宮古島のテーマパーク・うえのドイツ村とは?
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宮古島にある「うえのドイツ文化村」は、宮古島とドイツの親交を記念するために造られたテーマパークです。1873年にドイツの商船・ロベルトソン号が台風に遭い、宮古島の上野宮国沖に座礁しました。その際宮古島の島民が乗組員を救助して看護した後、無事本国へ帰国させたことから、当時のドイツ皇帝・ウィルヘルム一世は、宮古島に博愛記念碑を作らせました。こうした歴史を元に、宮古島にドイツ村が建設され、博愛記念碑はドイツ村に今でも現存しています。
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ドイツ村にある「博愛記念館」と「キンダーハウス」には、ロベルトソン号が座礁した当時の資料や、ドイツに関する展示品などが収蔵されています。園内には広々とした芝生広場の公園もあり、海沿いではサンゴ礁や熱帯魚が見られる水中観光船「シースカイ博愛号」が運航しているなど、見どころがたくさんあります。
宮古島のテーマパーク・うえのドイツ村の見どころ1:博愛記念館
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「博愛記念館」は、ドイツ・ライン河のほとりにあるマルクスブルグ城を原寸大に再現しています。ドイツの古城保存協会の許可を得て造られており、内観の2~3階はマルクスブルグ城の内装が再現され、ドイツから取り寄せた調度品が飾られています。
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2~3階はドイツに関する展示品や歴史などについての資料も展示されており、うえのドイツ村が誕生するきっかけとなったドイツ商船の救助に関するエピソードも紹介されています。また展示館では、中世のドイツ貴族がかつて着ていた衣装、ドレスなどをイメージした衣装体験も行われています。
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博愛記念館の最上階である8階は、宮古島の海の景色をパノラマで見渡せる展望室になっています。展望室からは海底のリーフ(珊瑚礁)まで見渡すことができ、うえのドイツ村から乗船できる水中観光船「シースカイ博愛号」が運航する様子も見られます。
宮古島のテーマパーク・うえのドイツ村の見どころ2:キンダーハウス
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「キンダーハウス」は、うえのドイツ村のメインゲートのすぐ右手にあります。キンダーハウスは2つの施設に分かれており、別々の料金設定がされていますが、どちらにも入場できる共通の入場券もあり、共通券は割引されます。
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1つ目のキンダーハウスにはドイツに関する資料や、ベルリンの壁に関する展示が設置されています。また、実際に高さ3.6m、重さ2.6tのベルリンの壁であった一部が展示されています。2つ目のキンダーハウスには、子供向けの展示品やおもちゃ、絵本のコーナーなどがあります。
宮古島のテーマパーク・うえのドイツ村の見どころ3:ハート岩
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うえのドイツ村の園内にはグリーンの芝の広場や海岸線に沿って遊歩道が整備されています。芝生広場では連休には野外ステージが設置され、「スターライトコンサート」、「イルミネーションフェスト」など、季節によってさまざまなイベントが開催され、多くの人でにぎわいます。
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海岸線を歩いて宮古島の海を眺めながら散策していると、ハート岩を見ることができます。海岸線の遊歩道は、3月~4月ごろになるとテッポウユリを見ることができます。また、遊歩道をある行くと「シースカイ博愛号」の乗り場まで行くことができます。
宮古島のテーマパーク・うえのドイツ村の見どころ4:シースカイ博愛号
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海沿いにあるうえのドイツ村では、水中観光船「シースカイ博愛号」に乗ることができます。シースカイ博愛号は、うえのドイツ村にある博愛漁港から毎日運航しています。シースカイ博愛号はガイドの説明を聞きながら、観光船内で座ったまま海中の世界が観察できます。
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シースカイ博愛号が運航するルートは、ウミガメのえさ場になっているため、ウミガメがよく見られます。また、サンゴ礁の群れの近くを通るので、色とりどりの熱帯魚の姿を見ることができ、宮古島独特の海の景観が楽しめます。
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シースカイ博愛号は9:00~15:00(夏季は16:00)の時間帯で毎時00分(12:00は除く)に運行しており、所要時間は約45分です。おすすめの時間帯は昼近くの太陽が高く昇るころで、太陽の光が海に降り注ぎ、海の景色が見えやすくなります。
宮古島のテーマパーク・うえのドイツ村の見どころ5:レストラン
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うえのドイツ村には「ステーキ&グリルビアファス」というレストランがあります。こちらのレストランは宮古牛が食べられる老舗のレストランです。宮古牛は宮古島でも取り扱い店舗が限られている高級和牛で、サトウキビの葉を飼料としているため、脂身が甘く、きめ細かい肉質が特徴です。
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こちらのレストランでは宮古牛サーロインステーキ、宮古牛ランプステーキが看板メニューです。宮古牛のステーキのほか、沖縄アグー豚のグリルやシーフードメニューなどもあり、家族連れからカップルまで気軽に楽しめるレストランとして、地元の方にも人気です。レストランの営業時間は18:00~22:00、木曜日は定休日です。
宮古島のテーマパーク・うえのドイツ村の見どころ6:ショッピング
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うえのドイツ村の道路向かいには、「琉球の風アイランドマーケット」があり、こちらでは沖縄料理が食べられる屋台村や、エイサーや三線ライブのパフォーマンスが無料で見られます。琉球離島マーケットでは琉球ガラス・泡盛・お菓子・雪塩など、沖縄のお土産が販売されています。
琉球の風アイランドマーケットの営業時間
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屋台村/ランチ11:00~14:00、アフタヌーン14:00~17:00、ディナー17:00~22:00(ラストオーダー21:30)、BBQ18:00~22:00、ライブ20:15~、琉球離島マーケット9:00~22:00
宮古島・うえのドイツ村の料金
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うえのドイツ村の入場料は、入場する施設によって異なります。博愛記念館の入場料は、大人700円、小人400円です。キンダーハウスの入場料は、大人210円、小人100円です。博愛記念館とキンダーハウスの共通券は大人850円、小人400円です。博愛記念館で行われている中世衣裳体験は、大人700円(入館割500円)、小人500円(入館割300円)です。水中観光船シースカイ博愛号の乗船券は、大人2000円、小人1000円です。
宮古島・うえのドイツ村のアクセス情報
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うえのドイツ文化村までアクセスするには、宮古協栄バスの「新里宮国線」に乗ります。新里宮国線の終点「宮国」で下車し、徒歩約10分でドイツ村まで到着します。新里宮国線のバスは平日7往復、土日祝日・休校期間は5往復運行しています。なお、新里宮国線バスの行き先表示は「上野一周線」となっている場合もあるのでご注意ください。
宮古島・うえのドイツ村の詳細情報
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【住所】沖縄県宮古島市上野字宮国775-1【電話番号】0980-76-3771【営業時間】9:00~18:00(最終入館17時30分)、水中観光船シースカイ博愛号9時、10時、11時、13時、14時、15時、16時【定休日】火・木曜日(10月から3月)、水中観光船シースカイ博愛号は定休日なし
まとめ
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宮古島にある、うえのドイツ文化村の魅力をご紹介しました。ドイツ村がある周辺はシギラリゾートと呼ばれる観光地域になっており、沖縄グルメを提供するレストランや海沿いのホテル、ゴルフ場、温泉などが集中しています。ドイツ村観光の際は、シギラリゾートを中心に観光巡りするのもおすすめです。