデシュについて学ぶ!歴史や宗教や言語など

2024.02.25

バングラデシュの宗教についてご存知ですか?まだ観光地化されていない国ですので、きっとよく知らない人も多いでしょう。ここでは「【2019年版】バングラデシュについて学ぶ!歴史や宗教や言語など」をまとめます。バングラデシュに興味のある人は参考にしてくださいね。

  1. 【2019年版】バングラデシュについて学ぶ!歴史や宗教や言語など①バングラデシュはどこにあるの?
  2. 【2019年版】バングラデシュについて学ぶ!歴史や宗教や言語など②バングラデシュの元はインドだった!
  3. 【2019年版】バングラデシュについて学ぶ!歴史や宗教や言語など③東パキスタン独立運動
  4. 【2019年版】バングラデシュについて学ぶ!歴史や宗教や言語など④バングラデシュ人民共和国の成立
  5. 【2019年版】バングラデシュについて学ぶ!歴史や宗教や言語など⑤独立後の国内情勢
  6. 【2019年版】バングラデシュについて学ぶ!歴史や宗教や言語など⑥バングラデシュの宗教
  7. 【2019年版】バングラデシュについて学ぶ!歴史や宗教や言語など⑦バングラデシュの公用語
  8. 【2019年版】バングラデシュについて学ぶ!歴史や宗教や言語など⑧今でも水路が大活躍
  9. 【2019年版】バングラデシュについて学ぶ!歴史や宗教や言語など⑨バングラデシュのカレーは絶品
  10. 【2019年版】バングラデシュについて学ぶ!歴史や宗教や言語など⑩バングラデシュへのアクセス方法
  11. まとめ
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引用: https://www.instagram.com/p/Bt0XA_kD94E/
バングラデシュはインドの東側にある独立国。東だけではなく北と西もインドに接しており、南東にはミャンマー、南にはインド洋があります。エリアとしては南アジアに属する国の1つです。首都はダッカで人口は約1億6千万人となっています。
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引用: https://www.instagram.com/p/BtzLiksD56w/
世界では第7位の人口数です。第一産業では豊かな資源力を持つ国なのですが、インフラ整備の遅れや国内情勢が未だに安定しないことから現在アジアでは最も貧困な国とされています。ただ人口が多く労働力が豊富なため、多国籍企業のバングラデシュへの進出が次第に増えています。
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引用: https://www.instagram.com/p/BcqWiz6hE08/
現在は国として独立しているバングラデシュですが、実はバングラデシュはその昔インドでありパキスタンでした。そのため18世紀末、インドがイギリスに植民地化された時代、バングラデシュもイギリス領となったのです。
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引用: https://www.instagram.com/p/BuBjcRQF_3t/
しかし1947年、イギリスによる植民地化は終了します。するとインドではヒンドゥー教とイスラム教、2つの宗教をもとにして領土を分割することになります。すなわちヒンドゥー教は現在のインド、イスラム教はパキスタンです。これによりパキスタンは、インドを挟んで東と西に飛び地の領土を持つことになりました。
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引用: https://www.instagram.com/p/BuF_IcKn025/
東と西で領土が分かれたパキスタンですが、ある問題により東西は対立することになります。それは言語です。当時東パキスタンではベンガル語を使う人がマジョリティーでしたが、西パキスタンでは多くの人がウルドゥー語を使用していました。さらに首都も西パキスタンにあったため、政府はウルドゥー語を公用語にしようとしたのです。
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引用: https://www.instagram.com/p/BtvuEYHAYsP/
しかし東パキスタンがこれに反発してベンガル語運動が勃発。1952年にはパキスタン軍と活動家たちが武力衝突したことにより、学生を中心として多くの犠牲が生まれました。1966年には東パキスタンが当地域の自治権を主張。次第にパキスタン政府に対するストライキが活発化していきます。
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引用: https://www.instagram.com/p/BuF_rBVHXng/
そして1971年にはついに東パキスタンの独立戦争が開始されます。さらにインドが東パキスタンの独立支持を表明したことにより、独立運動はますます加速していきました。
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引用: https://www.instagram.com/p/BhpOvZBnOA-/
最終的には同年4月10日、東パキスタンは「バングラデシュ人民共和国」として独立することを宣言し、それまで運動を導いてきたアワミ連盟のシェイク・ムジブル・ラーマンが初代首相(後に大統領)の座に就くことになります。
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引用: https://www.instagram.com/p/BuFmuoEHqhD/
しかし独立後もバングラデシュの国内情勢はしばらく安定しない日々が続きました。1975年に起きたクーデターにより、初代首相のシェイク・ムジブル・ラーマンとその家族が殺害されます。ムジブル・ラーマンが殺害された後、バングラデシュは軍事政権となり、BNP(バングラデシュ民族主義党)の党首であるジアウル・ラーマンによる独裁政治が開始。1990年に民主化するまで、バングラデシュでは軍事政権による支配が続くことになります。
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引用: https://www.instagram.com/p/BuF3c9JhUaa/
