フェリーが行きかう港は西表島に２つあり、大原港が東部の玄関口、上原港が西の玄関口となっています。 大原港と上原港を合わせると石垣島からのフェリーは１日で１０便以上があり旅のスケジュールによって選べるのが便利ですね。 西表島はかなり大きな島ですので、東部と西部のどちらに宿泊するかで動き方も変わってきます、ホテルの場所が決まったらフェリーの時間を決めてしまうと良いでしょう。 　 ●問い合わせ先：八重山観光フェリー　０９８０-８２-５０１０

西表島島内の移動には、路線バス、タクシー、レンタカー、レンタバイク（サイクル）などの選択肢があり、それぞれにメリットデメリットがあります。 おすすめなのはやはりレンタカーですが、下記にそれぞれの特徴と使いやすさをご紹介したいと思います。 　 ●路線バス 基本的には西表島の住民のための生活路線となっており、自家用車やバイクで生活している人が多いため本数自体は多くないのでそこが少し不便なところでしょう。 もちろん観光客にも対応しており、観光地の割引クーポンの付いた３日間のフリー乗車券はたったの１０００円！やはりリーズナブルなのが魅力です。 ●タクシー 島内には観光タクシーも多く走っており、やはり急ぐときには便利です。 小型タクシーの基本料金は３８０円、その後４１７メートルごとに課金されていきます。例として挙げるとフェリーの発着する大原港から由布水牛車乗り場まで２０００円程度、９人乗りのジャンボタクシーもあります。 西表島で流しのタクシーを捕まえるというのは現実的ではないので、タクシー会社に電話してオンコールするのが一般的です。 ●レンタカー やはり西表島を動くのに一番便利なのはレンタカーです。 レンタカー会社は複数あり、東部と西部、自分がステイするエリアの会社を選ぶと良いでしょう。また別途料金はかかりますが、フェリーターミナルなどへの乗り捨ても可能な会社もありますのでチェックしてみてくださいね。 宿泊施設への送迎を行っているレンタカー会社が多いのも西表島のレンタカー会社の特徴です。 ●レンタバイク（サイクル） 西表島は道路がかなり綺麗に整備されており、レンタバイクも快適です。風の気持ちよい季節には大自然の匂いを感じながら走るのは気持ちよさそうですね。 レンタサイクルの場合は、かなりの勾配があるエリアも多いので、近距離のサイクリングにとどめておくのが正解です。

西表島の東端にある、美原集落の対岸４００メートルのところに静かに浮かぶ周囲約２．５キロメートルという小さな島が由布島です。 西表島と由布島は遠浅の海で繋がっており、その４００メートルを水牛車に乗って渡るのがこの由布島観光のハイライトと言っても良いでしょう。 島の中にはブーゲンビリアなど南国の花々が咲き乱れる由布島亜熱帯植物楽園として整備されています。

西表島の観光の目玉と言えば、やはり大自然が満喫できる「マングローブ」ツアーです。中でも人気なのは、カヌーに乗ってマングローブが生い茂る密林の中を進むネーチャーツアー。 基本的なパドルさばきを学べば、静かなマングローブの林に漕ぎ出すことが可能なんです。 自分の周囲には、水と空とマングローブとジャングルだけ、という自然の一部に自分もなってしまったかのような錯覚に陥ることが出来るこのツアー、コースによって料金も異なり昼食込み、トレッキングもあるツアーがおすすめで１万円程度で参加可能です。

まさにジャングルの中の滝！といった表現がぴったりのピナイサーラの滝。高低差のある崖から流れ落ちる水量は多くその迫力もたっぷりです。 このピナイサーラへの滝へアクセスできるトレッキングツアーがネイチャリストの間で人気なんですよ。 ピナイサーラとは「ヒゲのような」という意味で、轟音を立てて落水する滝はまるで白い大きなジャングルのヒゲのようです。この落差が５４メートルもある滝の頂上や滝壺までトレッキングやカヌーでアクセスすれば、そのマイナスイオンで心身ともに言わされそうですね。 カヌーを使用しない完全トレッキングの所要時間は３時間から６時間となっており、途中マングローブ畑を通過したりジャングルを冒険気分で歩いたり、川を横切ったりとワクワクの連続です。 ツアーに申し込むこともできますし、慣れている方は個人でのトレッキングも可能ですが慣れないジャングル、単独行動は絶対に避け、コース以外の道には行かないようにすることが大切です。

西表島の美しい海を存分に満喫できるのがシュノーケリングです。 遠浅の海のところどころには漁礁となる根があり、そこには色とりどりの美しい魚たちがヒラヒラと舞い泳いでいるのはまるで竜宮城を除いているような気分になりそうですね。 そこまでスコーンと抜けた海水の透明度は沖縄県内でも有名です。色々な種類の魚を楽しみたいのであれば、ぜひツアー会社が企画するシュノーケリングツアーに参加しましょう。その時の潮流を見て数か所のベストなポイントまで連れて行ってくれますよ。

ネイチャーホテル パイヌマヤリゾートは、別名ジャングルホテルとも呼ばれ、その深い緑に包まれたロケーションが大きな魅力となっています。 敷地内に天然温泉の施設もあり、宿泊客は滞在中は無料で利用可能なのも嬉しいですね。 部屋のタイプはリーズナブルなクラスからデラックスまで色々とそろっており、シチュエーションによって選べるのが嬉しいですね。

●〒９０７-4１４３１ 沖縄県八重山郡竹富町高那２４３ ●電話番号：０９８０-８５-５７００

フェリーが行きかう上原港に近く、地元のファンがとても多いデンサー食堂。 こちらのソーキそばはサッパリした味わいなのにコクがあり癖になる美味しさだと評判なんです！またこちらのお店で売られている焼きソバは、中華そばではなくソーキそばの麺を炒めた沖縄スタイルのオリジナルです！ アットホームな温かい食堂で沖縄料理はいかがですか？

●〒９０７-１５４１ 沖縄県八重山郡竹富町上原５５８ ●電話番号：０９８０-８５-６４５３

上原港から車で１０分の所にある大人気レストランキッチンinaba。こちらのお店では毎晩２０時半から、三線の生ライブがあり、島唄や伝承を聞くことができるんです。 おすすめのお料理はイノシシ汁やエイの香草焼きなどオリジナルメニューです、ぜひお試しください！

●住所：〒９０７-１５４１ 沖縄県八重山郡竹富町上原７４２の６ ●電話番号：０９８０-８４-８１６４

石垣島からのアクセスの良い西表島。 沖縄本島に次ぐ大きさの面積を誇りますが、飛行場が無いためもあり手付かずの大自然や美しいサンゴ礁が残り、雄大な景色の中で素晴らしい経験が出来る南国の島となっています。 是非次の八重山旅行では西表島にも足を延ばしてみてくださいね！マングローブ体験やシュノーケリングなど、きっと素敵な思い出になることでしょう。