民主化後の1991年以降は、BNPとアワミ連盟が2大政党としてバングラデシュの政権を交代で奪取するようになりました。現在、バングラデシュの政治情勢は比較的落ち着いていますが、国内での問題は山積みです。医療や衛生状況の悪化、インフラの遅れなど数えたらキリがないでしょう。しかし、多くの問題があってもバングラデシュの人々は力強く生きています。バングラデシュ旅行へ行くなら、彼らの力強く生きている姿を是非見てきてくださいね。
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引用: https://www.instagram.com/p/BuEXcFOlrdJ/
バングラデシュで最も多くの人に信仰されている宗教はイスラム教です。これはインドの領土を宗教に基づいて分割した当時から変わりません。現在では人口の約90%がイスラム教信者で、約9%がヒンドゥー教となっています。とても高い割合の国民がイスラム教を信仰しているのです。そのためバングラデシュの生活にはイスラム教の教えが様々なところに根付いています。
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引用: https://www.instagram.com/p/BlxmFHRB07j/
例えば1日5回の礼拝は当たり前ですし、ラマダン中も断食などの厳しいルールに従います。さらに物乞いには必ずお金や食べ物をあげます。これも「喜捨」というイスラム教の教えです。日本とは全然違いますが、バングラデシュではこのような生活態度が普通なのです。
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引用: https://www.instagram.com/p/BqkTSpsA9DE/
バングラデシュの公用語はベンガル語です。この公用語を巡って東パキスタン(現バングラデシュ)と西パキスタンが争っていたことを先に書きましたが、ここには何故東パキスタンがそれほどベンガル語にこだわったのかと言う問題が残ります。その解答としては、西パキスタンとは違って東パキスタンにはベンガル人が多く住んでいたためです。
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引用: https://www.instagram.com/p/BZluqi0AgSW/
つまり、ベンガル語はベンガル人の守るべき大事な民族文化だったわけですね。現在もバングラデシュ人の98%はベンガル人で構成されています。なおベンガル語はバングラディシュ以外に、インドの西ベンガル州でも使われています。話者数は2億人と言われ、世界で7番目に言語人口が多い言葉とされています。
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引用: https://www.instagram.com/p/Bt3PlFFBdHG/
バングラデシュの大きな問題の1つ、それはインフラの整備が遅れていることです。首都であるダッカはまだ整備されている方ですが、ダッカから郊外へ行くと道路などのインフラがまだまだ未発達であることに気づきます。しかし、バングラデシュには陸路がなくても水路があるのです。
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引用: https://www.instagram.com/p/BtSOVhOHgj5/
そもそもバングラデシュはデルタ地帯にあり、国内には水路が縦横無尽にはりめぐらされています。そのため船を使っての商売や輸送が今でもバングラディシュでは大活躍。首都のダッカやナラヤンガンジなどに行くと、大きな河川港が見学できますよ。
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引用: https://www.instagram.com/p/Bt4WkaHAGOO/
バングラディシュへ旅行に行くなら、是非食べて欲しいものがあります。それはカレーです。さすがは元インド。とても美味しいと評判を呼んでいます。日本ではインドカレーよりバングラデシュのカレーの方が好みという人も多いようですよ。バングラディシュではカレーのことを「トルカリ」と呼びます。
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引用: https://www.instagram.com/p/Bsrp-Q_lwMv/
インドカレーほど多くの香辛料が使われていないため、味はかなりマイルド。野菜や肉など素材の味を上手く活かしている美味しいカレーです。キチュリと呼ばれるカレー味の炊きこみご飯もバングラデシュではポピュラーな料理。とても美味しいので是非食べてみましょう。
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引用: https://www.instagram.com/p/Btzn-pzgxzM/
日本からバングラデシュへ行くには、まずは首都ダッカのシャージャラル国際空港へ行きます。日本からバングラデシュへの直行便はありませんのでシンガポールや北京、香港などで乗り継ぎましょう。ただ便数が少ないので、トランジットでかなり待つことになるのは覚悟しておいてくださいね。
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引用: https://www.instagram.com/p/BtYcLdchiY8/
空港からは鉄道でダッカの街中へ移動するのが便利です。空港の駅からダッカの中央駅まで鉄道が出ています。鉄道なら渋滞に遭遇する恐れもありませんし、タクシーやバスよりも速くダッカの中心部に到着することができます。乗車料金も安いのでおすすめですよ。
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引用: https://www.instagram.com/p/BtavEfxHo2B/
ここでは「【2019年版】バングラデシュについて学ぶ!歴史や宗教や言語など」をまとめましたが、いかがでしたか?なかなか面白い国ですよね。また意外にも世界遺産やモスクなどの観光スポットが多いので、旅行先として検討してみてはいかがでしょうか?日本ではなかなか味わえない体験がきっとできるでしょう。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://unsplash.com/photos/Nw0IoLcLHeQ